小諸市動物園　川上犬さくらちゃんに会いに

2012/08/12 - 2012/08/12

今日は長野市茶臼山動物園のナイトズーに行く予定です。
いつもなら開園と同時に入園する茶臼山ですが、今日はそんなに早く行っても仕方ない・・・そこで長野県下でもう一園訪問することにしました。
実は長野県は意外と動物園の多い県で、
・長野市茶臼山動物園
・長野市城山動物園（茶臼山動物園城山分園）
・須坂市動物園
・小諸市動物園
・飯田市動物園
と５つも動物園があるのです。
その中で今回は小諸市動物園に行こうと思います。
目的はとあるワンコです。

エリア 小諸・御代田(長野)

名古屋からの特急「しなの」を篠ノ井駅で降り、信越線ならぬ”しなの鉄道線”に乗り換え小諸駅に向かいます。
時刻表検索サイトで、「しなの」からの乗り継ぎ列車を調べると、そこには「急行　リバイバル信州」の文字が！！
イベント列車っぽいので飛び込みで乗れるのか？調べたところ、全車自由席の急行で３００円の急行料金を払えば誰でも乗れることが判明。
懐かしい国鉄急行型の走りっぷりを堪能しました。

篠ノ井駅 駅

小諸駅です。
学生時代にワイド周遊券片手に大阪から夜行急行「ちくま」で信州巡りして以来の小諸駅かなぁ？・・・１５年以上ぶりだと思います。

小諸駅 駅

久しぶりすぎて小諸城跡の位置を間違えて歩きだし、多少遠回りになりましたが小諸城跡「懐古園」に到着です。

徴古館 公園・植物園

中学生の時だったでしょうか？教科書で習った千曲川旅情が鮮明に頭の中に残ってるんですよね・・・やはり名歌なんでしょうね。
ここに来るとつい「小諸なる古城のほとり〜」と口から出てしまいます。

そんな懐古園の中に小さな動物園があるのをご存知ですか？
小諸市動物園です、懐古園の入園券で動物園にも入園できます。
ちなみに懐古園の入園料は大人５００円です。

徴古館 公園・植物園

レッサーパンダもホッキョクグマもカワウソもいないこの小さな動物園を訪れた理由は・・・

この子！！川上犬のさくらちゃんに会いに来たのです！！

川上犬は長野県南佐久郡川上村に伝わる日本犬で、かつては狩猟犬として活躍していました。
今では全国で３００頭しかいないとても貴重な犬種で長野県の天然記念物です。

そしてなにより気になるのが小諸動物園ＨＰの川上犬の説明・・・「川上犬は、長野県南佐久郡川上村で猟犬として飼われていた犬種〜（中略）〜長野県の天然記念物。ニホンオオカミの血が流れているという伝承があるといわれています」・・・伝承があるといわれていますって・・・伝聞の伝聞？？（苦笑）

まあ、そんな些少なことは置いても川上犬さくらちゃんに会いたかった訳です。

でも、さくらちゃんおねむのようですのでまずは園内を一回り。
小さな動物園ですので小型哺乳類と鳥類が中心のようです。

ベニコンゴウインコとルリコンゴウインコ。

愛嬌たっぷりのフェレットちゃん。

フンボルトペンギンもいますよ。

小動物中心の小諸市動物園にあってさすがの存在感！！
ライオンのカイ君。

そしてナナちゃん。

ツキノワグマのリキ君は完全にリラックス姿勢でお昼寝中。

ホンドテンも好きなんですよね〜。

見難い写真で申し訳ないですが、現在は全身オレンジの夏毛、これが冬になると顔と尾っぽの先が真っ白になります。
夏毛と冬毛の違いに興味のある方はこちらをどうぞ→http://www.city.akita.akita.jp/city/in/zo/zukan/animal/syoudoubutu/hondten.htm（秋田市大森山動物園ＨＰ）

遠くに屋久鹿のいる鹿谷が見えました・・・行こうかな？と一瞬思ったのですがあまりの暑さに心が折れ、断念。

再びさくらちゃんのもとへ。
さくらちゃんは２００９年１月２３日生まれ、生後２カ月の時に小諸動物園にやってきました。
天気のいい日は写真のドッグランですごし、天気のわるい日は犬舎で休んでいるそうです。
毎日２回お散歩タイムがありその際にはさくらちゃんと触れ合うことができますよ。

オオカミの血が流れている（んっ？たいがいのワンコはオオカミの血が流れてる？）とは言え、そこはまだ３歳のワンコちゃん・・・キーパーさん（飼い主さん？）が来ると嬉しくて仕方ないです。

さくらちゃんのお散歩タイムまでの滞在も考えましたが、この後はお楽しみの茶臼山動物園のナイトズーがあります、篠ノ井に移動せねば。

藤村の歌碑など見ながら小諸駅へ。

小諸駅からはしなの鉄道の普通電車で篠ノ井駅へ移動です。

小諸駅 駅