オーストラリア(レッドセンター)激走4600kmレンタカーの旅②（ウルル～カタ・ジュタ)

2012/08/06 - 2012/08/16

夏休みの家族旅行でオーストラリアのノーザンテリトリーをレンタカーで縦断しました。赤土の大地をパジェロで激走！９日間で4600kmを走破しました！！！

この旅行記は、
http://4travel.jp/traveler/tarechan/album/10704738
の続きで、Part.２（８月８日）です。
続きは、
http://4travel.jp/traveler/tarechan/album/10706267/
をご覧ください。

【旅程】
８月　６日（月）成田NRT-20:55発 JQ26便
８月　７日（火）ケアンズCNS-5:35着(市内観光)→11:25発 QF1949便
　　　　　　　　アリススプリングスＡＳＰ13:20着
　　　　　　　　レインボー･バレー、ヘンバリー･クレーター、
　　　　　　　　ユララ（エアーズロックリゾート）
８月　８日（水）ウルル…ウルル／カタ･ジュタ文化センター、
　　　　　　　　　　　　　　クニヤ・ウォーク
　　　　　　　　カタ・ジュタ…風の谷ウォーク、ウォルパ渓谷、サンセット
８月　９日（木）キングス・クリーク…ヘリコプター観光フライト
　　　　　　　　キングス・キャニオン…
　　　　　　　　　　　　　　　キングス・クリーク（キャニオン）・ウォーク
　　　　　　　　ウルル（サンセット）
８月１０日（金）ウルル（サンライズ）、スチュアート・ウェル、
　　　　　　　　オーウェン・スプリングス、アリススプリングス
８月１１日（土）西マクドネル山脈…シンプソンズ・ギャップ、
　　　　　　　　　　エラリー・クリーク・ビッグ・ホール、オーミストン渓谷、
　　　　　　　　　　グレン・ヘレン渓谷、ハースツ・ブラフ
８月１２日（日）ワイクリフ・ウェル、デビルズ・マーブル、テナント・クリーク
８月１３日（月）エリオット、ダリー・ウォーターズ、マタランカ温泉、
　　　　　　　　キャサリン
８月１４日（火）キャサリン…キャサリン渓谷クルーズ、クタクタ鍾乳洞、
　　　　　　　　　　　　　　　キャサリン温泉
８月１５日（水）ウンバラワラ渓谷、バタフライ渓谷、ダーウィン
８月１６日（木）ダーウィンDRW-6:20発 JQ58便
　　　　　　　　ケアンズCNS-9:20着→12:05発 JQ25便
　　　　　　　　成田NRT-18:45着

エリア エアーズロック(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ジェットスター航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

８月８日（水）今日は、ウルル／カタ･ジュタ国立公園内を巡る旅とする。

ゲートで入場料一人$25を支払って、車で進んでいくと目の前にウルルの姿が…

聞いてはいたが…その大きさと神々しい姿に心の底からの感動が湧いてくる。運転しながら、思わず「うぉー！！！」と叫んでいた。

まずは、ウルル／カタ･ジュタ文化センターに行き、国立公園についての基本的な理解を深める。

文化センター方面からのウルルの眺めは神聖なものなので写真を撮ってはいけないとの注意があった。もちろん館内も撮影禁止。

サンライズの展望台に車で移動して、ウルルの全景を望む。

どこまでも青いオーストラリアの冬の空。

散策路にあった東屋でちょっと一息。

冬とは言え、さずがに雲ひとつない晴天では、熱射病が心配。

クニヤの駐車場に車を停め、ウォーキング・トレイルを散策する。

「う！…ウルルが持ち上がるか？」

間近に見るウルルは、やっぱり大きかった！！！

アボリジニの聖地ということで、今回は登山は考えなかったが、直接岩肌に触れて、たっぷりパワーを吸収してきた！

地層の縞模様がはっきりとわかる。

ウルルは砂岩の層が地殻変動により垂直近くに立っている部分が雨風に削られ地上に現れているとのこと。

所々にアボリジニの描いた壁画が見られる。

丸い模様は、雨季の時の渦を巻いて流れる水の様子を表しているとのこと。

風雨で削られた岩肌がカエルのようにも見える。

駐車場近くで見かけた鳥。

ウルルを前に何を思うのか…。

車を飛ばしてカタ・ジュタへ向かう。

フロントガラスは、昨夜大量の虫が走行中にぶつかってきたため、ワイパーで拭いても白いまま。飛び石でひびまで入っていた。

水筒を持って、風の谷ウォークに出発！

後ろの岩は、潜水艦のようにも見える。

歩き始めて約20分で第１展望台に到着。

雲一つない晴天で、青空と赤い山肌とのコントラストが見事！

更に進んでいくと、黒く雨水で変色した岩肌も見える。

崩れた岩を見ると、大きな礫（レキ）が見られ、ウルルとは地層を構成する粒の大きさが違うことが分かる。

もっと進むとまさに「風の谷」という風景になってくる。

植物もわずかながら生えている。

明らかに雨季には滝になるであろう、削られた岩肌。

その跡は、ハート形にも見える！

ひたすら谷を進み、もうすぐ第２の展望台！

展望台から歩いてきた方向を見ると、さっきのハート形が見える。

そして前方を見ると、急坂の向こうに平原とカタ・ジュタの山々が見える。

今回は、ここで引き返すことにする。

日没までには時間があるので、風の谷から車で少し戻ってウォルパ渓谷を散策することにする。

途中の岩肌には、風の谷と似たような風雨での浸食のあとが…。

渓谷と言うだけあって、奥まで行くと緑が多くなり、水も残っていた。

かなり日も傾いてきたので、車でサンセット・ビューイングに移動する。

影がかなり長くなってきた。

夕日に照らされ赤く輝く岩肌。

頂上近くには、わずかながら植物も見える。

いよいよ日が沈む…赤が濃くなっていく。

刻一刻と変わる山肌の色と空の色…その美しさに思わず見とれる。

車で戻る途中、カタ・ジュタを望む展望台に立ち寄る。

カタ・ジュタの山々がシルエットになって浮かび上がる…幻想的な風景。

空の深い赤い色が心に残る…。

暗い夜道をドライブしてコンドミニアムに戻る。

今日は、アウトバック・パイオニア・ホテルの酒場でビールを購入して帰る。今日も夜８時過ぎの夕食となった。

本日の走行距離は300km程。２万歩以上歩いて疲れた〜！