2012/08/13 - 2012/08/14
11位(同エリア73件中)
哈桑湖さん
1960年代初めにソ連政府は、シルダリア川に灌漑用のチャルダラダムを建造しました。
チャルダラダムの貯水能力を超えるときには、アルナサイ低地に水を流していました。
春には雪解けによる増水のため、湖が出来ましたが、夏の暑い天気で消滅していきました。
ところが1969年2月から1970年2月にかけては、シルダリア川の増水のため、アルナサイ低地になだれ込み、巨大なアイダルクル湖が発生したのです。この湖は意図しないのに出来てしまった、ソ連政府の失敗作なのです。この後、シルダリア川河口のアラル海は小さくなり続け、アイダルクル湖は徐々に大きくなっていきました。
このアイダルクル湖ですが、綺麗という人もいれば綺麗でないと言う人もいます。この地を訪問して解ったのは、綺麗でないという人は、幹線道路ぞいのアイダルクル湖しか見ていないのではと、思います。この部分は入り江のさらに入り江で、水はよどんでいます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- アシアナ航空
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ユルタに泊まりました。
朝です -
内部
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お手洗いは外に。
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ユルタのオーナーの猫です。
可愛いですね。 -
ユルタから北上して湖の見えるT字路に出ます。
こんどは西進して、幹線道路から砂漠の中に車を進めます。 -
砂漠の中に忽然と現れる巨大な湖。
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アイダルクル湖畔です。
水質はいいです。
少し塩気が。 -
泳ぐには絶好の場所。
でも単調過ぎて写真撮影には、イマイチ。 -
湖底には砂の紋が。
1969年に、砂漠のなかにいきなり、シルダリア川の水が入り込んで
きたのです。 -
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鳥がいます
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砂の紋です
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再びT字路に引き返します。
近くの小高い丘から眺めます。 -
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半島の先に小屋が見えます
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T字路のところです。
ドンゲレク村にユルタのラーゲリがあります -
高台から見えたアイダルクル湖畔に到着です。
ここは幹線道路横。
ここは湖の入り江のさらにまた入江。
アイダルクル湖が汚いという人は、この部分しか見ていないのでは。 -
湖畔に牛が
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入り江を過ぎるとまた外に入り江が。
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ここは2番目の入り江。
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さらに車を進めると綺麗なアイダルクル湖が。
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綺麗です。
でもバルハシ湖よりは、今イチかな。 -
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望遠でアップで
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人生疲れてきました。時間に追われ、仕事に追われ。生きているのが苦痛に感じるときもあります。
こんなときに、あそこも行きたい、ここも行きたいと思うと、もう少し長生きした
いと思うのです。
今現在、行きたいと思う湖は、カザフスタンのマルカコリ湖、ここは信じられないほど
美しいようです。ただ道はかなりの悪路です。こわれかけの橋を通ったり、川の中に車を進めたりします。また湖へ行くまでは、第一次世界大戦で帝政ロシア軍の捕虜になったオーストリア兵が作った道を通ります。来年の夏に計画しています。
あと、タジキスタンのイスカンデル湖、カラクリ湖。キルギスのイシククル湖へも
行きたいです。
学生時代の同級生の人は、子供の中学、高校受験で、それどころではないようです。私より出来のいい両親でも、私みたいな出来の悪い子供も生まれます。
今の日本、いじめが問題になっています。これはいじめた加害者や教師だけの
責任ではないと思います。
今の日本では、社会のグローバル化の波を受け、非正規の雇用形態が増え続けています。不況になれば派遣切り。
親は子供に安定した生活をさせるため、教育に莫大なお金とエネルギーを投資
しなければならないと、信じ込んでいます。また子供たちを、より良い教育を受けなければ、明るい未来はないと、洗脳しています。実際そうかも知れません。
子供たちは、幼いころから、将来の生存競争のためと信じて、勉強しているのです。
この重圧に耐えかねて、弱い者にいじめが起こるんですよ。日本の社会がおかしい
んです。教師や加害者の責任追及のみを報道しても、社会病理に気づかなければ無意味ですよ。
尖閣や竹島よりも、もっと解決すべき(おそらく無理)最重要課題ですよ。
派遣切り、リストラされた人にとっては、目の前の生活の方が大事ですよ。
また増え続ける鬱病、それに伴う自殺する人にとっては、これらの島なんか
どうでもいいんですよ。
ウズベキスタン、のんびりした国です。地元の人たちは外国人の私を、お茶に誘ったりもします。わずかな日々でしたが、とても良かったです。
日本に戻ってきて、世帯を持たなくて良かったと思います。なぜなら、今の日本
では、生まれてくることが、新たなる苦労を背負いこむからです。
5月は再び中央アジアに行きます。
緑の草原に咲く、真っ赤な芥子(けし)の花が見たいです。もう少し長生きしたいですね。
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この旅行記へのコメント (2)
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- frau.himmelさん 2012/08/29 09:50:24
- おかえりなさい
- 浦潮斯徳さん こんにちは。
お帰りになっていたのですね。
早速旅行記見せていただきました。
ウズベキスタンの美しい異国情緒豊かな風景にみとれていたら、
次には日本が抱える社会問題の提起、ふっと現実に返ります。
いつも読後はしばらくの間考え込むことが多い、浦潮斯徳さんの旅行記です。
himmel
- 哈桑湖さん からの返信 2012/08/30 09:49:39
- RE: おかえりなさい
- frau.himmelさま
おたより有難うございます。
ウズベク人のガイドさんが、日本留学ありでしたが、夜の12時に山の手線に乗ったときに、周りの人間が、背広にネクタイだったので、びっくりしたと。日本人は仕事のために働く、こんな国に生まれなくて良かったと。
ウズベキスタンは資源大国です。政府の方針で、極端なお金持ちも、貧しい人もいません。それゆえ治安がいいです。
夜に日本人の女の子が、写真撮影に町に出ても大丈夫です。
旧ソ連を旅していますが、夜出歩けるかどうかは、なんとなく雰囲気で直観的に感じ取れます。
ロシアのハバロフスクだと、近くのレストランへ行くにも、ガイドさんと一緒に、車を手配していきます。
ウクライナのキエフでは、厚化粧をした客引きをする女性たちが、暇なときには、ロビーの外にいますが、朝にはドラッグの注射器が落ちていたりします。私はホテルの外には、怖いので出ません。
ウズベキスタンは、今でも社会主義的な国のため、知的エリートには、もの足りないようです。カザフスタンのバイタリティあふれる社会が、羨ましいとも。カザフスタンのアルマトゥイ、夜は出歩かないです。
ウズベキスタンは、のんびりした国です。私はとても気に入りました。ウズベク人自体が、色々な血が混じっています。ガイドさんは、日本人と違って、これが典型的なウズベク人というのは、存在しないとも言っていました。カザフ人には、」これが典型的なカザフ人は、存在しますが。
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