2012/05/02 - 2012/05/02
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fuchiさん
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バンベルク駅から自転車で、バンベルクの北西4Kmに位置するメンメルスドルフに移動する。
ここにはラオホビールを出すドライクローネ醸造所(写真)と、へーン醸造所があるのだ。ドライクローネの開店前に到着してしまったので、教会など村を見学していたが、しばらく前から怪しかった天気が崩れ、とうとう雨が降りだした。開店した店で雨宿りしつつ、ビールと料理を楽しむ。
ドライクローネではドイツでは初見の”ビール飲み比べセット”メニューがあるのが驚きであった。おつまみに注文したズルチェも驚きの美味しさ。もっと長居したかったが、時間を見計らって食事を切り上げ、ちょうど来たバスに乗り込み、バンベルクに帰還した。
これで、1日で4つの村や街(ハルレンドルフ、シュティーバーリンバッファ、フォルヒハイム、メンメルスドルフ)を回ったことになる。幸運にも助けられたが、まずまずの成果を挙げることができた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
15:30 フォルヒハイム発の電車でバンベルク駅に一旦帰還する。
バンベルク駅でおりて、売店でミネラルウォーターを補給。ガード下をくぐり、バンベルク旧市街地とは反対方向に自転車を走らせる。目指すは北東に4km先のメンメルスドルフ。 -
まっすぐ伸びるメンメルスドルファー通りを直進する。
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草原のなかにポツンとある ”ゼーホフ”が遠くから見える。これはバンベルク司教の夏の別荘だったらしい。
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ゼーホフに続く入口。綺麗な噴水や庭園があり、このあたりの観光スポットなのだけど、今回は行く時間はなかったのでパスする。
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30分ほどでメンメルスドルフ村の入口に到着。快晴だった空に大き目の雲が出てきたのが気になる。
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オリジナルのビールをを出しているヘーン(Ho'hn)醸造所のホテルの看板。
気になったが今回はまずドライクローネを優先させるためパスする。 -
シュポルトガストシュテッテ。言うまでもなくスポーツバーだと思われる。
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メンメルスドルフ村の様子。赤いAのマークは薬局の印である。足の痛みがぶり返していたので、薬屋に入りコールドスプレーを探す。コールドスプレーを直訳して、"Kalt Spray Bitte?"と言ってみたものの通じない・・。警戒されたような視線に耐えつつ、ジェスチャーと単語で目的を伝えると・・
”Ah, EisSpray!"
通じた! アイススプレーだったのか。
なんとか目的の品をゲット。足にかけるとだいぶスッキリした。 -
先ほど看板があったのヘーン醸造所のガストホフ。村の中央通りに面している。レストランはまだ開店前。
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道端に噴水。奥にドライクローネの名前が書かれたアーチがある。
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ここはメンメルスドルフの中心のバス停の位置から撮影。ドライクローネが左、教会が右に見える。見ての通り村の中心の教会とドライクローネ醸造所は真向かいである。
バスでバンベルクへ帰ることを想定し、時間を確認する。なれない時刻表の読み方に苦労したが、どうやら18:29が最終らしい。 -
ドライクローネ醸造所の建物の横にはロゴが刻まれたアーチがある。こちらからはここの中庭のビアガルテンに直接入ることができる。
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ドアが会いていたので店にはいってみると誰も居ない。
奥にすすむと、ガストホフの宿泊受付カウンターがあり、そこには人がいた。英語がそこそこ通じるので話を聞いてみると、レストランはまだ開店時間でないとのこと。
なにか食材の納品があるため、17:30開店らしい、ということがわかった。 -
ドライクローネが開店するまで、観光をすることにする。メンメルスドルフの教会は、村の規模の割には・・といっては失礼だが、かなりりっぱな教会。
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門の上や壁の上、教会の壁にも、多数の彫刻が飾られている、羽など一部が金で装飾されており、ちょっと豪華。
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教会の建物の壁の中にも、彫像が多数飾られている。
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教会の中も見学可能。部屋は小さめながらも、金で装飾された祭壇や像がきっちり安置されていた。
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壁にも絵や像が高密度で飾られている。
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教会敷地内から正門を覗くと、真正面にドライクローネ醸造所があることがよくわかる。
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”ドライクローネ”とは”三つの冠”という意味だが、その名の通りのマークが車のボンネットにも描かれている。
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逆光で見づらいが、ドライクローネの看板。3つの冠を花のようにあしらった意匠である。見ての通りどんよりした雲から、とうとう雨がぱらつき始めた。はやく開店時間にならないかな・・
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ドライクローネの正面の看板。17:30になると同時に入店する。店内には客は最後まで私一人であった。ただ、ビアガルテンの方には何人か席についていた様子であった。
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店内の様子。ジョッキや、ここのビールのボトルが奥の棚に置かれている。
ここのマスターらしき大柄な男性が、大きな声で挨拶したり、ソーセージをカウンターで早食いしたり、ビアガルデンでお客の相手をするなどしてレストランに出入りしていた。
席をビアガルデンの方にするべきだったかな? ビールサーバーの前には、若い女性の店員さんがいた。 -
窓際の席は木のベンチでクッションが置かれている。窓やいたるところに民芸品小物が飾られている。
ドライクローネ醸造所レストランが紹介されたホームページ(※ドイツビール文化研究所)をipadで表示し、一人だけいる女性店員さんに見せてみるも反応が鈍い・・。話題になると思ったんだけどなあ。 -
まずビアカルテを見ると、"Sampler 3x0.1l 2.5ユーロ"という三種飲み比べセットがあるのを発見。ドイツでこれは珍しい。早速注文する。
左からLager, Spezialbierのディンケルヴァイス、そしてシュテッフラ(Sto'ffla)である。開店直後のせいか、どれもちょっとぬるめ。
ラガーはモルティーで甘味があり、かるいホップの苦味と香りのラガーらしいラガー。
ディンケルヴァイスは、始めドゥンケルヴァイスと聞き間違えたのかと思ったけど見ての通りかなり薄い黄色のヴァイツェン。ディンケルとはスペルト小麦のことなのだ。フルーティーでちょっとスパイシー、ほのかに甘い。
しかしこの中では、この醸造所のラオホ銘柄である、シュテッフラが一番良かった。 -
食事カルテなんだけど、太字で書かれた(おそらく)料理名がぜんぜん辞書翻訳できなくて意味不明・・。値段も安いく量もなかろうと思い、当てずっぽうで一番上のズルチェを注文する。
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ズルチェを注文。ズルチェとは肉のゼリー寄せをドレッシングと油に漬けたものだった。この油はあとで調べたところパンプキンシードオイルを使うらしい。上に玉ねぎみじん切りとネギ?が載っている。生に近い肉だが柔らかく、ドレッシングの酸味でさっぱり食べられる。付け合せをじゃが芋かザワークラウトか選べたのでじゃが芋を選択。このじゃが芋がサツマイモ並みに甘くて、表面がバターでカリカリに揚げ焼きされ、なかはホクホク。体には悪そうな組み合わせであろうが、うまい。ズルチェとの相性もバッチリ。値段も安いし素晴らしいメニュー。
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ドライクローネ醸造所のSto'ffla(ラオホ) 。
飲み比べメニューから何を追加注文するか迷ったが、やはりここは名物のラオホビールを0.3l注文。
今度は温度も13-14度くらいに冷えててよい。甘い香りとほのかに燻製香。口当たりは良いのにコクも十分感じられる。しかもキレがよく後をひかない。アルコール4・9%。
これはかなり当たりのラオホ。 -
18:16に、名刺を店員さんに渡して店を出ると、ちょうどバスが来ていた。12分のバスが遅れてきてた様子。自転車のっけていいかと一応確認。バンベルク市内にはいかないよ、と言われるが駅で結構、として乗り込み、運転手からチケットを買う。ゆれるので、自転車を抑えながら立ち乗りし、バンベルクに帰還する。(続)
ビール累計 50種/18.9l とうとう50種類突破!
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