2012/08/14 - 2012/08/14
33位(同エリア47件中)
RYOさん
2012年の夏は、
ヨーロッパでもこれまで行ったことのない、
なかなか普通の人では耳にしない国ばかりを巡ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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-
キシニョウからバス(マルシュルートカ)で、
沿ドニエストル共和国のティラスポルに向かいます。
沿ドニエストル共和国は、いわずと知れた未承認国家。
世界のどの国からも認められていない国です。
キシニョウのバスターミナルを出て1時間ほど、
「国境」に着き、「国境審査」があります。
モルドバ側は当然、モルドバの出国審査はなく、
沿ドニエストル側で「入国審査」があります。
バスを降り、
パスポートと、バスの中で受け取り予め記入していた「入国」カードを手に、
イミグレの建物に入り、「入国審査」を受けます。
意外にも「国境」審査官は英語を話すことができ、
当日中の21:30までに「出国」しなければならない旨伝えられ、
「入国」カードの裏に「入国」スタンプを押され渡されます。
←「国境」の様子と、バスです。
当然、撮影禁止の場所ですので、よい子はまねしないように! -
「入国」カードの裏に押された、「入国」スタンプです。
これは、「出国」時に回収されてしまいます。
なお、沿ドニエストル「出国」時には、
モルドバ側の警察がバスに乗り込み、
パスポートを回収、チェックされます。
当たり前ですが、
この時にモルドバの入国スタンプが押されるわけではありません。
(ただし、ウクライナから沿ドニエストル経由でモルドバに入国する場合は、
押されるかもしれません。) -
バスは沿ドニエストル「入国」後30分ほど走り、
終着地、ティラスポル駅に到着します。
駅のトイレ(有料、値段は忘れた)を利用し、
駅の中でかばんの中を確認していたところ、事件は起きました。
女性駅員に「写真を撮っただろ!」と言いがかりをつけられ、
駅長室に連行されました。
駅の中の写真は撮っていないのにもかかわらず、
カメラの中をチェックされ、駅の外観を撮影した一枚の写真を
発見されてしまいました。
駅長室で、住所やら同行者(1人で来たことを伝えたら笑われた)やら
いろいろ英語(ただし単語のみ、英語力はこちらと同等)で尋問された挙句、
未承認国家で罰則を受けることを恐れビクビクしながら
処分を待つこと15分ほど、
賄賂を渡す覚悟もしながら処分をいい渡された結果は、
「写真を消せ。」
結局、その場ではその写真を消しましたが、
あとで隙を見てもう一度撮影しましたとさ。 -
ドニエストル・ルーブルのレートです。
-
60モルドバ・レイを両替しましたが、
結局、5ルーブルほどあまらせてしまいました。
これが、ルーブル札と、コイン。
当たり前ですが、日本では両替できません!
本当に、紙くずです。
1ルーブル札の肖像は、アレクサンドル・スヴォーロフ。
ティラスポルの起源をつくった武将です。 -
さて、駅を出て街の方へ向かうと早速、
キリスト教関連の施設の廃墟が現れます。 -
街中は意外にも発展しています。
あとでわかったことですが、
モルドバ側は農業中心なのに対し、
沿ドニエストルは工業中心なので、
GDPはこちらの方が上なんだそうです。
国交は当然どこともなく、
ロシアの経済に依存しているようですが、
スーパーでたまたま買ったジュースは、ウクライナのものでした。 -
ホテル・ロシア。
プーチン大統領が大々的にポスターで掲げられています。 -
ティラスポル市役所。
建物の前にはなにやら銅像が… -
レーニン像です!
旧ソ連の地では撤去されてしまったレーニンさん。
いまだにこの地に行き続けます。 -
敷地の端には、ここ出身の有名人の肖像が飾られています。
-
何の情報もなく街を歩いてさすがに飽きてきたので、
早々にティラスポルを引き上げます。
帰りのバスの中から見た、集合住宅。
旧ソ連さながらです。 -
観覧車。
これは動いているのでしょうか??
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