2012/11/15 - 2012/11/26
4901位(同エリア16397件中)
極楽人さん
およそ10日間の日程で、妻が希望するパリ、モンサンミッシェル、ブルージュ周辺を巡りました。老夫婦の二人旅なので、パリのホテルに通算5泊して重い荷物を預かってもらいました。
パリでは、妻は買い物と美術館。私は散策と撮影です。街じゅうが美術館だというのに屋内ばかりでは勿体ないと思いますが、そこは積み重ねた人生観の違い。おたがい邪魔をしないよう、それぞれの目的を果たすことで合意しました。ここでは、5泊の滞在中に撮りためた晩秋のパリを並べてみました。旅行記というより、風景のアルバムです。
全体の日程は、以下の通りです。
成田(前泊)〜パリ(2泊)〜モンサンミッシェル(1泊)〜パリ(1泊)〜ブルージュ(3泊)〜パリ(2泊)〜成田へ。モンサンミッシェルからはサン・マロへ、ブルージュからはゲントへ小旅行をしました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝9時。
妻がルーブルに入ったのを確認して、散策に出かけます。
人気の美術館も、さすがにこの時期は混んでいません。 -
ルーブルの南門から、セーヌ河畔へ。
どっちに行ってもよいのですが・・・
とりあえず写真の右側に進んで、ノートルダム寺院あたりまで行ってみます。 -
妻は今回が二度目のパリ。
私は学生時代から何度か来ていますが、詳しいわけではありません。
いつも同じような所をブラブラしているだけです。 -
それでも、昔はこんなものはなかったし、
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何度見ても、知らないままの建物もたくさんあります。
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河畔の店が、一軒だけ開きました。
これは昔から変わらない風景です。 -
パリは晩秋から初冬の風情たっぷり。
岸づたいの歩道は、木の葉のじゅうたんです。 -
やがて、シテ島が。
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晴れていれば写真も弾みますが、空はどんより。
これも冬ならではの風情ですか・・・ -
ポンヌフが見えてきました。
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映画『ポンヌフの恋人』の舞台。
ぐちゃぐちゃの純愛映画だったような記憶が。 -
また次の橋まで来て、この建物は何だか分かりませんが。
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右に折れると、ノートルダム寺院が出てきます。
正面広場は観光客でいっぱいなので、 -
一段低い河岸に下りて、先へ進みます。
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この角度が好きです。
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これは真後ろの公園。
ここで引き返して、妻と合流します。 -
次は、シャンゼリゼ界隈。
有名な観光スポットでは、学生風の若い女性(たち)が「アンケートを・・・」と記入ボードを持って近づいてきます。単独の場合はしつこく寄付をねだり、集団の場合には周りを囲んで強引にバッグを引っ張ったりします。「移民の連中だ」と言う人もいます。そうかもしれませが、二世・三世となると外見からでは見分けがつきません。困ったものです。
パリ好きの妻の心証は、連中のせいで大いに損なわれました。 -
通りの左右に立ち並ぶ有名ブティックの本店を横目で見ながら、
「先ずは凱旋門の上へ」と妻を誘導します。 -
エレベータでス〜ッと昇って、お一人さま9.5ユーロ也。
何故か階段は人気で、たくさん並んでいました。
眼下にシャンゼリゼが延びています。
モンマルトルよりも、エッフェル塔よりも、ここからのパリが一番きれいに見えます。 -
上半分が雲に隠れたエッフェル塔。
「建設中の東京タワー」の写真を思い出します。 -
道路はここを中心に八方へ伸び、
まるで星のように見えるから、『エトワール(星)』凱旋門。
大昔に、フランス人の同級生から教わりました。 -
ぐるっとひと回りして、
最後にもう一度シャンゼリゼを確認して降ります。 -
コンコルド広場寄りの通りの両側には、クリスマスマーケットが出始めています。
これは、仮設のスケート場です。 -
さてまた別の日。
やっぱり曇り空です。
妻がオルセー美術館を観ている間に、河岸をエッフェル塔まで歩きました。 -
左手に、軍事博物館。
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その先に現れた、堂々たるパリの通天閣。
大地に踏ん張った4本の足の付け根から、エレベータが次々と観光客を展望台へ運びます。 -
イエナ橋を渡って対岸へ。
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対岸のシャイヨウ宮から見てみると。
まるで防災訓練?? -
エッフェル塔の下には、こんな素敵な公園があります。
ミレーユダルクがコートの襟を立てて歩いていそうな・・・
ジョギングの一団が走り去った隙に、一枚。 -
枯葉の街
♪あの日からあてもなくさまようことが・・・ -
セーヌ川の1時間クルーズに参加しました。
ネット予約で8ユーロ。
食事も飲み物もないので、景色だけを堪能できます。
ポンヌフ橋のたもと、シテ島の端っこから発着します。 -
まずは、エッフェル塔方面に向けて出発。
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川面の風は冷たいですが、
乗客はみな我慢して華麗な街のたたずまいを見つめます。 -
いくつか橋をくぐり、エッフェル塔の先まで行って反転します。
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ガイド君(左端)は流暢な英語。
私の学生時代は、フランス人は断固フランス語しか話さず、そこがこの国の“旅のしにくさ”でもありました。
今は道を尋ねるときも、英語を話す人が増えて便利です。 -
遊覧船はノートルダム寺院の先で再び反転して、
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ちょうど1時間で出発点に戻ります。
歩くだけでは見られないアングルは新鮮でした。 -
最後は、モンマルトル〜オペラ地区。
滞在したホテルもこの地区(9区)にあり、
北駅、オペラ座、ルーブルなど何処へ行くにも徒歩圏という便利さでした。
この日は久々に晴れました。 -
言わずと知れた、サクレクール寺院。
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サクレクール寺院の裏側。
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細い路地を抜けると・・・
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小さなテルトル広場には
今日も、売れない絵を描く人たちがいて・・・
軽快で、どこか侘しいアコーディオンが聞こえてくるようです。 -
周囲の店では、こんなものもたくさん売っています。
なぜ、わざわざルーブルまで見に行くのか??? -
そしてお馴染みの階段。
ケーブルカーが出来て、便利ですが味はなくなりましたね。 -
最後はオペラ座。
遠くのエッフェル塔がライトアップを始めています。
撮影場所はギャラリーラファイエット(デパート)の屋上、
妻は下階で最後の買い物に奮闘しています。 -
不況の折、デパートも早めのクリスマスセール。
ここでしか買えない品が、すべてお値打ちお買い得!
土曜日の夕方、内部はものすごい混雑です。
輝きにのせられて、妻は思いっきりお世話になりました。
おわり
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この旅行記へのコメント (1)
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- 一歩人さん 2012/12/08 10:38:07
- ふ、ふ、パリいいですよね
- 極楽人さんへ
ふ、ふ、何度見てもパリは素敵ですよね。
私は、学生時代なので、もう、40年立つでしょうか。
ふ、ふ、ご夫婦の人生訓がなかなかでした。
パリの風景より、含蓄があって。
ふ、ふ、ノートルダム寺院は忘れられません。
豹皮のコートを着た男性の日本人ガイドさんでしたが、
石柱は羊の皮を濡らしてつけていったとか。
パリのカルチャーショックより、
フランスで暮らす日本人の方がもっとすごい印象でした。
部下が、フランスと提携して仕事で、長期間滞在していて、
帰国後、フランス人とも食事をしましたが、
とっても、素敵な外国人で共感を覚えました。
私は、能や歌舞伎ファンなので、写真入りの書籍(英語版)を
送って、話に花が咲いたことがとても懐かしいです。
なんて、思い出話でした。
ありがとうございました。
失礼しま〜す♪
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