タイのメーソート国境からミャンマーのミヤワデーへビザランをしてきました。

2012/08/16 - 2012/08/17

私はタイに１ヶ月近く滞在する予定で入国しました。
しかし現在タイでは私のように陸路での入国者には１５日の滞在許可しかおりません。
ですので滞在日数を伸ばす為に一度出国してまた戻るビザランをする必要があるのです。
今回はあまり知られていないメーソッドーミヤワデーのミャンマー国境に挑戦してみました。

エリア メーソート(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

私はビザランの為にチェンマイからタイ国境を目指しました。
今回はメーサイータチレク国境ではなく、メーソートーミヤワデイー国境を目指しました。というのも、この国境はミャンマーとの国境関係悪化で去年の１２月まで閉鎖されていたので、今でも外国人旅行者の数は少ないというのとタイ側のメーソートにはミャンマー人が沢山住んでいるとのクチコミを耳にした為に興味をそそられたからでした。
チェンマイバスターミナルで聞き込みをすると、メーソート行きのバスは１１時４５分と夕方の２本とのことで、それよりバンコク行きのバスの多くが近くの町タークまで行くのでそこで乗り換えると良いとのこと。そこで私はチェンマイ９時発バンコク行きのバスに乗り込みました。１８３バーツです。
４時間半後の１３時半にタークバスターミナル着。するとすぐ近くでメーソート行きの客引きがいて１３時４０分発のミニバンに乗車。
１５時４０分にはメーソートバスターミナルに到着しました。７８バーツ。

とりあえずミャンマーへのビザランは明日にし、メーソートの町を歩いてみました。すると驚いたのが、町のあちらこちらにある看板がタイ語表記とミャンマー語表記とで書かれていることでした。

市場を教えてもらいながら歩いてゆくとメーソートの市場でまたびっくり。
なんと顔にミャンマーの化粧であるタナカを塗った女の子達がタナカの木を真剣に選んでいる光景を目にしました。

市場にはタイの市場では目にすることがないような野菜や漬物やミャンマー料理が並び、ムスリムの人々も沢山いてとても興味深いモノでした。
あと、近隣の商店で働く人にミャンマー人が多いことも目につきました。とても不思議な雰囲気を持つ町です。

この日は市場から少しバスターミナル側に戻るとある、First　Hotelにチェックイン。４５０バーツで木材を豊富に使った豪華なシングルでエアコンにテレビに冷蔵庫、ホットシャワー付きでwifiもでき、その日はゆっくりと睡眠をとることができました。

翌朝はゆっくり９時に起床しチェックアウト。タイのボーダーへ向かうことにしました。ホテルの人に聞くと昨日の市場脇から出るとのことで向かいました。
事前の情報では乗合ソンテウで市場からボーダーまで１０バーツとのことでしたが、値上がりしていてローカル価格一人２０バーツになっていました。
そのソンテオは客が超満員にならないと出発せず、結構待たされてやっと出発しました。途中に検問があり、数人が降ろされましたが彼らはすぐに４０バーツほどの賄賂を警察官に手渡し、無事にまた全員乗り込みボーダーへ到着しました。
タイ側出国はスムーズで、橋を渡り川を渡るとミャンマー側ミャワデーです。
橋から見かけた看板に人身売買はいけませんという看板がありました。

ミャンマー側入国ですが、イミグレでパスポートを出すと係官は５００バーツを出しなさいと言いました。私は１０ドルでもOKなことを知っていたので１０ドルを出すとまた５００バーツだと言われました。私は知らん顔をしてパスポートに１０ドルを挟み別の偉そうな係官に差し出すとその係官はすんなり受け取ってくれました。
皆さん毅然とした態度で接してください！
そして番号の書かれたカードを渡され、夕方の５時までに戻るように言われました。
ミャワデーの町はとても淋しい町で、タイバーツとミャンマーチャットの両替屋だけが目立っていました。
私はすぐにミャンマー出国しタイ側メーソート入国し、無事にまた１５日の滞在許可が下りました。
帰りは行きとは逆にメーソートバスターミナルからミニバス７８バーツでタークへ行き、すぐに来たチェンマイ行きバス１９２バーツしましたが乗り込み、無事にチェンマイに戻ることができました。
次の機会にはメーソートの面白いミャンマー市場をゆっくりと見てみたいと思いました。