そあら＠よこはまさんのクチコミ全23件

ユニオン・ステーションは交通の要所でもありますが、同時に荘厳な駅舎は首都ワシントンに合い観光地としても有名です。建物内には店舗、ファーストフード店だけでなく、展示スペースもあります。近くには国会議事堂もあり、市内観光ついでに訪れる価値ありです。

BARTは空港、市内中心部だけでなく対岸のオークランドやバークレーなどにも通じており、サンフランシスコ周辺も含めた移動手段として有用です。また夜間でも比較的治安が良く安心して乗車できます。注意点としては両末端とも途中で分岐しており、市内中心部から郊外へ向かうときは行き先の確認が必要です。とりわけ、通常は市内中心部からサンフランシスコ国際空港へは直通ですが、早朝深夜など一部の列車は途中のMillbrae駅での乗換えとなります。

JFKには9つターミナルがあるそうです。一つ一つは日本の地方空港レベルのターミナルビルの規模です。各ターミナルは個性的で見るのには楽しいですが、世界有数の大都市の国際空港としては飲食店や免税店などの設備的には貧弱です。アメリカの空港には珍しく複数のターミナルで入国手続きが可能であり、国際線乗客が分散しているのも影響しているかもしれません。各ターミナル間はエアトレインで無料で移動できます。

エアトレインはJFKの各ターミナルからジャマイカ駅まで15分程で到着します。ここからLIRRという近郊電車と地下鉄どちらに乗り換えてもマンハッタンへ行けますが、前者は20分程度、後者は１時間程度要します。LIRRに乗り換える場合、エアトレインとジャマイカ駅～ペンシルベニア駅の切符を購入します。ちなみに切符は別々で２枚発行されます。時間帯によりますが、料金は合計で最大13ドルです。

Amtrakの昼行列車は全て自由席です。要するに早い者勝ちなのですが、出発ホームは、その時次第で、しかも数分前まで決まりません。また、改札口は無く、ホームまでのエスカレーターの入り口で検札します。従って、出発ホームの表示が出てからが勝負です。AcelaExpressは15分程停車し先に降車客がコンコースに出てくるので、遠距離客らしき人々が出てくるホームに狙いを定めるのがコツです。

空港バス（シルバーライン）はボストン南駅に到着します。ボストン南駅はアセラエクスプレスを含むニューヨーク方面の中長距離列車のターミナルですが、地下鉄レッドラインも乗り入れます。また、近郊列車も発着します。なお、他の地下鉄には隣接駅での乗換えが必要である他、北部への近郊列車はボストン北駅からの発着となります。駅構内にはカフェ、マクドナルドなどファーストフードも充実しています。私は夜行列車に乗ったので21時過ぎまで構内を滞在しますが通勤客も途切れることなく、治安面も問題ないです。

プロビデンス駅もAmtrakの他に、MBTAという通勤鉄道が乗り入れており、全く同じ線路を走ります。ちなみにAcelaExpressだと所要50分で最大56ドル、MBTAは所要1時間15分で10ドルです。

Amtrak長距離列車では基本的には無料wi-fiは利用できません。待ち時間を利用して、ロサンゼルス・ユニオン駅では乗車前にはスタバでwi-fiを利用すると良いでしょう。駅構内の地下通路脇にありますがAmtrakには改札口な無く、誰でも利用できます。

ボストンは地下鉄が発達しており、市内観光の力強い味方です。ただし、通勤ラッシュ時には次の電車を待たなければいけないほど混雑します。とりわけ、グリーンラインは路面電車形式の小型車両なので輸送能力が小さいので混雑が激しく日中も混雑していますのでご注意ください。

2013年1月6日までは空港バスであるシルバーライン・ボストン南駅行きは無料で乗れます。市内中心部のボストン南駅まで20分もあれば到着します。各ターミナルを出たところに乗り場があるのですが、"SILVER LINE TO SOUTH STATION"という立て看板がある辺りが乗り場です。２両編成の銀色のバスなのですが、ちょっと分かりにくいですね・・・

ボストン国際空港への空港バスは、ボストン南駅の地下ホームから発着します。地下鉄と同じ改札口を通過してホームへと向かいます。地下鉄線路をバスが走っているようなイメージです。料金は2.5ドルで20分程で空港につきます。

Amtrakのロサンゼルス～サンディエゴ間には1時間に1本程度、Pacific Surflinerという列車があります。所要時間は３時間強で、複線区間も多いこともあり遅延は殆ど無いようです。珍しく機関車も含めて統一された車高、塗装で最新鋭の列車という感じでした。窓側にコンセントも付いており、カフェカーありと車内設備も充実していました。平日に利用しましたが、乗車率も高く、両駅とも市内の中心部にあるためかビジネス利用も盛んなようです。

カリフォルニアゼファー号の発着駅はエメリビルというサンフランシスコの対岸の街の小駅です。サンフランシスコ市内までは専用の連絡バスに乗り換えます。バス乗り場はエメリビル駅を出て目の前となります。長旅なので乗客の多くは大型のスーツケースの持っており、空港バスのように預けることができます。連絡バスはサンフランシスコのダウンタウンの数箇所に停車します。なお、オークランド方面にもバスが出ているので、行き先表示を確認しておく必要があります。

連絡鉄道自体が無いので、カリフォルニアゼファー号の発着駅であるエメリビル駅からサンフランシスコ市内へ連絡バスが運行されるのは理解できますが、Amtrak駅があるオークランドへも連絡バスが運行されます。連絡バスの運転手さんの話では、カリフォルニアゼファー号が大幅に遅延する場合が多いため、他のAmtrak列車の乗り換えてオークランドへ行くのは現実的ではないからなのだそうです。

Amtrakの座席車は短距離、長距離列車を問わず自由席なのですが、シアトル始発の列車の場合、30分ほど前に改札口付近に並んで座席指定を受けます。といってもポストイットみたいな小さな色紙に手書きで番号を書いた札が渡されるだけです。この駅のみのローカルルール？

SEA-TACは空港にはLRT（サウンド・トランジット・ライト・レール）が乗り入れており、空港ターミナルと駅が直結しています。LRTに乗れば、シアトルのダウンタウンへ直接行けます。自動切符販売機があり、改札口はありません。ただし、頻繁に銃常備の警官が無賃乗車の見回りに来ます。チェックの段階で有効な切符を所持していなければ罰金らしいです？　車両は路面電車というか、小型の地下鉄というか、最近開通したので、まだまだ新車状態です。専用線は高速で走り、市内中心部では路面電車と同様に併用道路を走ります。

シカゴ地下鉄の一部は中心部を高架の環状線として走ります。初乗り2.25ドルを払えば乗り換えも可能です。高架といっても日本と違って防音壁もなく車窓の眺めは非常に良いです。路面電車を高架にした感じです。日本ではまずお目にかかれないダイヤモンドクロッシングもあり、鉄道ファンには特に楽しんでもらえるのでは･･･

シカゴ中心部と郊外の衛星都市の間にはMETRAという近郊通勤列車が走っています。日中は１時間に１本強と本数は少なめですが、日本の私鉄レベルの運賃で利用できます。機関車＋客車という列車編成で、客車の大部分は２階建となっています。２階部分は一人掛けとなっていて眺めが抜群です。なお、中央が吹き抜けとなっていて、１階部分を車掌さんが歩いてきて、吹き抜け部分から切符を差し出して検札します。

同じAmtrakの大陸横断列車でもサービスが多少異なり、Empire Builder号が一番充実しています。まず、発車直後にワイン、チョコレートおよびアメニティグッズが配られます。ミネラルウォーターも毎日１本配られます。車窓が単調な分、サービスの強化が熱心なのでしょうかね。

Amtrakの長距離列車は全て日本では殆ど見られなくなった鉄道の食堂車を連結しています。４人掛けのテーブルが多数並んでおり、相席を基本とし、きっちり４人ずつ座ります。何処から来たのか？どこに行くのか？といったスモールトーク中心ですが、皆さんお話好きで結構盛り上がります。英語が話せなくても平気です。丁寧に人の話を聞いてくれます。