長野県・木曽谷～伊那谷（その３／３）★天竜川随一の景勝地・天竜峡

2012/10/13 - 2012/10/13

気がつけば、昨年の秋の旅…。
10月に入ったものの、まだまだ暑い日が続く中、秋の深まりを感じられる場所を探し、木曽御岳から伊那谷に抜ける旅をしました。
その第３弾・伊那谷の中心都市・飯田の郊外にある天竜峡を歩きました。

エリア 天竜峡(長野)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 自家用車

伊那市からは中央道で今回の旅最後の目的地の天竜峡へ向かいます。途中のパーキングエリアでは南アルプスの山並みを見ることができる額縁が設置してあります。

中央のとがった山が甲斐駒ケ岳。本邦第二の高峰・北岳よりも目立つ姿です。

よく見ると山頂付近には雪が積もっています。

中央道飯田インターの南から分岐する無料の三遠南信自動車道を走り、天竜峡インターへ。そこから田園の中を走り名勝天竜峡に到着しました。
渓谷の散策道に近い場所に大きな無料駐車場があったのですが、入口が非常に狭い道で、しかも案内看板もないので非常にわかりにくい…。

温泉宿・峡泉近くから遊歩道を歩いてすぐに見えるの長細く高い岩。「龍角峯」と名付けられた天竜峡のビューポイントのひとつです。ちなみに俳優・峰竜太の名前の由来になった場所らしいです。

龍角峯 自然・景勝地

濃い絵具を溶かしたような天竜川の水面。

ふと対岸の岩場を見ると人が座っている！…楽器の生演奏を行っていました。ここまではどうやってきたのだろうと川を見てみると、小さな船がとまっていました。船でわざわざ移動してきたようです。

そしてその演奏を聞いているのは、舟下りの乗船客たち。そういうイベントを船の運営会社が開催していたようです。

天竜川に架かる吊り橋・つつじ橋から見た下流。

こちらはつつじ橋から見た上流。上流の方が渓谷らしい景観が形成されています。

つつじ橋。鉄製の吊り橋なので頑丈ですが、渡る際には結構揺れました。

つつじ橋を渡り、石段を登ったところにある展望台から見た天竜峡。
ＪＲ飯田線の駅がある姑射橋方面を望んだ景観です。川面からはかなり高い場所に来ました。

先ほど渡って来たつつじ橋を眼下に。絵になる松と渓谷。

つつじ橋の上流・姑射橋から渓谷を望みます。

姑射橋近くにある「浴鶴巖」（かくよくがん）という岩場。散策した遊歩道はぐるっとまわって２kmほどの道のりですが、十分渓谷美を堪能できました。

ＪＲ飯田線の天竜峡駅。天竜峡散策道の入口のすぐ近くに位置し、特急も停車する駅なのですが、小さなかわいい駅舎が目を引きました。