台湾では9月から新学年。<br />学期初めは課題が少ないことをいいことに、旅行を計画。<br />友人とは時間が折り合わず、ひとり旅。<br /><br />ちょうど居留證更新時期で台湾から出られないし、どこいこう？！と思索したら、まだ行ってない離島がたくさんあることを思い出して一人でも楽しめそうな馬祖諸島へ。<br /><br />まずは基隆から南竿までフェリーの旅。<br /><br />＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝<br /><br />閩東式の家屋や軍事施設があり、華流ドラマや映画のロケ地としても有名な馬祖。<br /><br />夜行フェリー＋馬祖滞在5日間の間に撮った写真がものすごく大量。旅行記合計20冊にものぼってしまった。ゆっくり順番にアップ予定。馬祖の魅力を伝えられたらいいな。<br /><br />悪天候で島に缶詰になると帰国に影響が出てしまう短期旅行の方にはキツいものがあるけれど、長期で台湾に訪れるチャンスがあれば是非どうぞ☆中国福州からも船でアクセス可能。<br />

《シリーズ台湾新発見！》9月☆離島【馬祖】女ひとり旅(1)☆フェリーで基隆から【東引】を経由して【南竿】へ

36いいね！

2012/09/13 - 2012/09/18

75位(同エリア577件中)

#クルーズ

エリア

その他の観光地(台湾)

旅行の満足度: 4.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 船徒歩バイク

出発前。

【スーツケースとサロンパス】
腰を痛めてしまったので（一応まだぎりぎり20代なのに、、、うぅ）、今回はバックパックは諦めてコロコロで出発（涙）湿布も準備。サロンパス！効きそうな“チカラ”タイプでまずは数日間冷やして、痛みがひいたら温タイプで温めようかと。サロンパスは台湾でも有名。
夕方17時に帰宅し、シャワーを浴び、19時に家を出発。バスで一路、基隆へ。台北市内は渋滞もほとんどなく、順調に進んだので、20時ちょうどに基隆港口に到着。駅前広場のバーガーキングの前で下車。
そこから3分ほどあるいて西岸旅客碼頭へ。写真の左側の入り口からチケット売り場のある2階へ。
碼頭にはこれから乗るフェリー「台馬輪」が。車などを乗船させていたようだ。

ちなみに、台風通過と季節風のために波が高く、この次の日から3日間、台馬輪は停航した。
チケットは事前に電話予約済み、整理券を貰って待つ。

この日は空席があったので、整理券の機械は一台だが、予約がいっぱいの日には右側にもう一台「キャンセル待ち」用の整理券機械がある。

馬祖までは飛行機もでている。波が高ければフェリーが運休しやすく、霧がひどければ飛行機が運休しやすいので、飛行機（馬祖までのチケットはどれも1年オープン）のチケットを持っていてもフェリーの予約もしているひとが多い。そのため当日飛行機に乗って向かう人（其の逆も然り）もいて、「キャンセル待ち」でもチャンスがある。
カウンターで身分証をみせて発券してもらう。ベンチに座って順番まちをしていると写真教室をしている先生とその生徒さんたち７人組と知り合う。

彼らはまず東引で降りて、さらにその翌朝南竿へ行き、島々を回って月曜日に台北に戻るという。途中の行程が被っていたので、また会えるねと話していたけれど、其の後台馬輪は停航が続いていたので、彼らはおそらく最終日まで東引に缶詰になってしまったはず。
【奇数日】基隆＞南竿＞東引＞南竿＞基隆
【偶数日】基隆＞東引＞南竿＞東引＞基隆

という決まりなので、13日夜出発は【奇数日】にあたると思い込んでいた私。明け方に南竿に着くとおもっていたら。。。出航してすぐに日付が変わるので実際は【偶数日】にあたるらしく。

基隆＞東引＞南竿＞東引＞基隆という行程をたどる台馬輪。東引には翌朝5時半と11時半。南竿は8時（実際は8時半）。

予定外だったけど、よし、こうなったら東引が着く頃に一旦起きて東引を写真に収めようと決心。
阿兵哥がたくさん！
セキュリティチェックを終え、いよいよ乗船。
そのまえに、ふとセキュリティチェックエリアを振り返ってみると、やっぱり阿兵哥だらけ。
女性専用エリア、といっても、専用フロアではなく、あくまでもこのレーン一角だけが女性専用というもの。でもちょっと安心。荷物を置いて、船内探索へ。

ほかに親子で添い寝ができる「親子區」や、個室がある。
ぶれてます。
エチケット袋
上は乗船したときのブリッジ。
下には、港まで伸びた線路？（貨物の引き込み線？）
外階段で上の方へあがって行ったら、操縦室が！！

こっから見えるんだ〜なんて興奮していたら、夜景を見ているたくさんの乗客が居る場所と私のいるところの間に柵が在る。。。。。どうやら乗船員専用の外階段を登ってきてしまった模様。周りに居た人は誰も私を怒らなかったけれど、申し訳なくなって、乗客用の階段を登り直し。
レストランエリアを外から。
売店ではお土産も。
出航前、基隆の夜景をみる人々。
22時半出航。しばらくしてGPSを見ると矢印はしっかりと海の上。
チケット。3連式で、乗船時用、下船時用、それと控え。
エコノミークラスはこんな感じ。チビな私には十分。
フェリーの中の空調が強くないか心配していたが、寒くなくちょうど良かった。
足下に荷物をおいたけれど、短い足はちゃんと伸ばせた。
12時ころ就寝。3時頃から揺れがひどくなり、何処彼処から「音」が。。。

船酔いをしないように以下を実践して乗り越えた。
食べざる（夜6時の食事以降とっていない。胃は空に。）
見ざる（揺れているという情景を視界からシャットダウン。）
聞かざる（他の人の音を聞かない。）
嗅がざる（他の人のにおいを嗅がない。）
朝、5時ちょうどの写真。見えるのは東引。
風がとても強かった。右側が東引、左側が西引。
阿兵哥も東引島をパチリ！
東引中柱港に到着。この島と外の交通はこの船のみ。
乗客と荷物や車の乗降のあと、再び出航。
一眠りして、もう一度起きたのは8時頃。
右の島は北竿島。左の奥にうっすらみえるのは大陸。
間もなく南竿島。
振り返ると北竿島。この二つの島は船で15分ほど。
見えづらい写真だけれども、右側の煙突は発電所。

左側、山の上の白い石には「枕戈待旦」の文字が。1958年7月に蒋介石が馬祖に視察に来た際に軍人を励ますために残した直筆の文字を巨大な碑にしたもの。
南竿福澳港に到着。
この灰色の船がフェリーが接岸するときの微調整をお手伝いしてくれる。
いよいよ。時間は8時半。
下の大きな出口から降りる、下には大型のロッカーあり。
ついに上陸。
馬祖からは大陸の福州へ国際船も出ている。

この旅行記のタグ

#クルーズ

この旅行記へのコメント（6）

開く

閉じる

まあちゃんさん 2012/09/22 09:40:45

新鮮な気持ちで

Tai-lamさん、おはようさんです。そしてお初です。

馬祖への船旅新鮮な気持ちで見せてもらいました。

馬祖には南竿と北竿の二回宿泊しましたが
いずれも飛行機を利用しての土日の旅でした。

船には弱く以前に金門から小金門へ行く１５分程の船で
船酔いし小金門には上陸したのですが待合で寝てました。

それで台湾の離島は亀山島以外は全て廻りましたが
飛行機の飛んでない小琉球以外は全て飛行機です。

今後とも宜しくお願い致します。

まあちゃん

Tai-lamさんからの返信 2012/09/22 10:42:49

RE: 新鮮な気持ちで

まあちゃんさん：

おはようございます。
初めまして、とはいいつつ、いつもまぁちゃんさんの素敵な台湾旅行記を楽しみに拝見しております！

飛行機だととても便利ですよね。15分で船酔いなされるのなら、やはり。。。
わたしも緑島の時はかなりキモチワルくなりました、外洋はキツかったです。
あとは亀山だけですか〜さすがです、ということは基隆嶼ももうご経験ずみでしょうか？
基隆は近いからいつでもいける〜なんて気を抜いていて、私はまだ上陸してません。

天候もすっかり（台湾なりの）秋となり、もうすぐ中秋節ですね、南投の友人宅でBBQの予定です。まぁちゃんさんの次の台湾旅行記も楽しみにしております。

Tai-lam

ログインして返信する
熱帯魚さん 2012/09/21 12:11:35

懐かしいです！

Tai-lamさん

お早うございます。

早速拝見させて頂きました。
同じ航路を2年前だったかな？の夏休みに利用しました。
懐かしいです！

続き楽しみにしてますよ〜
それでは。

Tai-lamさんからの返信 2012/09/21 15:29:49

RE: 懐かしいです！

熱帯魚さん：

こんにちは！

台馬輪での船旅、なかなか快適でした。そして、天候の運が必要、ってところがまたそそりますね。今度は南竿経由で福建も行ってみたいと思います。

もしかして熱帯魚さん、馬祖へ毎年行ってらっしゃいますか？？
食事が美味しくて、赤ちゃんに話しかけるような口音も心地よく、みなさん優しいので私も馬祖ファンになりました！

PS：父はさきほど日本に帰国しました。天津は至って平穏、北京も日本領事館周辺以外は問題なかったとのことでした。

Tai-lam

熱帯魚さんからの返信 2012/09/21 16:16:46

RE: RE: 懐かしいです！

Tai-lamさん

こんにちは！

台馬輪いいですよね〜
福州行きの便もいいですよ、小さいけど。
船は本当に天候に左右されますよね。
次の日だったら出発できなかったかも知れないなんて
Tai-lamさんラッキーでしたね。

馬祖へは毎年行ってますよ。
最初の頃は、2か月に1回くらい行ってたんじゃないかな？
金門もいいけど、馬祖の方が好きです。
口音は、馬祖だけ違いますよね、随分。
福州語と同じらしい。

お父様無事に帰国されて何よりです！
ちょうど緊迫した時期でしたもんね…

それでは〜

Tai-lamさんからの返信 2012/09/22 10:52:30

RE: RE: RE: 懐かしいです！

熱帯魚さん：

おはようございます！

2ヶ月に一度とは〜！！スゴイです！
馬祖で聞いた限りでは、金門はあまり評判がよろしくないのですが、
一回は金門も観てみたいですね。さらに廈門や福建土樓まで足を伸ばそうと思っています。

えぇ、なにしろ父は声が大きい（酔っぱらうと饒舌に拍車が。。。）ので、心配しておりました(笑)

では：）

Tai-lam

ログインして返信する