Amtrak鉄道の旅②　その２　Empire Builder号

2009/12/09 - 2009/12/14

アメリカ大陸横断列車の旅・第２弾です！
（投稿の準備の都合上、直近の旅行記から先に投稿しております。）

☆12/9【サンフランシスコ～サンノゼ】カルトレイン
トランジットの時間を利用してサンフランシスコ近郊の通勤鉄道であるカルトレインに乗車しました。

☆12/10【シアトル・タコマ空港～シアトル市内】サウンド・トランジット・ライト・レール
開業したばかりの空港アクセス鉄道に乗車しました。

☆12/10【シアトル～ポートランド】Amtrak Cascade号
タルゴ型車両が売りのCascade号に乗車しました。ビジネスクラス車両でした。$40程度だったと思います。

☆12/10 - 12/12【ポートランド～シカゴ】Amtrak Empire Builder号
最北ルートの列車です。ルーメット（簡易寝台個室）を利用しました。片道$390ドル程度でした。長距離列車の中でサービスは一番充実してました。

寝台車乗客はファースロクラス扱いで以下の特典があります。
・出発駅でファーストクラスラウンジ利用、優先搭乗
・三食無料、飲料も含む。ただしアルコールは別途負担
・毎朝新聞が無料で配られる
・コーヒー、ジュースを無料で提供（セルフです）

（作成中）

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

Empire Builder号は途中で分割併合します。今回はポートランド編成に乗車します。寝台車１両＋ラウンジカー＋座席車２両の４両編成でした。

今回もルーメットを利用しました。ポートランド編成は食堂車が無いので、寝台車乗客には弁当が配られます。写真だと普通のサイズに見えますが、実際はアメリカンサイズで、日本の弁当の1.5倍くらいあります。味は...まあまあです。

同じAmtrakの大陸横断列車でもサービスが多少異なり、Empire Builder号が一番充実しています。まず、発車直後にワイン、チョコレートおよびアメニティグッズが配られます。ミネラルウォーターも毎日１本配られます。

翌朝、グレーシャー国立公園の入り口であるホワイトフィッシュ駅に到着しました。もう７時過ぎですが、あたりは真っ暗です。写真では判りにくいですが、スイスの山小屋風のステキな駅舎です。

グレーシャー国立公園内の壮大な景観です。

グレーシャー国立公園の山々です。

グレーシャー国立公園の壮大な眺めは午前中で終わっちゃいます。あとはひたすらモンタナ州の大平原風景が広がります。残念ながら単調すぎて...　そのためか、２日目午後にはワインパーティが開かれます。対象者は寝台車乗客のみとなります。このようなイベントはEmpire Builder号ぐらいでしょうか。サービスには力を入れてます！

食堂車の食事例です。朝食です。スクランブルエッグ、ポテトにクロワッサンとアメリカらしいメニューです。飲み物も無料です。サラダが付く場合があります。

ヒマなときは最後尾から風景を眺めます。前面展望ならぬ最後尾展望です（笑

最後尾からの眺めは、こんな感じです。当たり前ですがアメリカは広大です！ちなみに複線ではなく、列車交換のための信号所内です。マイルトレイン（1.6km長の超長大貨物列車）のすれ違いのため、信号所内もとても長いです。

３日目の朝、セントポールーミネアポリス駅に到着です。この２都市はツインシティとして有名ですが、Amtrak駅は２都市の中間に位置してます。

さ、寒かったです＞＜　グレーシャー国立公園の山中よりも、シカゴよりも寒い。駅のホームも凍ってます。

アメリカの鉄道好きにはたまらない、旧ハイアワサ号の最後尾展望車とドームカーが構内に展示されていました。感動ものです！かつての鉄道王国アメリカを髣髴させます。半世紀以上前に、こんな列車が走っていたなんて…

セントポールーミネアポリス駅を発車し、ミネアポリス市内の河岸を走ります。寒さで川も凍ってます。

途中、ミラービールで有名なミルウォーキーを通ります。

２泊３日の長旅を終え、シカゴ・ユニオンステーションに到着です。