2001/12/31 - 2002/01/05
2657位(同エリア3893件中)
ルート3さん
例年通り正月休みは家内と海外旅行だ。そして、いつもの様にスケルトンタイプのツアーでエアーとホテルと空港ホテル間の送迎だけの自由度の高いやつの中からローマ行きを8月下旬に決める。完全な自由旅行にしても良いのだが、スケルトンタイプの方が個別手配よりも安く、また手配の面倒がないのだ。
出発はピークから料金が下がり始める大晦日。ピーク時の料金設定は、出発日よりも帰国日に関係する傾向があり、帰国日が大多数の日本人が休める日からはみ出してしまうと安くなる傾向がある。これを狙ったのだ。
今回はルフトハンザドイツ航空でフランクフルトまで行き、そこでトランスファーをしローマに向かう。
家内はロンドンに次いで二度目のヨーロッパ。行き先がローマとありブランド品あさりが楽しみらしい。そういえばロンドンでは、息子の土産としてアクアスキュータムのコートと、夫婦でバリの靴を買ったきりだ。その家内のご要望にお応えしようと普段よりは少し多めの小遣いを懐に忍ばせていく。
関空には今回は趣向を変え南海電車のラピートで向かう。私は何回も乗っているが、家内は毎日リムジンバスなので一度乗ってみたいらしくラピートにした。ただ自宅からはリムジンバスだと空港直行だが、ラピートだと二度の乗り換えを強いられるが仕方ない。
搭乗が始まり機内へ。ルフトハンザは今回初めての利用だ。フランクフルトまでは2回機内食が提供されるが、特に印象はない。家内もかれこれ20回目位の海外なので、最初は機内食が出るとはしやぎ、わざと私とは違うメニューを頼み、見比べ私の方に美味しそうな物を見つけると拐っていったが、さすがに飽きたのか淡々と食し寝入ってしまう。
飛行機はフランクフルトに到着したが、ローマ便までのトランスファーは3時間もある。が、空港にも飽きたのだろう、2人でベンチに腰掛け時間を潰すだけ。この頃になると、日本の空港も含め免疫店に立ち寄ることも滅多にない。パスポートコントロールから搭乗口に直行するパターンだ。
同じくルフトハンザ便でローマに到着。もう暗くなっている。ガイドに出迎えられ、ホテルへ。テルミニ駅近くの安っぽいホテルだ。旅装を解き、当初の手筈通りテルミニ駅に出向きイタリア新幹線ユーロシティのフィレンツェ往復切符を購入する。それも1等車だ。日本では頻繁に新幹線を利用しているが、自慢ではないが、グリーン車には乗った事がない。それがイタリアくんだりまで来て1等車とは最高の贅沢だ。
翌日は、バスと地下鉄と自分たちの足を総動員して街歩きだ。二度目のローマだが、まず前回立ち寄らなかった有名な”真実イの口”へバスで行き、口に手を突っ込み記念撮影。街角のちょっと大きめのお地蔵さんの印象だった。 そこからは徒歩で街歩き。バチカンを出て左へ進路をとるとすぐサンタンジェロ橋。
橋を渡りサンタンジェロ城を見学し、そのまま橋を背にして街中へ。街中の広場では数多くの噴水があり、その1つがトレビの泉だ。行かれた方は分かるでしょうが、トレビの泉は、ビルに囲まれた街のど真ん中にあるのだ。
そのトレビの泉横に靴屋があったので、2足購入。一応メイドインイタリーだが、2,000円ほどの安い靴だ。
街を夕方まで目的もなく二人で歩きまくったが、至るところに大小とりどりの彫像、装飾された水道口、街全体が美術館と勘違いするほどの素晴らしさだ。そしてローマの街は意外と狭いと感じる。地図を片手に街をうろうろしても、現在地が分かり安い。
ホテルに戻る途中にスーパマーケットがあったので入ってみた。イタリアの食材、香辛料を探すのが目的だ。入り口付近にカートがあったので、それを持って行こう、と引き摺り出しかけるが、動かない。首をかしげていると、イタリア人のおばさんがやって来て、カートを固定している部分にコインを投入した。するとカートのロックがガチャンとはずれ、カートが引き摺れる様になった。「何だ、カート使用は有料なんだ」、と思ったのも束の間、今度は買い物を終えた人がカートを返しに来た。すると、先ほどのコイン入れからコインが出てきた。セコイ人間が多く、カートの盗難防止に保証金を求めていたのだ。なるほど国が違うとシステムも異なるのだ。
翌日はイタリア新幹線ユーロシティでフィレンツェまで日帰り旅行だ。フィレンツェ駅に着き駅前からミケランジェロ広場までタクシー。「ピアッァ・ミケランジェロ!」で通じた。以前バスで来た事があり、フィレンツェの町並みが一望出来るビューポイントだ。随一の見処”花の聖母教会”が遠望出来る。
丘を下ると河畔に出る。アルン川沿いにブラブラ歩くとベッキオ橋に到着。橋は商店街風になっており、渡るとすぐ右手がウフィツイ美術館。中に入って有名な絵画などを家内に見せたかったが、ものすごい行列。軽く3時間待ち。こんなところで時間をムダに出来ない。花の聖母教会へ行こう。
パステルカラーの教会は相変わらず美しい。あれっ人が横の鐘楼から出てくる。するとあの塔に上がれるのだ。ジオットの塔というらしい。料金を払い、狭い階段を老骨にムチ打ち天辺を目指す。ふうふう言いながら天辺に到着すると、すぐ目の前に花の聖母教会の尖塔が見える。これだけでもフィレンツェに来た甲斐があった。
塔を降り駅まで再びブラブラ歩く。途中に大きな教会があったので、せっかくなので中に入り見学する。サンタマリアノビェラ教会というようだ。この名前は、フィレンツェ中央駅の正式名前と同じだ。
教会を出て駅に着いたがまだ電車の時間があるのでカフェに入り時間調整をする。時間が来たので会計をして表に出ようとした時、扉の前に何かがある。人間だ。イタリアの乞食だ。彼を見てウエートレスがすっ飛んで来て、「臭いあっちへ行け!」、と追い立てる。確かに綺麗な店の入り口付近で居座られたら営業妨害もいいところだろう、は理解出来る。ただ、今まで客に満面の笑みを浮かべ、愛想を振り撒いていたのに、彼女の剣幕には非常な落差、本質を感じ、嫌な気分を味わった。華やかなフィレンの裏側を垣間見た出来事だった。
翌日は再び街歩きと買い物デー。
朝食後、地下鉄でスペイン広場へ。まだ早かったのと雨のせいで人手はそれほどでもない。付近の店を冷やかして回る。家内のターゲットは靴、カバン、コートの模様。女は本当に買い物が好きだ。1つの物を買うのに散々迷う。それに付き合うのも我慢と忍耐が必要である。私はそれが欠如しているのだろう、家内がどちらが良いのかと迷い始めたら、「二つとも買っちゃえ」、としびれを切らせて言ってしまう。そのあたりは読まれているのだろう、「うん、じゃそうする」、と同意し、ついつい墓穴を掘ってしまう。
ローマではドツボに嵌まりコート4着、靴3足、ハンドバッグ2個を買わさされる羽目に。まあ、そんなに高い品物ではないが、数多くなればバカにならない。おかげさまで、帰国日前夜のパッキング時、持っていったバッグでは収まりきれないのが発覚、急遽ピギーケースを買い足しに走る羽目に。
一旦ホテルに戻り休憩。そして雨も止んだのでコロッセオに行く。だが、改修工事中らしく入場できない。途方に暮れていると、白馬に乗った騎馬警官がやってきた。男の私がみても格好良い。すると大向こうから白人女性が、写真を撮らせてと声をかけた。警官は気さくに馬から降りて白人達と写真に収まる。それを見た家内も、「私も摂って!」、と警官に歩み寄りポーズを取る。
コンスタンティヌス帝の凱旋門をみながらフォロ・ロマーノを通り抜けるとビットリオエマニエル2世記念堂の横に出た。ここからホテルはすぐだ。
帰国便は慌ただしかった。ローマ空港ではパスポートコントロールが激込みで、搭乗まで時間がない。それでも、両替した現地通貨は使い切りたい。家内は、残った金でパスタなどイタリア食材を買うと決めている。駈け足で目的を果たし搭乗口に行くと乗客は全員機内へ。そして、ファイナルコールとして我々の名前を係員が叫んでいる。
行きはフランクフルトで時間を持て余したが、帰りのトランスファーは1時間もない。まあ、何もなければ理想的なトランスファーだ。
帰国し、さあ、また時差ボケだ。今回は何日で修まるかな?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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