2012/04/12 - 2012/04/13
884位(同エリア1163件中)
なまでこさん
バルト三国の旧市街を散歩する旅行です。
毛糸の雑貨やそれぞれの街並みを見比べに行きました。
安価で可愛い宿が充実しており、国と国の移動も快適なバスが多く発着していて便利です。
治安面でも不安は少ないので、楽しい街歩きになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2012年4月12日(木)晴れ
関空で5511円を180ztに両替します。
ワルシャワ空港のレートが悪い上に、日本の空港とワルシャワ市内のレートはそう変わらないと聞いていたので、出国前に両替しました。
ですがワルシャワ空港にキャッシュディスペンサーがあるようです。帰国後の現在は、到着後にカードで現金を引き出すのが最良だったと思っています。
傘を忘れた事に気づき、無印良品で折りたたみ傘を買いました。
結局、4月初旬のバルト三国は連日天候が不安定だったので、コンパクトな傘が大変役立ちました。
この時期にバルトへ向かわれる方は、雨具の準備をおすすめします。
9:40 【発】関西国際空港 ルフトハンザLH741
14:35【着】フランクフルト
飛行時間は11時間です。 -
17:05 【発】フランクフルト ルフトハンザLH1352
19:00【着】ワルシャワ
飛行時間は2時間でした。
空港到着後、キオスクで路線バスの片道チケットを2枚買いました。
1枚は明日使う分です。
路線バスのりばは空港を出てすぐです。
中央駅前を通過し、ワルシャワ大学付近へ移動する175番を利用します。
私にはポーランド語の車内案内は理解できませんが、入り組んだ路線ではないので、地図と車窓を比較していれば降りるべき場所がわかりました。
この175番の車内にはスリ常習犯が頻出しているとのことで緊張しましたが、何事もありませんでした。
困ったのは、停留所ごとのアナウンスが「次の停留所」「この停留所」の順に読み上げられる事です。誤って一駅手前で降りてしまいました。
バスを降りると、20時過ぎのワルシャワは雨でした。 -
すっかり夜ですが、ノヴィ・シフィアト通りからクラコフスキェ・プシェドミェシチェ通りでは飲食店に明るい陽が灯り、路面の席で食事をする人で賑わっていました。
平らな石畳で難なくスーツケースが引けます。
コペルニクス像から徒歩5分の「HOSTEL HELVETIA」に宿泊します。
ツインルームをシングルユースし、一泊180ztです。
壁の色、カーテンの色がかわいい部屋。スタッフは朗らかで共有のバスルームもきちんと清掃されています。
荷物を置き、スーパーマーケットで果物と水とヨーグルトを買いました。
風邪気味だったので、早寝して一日目終わりです。 -
4月13日(金) 曇、雨のち晴れ
ホステル付随の朝食はパンとハムとチーズが用意されているだけの簡単なものでした。
このハムとチーズが美味しい!さすが酪農国。
コペルニクス像を起点に旧市街へ向かって大通りを辿ります。
4月の街路樹はまだ冬の姿。鉄製の柵や街灯に施された蔦模様が影絵のようです。 -
右手にコウノトリ像を乗せた建物が見えます。
聖母の被昇天と聖ヨゼフ教会と思われます。
建物の正面には、協会のモットー「レス・サクラ・ミゼル(哀れむことは聖なること)」が刻まれています。
1823年にはこの建物でもフレデリック・ショパンのリサイタルが開かれました。
ヨーロッパの多くの国で、コウノトリは家庭円満、子孫繁栄のシンボルです。
そもそもポーランドには繁殖期のコウノトリの飛来数が多く、一説によれば世界の四分の一のコウノトリはポーランドで生まれるのだとか。 -
ジグムント3世の像に到着しました。先生に引率された子供の一団が見えます。遠足か課外授業でしょうか。
この広場で道をそれ、左手の城壁沿いに散歩することにしました。 -
10:30の城壁沿いは静かであまり人がいません。
上から街路樹に集う鳥の声がします。 -
この城壁の内側に旧市街があります。
夏には露天商のパラソルや大道芸人が集う道ですが、まだ寒い4月の朝はご覧の通り無人です。
道を歩いたり、壁の上を歩いたり。静かな散歩になりました。 -
城壁の内側に旧市街の建物が覗きます。
この家は緑の塗料で大砲が描かれています。
上には「1954」の年号も。
これは大戦時に一度は破壊されたバルバカンが、再建された年に当たります。 -
旧市街へ行く前にマリア・スクウォドフスカ=キュリー博物館へ行きます。
建物は普通のアパートといった趣で、実際にキュリー夫人の生家を利用しているとのこと。
放射能の研究で二度のノーベル賞受賞に輝いた彼女の研究や、家族と交わした手紙などが展示されています。
チケットオフィスにはおばあさんが座っていました。
入場券を購入すると返ってきたお釣りが多い…どうやら学生料金でチケットを発行してくれたみたいです。
多めに頂いたお釣りを戻し「私は学生ではありません」と言うと、おばあさんは「あなたは学生よ」といってニコッと笑いました。 -
薄曇りの旧市街に雨がポツポツ降ってきました。
足早に通りぬけ、ジグムント3世の像がある広場へ戻ります。
入り口の横に観光用の馬車が止まっている建物は旧王宮でした。
雨宿りを兼ねて旧王宮を見ることにします。
壁にポーランドの国章である「白鷲」が見えます。
左下に描かれているのはリトアニアの国章「馬に乗った騎士」。
隣合う二国は昔から仲良しです。
音楽室では小学生が二人の先生を囲み、手に持った楽器で自由な合奏を楽しんでいました。
旧王宮へ出向いて歴史ではなく音楽の授業をしている様子。
てんでばらばらな楽器の音と子供の声が響きます。 -
旧市街に戻ってきました。
さっきまで雨模様だった空が徐々に青く輝きはじめるにつれ、建物のカラフルな色がハッキリしてきました。
「1944年の旧市街で1ヶ月以上も続いたワルシャワ蜂起の戦闘で、ナチス・ドイツ軍によって建物の90%も破壊されました。しかし戦後になって旧市街は非常に忠実に復元されました。」(パンフレットより)
まるで100年以上も前からここにこうしてあったような街並み。
ですがほとんどの建物は、まだ修復後、半世紀少々しか経過していません。
広場ではたくさんのイーゼルが並べられ、露天で風景画を販売する用意が進んでいました。
四角いキャンバスの中に、四角く並ぶ旧市街の建物、その窓が並びます。
広場の上を仰ぐと、空も四角く広いのでした。 -
再び旧市街に戻ってきました。
ちょうどレストランが開店する時間です。
ZAPIECEKというポーランド料理のお店に入り、黒ビール、ジューレック、サーモンのサワークリーム乗せを注文しました。
ジューレックは発酵させたキャベツから作られ、浮身としてゆで卵やソーセージが入っている、酸味のあるスープです。
さっぱりとしているだけでなく、発酵食品の旨みがあります。
サーモンもノルウェーサーモン独特のぼんやりした臭みがなく、肉厚で柔らかくて美味しかったです。
全部で57.72ztでした。 -
レストランの軒先にパンジーの鉢植えが飾られています。
ここに来る途中の花壇にも、満開のパンジーが並んでいました。
パンジーはポーランドの国花です。 -
イチオシ
夕方、大統領府前の大通りを歩いていると、市民がチューリップを路面に捧げる光景に出会いました。
見守っている間にも花は連なり、直線の石畳の両側に長い長い花の縁取りができていきます。
親子連れ、老人、仕事中の男女…あらゆる市民が花を持って現れ、道端にそっと置き、去っていきます。
おばさんを捕まえ何をしているのか尋ねると、渡したペンで「Prezydent Kaizynski SMOLENSK 2010」と書いてくれました。
ポーランド大統領のレフ・カチンスキ夫妻を乗せたポーランド空軍機が、ロシア連邦のスモレンスクで墜落した航空事故が起きたのは、2年前の4月でした。
私もチューリップを捧げました。
花は連綿と繋がっていって、私の花はすぐにその中のわずか一輪となりました。 -
ワルシャワを出発する前にショパン行きつけのカフェ「ホノラトカ」へ立ち寄りましたが、ちょうど昼と夜の営業の間の時間に当たってしまい入店はかないませんでした。
このミオドヴァ通りはショパンがほぼ毎日通っていたアーティストや若者の溜まり場の一つです。
コーヒーを飲んでみたかったのですが、仕方ありません。通りの雰囲気だけを感じてあとにしました。 -
夜行バスに乗る前に、スーパーで夕食を買います。
これは羊の形のバター。羊の乳でできているのかな?
目は胡椒つぶ、耳ははっぱです。かわいい! -
塩味だけのプリッツみたいなパルシュキが今夜のご飯になりました。
市バスで長距離バスターミナルへ向い、バスが来るまでベンチで座って食べました。
21:00出発のバスは遅延し、21:40に出発です。
車内で眠り、明日はリトアニアのビリニュスに着きます。
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