2010/04/30 - 2010/05/04
16位(同エリア56件中)
eperさん
アテネに住む友人夫婦の招きでGWにアテネ&サントリーニ島へ。
想像以上に美しく、この世にこのような街があることに感動&感激の
連続の旅に。
アテネでは歴史の教科書で見てきた数々の遺跡。
街ではまさかのハプニング!
この時期、マーケットではギリシャのデフォルト危機が噂されていた頃。タイミング的にはベストとは言えないけれど友人夫婦の赴任期間もそろそろとの話もあり思い切って行くことに。(結局、彼らは未だギリシャなのだけど)ストライキにデモ。欧州危機の一端を身近に感じる旅となりました。
まずはギリシャ・アテネ到着&アテネ観光の1,4,5日目をまとめています。アテネはスリ続発につき文章多めになりました。これから行く方はどうぞ、お気をつけて。
【旅程】
1日目 ■4/30 ブダペスト→アテネ
アテネ泊
2日目 □5/1 アテネ→サントリーニ島
サントリーニ島泊
3日目 □5/2 サントリーニ島散策
サントリーニ島泊
4日目 ■5/3 サントリーニ島→アテネ
アテネ泊
5日目 ■5/4 アテネ→ブダペスト
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ブダペストからアテネへ3時間のフライトを終え到着!
21世紀最初の2004年のオリンピックは『アテネ』
空港の大きさにまずは圧倒され、高速、鉄道いずれも市内にスムーズに繋がっています。
さすがオリンピック開催国はインフラが違う!!と到着早々実感。
それにしても同じヨーロッパとは言えこの景色。
想像より荒々しいイメージを持つ。 -
空港にお迎えに来てくれた友人は前年度の夏のヴァカンスを我が家で過ごしました。
山に囲まれたハンガリーから来た私達に、自宅とは逆方向の空港東側の近郊の海を見せに連れて行ってくれました。 -
海だ〜!!
やっぱり海はいいですね。 -
本日、強風なり。
-
カモメでさえも風に流され気味。
-
見た目、国籍不明になりつつ我が友人でさえも「こんな風、経験したこと無いな〜」と。
この風がこの後に待ち受けるハプニングを暗示していたのかも?! -
そして結構、野犬がいます。大型犬なのでかなりコワイ。
目を合わせないようそそくさと車へ飛び乗ります。 -
海辺近くの商店。異国情緒溢れてるぅ〜。
-
-
彼らの住む閑静な住宅街。ここはアテネの中でも治安の良いエリアだそう。
落ち着いた雰囲気、街の人々の雰囲気でそれを感じ取れます。 -
こちらのテラスとにかく広いっ!!
そしてとっても涼しい〜。
20畳近いのでは?!ちょっとしたお部屋です。
ほとんどのアパートにはテラスがあって、
そこで食事したり、テレビを観てる人もいるんだとか。
屋外生活をこよなく愛するギリシャ人のライフスタイル。
近所のテラスからも賑やかな声が聞こえます。 -
魚介に飢えまくりの私達夫婦の為に、市場で仕入れたフレッシュなお魚をお刺身にして用意してくれました。
手まり寿司に。鯛の塩焼き。最後はデザートのパンナコッタ!!フルコースです。
コレ全てご主人のお手製。
最後の片付けも男性陣にお任せ、キッチンで盛り上がる男性陣。
リビングでおしゃべりに花を咲かせる女性陣。
極楽極楽♪ -
話は弾み、明日の起床時間を聞いて我ながらビックリ!3時起床。
アテネ5時半発サントリーニ行きのチケットを押さえたのは私ですが
12時発か5時半発なら後者でしょ!と迷わず決定〜。
しかしながら想像力に掛けており、友人達をそんな時間に叩き起こすことになる上、空港まで行くタクシーがなかなか無いことも発覚。
彼らも「ブダペストは早朝着のフライトだったからお互い様だよ〜。」と言ってくれたけど。。。
浮かれ気分から今頃その事に気付いた自分に少々凹む。
何本かの電話の末、友人のコネクションでなんとかタクシーゲット。
空港まで40ユーロ+深夜料金15ユーロで行ける事に。
*ちなみにアテネ市内のメトロは5:00〜24:00運行。
エレフテリオス・ヴェニゼロス空港から出ているメトロ・ライン3(ブルーライン)は比較的治安も良いそうです。
しかしながら、真夜中に走るタクシーは通常は皆無のようです。
早朝出発のサントリーニ島行きは空港前ホテルがお勧めです。 -
アテネ観光をまとめてアップの為、4日目のサントリーニ島の戻りから5日目最終日までをこれ以降まとめています。
サントリーニ島を2泊しリーゾート&ヴァカンス気分を満喫した後、荷物を置いて『考古学博物館』へ行くべくアテネ市街へ。
そのメトロ内で2度連続スリにあってしまいました。
実は私達が帰国した翌日の5月5日政府の財政再建案に反対する労働者が大規模なストライキを行い、約3万人の労働者が市内中心部から国会までデモ行進。一部が暴徒化して死者3名が出る惨事となりました。
夫の職場の人々は私達は当分帰って来れないであろうとあきらめていたそうです。
そんな不穏な雰囲気は街のあちこちで感じられ。。。
街を歩いていても「視線が熱い!」
こんな経験初めてです。
メトロに乗車した私達夫婦はなんとなくやけに押され、マズイ!とふと見たら私のバックのチャックが完璧に開けられていました。
幸い貴重品は全て家に置きハンカチのみでしたが。。。。
慌てて降りた次のメトロでもスリと思わしきグループに囲まれ。。
夫は海外でも長身な方なのでそうそうこういうことには合わないのですが。。。
被害はなかったものの、私は海外で怖い思いをした初の経験。
かなり怖かった〜。
さすがに夫婦揃ってドッと疲れ、終始無言に。
『考古学博物館』は教科書の遺跡の連続で大興奮しましたが写真に収める元気は失われていました。
後から考えると、ヴァカンスモードの私の黄色いワンピースと帽子という格好が「私を狙ってくれ!」状態だったなぁと。
夫曰くPRADAのバックが狙われた原因ではと。
10年以上ヘビロテしていて指摘されるまで忘れていたくらいのものなのですが。。ブランドものもご法度です。
とにかくサントリーニ島はあくまでリゾート地。
アテネ市内では気分と服装のチェンジは必須だと痛感した出来事でした。 -
そんな話をサントリーニ島から戻った夜、友人としていたら
彼女のお母さんが日本から来た時もメトロでスリに合いバックを開けられたそう。幸い同じく貴重品を持ってなく被害なしで済んだそうです。
友人曰く、周辺地域からの不法入国者も増え、特に日本人は「狙いやすい外国人」という位置づけだそう。特に小柄の女性は気をつけたほうが良さそうです。
気を取り直して、近所の朝一へ。 -
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週末ごとに通りを変えて出店するマーケット。
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朝市では、ギリシャの人はこのステンレス製の2輪のカゴをコロコロ。コロコロ。
ちなみに、ブダペストは籐のカゴを腕から掛けるのが定番です。 -
太陽をいっぱい浴びたオレンジ!
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カットの切り口も美味しそうーー。
一人息子のH君はマーケットの人気者。
毎回、量りで彼の体重を量ってくれるオジサンも!
あちこちから彼の名を呼ぶマーケットの人々。愛されてるな〜。
友人ファミリーも地域密着型ライフ。
しっかりギリシャ語も身につけています。もちろんH君も。
我が家もかなり刺激を受けました。持つべきは尊敬できる良き友人! -
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うわ〜お魚も!
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こんな可愛いスタンドのおじ様も。
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いよいよアテネのメインイベント『アクロポリス』へ。
『アクロポリス』とは「高い丘の上の都市」という意味。 -
ところどころで英語の解説があります。
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古代アゴラの一部、『アタロスの柱廊博物館』建築様式は典型的なギリシアの柱廊。完全に復元された唯一の建造物だそうです。
この遺跡の中で唯一完璧に再現されていたので逆に違和感を感じなくもなかったです。 -
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鳩もお休み中。
学生時代の誕生日プレゼントに貰った本『ソクラテスの弁明』
偉大な哲学者たちの討論が今にも聞こえてきそう。 -
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想像よりずっと先に『パルテノン神殿』はそびえています。
既に暑くなってきました。 -
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少しずつ少しずつのぼっていきます。
足元も滑りやすい。
スニーカーで正解! -
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この丘の上には『プロピュライア』と呼ばれる前門。
勝利の女神を奉ったと言われる『ニケの神殿』もあります。
ちなみにスポーツメーカの「ナイキ」はギリシャ神話の勝利の女神「ニーケー (Nike)」が由来だそう。
ついでに漫画の「エヴァンゲリオン」=福音(良い知らせ)の意。又はEVA=イヴだそう。
耳にしたことのある日本語にも結構ギリシャ語、ギリシャ神話が由来しているのはおもしろいですね。 -
『イロド・アティコス音楽堂 (Odeon of Herodes Atticus)』
6000の観客席。夏の間さまざまな演劇、コンサート、オペラ、ギリシア古典劇などが上演されています。
一度、夏の演奏会を行なっていたのをTVで見たことがあります。どんな風に音が響くのか生で聞いてみたいものです。 -
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その向こうにはアテネ市街が見渡せます。
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夏のハイシーズンはもっとすごい人だそう。
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登るまでが大変ですが、周りの散策を始めると人もまばらに。
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それにしてもココに自分が立つなんて感無量です。
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ブダペストへ帰国後、高校時代の世界史資料に首っ丈になることに。
日本から持参してこんなに役立つとは! -
『アクロポリス』とは「高い丘の上の都市」という意味。
そのことがよくわかる眺望です。 -
『エレクティオン神殿』
6人の少女像を柱にした柱廊が張り出しているこの建造物。
この少女像は複製で、オリジナルのうち5体は新アクロポリス博物館、
残り1体はロンドンの大英博物館に保管されているそうです。 -
お腹も空いたのでプラカ地区の彼らがよく行く「タヴェルナ(ギリシャ料理の大衆食堂)」へ
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お肉もプリプリ。ビールに良く合います!!
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通り道だったので市内の魚市場へ。
すごい活気!! -
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カジキマグロ!!
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タコいっぱい!!
次は朝5:30アテネ発・エーゲ航空(Aegean Airlines)A3350で行くサントリーニ島2泊3日の旅です♪
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