美術館巡り in　近畿東海　三日目

2012/10/24 - 2012/10/27

三日目。

本日は兵庫県の美術館をぶらぶら。外は良い天気で暑かったな〜。

エリア 明石(兵庫)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大阪駅からまずは明石市立文化博物館がある明石へ。

約一時間ほどで到着。

駅から歩いて５分ほどのとこにありました。でけぇな！と思って中入ってみたらそうでもなかった。

ウィリアム・モリス展。バーン・ジョーンズが展示されてるようなので来てみました。フィルムで再現されたというステンドグラスが展示。どれもかっこいいなぁ。バーン・ジョーンズはステンドグラスだけでしたが、ウィリアム・モリスはほかにも壁紙・タイル・椅子・書籍とかいろいろ展示されてました。多彩なウィリアム・モリス。さすがモダン・デザインの父。

とりあえずステンドグラスのとこだけ重点的に見て次の美術館へ向かいました。

さて、ここから「マウリッツハイス美術館展」が開催中の神戸市立博物館へ向かうか、六甲アイランドにある小磯良平を見に行くかで悩みましたが、マウリッツハイス混んでそうだったので小磯良平を見に行くことに。マウリッツハイス東京の時凄かったもんなぁ・・・入場で並ぶのって久々だったわ。そんでもって「真珠の耳飾の少女」で３０分。もうめんどかったので遠目からみましたけど。神戸もたぶん同じなんだろうなーと。というわけで神戸をスルーして住吉へ。
そこから六甲ライナーだったか？でアイランド北口へ。

六甲アイランド。遊園地ではなく街。

駅からあるいてすぐのとこにある小磯記念美術館。

今回は特別展 開館２０周年記念 生誕１１０年「小磯良平の世界」
有名どころはほぼそろえてあったような気がする。「斉唱」がなかったかな。どれもよかったが「Ｔ嬢の像」「洋和服の二人」「練習場の踊り子達」「集い」当たりがはまりました。デッサン力が凄いねぇ。

それにしても・・・今日は結構混んでたな。以前来たときは全然お客さんいなかったんだけど。おまけに課外授業なのか小学生の団体さんも来てゆっくり見れなくなってしまった。というわけでミュージアムショップで「集い」と「練習場の踊り子達」のポストカードを買って退散。図録もあったけどちょっと荷物になりそうだったので買わず。立ち読みしたらどうやら来年、郡山美術館でやるようなのでそん時にでも行って買うかなと。

小磯美術館を後にしてお次は西宮市大谷記念美術館へ。

アイランド北口〜魚崎〜香櫨園へ。

こちらも駅から割と近いところにありました。

フランスＶＳ日本 近代絵画。大谷竹次郎という人が集めた近代絵画コレクション。それを寄贈してこの美術館ができたとか。
個人的に気になったのはベルナール・ビュッフェの風景画ぐらいでしょうか。雑誌で見たときはそんなに気にならなかったんですが、本物を見ると結構良い感じです。厚く塗ってあったなぁ。静物画もあったけど絵の具の盛り具合が凄かったです。

他はクールベ、ルオー、ローランサン、藤田嗣治、梅原龍三郎とか。そーいや小磯良平も一点あったな。
ミュージアムショップでコレクションのポストカードに菱田春草とか上村松園、北野恒富があったんだけどなぁ・・・見たかった。

そして大阪へ戻ってきて、本日最後に向かったのは・・・

大阪市立近代美術館（仮称）心斎橋展示室。東急ハンズ横のビル１３階にありました。この美術館てたしか予算がないからまだ出来てない状態だとかむかーしテレビでやってたような。税金で絵を買ったはいいが予算カットで美術館作れなくなっったとか。結局どうなってんだろ。

まぁそれはそれとして・・・

ザ・大阪ベストアート展。リクエストで選ばれた５０点を展示。一位が佐伯祐三の「郵便配達夫」２位がモディリアーニの「髪をほどいた横たわる裸婦」３位は忘れた。個人的一位は小磯良平「コスチューム」か。ここにも展示されてました。他にも上村松園、マグリット、ダリとか展示されてたな。展示されてないので他にもいいのあるんだろうなぁ・・・モッタイナイ。

本日はここでお終い。時間も予想通りの１７時過ぎ。帰りは心斎橋からホテルのある肥後橋まで歩いてみました。なんか高級ブランドのお店（フェラーリとかアルマーニとか）が多かった御堂筋をまっすぐ歩いてホテルへ。なんとか迷わず到着して３日目が終了しました。

最終日は大阪の美術館をぶらぶらしておさらばです。