2012/02/10 - 2012/02/12
180位(同エリア492件中)
暮夜治人さん
男鹿半島の中央にある真山神社で行われる、なまはげと柴灯の2つの祭りが一緒になった行事。本来のなまはげは大みそかに各家を回るのだが、ここでは、集団となったなまはげの神社への参拝や踊り、境内を練り歩く様子など見ごたえのある行事になっている。また、近くの「なまはげ館」や「男鹿真山伝承館」で、なまはげに関する展示、なまはげ踊りの実演、それに、大みそかに行われる各家へのなまはげ訪問の再現などすべて無料で見学することができる。ただ、2月の山中の夜に行われるため、寒さは厳しく、また見学者が多く、写真を撮るのも一苦労だった。
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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秋田からJRで1時間、終点の男鹿下車。祭りのための臨時バスに乗り30分で、なまはげ館前に到着。
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なまはげ館には、なまはげに関するさまざまな展示があるが、圧巻は各地のなまはげの実物大の展示だった。
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地域による表情や、面の素材の違いなど興味が尽きない。
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また、舞台ではなまはげ踊りをやっていた。
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これは、夜の祭りで柴灯前で行われるものである。
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「なまはげ館」から数分で「男鹿真山伝承館」に。前もってなまはげ館で配られた整理券を出して「なまはげ学習講座」を受ける。学習講座といっても、大みそかに行われる本来のなまはげの再現である。
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まず、なまはげが登場する。ひとしきり激しく動き回る。
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そこへ、家の主人が登場する。なまはげは持参した書付を見て、この家の子供の悪行を述べたてる。
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主人は酒と料理を出して、なまはげを接待する。
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酒を飲み、料理を食べてなまはげは穏やかになる。
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その後、見学者の中にいる子供を見つけて、よい子になるように約束をする。本来は、この家の子供に対して行われるものである。
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なまはげは主人に礼を言って家を出る。
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「男鹿真山伝承館」から歩いて5分ほどで真山神社に。
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門から階段を上っていく。
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本殿
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境内では大きな焚火「柴灯」の準備をしていた。
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積み上げられた丸太を見ても、この焚火の規模が思い知らされる。
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さて、すっかり暗くなった午後7時。柴灯に火がつき、祭りが始まった。
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なまはげに扮する若者達。これから神官から面を授かり身に着ける。「なまはげ入魂」である。その後、なまはげ達は山に入る。
境内では、神楽殿で、なまはげ行事の再現、柴灯前で、なまはげ踊りなどが行われる。。 -
山に入ったなまはげ達は、小一時間ほどして、松明をかざしながら山から下りてくる。
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松明をかざしたなまはげ達は、並んで山から境内へと向かう。
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見学者でいっぱいの境内に入る。
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赤い面のなまはげ
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青い面のなまはげ
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境内を一回りしてから、柴灯火で焼かれた餅を手にする行事があるのだが、帰りのバスの時間がきたので賑やかな境内を後にした。
8時45分にバスに乗り、男鹿駅でJRに乗りかえ、秋田駅に着いたのは10時45分だった。
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