2012/07/12 - 2012/07/13
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tuviajeroさん
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本日は一寸したハプニングがありました。昨日、サウス・リムから降りてきて合流したメンバーの一人の持病が来る途中から悪化していたのですが、結局、一晩を経ても重篤で今後の8日間のリバー・ランニングは危険だという結論に至って急遽ヘリコプターを呼んで搬出することになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 1.0
- グルメ
- 1.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- その他
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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症状が相当悪く、直ぐにでも病院で治療する必要がありました。先ずは公園レンジャー事務所と連絡を取り、ヘリが着陸できそうな場所でのピックアップを決めます。ここいら辺は流石にグランド・キャニオンの主、クレアですからレンジャーとの意思疎通はツーカーで直ぐに場所を決めました。当然ですが携帯などは圏外ですので外部との唯一の連絡手段は衛星電話だけです。コマーシャルではそれも可能ですが個人の行動の場合はコマーシャルのグループと出会う幸運を祈りつつ頑張るしかありません。
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ラピッドを乗り越えて開けた岩場のある地点まで移動しました。
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レンジャーのヘリが来てくれましたが天候が良くてラッキーでした。直ぐに病院へ直行です。数日の入院後に事なきを得たようです。
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川辺には時折、放棄された古いボートが見えます。
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グランド・キャニオンの中心部(サウス・リムの直ぐ下)ですが断崖は意外と迫った感じがしなくて、風景はこの水系の他のキャニオンと変わりません。それも当然で、断崖は一気に落ちるのではなく一番上の台地から夫々の地層を経て階段状に暫時落ちるからです。一番底から見えるのは一番最後の地層の断崖部分です。これは他の谷でも同じです。
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ハイキングの途中で見掛けたトカゲですが、普段見かける連中とは少し柄が違います。
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背中の柄も結構鮮やかなのですが、実は顎の下にヒダが折り畳んであって、それを広げると鮮やかな水色が美しいです。写真に撮りたかったのですがなかなか出し惜しみをするので諦めました。
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結局矢張り滝でした。大渓谷の中ですから当たり前ですが、それにしても毎日滝に浸かります。
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風呂に入らなくても結局、毎日水には浸かっています。
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午後になると曇りがちな毎日です。
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何か風変わりな岩なので撮ってみました。一寸気味が悪いです。
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これがこの日のキャンプです。
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矢張り空がどんどんと暗くなっています。
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朝飯の準備です。ビスケットなどを焼くのですが、このようにダッチ・オブンを炭を挟んで2段重ねにしたりします。
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ロビン(奥)とオーウェン(手前)、料理人たちです。
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こちらはそれを待つ人々
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朝食風景。フルーツが豊富で特にメロンは何時もカンタロープとハニー・デューが出ます。
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今日の最初のハイキングはスロット・キャニオンの中に入って行きます。
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谷に入るとコンサートが始まりました。フィドルのウィルです。彼はプロのミュージシャンですがボート・マンとしてもプロです。
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谷が上手く反響してとても綺麗に聞こえます。動画再生でお見せできないのが残念です。
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午後にまた上陸してハイキングです。
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何やら川を登ってゆくと・・・
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案の定矢張り滝です。
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兎に角アメリカ人は水遊びが好きです。自宅にプールを造りたがったり、ボートを持ちたがったり。
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そしてまた場所を替えてハイキング。ハイキングが多いですが、川下りをする者だけに許される贅沢です。
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矢張りまた滝かと思いきや・・・何やらツララのような物が・・・実はこのツララは塩で、何か太古(ちゃんと説明されたが忘れた)からの物だそうです。舐めてみたら矢張り塩でした。ただ、一同、「味が有る、美味しい」と云う事で意見の一致をみました。
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こちらはスティーブ。LVから来た、如何にも都会の金持ちビジネスマンみたいな感じですが一寸尊大に感じられる印象の下は親しみ易くて親切な男でした。彼とも気が合って同じボートに乗り合う事が多くなりました。彼は他に2組の夫婦と一緒に途中から加わりました。彼らも姉妹と連れ合いとか、兄弟とその連れ合いと云う関係です。
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不屈の男クレアです。リチャードの弟、ボブの兄貴です。マ、この表情からも判るとおり、強靭な体力と気力、強いリーダーシップの持ち主です。このコマーシャルな川下りグループを見ていると、ボート・メンは丁度カウ・ボーイのような感じです。大人しく人に使われる職業を嫌い、辛いことや自然の猛威も厭わず、何時までも続けられるものではないと知りながら自由で面白い人生から離れられない、もし100年前に生まれていたらカウ・ボーイになっていたでしょう。
そしてこのクレアはカウ・ボーイをまとめるボス、牛追いのリーダーにピッタリです。彼と私はお互いをジョークの種にして扱き下ろして憎まれ口ばかり叩いています。 -
これが本日の私の寝床です。
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こんな風に藪の中なのでテントがなくても快適ですが、クレア曰くガラガラヘビが棲んでいると・・・真剣に言ってましたが何処まで本気だか・・・この後にガラガラヘビならぬバンジョーのマーティも同居させてくれと・・・このところ、彼と寝袋を並べることが多くなりました。
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キャンプ地からその日最後のハイキングにまた出ます。
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また小さな流れを遡って行くと・・・
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なんとまた滝です。
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ホント好きですナァ〜水は温かいです
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昔の探検家の記録によると常に水音を聞いているとおかしくなるというような記述が有りますが波の音が絶えることの無い浜辺で育った私には大変心地が良いです。
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