ＮＺ　オークランド旅行記②　～街を散策編Ⅰ

2012/11/03 - 2012/11/09

一年に一度の長期休暇を使って春のニュージーランドに行ってきました。
ニュージーランドは３度目になるのですが、北島は今回が初めて。
前回南島に一緒に行った母とＮＺ初めての父を連れての親子３人旅です。

一日目　出国
二日目　オークランド到着　街を散策
三日目　街を散策　～デボンポート・ワンツリーヒル
四日目　ワイトモ・ロトルア一日観光
五日目　コロマンデル半島
六日目　街を散策　～博物館・パーネル
七日目　帰国

この旅行記は三日目です。

エリア オークランド(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: ニュージーランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

朝食はカフェで。

espresso workshop
（エスプレッソ　ワークショップ）

ブリトマートにあります。

写真はカフェモカ（手前）とフラットホワイト（奥）。
私は普段コーヒーを飲まないので、これが人生初ラテアート！
かわいい！　素敵！
朝から感激しました。

サーブしてくれた可愛らしいお兄さんに、父が日本語で「ありがとう」といったら、
「You are welcomeって日本語でなんて言うの？」
と聞かれ、英語に「？？？」となっている父の代わりに
「どういたしまして」
と教えてあげると、お兄さんは嬉しそうに
「ドイタシマシテ」
と言ってくれました。
親子三人、朝からとても嬉しい気分に。

デボンポートに向かうため、フェリービルディングに向かいました。
外は雨が降ったり止んだり…
オークランドの天気はよくシャワーがあったりして変わりやすいと聞いていたので、これから晴れてくれることを祈ります。

フェリー乗り場でチケットを購入。

私が買ったのは「Discovery Pass（ディスカバリーパス）」
バスやデボンポート行きフェリーが一日乗り放題になるというもの。
一日16ドル（2012年11月現在）

フラーズ フェリー 船系

フェリービルディングを後にフェリーが出港します。

デボンポートまで10分ほどの船の旅です。
途中、軍艦？が航行する姿も。
その向こうにはハーバーブリッジも見えます。

あっという間にデボンポートに到着。

デボンポートの街並みです。

デボンポート 散歩・街歩き

Ｍｔ．ヴィクトリアに登ります。
フェリーの中からは、小高い丘のように見えました。

小雨が降ったり止んだりの中、ゆるめではない坂道を登って行きます。
途中、こんな石像に出会いました。
これは何の像なんだろう…

登ること１０数分、頂上に到着。
景色が良く見えます。
向こうにランギトト島の姿が。

まるでランギトト島が煙を吐いているような景色ですね。
早くこの雲が晴れてくれますように。

反対側を振り返るとこの青空です。
そしてなぜかキノコ。
Ｍｔ．ビクトリアの頂上には巨大なキノコのオブジェ？がたくさんありました。
なぜかよくわからないけど、面白い。
遠近法でキノコと撮ったら、ファンタジーの世界にいるような写真ができましたよ！

マウント・ビクトリア 山・渓谷

頂上からのダウンタウンの眺め。
スカイタワーも見えます。

こんな地図もありました。

Ｍｔ．ビクトリアを下って、次はノースヘッド方面に向かって海岸線を歩きます。

道中、かわいい落し物が。

２０分ほど歩いたところで、ノースヘッドに登るかチェルトナムビーチに行くかの家族会議。
結果、ビーチに向かうことに。
海岸通りから左折して、Cheltenhm Rd.を歩き、デボンポートの東海岸、チェルトナムビーチに到着しました。

人の姿がありません。
雲がだいぶ少なくなって日差しが強くなってきました。
木陰のベンチでしばし休憩。

時間は正午を回っています。
昼食の時間です。
しかし、カフェで朝食に食べたパンのボリュームが結構あったので、なかなかお腹がすいてきません。

実は、このチェルトナムビーチに来たのは、ここ「マキューズ」のブッフェランチを食べたいがためだったのです。
ブッフェの基本は空腹であること。
でもいくら待っても全然空腹にならない。
どうしようどうしようと迷った挙句、せっかくここまで歩いてきたんだからと入店することにしました。

McHugh's of Cheltenham
（マキューズ　オブ　チェルトナム）

中に入ると、団体ツアーの白人のおじいちゃんおばあちゃんが大勢いました。

料理の種類はあまり多くありませんでしたが、お味は美味しかったです。
ぜひ空腹で来ることをお勧めします。

食事を済ませたら再びフェリー乗り場まで歩き、ダウンタウン行きのフェリーに乗りました。
デボンポートが遠ざかっていきます。

大きなヨットがフェリーと並走しています。

これが乗ってきたフェリーです。

ここからはバスで移動です。
バス停に向かう途中、通りすがりにブリトマート駅内をちょっと観光。

「リンクバス」
これは赤い車体のシティリンク。
メイヤーズパークからフィッシュマーケットまでの狭い範囲を行き来しています。

「リンクバス」
これはグリーンの車体のインナーリンク。
シティリンクより広い範囲を、時計回りと反時計回りで１０〜１５分間隔で走っています。

「リンクバス」
これはイエローの車体のアウターリンク。
インナーリンクよりさらに広い範囲を、時計回りと反時計回りで１０〜１５分間隔で走っています。

今回はグリーンのインナーリンクでニューマーケットに向かいます。
リンクバスの中には現在走行している場所とバス停の場所を知らせるモニターがあります。
次のバス停のアナウンスもしてくれます。

ニューマーケットで下車して、smiggleという文具屋さん（ＮＺの子供たちに人気みたいです）を覗いた後、メトロリンクに乗ってワン・ツリーヒルに向かいます。

メトロリンクは、オークランド全域を走行している市バスです。
車内での現在地の表示もアナウンスもありません。
なので私は運転手さんに「ワン・ツリーヒルに着いたら教えて」とお願いしておきました。

着きました、ワン・ツリーヒル・ドメイン。
ワン・ツリーヒル目指して歩いているとたくさんの羊たちがいました。
公園内の草が伸びるのを食べてもらうために飼われているようです。

ワン トゥリー ヒル 自然･景勝地

オークランドでの初ヒツジ！

しかも羊と人間を区切る柵はなく間近で見られます。
ニュージーランドといえば羊！
テンション上がります！
写真も撮りまくりです。

「牛注意」の標識がありました。
牛がいる日もあるのかな？

頂上が見えてきました。
ここまで来るのに結構距離がありました。
ゼーハー言いながら坂道を登っていきます。
キツイ坂道が続きますが、羊に癒されなが頑張って登ります。

頂上からの眺め。
強い風が吹いています。
聴こえるのは風の音だけ。

坂を下ってくるとこんなものが見えました。
遊びに来た人たちが石を並べて色々書いていくみたいです。

公園内にはスタードーム天文台もありました。

スタードーム天文台 自然･景勝地

夕食はマッスルを食べに行きました。

The Occidental Belgian Beer Cafe

写真はスチームマッスルのハーフ。
これにポテトが付いてきます。

ジ オキシデンタル ベルジャン ビア カフェ シーフード

これはグリルマッスル。

人気のお店みたいで、すごく賑わってました。

夕食の後、ダウンタウンの夜景をフェリーから見ようと、再びデボンポート行きの船に乗りました。

夜景を見るためにフェリーに乗ったので、デボンポートに着いたら乗ってきた船でダウンタウンに帰ります。
デボンポートで下船したときに乗船場のスタッフのおじさんに「この船はこのままダウンタウンに帰りますか？」と聞いたら「２０分後に帰るよ」というので、そのままその場でベンチに座って待っていました。
するとそのおじさんが心配してくれて、「フェリーはもっと遅い時間まであるから街を回ってきてもいいんだよ」と色々声を掛けてくれました。
私の英語力がまるでなくて「フェリーで夜景をみたいだけだからこのまま帰りたいんです」ということが伝わらず、最後まで気を遣わせてしまって申し訳なかったなぁ。

後で知ったのですが、この日（11月5日）は「ガイ・ホークス」というお祭りだったみたいで、花火がいろんなところで上がっていました。
ニュージーランドでは、一年の間でこのガイ・ホークスの前後５日間ほどしか花火をしてはいけないことになっているんだそうです。
花火といっても、日本の夏の花火大会の打ち上げ花火のような立派なものではなくて、個人がお店で買ってきて打ち上げる花火のようです。
それでも、オークランドの夜景を花火とともに見られるのはこの数日間だけなので、とても得した気分になりました。


オークランド旅行記③～ワイトモ＆ロトルア一日観光編へつづく。