ちょっと釜山まで行ってきました

2012/10/20 - 2012/10/22

釜山航空を利用して新幹線で新大阪往復より安い運賃で釜山で遊んできました。ホテルも東横インが会員価格で宿泊できたので、二泊三日と短期間でしたがお値打ちな旅行ができました。

今回のポイントは

①日本では絶対にできない射撃を体験する。
②金井山城から梵魚寺を歩く
③金海で史跡巡り
④釜山名物を食べる

です。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エアプサン
• 旅行の手配内容: 個別手配

【西面】
西面のホテルにチェックイン後、うまいもん通りにやって来ましたが、夕食は釜山名物デジクッパプを予定しているので通り過ぎます。

「松亭三代クッパブ」は満員であったので隣の「慶州朴家クッパブ」に入りました。

スープには元々味がよく付いていないので、色々混ぜて自分に合ったに味付けにします。

見た目は良くありませんが、ビビンバと同じように混ぜ混ぜするとより美味しくなります。

一羽丸ごとのフライドチキンが売られています。美味しそうですが、一人には多過ぎます胸焼けしそう。

西面の射撃場で「お試しコース」を選び、３種類の銃で１０発ずつ的を撃ちます。生まれて初めての体験なので怖くて緊張しましたが機会があればもう一度撃ってみたいです。

ロッテホテルに近くには屋台がたくさん出ますが、一人では入りづらいです。

食事と射撃の後は、街をそぞろ歩きながらホテルに戻ります。

【梵魚寺、金井山城】
温泉場から東門→北門→梵魚寺と歩く予定でしたが、逆に歩こうと思い、地下鉄「梵魚寺」駅からバスに乗ります。ソウルで購入した「t-money」カードが地下鉄やバスで利用できて便利でした。

格好から判断するとみなさん「梵魚寺」参詣ではなく、山歩きが目的だと思います。とにかくトレッキングウェアを着た人がたくさんおり韓国の人は「老若男女」山歩きが好きなのだと実感しました。私は普段着だったので少し恥ずかしかったです。

長い参道歩き山門に着きましたが、日本の寺院とは趣が異なります。

門内に四天王？が居られますが、この極彩色の造形も日本人の侘び寂びの感覚からは･･･

本堂に着きました。参詣中９時になりお勤めが始まりました。信者の方（おばあさんが多い）の読経が行われます。

色々なお堂の中では、信者の方がお勤めをしています。私も仏さんにお参りしますが、南無阿弥陀仏としか唱えれません。

本堂の左手側の伽藍には風情があります。

「梵魚寺」は山の中腹にあり景色が良いです。紅葉の時期は凄く綺麗だと思います。くるのが１ヶ月早かったか？

参詣の後は、金井山城の山歩きを始めます。「梵魚寺」から「北門」まで2.5Kmほどですが、ほとんどが登り詰めなので辛いです。

50分ほどかかり「北門」に着きました、小休止後に「東門」に向かい4km程度歩きます。

「東門」まで良く整備された登山道が続きます。遥か先には高層ビルが見え釜山の市街地が一望できます。

登山道は歩きやすくなっており快調に歩を進めます。

登山道から右手には「洛東江」が見えます。

途中、歩いてきた道を振り返りつつ「東門」に歩を進めます。

90分程度要して「東門」に到着しました。行ったことは無いのですが、高尾山ほどの賑わいがあるのではないでしょうか？

「東門」からバスに乗り20分程度で「温泉場」に着きました。歩き疲れたので無料の足湯に浸かります。

うーん気持ちが良い。次に行かず此処に居たくなる。

【金海】
金海釜山軽鉄道を利用して「国立金海博物館」の最寄駅で降ります。

古代日本と関係の深かった「金官伽耶」についての出土品が多く展示されています。但し、「国立金海博物館」は日本語の解説がないので不便です。

支配者層の宝飾品、鉄器、土器などが展示されていますが、製鉄していた形跡の展示が興味深かったです。

「国立金海博物館」の後は、「亀旨峰」に向かいます。伽耶の初代王が降臨した場所らしいです。

「亀旨峰」には支石墓があります。同じような不思議な石が奈良の明日香にもあるような･･･

「亀旨峰」の近くにある「首露王妃陵」を見学します。

「大成洞古墳博物館」内の展示は日本語解説付きなので理解が進みます。

「大成洞古墳博物館」でも鉄器の展示が充実しています。

古墳が発掘した状態で展示されています。

金海では「首露王陵」を最後に見学します。色々な学説がありますが、日本人の祖先の一部の人々が、遥かな昔に此処から日本に向かったと思うと感慨があります。

王陵だけあって風景の良い場所にあります。「亀旨峰」が最も良い場所だそうです。

【チャルガチ】
夕食のために、チャルガチの「新東亜水産」にやって来ました。

魚介類を選びその場で調理して貰い、刺身や煮付けで食べます。

お店の人に予算を伝えると、生簀から適当に選んでくれます。

鮑、蛤、サザエなどの貝類をメインに4万ウォンで選んで貰いました。

わさびや辛味噌で食べますが、ご飯がほしくなります。この階ではご飯は提供されませんので、必要な人は上の階に行きます。

葉っぱで海鮮や辛味噌を包む韓国式で刺身を味わいます。

さざえの身を食べた後のお汁が一番美味しかったです。

お土産を買うために「国際市場」にやって来ました。お馴染みの「海苔」などの韓国らしいものを買います。

色々見て回っているうちに小腹が空いてきましたので、アリラン通りで少し食べます。

軽くソーメンを食べ小腹を満たします。ほかの人は、海苔巻きやトッポギを合わせて食べています。

子供用の韓服が可愛いです。

【帰国】
帰国するために地下鉄、金海釜山軽鉄道を乗り継いで金海国際空港に着きました。この空港はこじんまりしていて利用し易いです。

約2時間の飛行で成田に到着します。新大阪に行くより短い時間です。往復、軽食付きで2万円強で新大阪往復の新幹線より安いです。

【付録】
釜山航空は格安なので、搭乗口は成田空港の南ウイング58番ゲート。最も不便なところにあります。金海国際空港では1番ゲート、向かって最も右側です。

釜山航空の機内食です。格安航空ですが食事代は航空券に含まれています。2時間程度の搭乗なので十分な内容です。