山形の時代絵巻（２）★霞城公園ぶらり散歩♪

2012/06/26 - 2012/06/26

旅の最終日は、朝ローカル線・左沢線に乗って終点の左沢駅で下車☆
少しだけ史跡を巡り、一時間後の電車で山形へ戻りました。

前日、見られなかった続き。。
霞城公園の文化財を心行くまで堪能しました〜♪

６月の梅雨の晴れ間は、真夏のような太陽がギラギラで、
ウォーキングには厳しい季節の訪れを感じた一日でした（笑）

エリア 山形市(山形)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩

早朝、ホテル近くの歴史ある建物ウォッチングに出かけました♪

蔵店・丸十大屋 （天保１５年・1844）

丸十大屋の立派な蔵☆

道のアチコチに蔵の建物が残っていて感激でした♪

佐藤屋本店 （昭和９年・1934）

男山酒造 （明治２７年・1894）

男山酒造の蔵☆ 細やかな意匠の風格ある蔵です。

朝、早めの左沢線に乗車（丁度、学生達の通学ラッシュアワー）して終点「左沢駅」下車☆ さ〜て、何処へ行こうか？ 駅前案内地図をチェック！
次の電車まで、約1時間の散歩をしました♪

最上川舟運の港町・左沢 ☆
最上川に架かる「旧最上橋」は三連アーチの美しい橋で
昭和１５年に架橋以来、現在も大江町のシンボルとして残されています。

最上川に沿った遊歩道にある斉藤茂吉の歌碑☆

最上川に架かる「旧最上橋」

旧最上橋の上も歩いてみました♪

建物跡ばかりの案内☆ 想像力が必要です（笑）

遊歩道を歩いていると、左沢線の電車が通って行きました〜！
あの電車で山形駅へ帰ります。

ラ・フランスの形 ♪

さぁ〜短い散歩を終えて山形駅へ〜！

山形駅に戻り。。
早速、前日時間切れで見学しなかった霞城公園へ☆

山形市郷土館 （旧済生館本館）

旧済生館本館は明治１１年９月に建てられた「山形県立病院」です。
当時の太政大臣・三条実美により「済生館」と命名されました☆

明治初期の擬洋風建築の傑作として、
昭和４１年・国重要文化財に指定されました☆

「旧済生館」1階ロビー

「旧済生館」中庭
八角形の建物様式がハッキリ判りました☆ 珍しいデザインです。

2階へ上がります。

廊下の曲線も面白いデザインでした☆

三階へ上がる螺旋階段☆
特に実用性はなく（使うためでなく）装飾のようなものだそうです。

階段の意匠も面白く。。当時の流行だったのかしら？

「旧済生館」2階展示室 ☆
講堂だったそうです。

郷土資料館（旧済生館）を堪能した後。。
１６世紀の最上時代に遡り、霞城公園の本丸跡で進む発掘・復元の現場を見学しました。

霞城・本丸一文字石垣と大手橋（復元）

最上義光騎馬像 （山形鋳物で再現された １１代城主の雄姿）と、
二の丸東大手門

綺麗に復元された、二の丸東大手門☆

霞城公園をのんびり散策後・・
ランチタイムは、やっぱり「山形の手打ち蕎麦」♪

ランチメニュー「田舎そば＆：げそ天＆そば飯」９８０円
かなりのボリュームでしたが、太くても喉越しの良い蕎麦は美味しかったです（げそ天も♪）

満腹のまま山形駅まで戻り、平成１２年にオープンの「霞城セントラル」で少し涼んでから（笑）新幹線で帰宅の途につきました♪
山形市内は、私好みの見所満載で是非また来たいと思いました☆

この旅行記へのコメント （2）

• かもっちさん 2012/09/24 17:47:03

  下見板系の傑作

  携帯からはコメができなくて
  遅くなってすみません(笑)
  
  明治の擬洋風建築の、木造漆喰の傑作が開智学校ならば
  こちらは下見板系の傑作だと言われていますよね。
  本当にこれは見ていてワクワクします〜！！
  当時の人の洋館への想像力がこんな素敵な形になるなんて。
  ドーナツ型の中庭なんてどうやって思いつくの？
  開放感があって、病院のイメージが明るくなりますよね。
  この色も当時と同じなのかな？
  ステンドグラスも素朴であたたかいですね♪
  
  良い物を見させていただました！
  山形も奥深い。益々憧れが募ります〜☆
  
  
  

  夢自☆さん からの返信 2012/09/24 20:51:05

  RE: 下見板系の傑作

  かもっちさん
  お久し振りで〜す♪
  
  山形は面白かったですよ〜こんなに見所の多い市内だとは思ってもいませんでした。まだ見落としてる建物は沢山あると思いますけど・・
  
  > こちらは下見板系の傑作だと言われていますよね。
  > 本当にこれは見ていてワクワクします〜！！
  
  下見板の見事な段々に見惚れました (笑)
  
  物の本によると、陸軍・横浜海軍病院などを視察した
  病院建築係・筒井明俊という人が、ドイツ人 ホフマン・ミュルレル教授たちの助言を受けて図面を引いたそうです。
  
  一見の価値がありますよ☆