2010/05/05 - 2010/05/05
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みなみやまさん
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雲仙岳には思い出がある。
高校時代には山岳部の合宿で登山をしてきた山である。
すっかり縁が切れていた雲仙だけだが、実は91年の大噴火前に正月仁田峠から霧氷を見に国見だけに家族で登ったのだった。
その時点では、妙見岳のロープーウェーは営業しており、普賢岳への縦走路は通行禁止になっていた。
その半年後、大噴火を起こしたのである。
今回は実際の普賢岳新山の姿を画像に納めたくて雲仙に一人で向かったのである。
雲仙岳には平成新山(1486メートル)、普賢岳(1359メートル)、国見岳(くにみだけ)(1347メートル)、妙見岳(みょうけんだけ)(1333メートル)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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これが雲仙普賢岳である。
溶岩ドームで出来た山肌は月世界のような荒あらしさだ。 -
雲仙妙見岳から撮影した普賢岳。
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長崎駅前県営バスバスセンター発の雲仙行きバスに乗車。
ここは千々石。 -
五月でこいのぼりがはためいていた。
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雲仙岳の麓の小浜温泉は大きな温泉地。
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海岸からも温泉の湯気が湧き出している。
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バスは、終点の雲仙温泉島鉄バスセンターに到着。
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ここから仁田峠まで行く。
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とりあえず、ロープーウェイの片道券を購入。
頂上駅へ登る。
そこから、さらに登ると展望台がある。
ここから、はじめて見る新山を撮影した。 -
ロープーウェイからも普賢岳新山が見える。
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手前に見えるのがかつて長崎県で最高峰の雲仙普賢岳だった。
その後ろには、いわゆる溶岩ドームの新山がそびえていた。 -
妙見岳
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を見下ろすと、雲仙温泉の町が見える。
手前が日本二番目の歴史を持つといわれる雲仙ゴルフ場。
「わが国で最も古いパブリックコースとして、1913年(大正2年)開場した雲仙ゴルフ場は、1903年(明治36年)神戸ゴルフクラブにつぐ、二番目に古い歴史を持ちます。また、この雲仙は1934年(昭和9年)わが国最初の国立公園に指定され、その中心的施設として国内外の方々に親しまれてきました。」『雲仙ゴルフ場ホームページ』より。
青い水をたたえるのは、別所ダムの人工湖「鴛鴦(おしどり)ノ池」だ。
ロープーウェイの頂上駅も見える。 -
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ココで、予定外だが、普賢岳への縦走路を歩いて見ることにした。
しばらく、尾根道を歩くと妙見神社の社があった。その奥がブッシュの中の妙見岳頂上。
そして、その横には普賢岳への縦走路の案内板を見つけた。
思い切って、新山を少しでも近づいて見ようと思った。 -
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道は、妙見岳のピークの下を巻いて続いていた。
しかし、そこから先は、急な下り坂になっていた。
国見岳も見えない位置だ。
そこで、縦走はあきらめて、とりあえず、普賢岳と平成新山を撮影。
後戻りをすることにした。 -
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そして、妙見岳ロープーウェイ参上駅まで戻り、徒歩で下山することにした。
一応は整備された登山道の急坂が続いていた。
時折、下から登山してくる人たちにも出会ったが少数派。
やはり、観光客はロープーウェイを利用している。 -
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長崎県雲仙に自生するミヤマキリシマは、特に「雲仙つつじ」という愛称で呼ばれていまして、その群落は天然記念物に指定されるなど、地元で愛されているのだそうです。
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それでも、20分くらいだったろうか。
予想よりも早く仁田峠へ下山できた。
20年ぶりの雲仙岳登山だった。 -
乗り合いタクシーは、島原バス雲仙バスセンタに到着した。
地獄に近い公衆浴場に行くことにした。
今回入湯した『雲仙温泉館』
いわゆる公衆浴場だ。
とにかく入湯料が100円なのだった。 -
「雲仙地獄」である。
ただし英語の表示は[UNZEN JIGOKU HTO SPRINGS ]雲仙地獄温泉になっていた。
この地獄は小さいころから何度も歩いたことがある。
正直、かつてのような人気観光地ではなくなっている。
それでも、まだまだ、観光名所になっていることは間違いない。 -
全部ではないが、温泉地獄を大きく山側に廻って見た。
白い蒸気と強烈な硫黄のにおいは強烈だ。 -
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「雲仙新湯温泉館」だ。
入湯料は大人百円と格安だ。
湯船は一つ。
とてもシンプル。
入湯客は孫を連れたおじいさん。 -
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車があって雲仙に家族で来れば、格安の温泉だ。
しかし、この日は一人旅。
後は、帰るしかない。
帰りは、島鉄バスの諫早行きに乗車。
乗客は少なかった。
急行ではなく、各停のバス。
ローカルなバスなので、時間はかかったが楽しいバス旅だった。
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