2012/08/05 - 2012/08/08
304位(同エリア694件中)
ANKOさん
2012年の夏休みは、8/5~8の4日間の日程で約1年ぶりに中国に行ってきました。アモイは主人が北京にいる間に行こうと思っていた場所の一つですが、日本から直行便のある都市へのツアーは北京から行くより断然安いです。JTB旅物語のお買い得ツアー(4日間で1.5万、燃料サーチャージを追加しても2.7万円)を新聞広告で見つけ、急にアモイ行きを決めました。
3日目は世界遺産・華安土楼観光(オプショナルツアー)です。かなり前から訪れたい場所の一つだったので、かなり期待が膨らみます。800元のオプション料金は高い気もしますが、まだ主人が現地口座にかなり元を持っていることもあり、初日の中山路散策+夜景観賞(120元)と2日目の昼食(150元)、夕食(320元)を付けた割引料金・計1150元を払って参加しました。
華安土楼は土楼が多くある西南地区からはかなり離れた場所にあります。事前にHPで調べたところ、日本語付ツアーは華安土楼観光以外に、永定土楼観光、南靖土楼観光がポピュラーなようです。南靖土楼観光の「田螺杭土楼群」の展望台からの眺めに興味を惹かれたのですが、結局今回の旅行のオプショナルとなっていた華安土楼を選んだのは、もっとも大きな「二宜楼」が見られるからです。
参考:土楼の分布図
http://hotels.his-vacation.com/jp/jp/ct/city/xmn/img/fjtlfbt.jpg
<日程>(◎は本旅行記)
8/5(日)成田10:00→アモイ13:15(NH935)、アモイ市内観光(上古文化芸術館など)
8/6(月)コロンス島観光、アモイ市内観光(南普陀仏寺など)
◎8/7(火)華安土楼観光(オプショナルツアー)
◎8/8(水)アモイ14:10→成田19:15(NH936)
<ホテル>
維也納国際酒店(東浦路店)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
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9:00にホテルを出発し、海滄大橋を渡って中国本土に向かいます。
本土に入ると素朴な風景となり、アモイ島近くは工場、しばらくするとバナナ畑、高速を降りた後は茶畑が広がっています。
写真は、湖浜東路から見える巨大な白鷺モニュメント(白鷺は厦門市の鳥。ちなみに市の花はブーゲンビリア、市の木は鳳凰木) -
途中のトイレ休憩を入れ、約2.5Hで華安土楼の服務中心(サービスセンター)に着き、まずは客家料理の昼食です。
メニューは、四川風の鳥肉、冬瓜スープ、蒸しカボチャ、茶碗蒸し風豆腐(写真)、魚の醤油煮、高野豆腐風の煮物、キクラゲの炒め煮、大豆の煮物、炒飯という素朴な家常料理です。一番おいしかったのは写真の豆腐でした。 -
華安土楼には3つの土楼があります。「ニ宜楼」は現存する土楼の中で最大の大きさを誇り、土楼之王と呼ばれています。「東陽楼」は方形土楼です。「南陽楼」は二宜楼より一回り小さい円形土楼で、現在は各部屋を展示場とした博物館となっています。
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カートでニ宜楼まで向かいます。
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ニ宜楼は4階建てす。最上階のみ窓があります。
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この穴がインターホンの役割をするそうです。
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中に入るとお土産屋が並んでいます。福建省の鉄観音茶や落花生、土産物などを売っています。おいしいお茶だったので(入れ方がうまかっただけかも)、最高級茶を150元で購入してしまいました。
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祠堂には美しい彫刻もあります。ニ宜楼は長屋というより高級マンション?
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イチオシ
階段を上った3階からの眺めです。
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ニ宜楼には内通廊はなく、単元式(1〜4階で1つの家)です。
1階は台所、2階は倉庫、3階・4階が居室となっています。 -
イチオシ
居室ではお土産を売っています。この屏風も立派ですね。
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4階には隠し廊下があり、窓もあります。
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窓からは田舎風景が見えます。普通の家もなんとなく土楼風ですね。
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立派な掛け軸のある部屋もありました。
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1階の台所はこんな感じです。
子供の頃の田舎のおばあちゃん家を思い出しました。ここには90歳の元気なおじいちゃんがいらっしゃいました。 -
イチオシ
このおばあちゃんの台所は小綺麗ですね。
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次は東陽楼です。
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こちらは生活臭漂う庶民的な雰囲気です。
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方形土楼はおもしろみを感じられませんね。
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最後は土楼博物館になっている南陽楼です。
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1階にある祭壇です。
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3階にある新婚さんのお部屋です。
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造りは同じで二宜楼より一回り小さい円形土楼です。
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イチオシ
提灯と建物のコントラストが美しいですね。
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イチオシ
応接間から見た中庭方向です。
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窓から二宜楼が見えます。
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約2Hで3つの土楼の見学し、土楼観光は終了です。
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6時頃アモイに戻り、夕食のオプショナルを申し込んでいた人は、これまた目を付けていた「好清香大酒楼」で点心の夕食です。体育路沿いにあり、我々も一緒に降ろしてもらい、タクシーで白鷺洲公園(約10元)に行きました。オプションを申し込んでいない人も、スーパーに案内してもらったようです。
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白鷺洲公園から狐尾山公園の海上明珠観光塔がよく見えます。
ホントは夜景観賞で通る場所だったのかもしれません。(ガイドさんがなんとなく言い訳っぽく、我々が中山路に行った日はライトアップされていなかったと説明していた。) -
白鷺洲公園に行ったのは、まだ行ってなかったのと、夕陽を眺めたかったのとだったのですが、太陽は雲の合間に早めに隠れてしまいました。
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湖の方に向かうと、あれ?廈門地図の表紙にあった女神像が見える!
ちなみに、廈門地図はホテルの売店で購入(5元)しました。街中でも売りに来たので「ブヨゥ(不要)」とすげなく断ったら、あっという間に3元になったので、3元以下で買いましょう。 -
端午節のドラゴンボートのモニュメントなんでしょう。
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肩に白鷺がとまった長髪の女神像です。夕暮れの散歩は気持ちがいいです。
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皆と夕食を共にしなかったのは、実は昨日の海鮮が物足りなかったから。確かにおいしかったけど、ぜひロブスターを食べたい!と思っていたので。
ロブスターの看板のある店に釣られ、中を覗いてみると、水槽にはお目当ての海鮮ちゃんが元気良く泳いでいたので、このお店に決定。 -
お目当てはこのロブスター。
メニューは水槽の横に見本がずらっと並んでいて、中国語がわからなくても注文できます。 -
まずは青島ビールをいただき、きゅうりの炒め物。いける!
中華料理でこんな風に飾り付けをしてあるのは初めてみました。 -
三宝スープ(158元)。ちゃんと1人前ずつに分けてサーブしてくれます。なまことふかひれと貝柱でした。
後で入口のディスプレイを見たら、あわび・ナマコ・ふかひれのスープ(仏跳墻)はこの見本の2つ隣に198元で掲載されていましたが、あわびより貝柱の方が好きと多少の負け惜しみを言いつつ、このスープももう十二分においしかったです。 -
アモイはシャコも有名ということで、注文しました。こちらも中国らしからぬオシャレな飾り付け。
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そしてお目当ての四川風に調理されたロブスター。
んもう、プリップリでおいしかった〜。大満足♪ -
〆は炒飯とも思ったのですが、2日目の飲茶のプリプリえび餃子をもう一度味わいたくて注文。2日目のより小ぶりだったけど、これまたおいしかった〜。
手違いでもう一せいろ注文してしまい、お持ち帰りしてしまいました。 -
デザートはマンゴースープです。これも二人分に分けてサーブしてくれました。二人でも気兼ねなく行けるいいお店ですね。
お値段はビール4本を入れて約630元也。中国では超リッチですが、日本でこれだけのご馳走をいただくことを思ったら超ラッキーです。やっぱ中華は内陸北京より海沿いだね! -
そしてこれがお店の名前。
実は目を付けていた「舒友海鮮大酒楼」のチェーン店があるんだと思っていたら、改めて写真を見ると「舒友歓楽園酒楼」ではないですか。でもま、おいしかったからいいや。
この後、タクシーでホテルまで戻ったのですが、約15元でした。ガイドさんは中山路まで50元と言ってたけど、そんなにかからないんじゃない? -
最終日はホテル10:50出発のため、カルフールまでちょっとした買い物に出かけました。ホテルから東浦路まで出てタクシーを拾います。値段は10元。
最後に総合土産店に寄り、きっちり2H前にチェックインして、その後は疲れていたので買い物もせずにラウンジで休息&軽く昼食。
真夏のアジアは4日間位が限界ですね。ツアーで効率良く旅するのもいいものです。総じてとても楽しい旅でした。
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