2009/12/28 - 2010/01/04
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歩さん
トルコから再びエジプトへ。
今回は、オールドカイロや考古学博物館に行きます。
考古学博物館には、ツタンカーメンの黄金の品々や、ラムセスⅡ世など歴代の王のミイラも眠っています。
古代文明に出会う旅のクライマックスです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
前回泊まったホテルと同じホテルでしたが、部屋は違っていました。
部屋には、エジプトらしい絵が飾られていました。 -
考古学博物館です。
入ってすぐ、なんだかいつもの博物館と感じがちがうなと思いました。何が違うのかよく分かりませんでしたが…。
とにかくいろいろなものが保管されていました。2階にある、ツタンカーメンの黄金の品々が見所です。
2階奥には、特別な部屋がありました。そこには歴代の王様達のミイラが眠っていました。中でも、ラムセス?世のミイラは、保存状態がよかったです。髪の毛もあります。これが、今から数千年前に生きていた人で、その人がここにいるということが、とてつもなく凄いことに思え、感動でしばらく動けませんでした。たかがミイラ、されどミイラです。
人がとにかく多いので、長く居座ることができませんでしたが、もっと時間があればじっくり、ゆっくり見たかったです。
この博物館がなぜか他の博物館と違うように感じる理由、それは、品数の多さゆえにか、雑然とした感じがするということです。とっても貴重なものなのに、無造作に置いてある感じがするのです。もちろんきちんと保管されているものも多いですがね。 -
考古学博物館の前には、エジプトを象徴するパピルスがありました。
これをもとに紙を作っていた古代の文明に拍手!です。 -
バスに乗ってオールドカイロに向かいます。
道路を車がたくさん通っていました。インドも車線がなかったですが、ここも同じような感じです。でも、人々の熱気を感じました。これからどんどん発展していくというパワーが漲っていました。
ここはエジプト。なんてったって、『古代文明発祥の地』ですからね。 -
オールドカイロは、また違った雰囲気があります。
教会があるのですが、バビロンの要塞を基礎として建ててあります。通常イメージする教会とはちょっと違います。コプト教徒が迫害を逃れるためにそのように建てたということです。
写真はオールドカイロで撮った教会の写真です。逆光なのに、それがいい感じになっているような…。 -
エジプトを代表するモスクです。
モハメド・アリという同姓同名の人が数名いますが、モハメド・アリーというエジプト発展の基礎を築いた人が建てたモスクです。 -
エジプトの硬貨です。
ファラオが描かれているので、記念になります。
お札より硬貨が欲しいと両替を頼むと、喜んでしてくれました。
エジプト航空の機内食についてくるお手拭は、ちょっと変わった匂いがします。最初は「変わった匂い」でしたが、慣れてくると「エジプトの匂い」と思えるようになったから不思議です。カイロで香水屋さんに行きましたが、そこでその匂いの源が明らかになりました。香水の名前は『ラムセス?世』です。帰りの機内で『ラムセス?世』の匂いに、エジプトを懐かしく思い起こしました。
さて、愉快でエネルギッシュなエジプトの人々やエジプトの様々な顔に出会いましたが、この旅から1年後、エジプト革命が起き、今現在、エジプトを訪問することは容易なことではありません。革命、さらには暴動のニュースを聞き、考古学博物館の無事を祈りました。あの貴重なラムセス?世はじめ、多くのミイラやエジプトの歴史という名の多くの宝が、無事であることを…。そして、またいつの日か、エジプトを、まだ見ぬルクソールを訪れることができることを願っています。
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