2012/07/11 - 2012/07/11
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katorinaさん
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いよいよオルデサ谷ハイキングの日です。
今度の旅行で一番楽しみにしていました。
旅行前は何度も挫折しかけて、ピレネーはやめようか、なんて考えたこともあったのですが、行ってよかった。
ガイドブックでみたことはあっても実際に目の当たりにすると、素晴らしすぎて夢のようでした。
お天気は若干雲が多くてスペインらしい(?)光の色ではありませんが、私にとっては体力の消耗が少なかったのでちょうど良かったと思います。距離が長くて帰り着くころはきつかったです。
同じような写真が続くのでカットしようかとも思いましたが、自分の思い出のため残すことにしました。朝の暗いうちは手振れの写真も多いのですが、それも同じ理由で残しておきます。枚数が多くなってしまいましたので往路・復路で分けてアップします。
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7月からオルデサ谷の駐車場は車の乗り入れができません。シャトルバスがあるので、前日ホテルのフロントで予約しておきました。ビジターセンターを7時半発のバスです。
ホテルの前で止まってくれます。7時40分ごろ来ました。乗っていたのはフランス人らしい4人のグループだけです。荷物は全部バスのトランクに入れなければなりません。それで、カメラも預けてしまって車窓からの眺めは撮れなかったのですが、高度を上げながら大きな岩山の中に吸い込まれていくようでした。 -
15分でパラデラ・デ・オルデサ(オルデサのバス停)に着きます。広い駐車場ですが人はまばら。先行する人たちは下の道を行くようです。
8時ちょうど出発します。
暑くも寒くもなく、フリースも要りません。 -
駐車場の一番奥まで行きます。
どうやらあのとんがった所がミラドールのようですね。
最初の目標です。
標高差は600m。ひたすら登らなければなりません。 -
橋を渡って・・・
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この標識があります。
下のカスケードのルートと目指すFaja de Pelayの分岐です。
林に入るとまだ暗いのでぶれてしまいました。 -
ここから登りです。
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木々の間から向こう側の岩山が見えます。
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あ、滝がある。
フェッラータがあるところかな?
いえいえ、それは駐車場の手前。
この滝の向こうに実は私が見たかったものがあるのですが、この時は全然気づかなかった。 -
登るのに精いっぱい。
これは夫ですが、ミラドールまでに出会ったのは2〜3人。
本当に人気のコースなのかなあ?
暗いくて人が少ないし、のぼりもきつい。
本当にこのルートでいいのよねえ・・・と何度か思いました。 -
時々こんな風に見えるだけ。
でも少しずつ高度を上げて行ってるのは実感。 -
傾斜はありますがルートは整備されています。
こんなところもあります。 -
だいぶ登ったころにこんな標識が。
なぜこのタイミング?
ここで間違えたって気づいても絶対に引き返す気はしないと思いますよ。
相当登ってきたもの。 -
確実に登ってきました。
これは西の空。 -
こちらはこれから向かう東側です。
ちょっと雲が多いです。 -
もうへとへと、汗だくだく。
きついよ〜と思ったら、発見!
エーデルワイスです。
この花はいつも「きつい、もう限界」というときに現れてエネルギーチャージしてくれます。妖精の杖みたい。ほんとうに元気がでるから不思議です。 -
もうひとつ。
ミラドールまでで見かけたのはこの二つだけ。
例によってエーデルワイスは写真としては鬼門。いつも周囲にピントがあってしまいます -
オダマキも素敵だったのにぶれちゃった。
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出発して2時間でミラドール到着。
私としてはよくがんばりました。
先客は二人だけ。
ドイツからの若者のようでした。
ゴリッツから来たのかしら? -
あそこから登ってきました。
やっぱり高いなあ。 -
明るくなってきましたね。
お天気の心配はなさそう。
ミラドールで一休みしたらこっち側へ向かって歩き始めます。 -
アルペンローゼは終わっていて、咲き残りがちょっぴり。
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うわぁ〜、エーデルワイスがいっぱい!
ピレネーにもエーデルワイスが咲くとは聞いていましたが、
こんなにたくさん見られるとは! -
そこにも・・・
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ここにも。
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石ごろごろのところにたくさん咲いていました。
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ローランの裂け目だっ!
エーデルワイスに気を取られていたら、うっかり見過ごすところでした。 -
オルデサ谷で一番見たかったものです。
さっきの滝の上になります。
このルートだとミラドールを過ぎたらすぐです。
標識はありませんから見逃さないように気を付けてくださいね。 -
よかった。
雲が切れてます。
谷は深くて広いはずですが、とても近く感じました。
いつかあそこを通ってみたいものです。
でもこうやって眺めるのもロマンを感じます。
次はフランス側から眺めてみたいなあ。 -
なかなか離れられないローランからまた歩き始めます。
やっぱりエーデルワイスに目が行きます。 -
そうこうしてたら対岸の景色が変わってきました。
あの黄色い花!
昨日オタル谷で見たものと一緒でしょう。 -
これから谷は湾曲していきます。
モンテペルディード、見えるかな? -
林の中もあります。
出会う人は少ないです。
その中でも多かったのはフランス人。
ボンジュ〜でご挨拶。 -
林を抜けるとまたエーデルワイスの咲くところ。
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だんだんシルクが近づいてきました。
でもモンテペルディードはダメかしら? -
ひたすらエーデルワイス。
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やっとシルクが見えてきました。
シルクに着くまで、この右側の斜面はずーっとエーデルワイスが続いていました。このルートはエーデルワイス街道だったんですね。 -
北側の壁です。
高い!
あの崖の上のほうにFaja de las Floresというルートがあるんです。
You Tubeで見ましたが、怖そうでしたよ。
Floresという名前ですが、お花がいっぱいなのか、それともあの黄色い花を意味しているのか?とっても気になります。 -
この黄色いお花も見事です。
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シルクに近づきます。
少し雲が切れてきましたね。 -
足元の草原ではワタスゲが光をいっぱいに受けています。
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やった〜
ほんのちょっとですが、雲が切れました。
これがモンテペルディードだと思うのですが・・・
3つあるピークのうちの真ん中です。
ここでお昼にします。昨日買ったパンとハモンでボカディージョランチ。このパンがおいしかったこと。この旅No.1のおいしさでした。 -
ここからゆるゆるとシルクへ降りて行きます。
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この旅行記へのコメント (1)
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- Masakatsu Yoshidaさん 2016/07/09 09:47:16
- エーデルワイス
- エーデルワイスがあちこちで見れたとは羨ましい。その場所の高度は何メートルくらいだったのでしょうか?
私は、フランス、スイス、オーストリアのアルプスで2000-3000m級の山道ををトレッキングしましたし、ピレネーではリューション(1800m)やソンポルト峠(1600m)を歩きましたが、一度も見る機会がありませんでした。
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