牛若丸になった気分でハイキング

2012/11/04 - 2012/11/04

最近、歴史マンガに夢中の息子たち。「源義経」の本を読んだばかりなので、さっそく、義経が幼少時代を過ごした鞍馬山を訪ね、天狗に会ってきました。

エリア 八瀬・大原・貴船・鞍馬(京都)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 自家用車 徒歩

鞍馬側から出発です。仁王門前。俗界から浄城への結界だそうです。

ここは、狛犬ではなく、阿吽の虎が神獣として大切にされています。ここで愛山料を払います。大人２００円。子供無料。

由岐神社

この御神木に願いをすると願いことが叶うそうです。子供たちも必死でお願いしていました。

おみくじにも天狗が。２００円ものはおみくじだけ。４００円のものは、おみくじと、天狗のキーホルダーのセットになっていました。

九十九折参道。清少納言が「枕草子」の「近うて遠きもの」の中に「くらまの九十九折といふ道」と記したのがこの道だそうです。

本殿金堂。中央の丸い部分に立つとパワーがもらえるらしい。

お線香をたく。賢くなってくれよ、息子たち。
この後、霊宝殿（鞍馬山博物館）の見学をしました。大人２００円。子供１００円です。１Ｆは自然科学博物苑展示室。昆虫やキノコなどの標本があり、子供達熱心に見ていました。２Ｆは義経のことについての特集をしていました。歴史マンガ本でのイケ面の義経しか知らない子供たちは、義経像（よく教科書とかに乗ってあるもの）をみて、「誰、これ？？」と言っていました（汗）。３Ｆは仏像奉安室です。平安時代後期、鎌倉時代の仏像があり、その素晴らしさに思わず見とれてしまいました。

息つぎの水。ここで牛若丸がのどの渇きをうるおしたそうです。

屏風坂の地蔵堂。別名を革堂の地蔵堂といいます。

背比べの石。奥州に下る牛若丸が名残りを惜しんで背丈を比べた石だそうです。息子に説明すると、思わず手を合わせていました。

木の根道。岩盤が固く、地下に値を張れない杉の根がみごとなアラベスク模様を描いています。牛若丸が兵法の稽古をしたところと言われています。

大杉権現。

義経堂。義経をまつったお堂です。

僧正ガ谷不動堂。鞍馬天狗と牛若丸が出会ったところと言われています。

奥の院をすぎて、あとはほぼ駆け足状態で山を下って行きました。気分はもう牛若丸。ひょいひょい飛びながら急な坂下っていく息子たちに、母はついて行くの必死です。そして貴船神社へ。

絵馬の元となったいわれのある場所。天皇が雨乞いをしに来たらしく、まったく雨が降らないときは、黒い馬を、雨が足りないときは、白馬か赤馬をお供えしたそうです。

本堂は、真新しいもので予想外のものでしたが、しっかりお参りをします。

水占い。２００円で紙を買い、そばの池の水にその紙をつけると、文字が出てきます。息子２人とも「末吉」。学問は「学成り難し。精進せよ」とのこと・・・・（汗）。がんばってくれよ、息子たち。この後、叡山電車「貴船口」まで歩いて行くのですが、息子たちは、「え〜、電車！？もう一回山に登って同じルートでもどろうよ」と言い出します。子供たちにはとても楽しい場所のようですが、それだけは勘弁して〜〜！！
印象としては、鞍馬から貴船に向かう方が楽なように思いました。貴船からだと、舗装されていない道を上るので、とても大変そうでした。

貴船神社をでて、叡山電車の「貴船口」駅まで、歩いて行きました。途中、「蛍岩」（蛍の名所）がありました。

１１月４日。紅葉はまだまだですが、一部見ることができました。

叡山電鉄、貴船口駅。

鞍馬までの一駅だけの乗車です。大人２００円。子供１００円。

鞍馬駅に到着です。天狗のお面が飾ってあります。電車は折り返し貴船口に戻って行きました。

駅を出たところに大きな天狗がいました。お土産屋さんには、こんな顔の天狗のお面も沢山売られていました。

駐車場の横にあったお土産屋さん。弁慶や義経などの竹で作ったからくり人形がありました。とっても素敵で、外国の方がまじまじと見ていらっしゃいました。「素敵だけど、飛行機の中で壊れるかな・・」と英語で独り言を言われていたので、お店の方に通訳すると箱があるから大丈夫とのことで、２体買われて行きました。お店の方が通訳のお礼にと、次男が買おうと手に持ってた竹トンボをプレゼントしてくださいました。大喜びの次男でした。
鞍馬寺の前に車をおき（駐車料金５００円）、鞍馬山を散策して、貴船口から鞍馬まで叡山電車で戻って、ちょうど３時間の散策でした。明日（明後日）の筋肉痛が怖い母でした。