2009/12/28 - 2010/01/04
1449位(同エリア1799件中)
歩さん
エジプトからトルコに飛び、イスタンブール⇒アンカラ⇒カッパドキア⇒イスタンブールを巡ります。
イスタンブールの人懐こいバザールの店員さんや、愉快なガイドさんとの出会い、おいしい食事など、トルコへの印象は急上昇!
雪景色のカッパドキアは絶景です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
トルコに着いてまず最初は、イスタンブール市街を散策しました。
写真はアヤ・ソフィアです。キリスト教の聖堂としてつくられたのですが、オスマン帝国に征服された後は、イスラム教のモスクになったそうです。
赤茶色の大聖堂です。
この逆側に、ブルーモスクがあるのですが、ちょうど逆光になってしまい、写真がうまく撮れませんでした。目にはしっかり焼き付けましたが…。 -
逆光で撮れなかったので、離れた位置から撮り直し。
ブルーモスクです。 -
地下宮殿です。
本当に地下にこんなところがあるんだなぁと、ちょっと驚きました。
ビザンチン時代につくられた地下の貯水池で、トプカプ宮殿にも水が供給されていたそうです。
たくさん柱が立っていましたが、柱の下にメデューサの顔が逆になって据えてあったりして、不思議な感じがしました。柱の下のメデューサは重そうでした。 -
イスタンブールは、金角湾を挟んで旧市街と新市街がガラタ橋でつながっています。ガラタ橋からは、たくさんの人が釣り糸を垂れ、魚を釣っています。女性もいます。
旧市街にはエジプトバザールもあり、活気ある雰囲気を肌で感じることができます。日本語が上手なトルコ人がたくさんいて、すぐに声をかけてきます。私が買い物をしたお店の店員さんも日本語が上手で、どこで勉強したのかと尋ねたら、独学で、主にお客さんから…と話してくれました。近々日本に遊びに行きますということで、名刺もいただきました。語学の勉強は、時間をかけたり、お金をかけたりすることより、学ぶ意欲が何よりも効果があるのだなと、つくづく思いました。トルコ人のお兄さんに脱帽です。
おかしなガイドさんに連れられて、散々市街を歩き回ったあと、ガラタ塔に行きました。このときすでに、足は歩きつかれて棒のようになっていましたが、せっかくガラタ塔に登れるとあって、列をつくって順番を待ちました。エジプトの余韻で薄着だった人が多く、かなり寒くなってきていたので、凍えながら待ちました。ようやく9階の展望台からイスタンブールの夜景を見るまでに至ったときは、すでに、寒さで興奮も冷め、待ち時間が長かった割には、あっさりと展望台を後にしました。
このあとは、寝台列車『アンカラ・エキスプレス』で、アンカラまで行きます。 -
アンカラにあるアタテュルク廟です。トルコ共和国の創立者アタテュルクが眠る霊廟です。と言っても、外から見ただけですけど…。
実は、昨夜乗り込んだ『アンカラ・エキスプレス』、朝までは順調でしたが、朝食をとって、あとは降りるだけとなってから、ハプニングがありました。なぜか列車が止まったまま動かなくなったのです。最初は駅に停車しているのかと思いましたが、どうもそうではなさそう。そのうちみなさんも心配して、いろんな方に尋ねていましたが、結論は「電気系統の故障」でした。刻々と時間は経過し、誰もが次に動き出すのを今か今かと待ちます。電気系統の故障ということは、暖房も止まったままです。外には薄っすら雪が積もっていましたので、徐々に列車の中も気温が下がってきました。寒さを紛らそうと手足を動かしたり、友達と話をしたりして過ごしました。結果、2時間以上たって列車は動き出しましたが、なぜかそれほど長くは感じられませんでした。旅に出て、トラブルで列車が動かないなんて経験も、ある意味貴重ですから…。
というわけで、予定されたいた行程が大幅変更になったのですが、災い転じて…ということで、その日の午後のみ駆け足のカッパドキア見学の予定が、翌日に延期になり、丸々一日ゆっくり見学できることになりました。それもこれも、昨日、足を棒にしながらも、みんなが歩きまわってイスタンブールをほぼ観光し尽していたおかげなのでした。 -
アンカラからカッパドキアに向かっています。遠くの山は雪を頂いてきれいです。
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アンカラから、塩湖を横に見ながら、カッパドキアの洞窟ホテルに向かいました。プールもあるホテルでしたが、プールサイドは凍ってまして、危うく滑って転びそうになりました。
寒い中、テラスに出てみると、見事なお月さまが…。
カッパドキアの満月です。 -
朝、目を覚まして、天気を確かめるために窓を開けると、空が薄紫色に染まっていました。雪景色との見事な調和です。
どうやら今日も快晴の様子。気温は低いですが、寒いのはへっちゃらです。 -
朝食まで少し時間があったので、外に散歩に出かけました。
徐々に空が明るくなってきました。 -
ウチヒサールです。数年前までは人々が住んでいたようです。
岩には鳩の巣のための穴がたくさんあけられているそうで、この周辺は鳩の谷とも呼ばれています。鳩の糞を肥料にして、ワインの原料となるぶどうを育てていたということです。 -
イチオシ
雪を薄く羽織った枝とギョレメの谷、バックの青空がきれいです。今回のお気に入り写真です。
ここでは、のびーるアイスクリームを売っています。昼、少し暖かくなってから食べました。 -
霧がかかって神秘的な光景です。
カッパドキアは、スターウォーズの舞台になったこともあるそうですが、地球であって、地球ではないような、ちょっと不思議な感じがする場所です。 -
「妖精の煙突」と呼ばれる奇岩です。かなり侵食されて、今にも崩れそうなキノコ岩もありました。
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カッパドキアのデブレント渓谷にある『ラクダ岩』です。
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カッパドキア・ユルギュップの『三美女の岩』という岩ですが、どこをどう見てそんな名前にしたんだか。ネーミングって、センスが問われますね。誰が見ても納得する名前がいいと思いますが…。
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遠くにエルジェス山が見えます。トルコ富士とも言われるそうです。
昨日の雪が残っていて、きれいです。 -
カイマクルの地下都市です。台所、トイレ、ワイン貯蔵庫など生活空間となっていましたが、閉塞感があります。地下8階の建物です。
キリスト教徒がイスラム教徒からの迫害から逃れるためにつくったそうです。いつの時代も、宗教の問題は難しいですね。どの宗教だって、人をいじめなさいということを説いてはいないはずなのに、異教徒は互いに合い入れず、挙句の果てには戦争まで起こしてしまいます。
しかし幸いなことに、今現在は、昔の悲しい歴史は感じられず、当時の建築?技術や創意工夫に、ただひたすら感嘆の声が聞かれるのみでした。 -
所かわって、再びイスタンブールです。
ボスポラス海峡クルーズにいきました。青空が見えますが、風が結構強く、午前中は寒かったです。風にトルコの国旗もなびいています。 -
船から見たオルタキョイです。第一ボスポラス橋も見えます。
この先をずーっと行くと、黒海へ続きます。左側がヨーロッパサイドで、右側がアジアサイドです。ボスポラス海峡は、東洋と西洋にまたがる海峡です。 -
ここオルタキョイは市民の憩いの場。通常から市民や旅行者など多くの人がいますが、この日もオルタキョイは人でごった返していました。風が強く、波が足元まで打ち上げてきました。
このあと、トプカプ宮殿を見学しました。86カラットのダイヤモンドを目の当たりにし、その輝きに、見る人誰もが「ほぉっ」と声を失っていました。 -
イスタンブールの街中には城壁が至るところで見られます。紀元前の最古の城壁に何度も追加増築を重ねて、長い間外敵から街や人々を守ってきました。
駆け足のトルコでしたが、その中で感じたことは、トルコの人々はとても人懐こいなあということです。噂どおりの親日家で、その勤勉さにも学ぶところ大でした。
トルコの歩行者用信号は、日本でいう注意を表す点滅のとき、ゆっくり歩いていた人が急に急ぎだすという面白い信号でした。さすがに動き出す動作を静止画におさめることはできませんでしたが、珍百景に登録できそうです。
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