2012/09/24 - 2012/09/24
1100位(同エリア1849件中)
tunacanさん
- tunacanさんTOP
- 旅行記75冊
- クチコミ10件
- Q&A回答27件
- 96,215アクセス
- フォロワー4人
モン=サン=ミシェルに程近い山間の小さな村、ヴィレデュー=ル=プウェルで、フランスに3つある伝統的な鐘工房のうちの1つ、ラ=フォンドゥリー=ドゥ=クロシュを訪れました。この時期そこではなんと、ノートルダム=ドゥ=パリの新しい鐘の製作の真最中。150年に1度の工程に立ち会うという、まさかの幸運に恵まれました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
工房の門も独特なデザインの鋳物です。
ここでは鐘の他にも、ブロンズ像、装飾品、記念品やレリーフなど、さまざまな物を造っています。
この村自体、古くから銅製品の名産地で、鍋などを売る店がたくさんあります。 -
中世から引き継がれている工房です。
-
と、いきなりこれはもしや、出来立てほやほやのノートルダムの鐘?
意外と普通に雨ざらしなんですね。それから鐘にはそれぞれ名前があるんですね。知らなかった〜。こちらはエティエンヌ。 -
はい、間違いありません。すごい!!この子があの鐘楼でパリの街じゅうに音を響かせるなんて、感無量です。交換は2013年2月2日。「かならず聴きに行くからね!」と、まるで小さな子の歌の発表会を待つような気持ちです。
しかし2043年とあるのはなぜだか分かりません。880年は節目か何かでしょうか? -
合計9つの鐘のうち、8つがここで、1つはなぜかオランダで造られます。
各鐘の名前、音階、高さ、重量が紹介されています。
エティエンヌはあれで小さいほうなんですね。 -
伝統を感じる素敵なたたずまいです。
-
土間にすすけた天井。
-
こちらなんだか芝居がかったガイドの青年。模型を使って鐘造りの工程を説明してくれました。
これが思いもよらず複雑で、理解するのに時間がかかりました。というわけで、いまだに説明するには至りませんのであしからず...。 -
装飾部分は、現代はシリコンの型を使うそうです。
-
細部まで手作業です。
-
装飾部の型を作る工程の見本です。
-
型を逆さまにして、溶かしたブロンズとスズを流し入れる工程です。
-
各工程に鐘が1つずつ。ほんとうに丁寧な手造りです。
-
完成まではじっくり手間と時間がかけられます。
-
こちらはあと磨かれるのを待つのみの状態です。
まさしく生まれたてのほやほや。 -
小さな鐘の試し打ちができました。
これがびっくりするほどよく響く〜♪ -
岡山のお寺の名前が入った鐘がありました。
ここから世界各国に鐘を送り出しているそうです。やらしい話、送料ってすごいでしょうね...。 -
工房を出て、小さな村の目抜き通りを歩きました。
特製のソーセージがこの辺りの名物です。
どのお店も競うように素敵なデコレーションを施しています。 -
こんな素敵な肉屋は初めて見ました。
肉屋のみならず、どちらを見ても可愛らしいお店がたくさんありました。 -
名物ソーセージをガラス越しに観察します。非常に独特ということで、見るだけにとどめました。食の冒険にはどちらかと言うとネガティブな我々。
さて、今度パリであの鐘の音を聴けるのはいつのことやら...と思いながら、モン=サン=ミシェルのキャンプ場へと帰ります。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
20