2012/09/20 - 2012/09/20
4248位(同エリア6821件中)
さらりんさん
念願のイタリア旅行です。
思いっきり名画を楽しんできました。
今回の旅行のおおまかな概要と目的です。
ミラノ 2泊 最後の晩餐 ブレラ美術館
ヴェネツィア 3泊 サンマルコ広場 アカデミア美術館
フィレンツェ 3泊 フィレンツェカードを利用して、ウフィッツィ美術館、パラティーナ美術館、アカデミア美術館など
ローマ 5泊 ヴァチカン博物館
ローマパスを利用して、ボルゲーゼ美術館、コロッセオとパラティーノの丘とフォロロマーノなど
コンサートを4回聴くことができ、バロック音楽やオーケストラを堪能しました。
イタリア国内の移動は鉄道を利用しました。
- 交通手段
- 鉄道
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きょうから3日間はローマパスを使っての観光です。
ローマパスでは、最初の2つの美術館が無料、3つ目からは割引しかしてくれないので、慎重に選ぶ必要があります。
私たちは、1つ目ボルゲーゼ美術館、2つ目コロッセオとしました。
ローマパスは使い始める前に、自分の名前と使い始める日をパスに記入します。
ボルゲーゼ美術館は地下鉄の駅からはかなり歩かなければならないので、バスを利用することにしました。たまたま昨日音楽公園に行くときに利用したバスがボルゲーゼ美術館のすぐそばを通ったので、今回は安心してのバス利用です。
今日からはローマパス利用なので、いちいち切符を買う必要がなく、とても便利です。 -
美術館のまわりは気持ちのいい公園です。
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ボルゲーゼ美術館はローマパスで入場が可能ですが、予約をしないと見学できません。インターネットで予約することもできますが、ネット予約にはチケット購入がセットになっています。ローマパスを利用する人は電話で入場予約を、という説明が書いてありました。
仕方がないので、思い切って国際電話をかけて、予約しました。 -
ちゃんと予約が取れているかどうかとても心配でしたが、予約番号を言ってローマパスを見せると、チケットを2枚渡されたのでほっとしました。
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前夜コンサートがあり、帰りが遅いことが予想されていたので、ボルゲーゼの予約は11:00をとってありました。
まだ時間があるので、公園の中を散歩です。
アコーディオンのおじさんがモーツァルトを演奏していました。 -
騎馬像。
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子連れ、犬連れの奥さん。
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犬の水浴び。
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11:00少し前になりました。
入り口で荷物を預けます。
私のバッグを手にした係員が
「パスポートが入っているか」と聞くので、
「ノー」というと、さっさとバッグをわしづかみして、夫のカバンと一緒にうらの部屋に持って行ってしまいました。
預かり札を渡されました。
えー、財布やクレジットカードは預けたくなかったなぁ、と思っても後の祭り。
同じような思いをいだいたのでしょう、近くにいた日本人女性が
「どの程度安全に預かってくれるんですかね」と心配顔でした。
貴重品用の小さなポシェットでも用意しておくべきだった、と後悔しました。
あきらめて鑑賞開始です。
もちろん撮影禁止ですから、絵はがきで。
ベルニーニ 「プルートとプロセルピーナ」
プルートの手がプロセルピーナの腿にくい込んでいます。
プルセルピーナの頬には涙がひとすじ。
とても大理石でできているとは思えません。 -
ベルニーニ 「アポロとダフネ」
逃げようとするダフネが月桂樹に変身していく瞬間です。
髪の毛の先から葉が、指先から葉が生えてきています。
足は根になりかけています。
足もとの月桂樹の葉は薄くて、透明感があり、ぱりんと折れてしまいそうです。
とても大理石でできているとは思えません。 -
ベルニーニ 「ダビデ」
ミケランジェロのダビデが静なら、こちらは動。
他に、
ティツィアーノ 「聖愛と俗愛」
カラヴァッジョ 「馬丁の聖母」
ラファエロ 「キリスト降架」
などを鑑賞しました。
預けた荷物も無事に回収できました。 -
116番のバスで地下鉄バルベリーニ駅をめざします。
バルベリーニから地下鉄A線ではコロッセオへ。 -
ピンチアーナ門でいったん降ろされました。
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そこで待っていた別のバスに乗り換え。
バス内部はこんな感じ。
小型電気バス。
写真の右側手前に切符の券売機と刻印機が写っています。
観光客がまじめに?切符を買ったり、刻印したりしている姿はよく見かけました。
地元の人が切符を買ったり、刻印したりしている様子はあまり見なかったのですが、みなさん、定期のようなものを持っている、ということなのでしょうか・・・ -
バルベリーニ駅に到着。
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地下鉄でコロッセオをめざす。
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コロッセオ到着。
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コロッセオ。
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すごい行列です。
でも大丈夫、ローマパスですから。
左側のすいてる通路をスイスイ行きます。 -
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当時の様子を描いたイラスト。
客席でバーベキューをしていたり、けんかをしていたり、物売りの売り子がいたり、となかなかおもしろいです。 -
こちらは競技場と奈落のイラスト。
ライオンと戦っている様子や猛獣小屋が画かれていました。 -
むこうにパラティーノの丘が見えます。あした見学します。
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もう2:30くらいになっています。
ホテルへ戻る前に昼食です。
テルミニ駅近くの「エル・ブケット」へ。
昼間は15:00まで開いています。
小さな店で、数人分しか席がありません。 -
ポルケッタ(豚の丸焼き)をスライスしたサンドイッチ。
これがおいしいのです。
地元の人が食べにきていました。 -
壁には、日本やカナダなど、いろいろな国で紹介された雑誌の切り抜きが飾られていました。有名なお店なのでしょう。
私が
「ボーノ」(おいしい)と言うと、
「オイシイ?」としぶい声で反応してくれました。 -
すると
「これがホストファミリーだよ」と、
引き出しから絵はがきとカードを出して渡してくれました。
ホストファミリーの意味がよくわかりませんでしたが、
創業者たち?、はたまたおやじさんの師匠?ご先祖?なのか、
時代は20世紀始めと思われるこの店を背景に、誇らしげに立っている姿が写っていました。
声がしぶくて、きさくな、いいおやじさんでした。 -
ポルケッタサンドイッチで元気になったので、近くの教会を訪ねることにしました。
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂です。 -
大聖堂の前のオベリスク?
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内部のモザイク。
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ステンドグラス。
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床。
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天蓋。
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祭壇下には、キリスト誕生時のかいば桶の木片がうやうやしく奉られていました。
2000年以上前のものにしては新しそうな印象を持ちました。 -
そこに向かって祈っている法王さまとおぼしき彫刻。
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マリアの戴冠のモザイク。
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ベルニーニの墓。
午前中にみたボルゲーゼ美術館の、あのすばらしい彫刻を作ったベルニーニさんのお墓がここにあったんですね。 -
床。
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ポルタ・サンタ 聖なる扉。
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平面図。
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床。
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ホテルへ戻って休憩しました。
このあとはローマで音楽第2弾、
サンタニエーゼ・イン・アゴーネ教会でのコンサートです。
会場となる教会はナヴォーナ広場に面しており、その界隈には見所が満載です。
交通手段はバスを利用、40番に乗り、トッレ・アルジェンティーナで降りました。
ナヴォーナ広場をめざす時に、パンテオンをチラ見してから行きました。
この時にもうひとがんばりして、サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会にも行っておくべきだったと後悔しました。カラヴァッジョの3部作「聖マタイ」伝があったのです。次の旅行のお楽しみにとっておきましょう。 -
パトカー。
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アルファロメオのマーク。
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おまわりさん。
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交番?
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ナヴォーナ広場に到着。
四大河の噴水の後ろにサンタニエーゼ・イン・アゴーネ教会が見えます。 -
パフォーマーがたくさんいます。
アコーディオンのお姉さん、白い装束のお兄さんは法王さま? -
透明人間。頭がありません。
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四大河噴水の彫刻その1。
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その2。
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その3。
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その4。
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ナヴォーナ広場には他にもう2つの噴水があります。
ムーア人の噴水。 -
そしてネプチューンの噴水。
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そろそろコンサートの時間です。
このコンサートは18:30開演です。 -
GUIDED VISIT AND LIVE BAROQUE MUSIC IN THE BEST PLACES ROME
と看板に書いてあります。
インターネットで予約しました。ひとり23ユーロ。
実はどういう曲目が演奏されるのか、まったくわかりません。 -
コンサート会場内部。
想像していた弦楽四重奏のような室内楽ではなく、
2〜3つの楽器伴奏によるバロック時代の歌でした。
ソプラノ、
アルト、
トラヴェルソ(横笛=フルートの祖先)
パーカッション (タンバリンの大と小)
バロックギター
コラシオーネ (マンドリンをスマートにしたような弦楽器) -
バロック時代の音楽の説明をしながら、10曲ほど。
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次に、場所を教会の本堂に代えて、アルトの歌手も加わってのアンサンブルコーラスが披露されました。各パートのハーモニーが見事に調和して、本堂内によく響き渡り、すばらしいひとときでした。
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バスでテルミニ駅へ戻りました。
きょうは遅い夕食です。イタリアでは普通のようですが。
フルヴィマーリ。
日本語のメニューがあります。
日本人がたくさんいました。 -
店内。
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シュウマイ風のスープ。
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牛肉のステーキ、トマトソース。
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野菜盛り合わせ。
全部、とても美味しかったです。
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