ベトナム　その４　　フエ　ミーソン遺跡

2008/12/16 - 2008/12/21

ミーソン遺跡を訪ねました。

美山と書いてミーソン。

２世紀末から１７世紀にかけてベトナム中部から南部にかけて栄えた当時のチャンパ王朝の建造物群のひとつです。

20世紀初頭にフランス人によって発見され、修復、補強がなされていました。

しかしベトナム戦争でアメリカ軍の空爆を受け大半の遺跡が破壊されてしまいました。

エリア その他の都市(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

宮廷料理のあとトゥドック帝廟へ

廟といえばお墓の意味ですが、トゥドゥック帝が在任中から作り始め生前に活用していたので池や、舞台、東屋など、王族の娯楽施設が点在しています。

入り口を入ってまず見える景色、スンキエム殿。

かつて皇帝たちが愛妾たちと詩を作って朗唱していたという。

１９８６年に再建されたもの。

古風なたたずまいです。

宮殿の入り口キエムクン門。

トゥドゥック帝の時代は多くの詩人・文人を輩出しベトナム･漢文化の最盛期でした。

盆栽は各観光地でよく見かけました。

植木鉢はバッチャンやきですね。

バッチャン焼き実に多彩ですね。

夕食はホイアンのホテルで

現代バッチャン焼き食器

南国風リゾートホテルでした。

水辺の風景

ホテルの植栽

一夜明けミーソン遺跡へ

バスを降り、また小グループに分かれて細い道をジープに揺られ

着いたところが遺跡入り口

ここから徒歩です

ベトナム戦争当時ここは広大なジャングルでした。

ベトコンの潜伏地ではないか？ということでベトナム戦争時代、アメリカ軍にことごとく攻撃されミーソン遺跡も破壊されてしまったのです。

これまで訪ねたベトナムの世界遺産は中国文化の影響を受けた時代のものが多かったのですが。

一見してカンボジアのアンコールトムなどに似ていますね。

こちらは腰程度。

上部は破壊されていますがそれを除いても巨大な建造物だったことがわかりますね。

さようなら〜美山

駐車場近くにあるミーソン遺跡展示館へ。

ここは日本の協力によって出来たものです。

チャンバ王国時代のミーソン聖域（ビフォー）

現在（アフター）