2012 GW ペルー旅行13：リマから世界遺産の地上絵があるナスカへ　バスの旅

2012/05/03 - 2012/05/03

この日は、早朝3:45発のバスでナスカへ。
ナスカ地上絵は、空から見てはみたいが、リマからの日帰りだとリマやパラカスなどからの往復飛行となるようだ。セスナ機での長時間飛行だと間違いなく乗り物酔いで気持ち悪くなり、地上絵を見るどころではなくなる自信あり。であれば、思い切ってナスカで１泊入れて、ナスカからの短時間(約30分)でのフライトで地上絵を見よう、ついでに地上からも見てしまえ　ということにしました。
とはいえ、リマからナスカへはバスで約７時間かかるため、昼にセスナ機に乗るには早朝の出発となるのです。
バスはクルス・デル・スル(Cruz del Sur)社のデラックス二階建てで、トイレ付き、軽食つき、更にエンタテイメント(映画)やWiFiもあるという装備万全、申し分無いものでした。
おまけに、席が２階の最前列で景色も楽しめました。
途中で、事故現場に遭遇。ちょうど同じ時期に日本でも関越道で７名亡くなった事故がありましたのでドキッとします。運転手も気になったようで、この事故現場を通過してから運転が安全になった様な気がしました。そして、無事に１２時前にナスカへ到着。

旅行日程

□　4/26 成田→ヒューストン→リマ　　　　　　　　　　リマ泊
□　4/27 リマ→クスコ→マチュピチュ村　　マチュピチュ村泊
□　4/28 マチュピチュ観光　　　　　　　　　マチュピチュ村泊
□　4/29 マチュピチュ観光→クスコ　　　　　　　　　クスコ泊
□　4/30 インカ聖なる谷観光　　　　　　　　　　　　クスコ泊
□　5/ 1 クスコ市内観光　　　　　　　　　　　　　　　クスコ泊
□　5/ 2 クスコ→リマ　リマ市内観光　　　　　　　　　リマ泊
■　5/ 3 リマ→ナスカ　ナスカ遊覧飛行　　　　　　ナスカ泊
□　5/ 4 ナスカ観光→リマ→(機中泊)　　　　　　　　機中泊
□　5/ 5 →ヒューストン→ロサンゼルス→(機中泊)　機中泊
□　5/ 6 →成田

■：当ページの旅行記で記述している部分です。

この旅行の初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10672854/

エリア ナスカ(ペルー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ナスカ行きの3:45発のバスに乗るため、３時にホテル発です。このためなんと２時起床。眠い。
バスは、クルス・デル・スル(Cruz del Sur)社。リマには大きなバスターミナルは無くて、それぞれの会社がバス発着所を保有しています。したがい、クルス・デル・スル社のターミナルへ。
飛行機に乗るようなチェックインがあります。荷物も預けるので、当初は心配でしたが、このシステムならば安心感があります。
しかも、ホテルに迎えに来てくれたドライバーがチェックイン作業も全て対応してくれました。

いよいよ、乗車です。
途中、パラカスとイカに停車します。
乗客は欧米っぽい人たちがほとんどでした。

車両の質もやや心配でしたが、問題なさそうなデラックス２階建て。運よく、二階の最前列の席でした。
まだ、外が暗いのでカーテンがバッチリ掛けられてあり、毛布も配布されています。

3:55、定時から約10分遅れで出発。
まだまだ外は真っ暗です。
出発前には、乗客全員の顔をビデオ録画するなど、セキュリティにはかなり気を遣っているようです。こちらも安心感をもてます。

出発直後から２時間ほど寝て、起きるとこんなところを走っていました。

雲っているのか？よく日の出が見えませんでした

朝食付きです。サンドイッチとみかん、

そして、ドリンクはインカコーラをオーダ。
自分で買ってまで飲もうとは思わないけど、タダなら飲みます　という微妙な気に入り具合のドリンクです。

おっ、太平洋

車内にはエンタテイメントシステムもあり、音楽が流れていました。この後、映画が始まります。ただし、サウンドがイヤーホンではなく、車内のスピーカから出るので、英語を見たくない人には騒音となってしまうのがネックです。しかも、アクション映画だったので、かなりのノイズでした。

このJoseヤマシロさんも、ケイコ・フジモリの様な日系の人気政治家なのでしょうか？

出発から２時間半ほどは片側２車線ある快適な高速道路でしたが、この後は１車線の普通の道路になります。

街を通ると、この様な三輪車(タイのトゥクトゥク、インドのリキシャーに相当)が走っています。

パラカスに立ち寄るため、一旦本線を離れ海岸方向へ右折します

パラカス到着。リマからここまで約４時間。
おぉ、パラカスのターミナルは掘っ立て小屋(？)です。

ここで、欧米人っぽい人たちはほとんど下車しました。
日本のガイドではほとんど紹介されていませんが、何か欧米人に楽しい場所なのか？パラカス。
もしくは、ナスカ地上絵の日帰りツアーかな？

しばし、砂漠っぽい場所を走ります。

おぉっと、何でしょう。
事故っぽいですね。

二階建てバスの前面が大破しています。

前面左側が大破しています。ということは対抗車がぶつかった？

おぉ、こっちに、ぶつかった対抗車と思われる車？

完全に大破しています。
運転手は即死でしょうね、おそらく。
事故は怖いです。
この後、心なしか我々のバスの運転も安全運転になった様な気がします。

出発してから約５時間。ナスカまでは、まだ167kmあります。
どうやら定刻には着かなそうです。が、事故現場を見たばかりなので、ちょっと遅れても良いから安全運転を期待。

イカに到着。
イカでは、ターミナル以外にこの様なリゾートホテル前にも停車しました。

イカも三輪車がいっぱい

イカを過ぎたら、またも一面砂漠状態。

(写真とは関係ないですが)ところで、車内はWiFiが使えます。(接続状態悪いけど)
で、久々にユナイテッドのサイトにアクセスして、帰国便のグローバル・プレミア・アップグレード(旧名、システム・ワイド・アップグレード)の状況をチェックしました。
リマ→ヒューストンの便のアップグレードが確定していました。ヨッシャー！
が、ロサンゼルス→成田の便はまだアップグレードされていません。まぁそれは仕方ないが、機材が変わった様で嫁はんと席がバラバラにされていました。前の機材では、二人ともエコノミープラスの最前列を確保していたのですが、機材変更後は私は最前列のままですが、嫁はんの席が遥か後方にすっとばされていたのです。
これは、ユナイテッドに抗議せねば、、、、と思いつつ、電話するタイミングがなかなかなくて、、、、。

パルパの町です。
ナスカはもうすぐ。

何か書いてありますが、これは地上絵とは別モノ

(写真では小さくて見づらいですが)セスナ機発見

ナスカ地上絵、世界遺産のプレートです。
いよいよ、近づいてきました。ワクワク。

さぁ、来ました。両サイドに地上絵が満載されている(はず)。
ナスカの地上絵をブッタ切るパンアメリカン・ハイウェイ。
何でそんな遺跡をぶち壊すような高速を通してしまったのか？とも思いますが、建設当時はその価値が理解できていなかったのか、上から見ないと分からないからよく分かっていなかったのか、、、、。

二階バスだとちょっと高位置になるので、何か地上絵が見えるかな？とも思いましたが、、、、これも地上絵っぽいが、何だろう、、、、？？

ミラドール、地上絵の研究・保存に生涯を捧げたマリア・ライヘ女史が建造した観測塔です。

こちらは、ナチュラル・ミラドール。
まぁ、自然の丘ですが、ここに登れば地上絵が観察できるようです。

さて、ナスカの町に入って来ました。

左前方がバスターミナル。

１時間ほど遅れて12時前に到着。約８時間かかりました。
ここからは、出迎えてくれたガイドに案内されてナスカの空港へ向かいます。

2012 GW ペルー旅行14：ナスカ　ナスカ地上絵セスナ遊覧飛行　　
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10704956
に続く