![2012年11月11日〜27日までバングラデシュを旅してきました。(往復時に中国・昆明にてMU便トランジットに一泊ずつ必要なため、バングラ滞在は実質14泊15日。)<br /><br />2年前まで地球の歩き方も出ていなかったという国。<br />ツーリズムがまだ未発達ということだったが、バックパッカーには不便を感じることはなかった。<br />思い出すと、とにかくすごい砂埃と喧騒、人やリキシャで混沌とした街角。一方で幹線沿いで見られた緑豊かな 一コブ牛のうろつく農村、手に鎌を持った人海戦術での稲刈り、サトウキビ畑。<br />外国人ということで異常な程に注目されるが、どこに行っても人懐こい笑顔で迎えてくれた。<br />何十年か前のインドはこんな感じだったらしい。<br />14日はヒンズー教のディワリ祭(新年の祭り)、24日はイスラム教シーア派のアシュラー追悼祭にも出会うことができ、この国の多様な一面をチラリとだけであるが覗くことができた。<br /><br />路肩で出すあのミルクたっぷり一杯5タカの濃厚なチャイの味が忘れられない。<br />また是非行きたい国です。<br /><br />今回のルート:<br />首都ダッカ→蒸気船ロケットスチーマーにてモロルゴンジ→クルナ→ハゲルハット→クシュティア→ランジャヒ→プティア→ダッカ<br /><br />1中国元≒13円<br />1バングラデシュ・タカ≒1円](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/73/05/650x_10730575.jpg?updated_at=1602490320)
2012/11/11 - 2012/11/12
48位(同エリア342件中)
captainfutureさん
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2012年11月11日〜27日までバングラデシュを旅してきました。(往復時に中国・昆明にてMU便トランジットに一泊ずつ必要なため、バングラ滞在は実質14泊15日。)
2年前まで地球の歩き方も出ていなかったという国。
ツーリズムがまだ未発達ということだったが、バックパッカーには不便を感じることはなかった。
思い出すと、とにかくすごい砂埃と喧騒、人やリキシャで混沌とした街角。一方で幹線沿いで見られた緑豊かな 一コブ牛のうろつく農村、手に鎌を持った人海戦術での稲刈り、サトウキビ畑。
外国人ということで異常な程に注目されるが、どこに行っても人懐こい笑顔で迎えてくれた。
何十年か前のインドはこんな感じだったらしい。
14日はヒンズー教のディワリ祭(新年の祭り)、24日はイスラム教シーア派のアシュラー追悼祭にも出会うことができ、この国の多様な一面をチラリとだけであるが覗くことができた。
路肩で出すあのミルクたっぷり一杯5タカの濃厚なチャイの味が忘れられない。
また是非行きたい国です。
今回のルート:
首都ダッカ→蒸気船ロケットスチーマーにてモロルゴンジ→クルナ→ハゲルハット→クシュティア→ランジャヒ→プティア→ダッカ
1中国元≒13円
1バングラデシュ・タカ≒1円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回のルート:
11/11 成田・上海・昆明→ /12 首都ダッカ→ /16 蒸気船ロケットスチーマーにてモロルゴンジ→ /16 クルナ(/17 ハゲルハット)→ /18 クシュティア→ /20 ラジシャヒ(/21 プティア)→ /23 ダッカ→ /27 昆明・上海・成田 -
11月11日(日)中国東方航空MU0522便 成田16:55 → 上海19:05。
(タイリクトラベルで8月下旬に諸税込¥44,150にて購入)
ビザは目黒区の大使館にて取得。日本人だけは無料。日頃のODAへの感謝らしい。
余談だが、JR目黒駅から大使館へ向かう大通り左側に、かの有名な目黒寄生虫館(入場無料)を偶然発見!
南アジアでは未だに深刻な寄生虫被害で苦しんでいる人々が大勢いることを知る。
また20年前に日本人から見つかった8.8m(!!!)ものサナダムシは一見の価値アリ。正しく処理しなかった生魚に卵が付着していたらしい。ギョウ虫と違い、回虫は自覚症状なしとのこと。
これから行くバングラでは、疑わしいものは食べまいとここで誓った。
今まであちこちの海外の安食堂で食べてきた自分は、帰国後は本気で虫下しを飲んでみようかと思案する。
バングラに行く人はビザ取得時に是非立ち寄ってみるべし!です。
写真は16:40。A321型で左右3列ずつの小型便。 -
今回は東京駅八重洲口から初めて京成バスのシャトルバス(ネット予約、\900)に乗る。スカイツリー横目にちょうど1時間。なんとバス停下りて目の前がMUカウンターだった。電車よりちょっと安いし、ゆっくり寝て行けるのでお勧め。
MUカウンターでは、高そうな炊飯器や電気製品、土産菓子を山積みしたカートを引く中国人に混じりチェックイン。
今回は上海、昆明経由だが、預け荷物はいったん昆明にて受け取りとのこと。
17:20、離陸。
18:10、珍しくアルコールを飲んでみる。青島ビール。 -
18:40、夕食。ビーフを選んだらすき焼き。白たきも入っていて美味しい。JAL共同運航だと、同じエコノミーでも副食もひと手間掛けていていい感じ。
中国の航空会社だけの運航のそれとは見た目から違う。
お代わりのフィッシュはもう切れていた。
最後の日本食と思い、再度ビーフを美味しく頂く。
隣席の日本語堪能な20代ベトナム人男性2人は、日本人上司に連れられて長野県からの商談の帰り。これから中国・合肥市の工場で3週間働いて帰国するとのこと。ベトナム旅行時は旅行者相手の悪い輩に騙されないよう注意すること等アドバイスをもらう。別れ際は「ベトナムへどうぞお出で下さい」と挨拶される。 -
19:20、上海空港に到着。
-
MU0748便 上海21:00 → 昆明00:40。
写真は昆明行きカウンター。掲示板を見ると、この便はJALだけでなく、QF(カンタス)、DL(デルタ)とも共同運航らしい。
この待合室は、人民の食べるあの中国カップラーメン独特の香辛料というか調味料の匂いでいっぱい。この匂いがすると中国に来たなあと実感する。2年ぶり。この空港はあちこちに無料給水器があって、人民はカップラーメンを作ったり、マイ水筒に詰めている。ビシッとスーツを決めたリーマンもカバンから取り出して詰めていた。 -
20:50、B737-700型に乗り込む。
どうやら関空に寄港した便のようだ。 -
もうこんな時間なので機内食なし。
ペットボトル水が支給された。 -
2012年6月に完成したばかりのピカピカの昆明空港到着。
スゴイのを作ったなあという感じ。
荷物受け取り場では、LAOX等の電気店、成田や関空の免税店の紙袋を沢山カートに積んだ中国人団体客が集まっている。こんな昆明からも日本への旅行客が多いことに驚く。 -
もう深夜1時。とりあえず空港内ATMで中国元をキャッシング。
以前4トラ・ツッチーさんに教えて頂いた中国ATMでのそれの方法を手元にやってみようとすると、なんと進化していて日本語での操作案内可能になっていた。
ただ「エンターキーを押して」の案内は、実際は「confirm」キーのことだったりと、多少戸惑うところはあったが概ね難なく完了。
こんな時間でも沢山の人が行き交っている。翌日まで営業のKFCやレストランもあるので、翌昼0:55ダッカ行きまでここで時間を過ごそうかと考えるが、後でコタエルのでこれまた4トラ・ツッチーさんクチコミの昆湖飯店で一泊することに。 -
4トラ・熱帯魚さんクチコミの空港バス最新情報には大いに助かった。深夜2時まで空港2号線B線が終点の錦江酒店まで運行しているとのこと。グーグル地図で、終点下車で徒歩数分でツッチーさんお勧めの昆湖飯店まで行けることを確認。
チケット売り場で乗り場を聞くと、周りのお客も集まりだしてなんやかんやといろいろと親切に教えてくれる。その内の一人チャオさんが昆湖飯店近くの自宅まで帰るので、一緒に行ってくれることに。20代男性で昆明育ち。良く北京へ出張に行き、今回はその帰りとのこと。
25元(325円)。40分で終点到着。掲示板には外気温16度。意外と寒くない。ダウンジャケット持ってこなくて良かった。
写真は車内にて02:33. -
そこから北へ徒歩5分で昆湖飯店到着。
こんな時間でも大通りを歩いている分には街灯が明るく、時折人が歩いていて、一人でも身の危険は感じない感じ。
目の前の北京路と環城南路の交差点は地下鉄工事中。完成後は空港から直接ここに乗り入れられるのかも。
写真は翌朝撮影。 -
深夜にここまで案内してくれたチャオさんに感謝して別れる。どことなく漢民族とは違った風貌。この土地の少数民族かな。何族だか聞いておけば良かった。
深夜にも関わらず、受付も笑顔で迎えてくれる。英語不可。ツインをシングルユーズ。トイレ・シャワー共同。120→80→60元(780円)。612号室。電気マット付きベッド。冬はきっと寒くなるんだろうな。鍵はカードロック式。簡素だが清潔なベッドで満足。
もう3時過ぎ。寝ることに。
ここに泊れば隣接する天然温泉が無料になるらしいとどこかのサイトに。エレベーター内に効能書き等それらしき案内があったが、受付に確認し損なった。 -
8時起床。4時間位寝た。蚊もおらず快眠。
窓開けるとあちこちに建設中ビルが見え、建設現場の土音がする。4トラ・がおちんさんによると、つい20年前までは少数民族の集まる風情ある街並みだったらしいが、この街もどんどん変わってきているよう。
2階建てバスも良く走っている。
9:30頃チェックアウト。受付に荷物預ける。皆すごい笑顔で応対してくれる。 -
12:55ダッカ行きに間に合うよう、11時頃まで近くの東当塔(13層ある829年創建の仏塔)、西当塔に行ってみることに。
北京路から昆湖飯店すぐ脇の小道を進んでみる。
生活の匂いが感じられていい感じ。 -
床屋さん
-
左上にはメッカのカアバ神殿の写真が。
このお店はムスリムで回族らしい。
まだ早いため準備中 -
昆明名物米線の店。
散策時間1時間半しかないため、どうしようか迷うもパス。 -
ここでもドラえもん。
後のバングラでも人気。 -
雲南省最南端タイ族民族自治州「シーサンパンナ」か・・・。
どんな料理を出すんだろう。
ここも総出で仕込中。 -
付き当たりの店。
-
今絞めたばかりの鶏の解体を始めたようだ。
何回も撮り直していたら、そんなに撮るならここで座って見ていけと、店頭右の椅子を勧めてくれた。 -
その右の更に細い道を進んでみる。
-
-
大通りに出ると路肩では中国将棋
-
地図によると、このアパート群を通っていくと近道のようだ。
なにやら青空市が開かれているよう。 -
奥はカボチャのようなメロンのような。
-
自分ちで採れたものだろうか。
白菜一斤(600g)1.5元(20円)。
車にはイスラム文字のステッカー。この人達もムスリムで回族か。
「アッサラームアレイコム」と挨拶してみると「ワレイコムサラーム」と返ってきた。 -
少し進むとアパート1階に市場が。
これまでのは市場に入りきれなかった売り場だったらしい。 -
-
「清真」(ムスリム)用に処理した生鮮品売り場らしい。
-
市場を出ると、以前写真で見たことのある少数民族の帽子を被った女性が。
何族だったかなあ。 -
お願いしてもう1枚。
今はもう帽子だけで、衣装までは正装して歩かないのかなあ。 -
この川を渡れば、もうすぐ。
-
ヘラを使ってお掃除。
-
大通りを渡る。
-
やっと西当塔に。
もう10:50。
近道したつもりが、市第一人民医院の前を通る北に遠回りをしてしまったらしい。 -
それに対峙している東当塔。
そのうち高層ビル群に埋もれてしまいそうだ。
いろいろ道を聞いたが、皆親切に道を教えてくれた。 -
もう11時近く、やむなくタクシーで昆湖飯店へ(10元)。
街散策をするとあっという間に時間が経ってしまう。 -
祝第18回全国人民大会開催の垂れ幕。
この時期はネット規制をしているとの報道通り、ホテル1階無料PCでは日本へのネットが繋がらなかった。jpがつくアドレス全てダメらしい。 -
ホテルで荷物受け取り、急いで錦華酒店前の空港行きバス乗り場へ。
11:20。次のバスは11:40発とのこと。 -
受付嬢も親切に対応してくれ、この時間は昨晩と違って少し渋滞があるため1時間位かかるだろうとのこと。
ギリギリ間に合うかもしれないが、やむを得ず、近くのタクシーで100→90→80元(1,040円。もっと下がると思う。)で行ってもらうことに。
そのやり取りを見ていた受付嬢が手早くバス券の払い戻しをしてくれた。 -
12時空港着。
機内預け荷物がX線で引っ掛かったらしく、別室に呼ばれ、カバンを開示。
蚊除けスプレーと電池を見せるよう言われる。
復路でも虫除けスプレーのため、カバン開示となった。 -
なんだかんだとダッカ行きゲートには5分前の12:50着。
タクシーにして正解だった。
ゲートには中国パスポートを持ったイスラム帽、パンジャビを着た男性と、目だけ出して全身すっぽり黒い布で覆った女性(後のバングラでもめったに見ない程厳格)のカップルが10組程待っている。
ウイグル族でも、漢族に似た回族でもなさそう。額に大きく祈りダコも出来ている。何族だろう。
「アッサラームアレイコム」と挨拶してみると、笑顔で「ワレイコムサラーム」と丁寧に返してくれた。 -
MU2035昆明12:55 → ダッカ13:10。
また同じ小型便でB737-700型。
バングラ人、中国人半数ずつ位。
隣席は韓国、前席は日本から商用のよう。 -
14:20、機内食。
チキン&ライスかチキンヌードルか。
まずは前者。
チキンはトマト煮。
左端の小皿は、軟らかく食べやすくしたワカメの茎をスライスしたもの(メカブともちょっと違う)。 -
お代わりのチキンヌードル。
-
バングラ時間14:10着。
初のバングラ光景♪
機内より。 -
タラップを降りて、ベンガル語で書かれたバスへ。
お〜、今までとは違う文字に気分が高揚してきた♪
昆明より少し暑い位で思った程ではない感じ。 -
建物に入って最初の看板。
エアコンが効いている。 -
ここで荷物を受け取る。
蚊が多いとあったが、何匹かまとわり付いてくる。
空港職員もちょっと迷った感じだと直ぐに声を掛けてくれる。
さすがに外人には慣れているはずなのに、ハローとかハワユ〜とかすれ違いざまに声を掛けてくれる。 -
離れたターンでは真っ白なイスラム装束の人々でごった返している。
サウジからのメッカ巡礼の帰りのようだ。
飛行機に乗るのに、サンダル履きで随分とダラ〜ンとした白装束だなあと思っていたが、後で調べてみると、この簡素な格好が巡礼用の正式なもの(イフラーム)らしい。 -
空港内にはATM付属の銀行が3行。
いずれもビザ、マスターカード利用可の表示はあったが、他の2行は自行発行カードでないと利用不可のようで、このダッチ・バングラ銀行のATMでのみ日本から持参したカードでキャッシング可能だった。(他の2行はたまたま使えなかっただけかもしれない。)
以後はダッカ市内あちこちにあるこの銀行ATMを利用。
レシートもちゃんと出た。
帰国の両替時、レシートがないと不可と聞いていたが、レシート有無は問われなかった。 -
入国審査もあっという間に終わり、空港を出たところ。15:40。
ここでは柵越しに外人を見るために見物人が大勢とあったが、今日はそうでもないようだ。
やっぱり長袖では暑い。入口に戻って、ここで半袖に着替える。
目が合うとニコッとしてくれる人が多い。 -
空港近くのエアポート駅からダッカ中央駅まで鉄道で行ってみようと、てくてく駅まで歩いてみる。
30分〜1時間おきに列車があるらしい。
暑くはないが日差しが強い。 -
ベンガル人モデルの看板見て、いよいよ来たなあと実感。
-
10分程で空港前の大通りに。
-
近々選挙かな。
ポスターの女性は現首相シェイク・ハシナ(行政の長)。
白黒写真の男性は彼女の父で1971年バングラ建国の父と呼ばれるボンゴボンドゥ。
これから滞在中、この彼女の選挙ポスターを何度も見ることになる。 -
警官の手信号の指示を待って通りを渡る。
この辺りは人も多く賑やか。 -
すると乗客の乗り降りにバスが停まったかと思うと、数人が窓枠に足を掛け上手に天井に登り、下から大きな銀色の容器を受け取る。
-
あっという間の出来事。
カメラを構えると手を振って応えてくれる。
早速バングラ名物「屋根に人を乗せたバス」を見ることができ、来たなあ〜と更に実感。
同じようなバスは後からどんどん来た。 -
通りを渡ると直ぐに踏切。
-
その先にエアポート駅が。
そのまま線路を伝って砂利道を行く。
その後踏切内で商売をしていた人は汽笛が聞こえると、慣れた感じで別のところに移動し始めた。 -
人々は線路に腰掛けてのんびり。
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16:15。正面玄関。
-
入って右は長蛇の列。
英語表示は一切なし。 -
ダッカ中央駅行き切符は、この入って左の窓口で買えると教えてくれる。
なぜかファインダーに入ってくる少年。 -
窓口は英語通じて40タカ(40円)。インフォメーションも兼ねているらしい。
-
しばらくすると反対方面への列車が入ってきた。
-
たちまちすごい混雑に。
-
反対側に回ってみる。
ここにも屋根に乗っている人が〜!
走行中もなんのその、屋根を自由に歩き回り、連結部分もポンとまたいでいる。 -
ダッカ中央駅行き方面プラットフォームで、英語を話すライハンさん(左)、フォーハットさん(一人置いてその右)と立ち話をしながら、到着を待つ。(この国では無関係でも堂々と写真に入ってくる。)
その間、私たちの回りには10人位の見物人がいつの間にか集まっていた。 -
16:40、駅到着後30分弱で列車到着。
乗り込む前にカメラはカバンに仕舞い、荷物に気を付けるよう言われる。
やはりこの国ではカメラは目立つようだ。
ひどく混雑していたが、二人が上手く中に誘導してくれた。 -
あいにく満席。
ここは窓が下についているので、立っていると外の景色が見えず残念。
デッキに行ってみようにも後ろにも人がつかえている。 -
しばらくすると5席位先の人が、手を挙げてこちらに大声で話しかけている。
どうやら私の姿を見て、ここに座れと自分の席をわざわざ譲ってくれようとしているようだ。
二人と話していたので、丁寧に辞退。
二人は私の荷物を回りからしっかりとガードしてくれているようで感謝(私は特に車内に危険は感じなかったのだが。)。 -
斜め後ろの座っていた乗客が、隣席の乗客に通路に立ってもらい、二人分の席に正座をして窓側に向かってイスラムの礼拝を始めた。
こういった譲り合いは日常的なようだ。
二人によると列車は無賃乗車が多いらしい。ライハンさんは、もし見つかったら大きなトラブルになるよと、財布から顔写真入りの定期券を見せてくれた。来年ニュージーランドに留学するらしい。
この辺からスラムだよ、としゃがんで窓外を指して教えてくれる。
滞在中、一度行ってみる予定だったが、結局行けず。
写真も列車が速すぎて撮れなかった。 -
17:15、30分程でダッカ中央駅(コムラプール駅)到着。
始めは混雑していたが、す〜と直ぐに人が引ける。 -
プラットフォームの様子
-
同上
-
ここを通って外へ。
私はされなかったが、二人はここで切符をチェックされていた。 -
切符売り場
-
17:30、ダッカ中央駅(コムラプール駅)外観
外はだいぶ暗くなってきた。 -
フォーハットさんとはここでお別れ。
ライハンさんが自宅近くにあるからと、事前にネット予約しておいたWhite House Hotelへ一緒にリキシャに乗って行ってくれることに。
学生時代に行ったインド以来、久しぶりのリキシャ。
途中、コロニーバザールという沿道に生鮮品が立ち並ぶ賑やかな通りを通る。彼によると、ダッカの生鮮品は鮮度を保つため、ホルマリンを使うところがあるらしく、彼の家では父の知り合いの田舎から生鮮品を仕入れているとのことだ。
彼の携帯には父からの、お客が来ているから早く帰宅するようにとの催促の電話が何度も掛ってきていた。気にしないでと言ってくれる。 -
17:50、15分程で到着。
彼が持ってくれているのは私のバックパック。
感謝して握手して別れる。
リキシャ代はどうしても受け取ってくれなかった。 -
地球の歩き方にもあるホワイトハウス・ホテル(翌日撮影)。
写っているのは、毎回外出の度リキシャやCNGと運賃交渉してくれたり、帰宿する度にいくらリキシャに払ったか聞き、運賃ぼられていないか確認してくれた警備員さん。毎回お世話になった。
撮るととすごく喜ばれ、その後毎回、この写真を見せてくれと言われた。 -
事前にメールでやり取りしておいたエコノミーシングルの部屋に。
1,686タカを10%割引で1,517タカ(1,517円)。
受付も皆感じのいい人。
すれ違う従業員も皆、サーを付けて挨拶してきて礼儀正しい。
しかしながら2012年4月には、差額をポケットに入れていた受付係がいたようで、チェックアウト時にはレシートを確認する。
無職旅さんの「旅人のバングラデシュHP」より
http://bangladesh.musyokutabi.net/archives/6 -
24時間お湯シャワー、朝食・朝刊付き、初日のみウェルカム2Lペットボトル水。ただしこのクラスはエアコンなし。
もうバングラも暑くはなくエアコン不要と思ったが、ないと少し暑い。
天井扇を回せば十分涼しいのだが、回すと風の勢いが強すぎる。部屋中の空気がスゴイ勢いで回りだして、床の埃やチリまで全て宙に舞い始めたので使用を止める。
翌日、エアコン有のセミ・デラックス・シングル2,388タカを7泊するので25%引きしてもらい1,791タカ(1,791円)にしてもらう。
エアコン有る以外は設備は同じ。 -
フロントで、街からの帰り、リキシャにこのホテルの場所をどう伝えればいいか聞くと、「シャンリノゴル、ラジャルバッグ、ポリスライン・ゲイトワン、ホワイトハウスホテル」とのこと。
リキシャマンは読み書きできない人も多いので、近くの人に伝えてもらうようにと言われた。
もらった名刺のホテル住所に併記し、これはその後大いに役立った。 -
-
アメニティーグッズ。
真ん中が朝食券。 -
夕飯はホテルのレストランでもいいが、せっかくなので周辺を散策しながら探してみる。
ホテルを右に行った3件程隣のビル2階にmeenaバザールというスーパーが。 -
非常に清潔で品揃い良く、従業員の教育もしっかりしている感じ。
警備員が入口でチェックしていて、荷物は預かる。床も照明もピカピカ。客層も地下の駐車場に停めて買い物に来ている感じ。
売り場ごとに担当者がいて、丁寧な口調で対応してくれる。日本から来たのかと、担当者が皆握手しに来る。残念ながら撮影不可なので入口のみ。
他の街でも見かける。全国展開しているらしい。 -
この国は少し歩くと直ぐに薬局がある。
ここで野菜不足補うため、ビタミンC購入。
10錠入り1シート15タカ。7シート購入。バングラ製。
後日、クシュティアで会った日本で医学を学び、WHOの会議で来ていた医師に、このメーカーのこのビタミンCについて聞いてみると、悪くないよとのことだった。
帰国日に2箱(40シート)まとめ買い。 -
meenaスーパーで買った、「Real Taste of Borhani,MOGHAL SHAHI BORHANI」という少し塩っぱい野菜ジュース 45タカ、水500ml 14タカ、それと薬局で買ったビタミンC10錠1シート 15タカ。
左端はmeenaスーパー入れてもらったエコなジュード(黄麻)製?袋。この国ではポリ袋は、以前側溝が詰まって以来、禁止になっているそう。とても手作り感があっていい感じのエコ袋だった。 -
食堂をようやく見つけた。
ここに来るまで屋台が数件あり賑わっていたが、しばらく見ていると揚げ物以外はちょっと不安に感じたので手が出せなかった。 -
英語メニューなし。
少し英語がわかる人だった。
後日もう一回訪れる。 -
先客のものをざ〜と見て回ったが、カレーとナンの組み合わせが多かったので、とりあえず覚えたてのバングラメニュー「チキン・ビリヤーニ」 90タカを頼む。
お米の下に鶏肉が隠れている。
カレーも付いて来た。掛けて食べるようだ。
スプーンもお皿も大丈夫かなあと少し心配しながらも思い切って食べる。 -
食後は、他のお客も良く食べていたプリン30タカを頼む。
従業員も親切。 -
帰りに厨房を見せてもらう。
幸いこのあとお腹を壊すことも無く、またこの後の旅行中も運が良かったのか一度もお腹を壊すことは無かった。 -
お会計。
この国では会計の際、勘定書きがこの口に含む清涼剤のようなものと一緒に出てくる。ハーブのような感じ。 -
帰り道、一本の蝋燭を挟んでおじいさんが雑貨店で語り合っていた。
蝋燭の光はいいですね、と声を掛けると喜んでくれたのか握手。バングラは夜は暗く、状態の悪い歩道が多いので足元に気を付けてと言ってくれた。 -
バングラのお札。
最高額は500タカ。 -
今回の旅行で参考になったガイドブック
21:20 帰宿。
明日はヒンズー教のディワリ祭(新年の祭り)を兼ねて、旧市街巡りへ。
今日の万歩計 12,000歩
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この旅行記へのコメント (10)
-
- Medinaさん 2013/04/14 16:40:13
- ダッカ入国は昆明からですか!
- captainfuture様
こんにちはMedinaでございます。
今日、日曜日は家におり旅行記のコメントさせて貰っております。
旅行記拝読して、またまた驚きました。ダッカ入国を昆明経由でしたのですね。
日本からだと乗り継ぎが問題ですが、中国経由が無難なのかもしれませんが、
日程を見て驚きました。
14泊15日!!!1(@_@;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)
今の私にはとても休めない日程です。たぶん10日以上休んで旅に出たら、帰国後会社に出社したら自分の席がなくなっているでしょう! (;_;)
羨ましい限りです。
今回のルート拝見して
11/11 成田・上海・昆明→ /12 首都ダッカ→ /16 蒸気船ロケットスチーマーにてモロルゴンジ→ /16 クルナ(/17 ハゲルハット)→ /18 クシュティア→ /20 ラジシャヒ(/21 プティア)→ /23 ダッカ→ /27 昆明・上海・成田
少し慌しい日程ですが、非常に内容の濃い旅ですね。
ただ私は中国東方航空が大嫌いなのです。このキャリア2回搭乗してCAのサービスの悪さが目に付いてショックを受けました。
個人的にお勧めは大新華航空、中国南方航空、海南航空が非常にサービスが良くて愛想が良かったです。
それからダッカ中央駅でのことで、中々アラビア語が話せないと切符を買うのが難しいですね。
コメントで
16:40、駅到着後30分弱で列車到着。
乗り込む前にカメラはカバンに仕舞い、荷物に気を付けるよう言われる。
やはりこの国ではカメラは目立つようだ。
海外にて発展途上国での撮影は要注意です。私も何度も経験がありますが撮影できる場所が限られ、無視すると逮捕されるからです。
(スパイと間違われます。中国本土は空港関係は撮影禁止です。)
それとカメラはなるべくはしまっておかないとスルられます。中国のウルムチの繁華街で私はコンパクトデジカメをスラれました。
1眼レフを別に持っていたので何とかなりましたが。。。
海外は要注意ですね。
バングラディッシュのダッカの人たちはわりとフレンドリーな感じがしました。
以上です。
Medina
- captainfutureさん からの返信 2013/04/14 19:11:16
- RE: ダッカ入国は昆明からですか!
- Medina様、こんばんは!
そうなんです、今回は昆明経由でした。
思わぬおまけをもらったようで、当初考えていなかった昆明観光も少しできました。
中国東方航空、激安だったので、僕の場合は背に腹はかえらられませんでした(笑)。
言葉が通じない時は多々あったのですが、そういう時は不思議なことにいつもどこからか英語を話せる人が出て来て、いつも誰かに助けられていました。
ほんとに、カメラは要注意ですね。気をつけます!
ダッカも大都会なのですが、とてもフレンドリーですよ。
-
- 鯨の味噌汁さん 2012/12/12 10:31:44
- ゆっくり楽しませていただきます!
- captainfutureさん
お久しぶりです。
15日間のバングラディッシュ旅行!
なんてうらやましい〜。
バスも列車もボロボロだし。おまけにお約束で上に人が乗ってるし。
どこに行っても人だらけだし。
でもみんないい表情ですね。
写真を撮る人の暖かさがいつも伝わってきますよ。
実は、黒川あづさという漫画家の「バングラディッシュで玉の輿」という作品を愛読してました。(⇒国際結婚した女性のエッセイマンガです)
その中にバングラの実家を訪ねる部分もあり、これがやたら面白いんです。
で、ワシにとって「いつか行きたい国」のひとつになりましたの。
予行演習のつもりで、ゆっくり楽しませていただきます。
- captainfutureさん からの返信 2012/12/12 22:37:15
- RE: ゆっくり楽しませていただきます!
- 鯨さん
こちらこそ、お久しぶりです〜!
「バングラデシュで玉の輿」、以前電車のつり革広告に出ていてタイトルだけ知っていましたが、先程アマゾンで見てみると、少しだけ中身が読めるではないですか。
クリリンとのやり取りが面白い!僕も行く前にこれ読んでいたら、もっと楽しめたかもと思ってしまいました。
それで、試しに近くの図書館にないか蔵書検索してみたら、なんと3刊ともありました。
今週、早速借りに行ってみます。
バングラ、いいですよ〜。
まだまだ日本人にはなじみがなくて、穴場的なところです。
日本人は街中で全く見かけませんでしたが、流暢な日本語を操る人とはしょっちゅう出会っていました。
クリリンさんみたいな人が結構いるみたいでしたよ。
ちょっと前までは穴場とされていたラオスやビルマはもう観光客でいっぱいらしいですが、そのうちバングラもそうなってしまうのでは・・・とニラんでおります。
まだすれていないうちに、是非どうぞ〜!
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- シノカさん 2012/12/04 22:25:39
- こんばんは。
- ついにバングラデシュ始まりましたね。
続きも楽しみにしています。
ロケットスチーマー、私も乗ってみた
いけど、私が行く頃にはもうないかも…。
- captainfutureさん からの返信 2012/12/05 19:11:59
- RE: こんばんは。
- ロケットスチーマーも良かったですよ〜!
まさに風前の灯状態らしいので、お早めに。
いつ無くなってもおかしくない状態らしいです。
写真が多くてちょっと時間掛かりますが、続編、もうしばらくお待ちください♪
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- Halonさん 2012/12/04 10:36:41
- 同時期にバングラでしたか
- captainfutureさん
日頃は当方の旅行記へお越しくださりありがとうございます。
僕も今回、同時期にMU便でインドへ行ってきたので、飛行機の乗り換えなど比較しながら楽しく読ませていただいてます。
いつもながら地元の方との親密度はすばらしいですね。
チキン・ビリヤーニは2回ほど食べたかな。肉の少ない環境では、あれはすごくご馳走でした。ご飯も炊き込みご飯みたいで割りとお腹に優しいし。
デザートのプリン、お味はどうでしたか。インド人もスイーツをよくデザートに食べていますが、まだプリンには出会ったことがありません。
お腹を壊さなかったのは何よりですね。僕は旅の後半がぼろぼろでしたので。
では、つづきも楽しみにしております。
Halon
- captainfutureさん からの返信 2012/12/05 15:52:06
- RE: 同時期にバングラでしたか
- Halonさん、
こちらこそ、毎回Halonさんの詳細で綿密な旅行記、楽しませて頂いています。
Halonさんの方がずっと地元の人と楽しく触れ合いながら旅をされているようにお見受けします。
同時期にMU便でお隣のインド、しかもすぐ近くのカルカッタに行かれていたとは!
すごい奇遇ですね。
チキンビリヤーニ、あちらでも食べましたか。
そうそう、炊き込みご飯みたいなんですよね。
バングラでは、チキンよりも魚が高くて驚きました。
プリンは人気みたいで、たいていの食堂にありました。そこの手作りみたいです。
あっさりとした味で、そんなに甘くはなかったです。美味しかったですよ。
お腹大丈夫だったでしょうか。
体調壊すと、特に旅先では本当に辛いですよね。
せっかく計画していたことも果たせないし・・・。
こちらこそHalonさんカルカッタ編から、また楽しく読ませて頂きます。
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- ももであさん 2012/12/02 16:46:39
- 楽しみです。
- captainfutureさん
この秋はバングラデシュでしたか。
世界断トツの一位でカレーを食べてる、バングラデシュ
パット目だけでも、カレーが美味しそう♪
はたまた世界トップクラスの下痢発症地帯
相変わらずの地元密着型旅に何が待ち受けているのか?
今から楽しみです。
ももであ
- captainfutureさん からの返信 2012/12/05 15:15:44
- RE: 楽しみです。
- ももであさん、
ご無沙汰しています!
世界断トツでカレーを食べている国だったんですね〜!
そういわれてみれば、確かに食堂で何頼んでも、どこかにカレー粉を使っている感じがしました。
バングラ料理、美味しかったですよ。
もっと屋台などにもいろいろチェレンジしてみたかったのですが、やっぱり衛生観念が違っているようで余り冒険はできませんでした。
今回は運が良かったのか、一度もお腹を壊しませんでしたよ。
まだ続編続きますので、お時間があればどうぞ♪
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