2012/10/30 - 2012/11/04
3548位(同エリア9829件中)
りんごさん
会社後輩とのロンドン4泊6日。
二人ともシャーロック・ホームズが好きだったことがきっかけ。
私がホームズに出会ったのは小学校3年生くらいのとき、母親に勧められて読んだ「四つの署名」でたちまちファンになってしまったのでした。小学生女子のハートを鷲掴みにしたホームズとワトソンはすごい(笑)
10月30日 VS901便にてNRT→LHR
10月31日 シャーロック・ホームズ巡りと市内観光
11月01日 セブンシスターズとブライトン
11月02日 ギャラリー巡りと市内観光
11月03日 VS900便にてLHR→NRT
11月04日 午前9時前に無事成田到着・解散
旅行記はテーマ別に掲載しています。
【準備〜ホテル到着編】 チケット手配から現地到着まで
【シャーロック・ホームズ編】ホームズゆかりの地をあれこれ
【セブンシスターズ編】ロンドン郊外へのプチ遠出
【市内観光編】ベタにはベタになるだけの魅力がいっぱい
【食事編】イギリスは不味いなんて誰が言ったの?
【お土産編】買ってきたもの
表紙写真:ベーカー街駅前のホームズ像。
Baker St.側ではなくMarylbone Rd.側にあるので注意。
写真コメント中の原作引用はすべて延原謙氏翻訳の新潮文庫版から。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ヴァージン アトランティック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まずはベーカー街駅。写真はジュビリーラインのホーム。例のホームズタイルはベーカールーラインのホームにあります。
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こちらがベーカールーラインのホーム。小さなホームズによる大きなホームズシルエット。
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改札付近のタイルもすべてホームズです。
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ベーカー街側の出口を出ると、正面の掲示板(地図だったかな?)の上部にこの矢印を見つけることができます。かわいい。
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シャーロック・ホームズ博物館は写真向かって右から二番目の部分。早朝撮影なので人影がありませんが、日中は車も人もバンバン通る都会的な場所です。撮影するなら朝がオススメ。
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博物館の中の写真は他にも掲載して下さってる方が多いので割愛、この一枚だけ。ヴァイオリンを巧みに演奏する彼が好きです。
「そのあいだホームズはヴァイオリンのことしか話さず、いまもっているストラディヴァリウスは少なくとも500ギニーの値うちのものだが、それをトテナム・コート通りのユダヤ人の質屋でわずか55シリングで買ったいきさつを、大得意で語った」(ボール箱) -
博物館は9時半オープン、直後はすぐに入れて人も少なかったですが、平日にも関わらず11時前にはこの行列。館内が狭いので、一度に見学できる人数がかなり絞られているのも一因かと。チケット購入はお土産屋さんの中なので、お土産購入者の列に並ぶことになります。とにかく早めに行くのが良いと思います。
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ベーカー街をはさんで博物館の向かいにあるクリーニング屋さんの看板。
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こちらは飲食店。街中のホームズ探しも楽しい。
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ここから「登場人物が住んでいた場所」をいくつか。まずはペルメル街。マイクロフト・ホームズ居住地にして、ディオゲネスクラブが存在した場所。
「マイクロフトにはちゃんと軌道があって、それからはずれたことがない。ペルメルの家からディオゲネス・クラブ、それからホワイトホールの役所、これを循環するだけなんだ」(ブルース・パティントン設計書) -
続いて若かりし頃のホームズが住んでいたモンタギュー街。
「最初ロンドンへ出てきた時はモンタギュー街の、大英博物館の角を曲がったところに間借りして、おそろしく退屈な時間を、将来役にたちそうな学問をうんと手びろく勉強して潰していたもんだ」(マスグレーヴ家の儀式) -
大英博物館は本当にすぐ隣。あの有名な閲覧室に通っていろいろと調べものをしていたに違いない。
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次はワトソン先生が住んでいたクイーンアン街。作品は違いますが、映画版のマイ・フェア・レディにてヒギンズ教授自宅があったウィンポル街とは交差する位置関係。
「その頃私はクイーン・アン街に住んでいたが、指定の時刻まえにベーカー街へ詰めかけていた」(高名な依頼人)
実際にクイーンアン街からベーカー街まで徒歩で移動してみました。ちょっと遠いけど十分歩ける距離。ワトソン先生は辻馬車を使ったかな。 -
クイーンアン街は今でも当時(19世紀末〜20世紀初頭)の雰囲気を残している街並みなのだとか。確かにグラナダ版のホームズなどに出てきそうな建物がずらりと並んでいました。
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朝に訪問したせいもあって、しんと静かで落ち着いた雰囲気の界隈でした。建物を眺めながらぶらぶらするだけでも十分楽しめます。
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ホームズを診察したムア・エイガー医師のハーレー街もすぐ近くです。
「ハーリー街の名医ムーア・エーガー博士―この人をホームズが知るようになった劇的事情のことは他日にゆずるけれど―から、有名な私立探偵として引きうけているすべての事件から手をひき、完全に休養をとらないかぎり、取り返しのつかないことになると、積極的な宣告をうけたのが三月のことである」(悪魔の足) -
居住地シリーズはここまでにして、次はコヴェントガーデン。今では有名な観光地にしてお買い物場所ですが、原作中ではガチョウ探しに来ています。
「ホルボーン区をよぎって、エンデル街を通り、クネクネしたきたらなしい裏町をぬけてコヴェント・ガーデンの市場へ出た」(青いガーネット)
しかし実際には当時はここは青果市場で、家禽類は売られていなかったとか。マイ・フェア・レディのイライザとヒギンズ教授が出会うのもここ。 -
コヴェントガーデンすぐ近くのライシアムシアターは「四つの署名」にて待ち合わせ場所に指定されたところ。
「ライシアム劇場へ来てみると、横がわの入口はもう群集でいっぱいだった。正面の上等席入口のほうには、二厘馬車や四輪馬車がひっきりなしに到着して、礼装の男や、ショールやダイヤモンドで飾った女たちをおろしては去っていった。指定された第三の柱の下まで行くか行かないうちに、一人の小柄な、黒い馭者の服を着た男が声をかけた」(四つの署名) -
同じくコヴェントガーデン近くにあるスタンフォード。ホームズが地図をお取り寄せ。
「君が出かけてから、僕はスタンフォードの店から軍用のデヴォンシャー地図をとりよせて、魂だけは一日じゅうそこの沼沢地方を彷徨していた」(バスカヴィル家の犬)
今でも地図と旅行本の専門店です。 -
チャリングクロス駅から伸びるストランドの通り沿いにあるシンプソン。外装工事中だったのがちょっと残念。食べたものは【食事編】にて。
「警察で用をすませたら、シンプスンでなにか栄養になるものを食べるのも、この際時宜を得ているといえるだろうよ」(瀕死の探偵)
「あらかじめ約束しておいて、その晩シンプスン料理店で彼に会った。表の窓ぎわの小さなテーブルに向かって、ストランドの通りを流れてゆく人の群を見下ろしながら、彼はその日の経過を話してくれたのである」
「その晩にふたたび私たちはストランドの例の料理店で食事をともにした」(高名な依頼人) -
ロンドン警視庁、スコットランドヤード。この場所への移転は1890年とのこと。想像と違ってずいぶんと近代的な建物でびっくり。
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「バスカヴィル家の犬」にて、ホームズとワトソンが尾行者を尾行したのがリージェント街。生憎気付かれてしまって失敗。
「そしてその刹那に、御者台との仕切りの戸がかたりと開いたかと思うと、何か御者に命じたとみえて、馬車は気の狂ったような速さで、リージェント街をかけぬけていった」(バスカヴィル家の犬) -
複数の作品で登場するチャリング・クロス駅。
「『ワトスン君、おきたおきた!面白いことになってきたんだ。なんにもいわずに服を着て、ついて来たまえ』 十分のうちには、チャリング・クロス駅にむかって私たちは、静まりかえった街路にタクシー馬車を走らせていた」(アベ農園) -
駅の中は天井がガラス張りで開放的な雰囲気。
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こちらはウォータールー駅。ここも複数の作品に登場。
「用意がよければ、すぐウォータールー駅までタクシー馬車をとばそう」
「ウォータールーへ言ってみると、ちょうどレザーヘッド行きの列車に間にあった」(まだらの紐) -
今回のホームズ追っかけはロンドン西側中心、というわけで、イーストエンドの下町や聖バーツは訪問できず・・・。次回は必ず!
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