2012/08/29 - 2012/09/07
124位(同エリア665件中)
ぴのっこさん
関西在住の30代後半女性です。
この夏、学生時代からあこがれていたペルーへ。
現地は賞味7日間。
失敗ばかりで散々な目にあったけれど、
嬉しいことも盛りだくさんの旅でした。
もう若くないし、一人旅ということもあり、
ホテルや食事に関して
そこまでお金を切り詰めた内容にはなってませんが
特にぜいたくもしていません。
この情報が、
少しでもこれから旅する方のお役に立てれば幸いです。
【旅程】
8月29日 関空~成田~ヒューストン~リマ※空港泊
8月30日 リマ(5:40)~クスコ(7:50)※クスコ泊
8月31日 マチュピチュ ※マチュピチュ村泊
9月1日 マチュピチュ~クスコ ※クスコ泊
9月2日 クスコ~プーノ ※プーノ泊
9月3日 プーノ~アレキパ ※アレキパ泊
9月4日 アレキパ~リマ ※バスの車中泊
9月5日 リマ(23:45)~ヒューストン~成田
なお、飛行機は自分手配。
クスコ・マチュピチュは現地の旅行会社手配。
その後の予定は決めずに出発し、
プーノ以降は旅先で手配しました。
そんなわけで旅の後半は旅程がかなりめちゃくちゃですが…
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
日本を出てから8日目のAM6:30、
ようやくバスが
リマのバスターミナルへ到着。
宿は予約しないって手もあったけど、
今夜23:45の便で日本へ帰るし、
東京から関西へは夜行バスで帰るので、
さすがにシャワーをあびたいと思って
ちょっともったいないけど、
数時間の為にホテルを予約しておきました。 -
場所はミラフローレス地区。
メトロポリターノの28 de Julio停から近い
Casa Wayra Bed & Breakfast Miraflores
http://www.casawayra.com/
英語はあんまり通じないけど、
清潔で場所も便利、値段も手頃なので
数時間しかいられなかったけど、
予約しておいてよかった。 -
8:30
アルゼンチンから来たという
家族と一緒にテーブルを囲んで朝食。
卵はしょっぱいし、果物はないけど、
パパイヤジュースは手作りだし、
十分、満足。 -
10:00
市内を南北に走る路線バス
メトロポリターノに乗って旧市街へ。
メトロポリターノはバスだけど
北か南へしか行かないので
旅行者にはわかりやすくって便利。
運賃をカードにチャージしないといけないのと
そのカード代が5.5ソルするのは
1日しかいない私にはどうかと思うけど、
1回1.5ソルでどこまでも行けることを考えれば
タクシーよりずっと安いし、仕方ないか。
ただ、車内はコミコミ。
カバンをしっかり抱えました。 -
30分後、旧市街に到着。
治安が悪いと聞いていたので
ドキドキしながら歩く。
やたらと警官が多いし、
人もこれまでの町よりずっと多い。
リマは600万人が暮らす大都会なんだし
そりゃそうか。
それにしても空気が悪くて
標高は低いはずなのに息が苦しい… -
お目あてのひとつだったカテドラル。
侵略者ピサロが最初に建てた教会なので
ペルーで一番古いんです。
が、入場料10ソルのはずが
なぜか30ソル?
なんでも、隣にある
リマ大司教官殿博物館とセットでないと
入場できないシステムになったんだとか。
え〜、博物館はみてる時間ないなぁ…
でも見ないのに20ソル高いのはちょっと…
てなわけで、ここは外から眺めるだけで
スルーしました。 -
次はサント・ドミンゴ教会・修道院へ。
ここはペルーでは有名な
サンタ・ロサさんとフライ・マルティンという
2大聖者が眠っていて、
サンタ・ロサさんの地下墓地と
フライ・マルティンさんのチャペルがあります。 -
このすばらしい部屋は図書館。
25000もの蔵書があり、
歴史的に貴重な資料も収められているそうです。 -
ここが聖マルティンさんのチャペル。
奥がマルティンさんの廟らしい。 -
チャペルの塔に登りたかったので、
ガイドさんを呼んでもらいます。
塔へは要・ガイドさん同伴。
ガイド料は入場料に含まれているので
高いとこ好きな私としては
登らないわけにはいきません。 -
塔の上からの眺め。
遠くに見える山の上が
サンクリストバルの丘。
が、丘の周辺は治安が悪いので、
景色を眺めるならここのがいーよー
とガイドさんは言ってました。
ま、便利な場所にありますし、
入場はたったの5ソルなので、
私も十分満足でした。 -
昼はこの教会に面した広場のお店
Los Escribanosで。
陽気な客引きのお兄さんに
引かれて入りました。
海のある街、リマに来たからには
セビッチェが食べたい!
ってことで、
前菜はもちろん、セビッチェを注文。
写真はCabrilla(ハタの仲間)のセビッチェ。
ライムがめっちゃかかってて、
日本のマリネよりパンチがきいてます。
おいしい〜!
飲物は国民的飲料、チチャモラーダ。
こちらはなんともいえない味。
紫とうもろこしをレモンと煮込んでいるらしいけど、
なんか色がぶどうジュースなので、
ウェルチを飲んでいる気分。 -
メインは
Seco de Res(牛肉煮込みかな?)。
肉、やわらかっ!
盛り付けも心もち、地方都市より洗練されてます。
これにデザートのアイスかプリンがついて
24ソル。価格的にも大満足。
ちなみに、クスコなどの山岳地帯では
新鮮な魚が少ないのでセビッチェを食べる際は
素材がちゃんとしてるか注意が必要とのこと。
リマでも安い店のを食べると
お腹をこわすこともあるみたいです。
ってことでこの旅ではずっと
セビッチェをリマまで我慢してたので
やっと食べれてうれしい〜! -
13:30に店を出て、
お土産を買いにスーパーへ。
お菓子や飲物を買い込んで
一旦ホテルへ戻りました。
その後、ホテルから歩いていける
ショッピングセンター「ラルコ・マル」へ
眺めはきれいだけど、
入っているお店はけっこう高めで、
ちょっとお買物する気分になれない… -
ってことで、もう一回
メトロポリターノに乗って
民芸品市場がある
Ricald Palmaへ。
おお、あったあった民芸品。
やっぱりペルー土産はこうでなくちゃ。
プーノやアレキパより値段は高いけど、
まだ選びきれてないお土産を買いました。
カードキャッシングができず、
手持ちの現金がほとんどなかったので、
たくさん買えなかったのはちょっと残念。 -
18:00
リマ在住の日系ペルー3世という
友達の友達と待ち合わせ。
当然、お会いしたことはないけれど、
海外ではこんなかすかなツテもとても大切。
この旅ではずっと1人で食事だったので
誰かと会えるのがとっても嬉しい。
しかも現れた彼は
人当たりがよくて、日本語も完璧。
わぁい。ほっとした。
ここからは彼の案内でリマを回りました。
写真はバランコ地区にある
「ため息の橋」。
願い事をして息を止めたまま
橋を渡りきったら願いが叶うのだそう。 -
続いて、バランコ地区よりさらに南側、
Chorrillos地区にある夜景スポットへ。
なんか光ってるものが見える -
近づくとキリストの像でした。
ここはChris del Pacificoというらしく
この像もここ数年で建てられたものだそう。
ブラジルのコルコバードの丘のようですが、
規模はずっと小さいです。
警察もいるので、夜景を見るなら
サンクリストバルの丘より安全なはず。 -
そこからの眺めがこれ。
リマって大都会ですね〜。 -
さっきの丘のすぐ隣、
ラルコマルからも見えていた十字架がこれ。
こちらはMorro Solarという場所で
1985年からある夜景スポット。
近くで見ると鉄塔をライトアップして
十字架に見せているのがわかります。 -
そこからの眺めがこんな感じ。
まさか一人旅で
リマの夜景を見られると思ってなかったので
すっごい感激。
波の音も聞こえるし、
ちょっとリマ〜、ええとこやん。 -
夜はせっかくリマに来たので
海岸沿いのお店でってことで、
つれてきたもらったのが
バランコ地区にある
Cala
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g294316-d910146-Reviews-Cala-Lima_Lima_Region.html -
海辺のテラス席にはストーブもあるので
寒さを感じることなく食事ができます。
写真は前菜の盛り合わせ。
手前から
伝統的なジャガイモ料理カウサ、
タコのオリーブソースかけ、
セビッチェ、
Tiraditoというお刺身みたいなお料理、
エビのカクテル。
それにホタテのグリル料理みたいなの。
南米でこんな繊細でおいしいが食べられるなんて
ラテンパワーをあらためて感じました。
ペルー料理、これから絶対はやります。 -
メインは
牛肉とフェットチーネの
ポルチーニ茸ソース。
(Osobuco con Fettuchaini al funghi porciniかな)
お肉はワインで長時間煮込んでいるらしく、
やわらかくて、
フェットチーネのソースも香りがよくて、
もっともっと食べたかったけど
お腹がいっぱいになってしまいました。
出口にサービスで
一口サイズのデザートが置いてあるのはうれしいサービス。 -
席からは先ほど行って来た
Morro Solarの十字架が光って見えてます。
なんとここはおごっていただきました。
初対面だというのに。
しかも空港まで送ってもらいました。
旅先でこんなに親切にされると
ほんとに心が溶けますね。
彼を紹介してくれた友達に
こんど何かごちそうすることにしよう。
23:45の便は0:50に遅れていましたが
その後、なんとか日本へ無事たどりつきました。 -
リマ〜ヒューストン(7h)、
ヒューストン〜成田(13.5h)。
ふぅ、お疲れさま。
渋谷発の夜行バスが出るまで時間があるので
渋谷と恵比寿の間にある銭湯へ。
機内で「テルマエ・ロマエ」を見た影響で
すっごくお風呂につかりたくって。
番台のある銭湯、
ケロリンの風呂桶、
超音波風呂など3種類のお風呂、
20円入れたら3分動くドライヤーなど、
どれもこれも新鮮。
街中にこんな場所があるなんて、
東京は奥が深い。
疲れと汗を流した後は、
大学時代の友人とごはんを食べて、
その後、7時間かけて大阪へ帰りました。
ああ、日本語の会話と居酒屋。幸せ♪
クスコやプーノではいやな人に出あったり、
現金がなくて困ったこともあったけど、
そのたびにいろんな人に助けてもらったなー。
ペルーを旅してほんとによかった。
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