2012/05/01 - 2012/05/01
3702位(同エリア17057件中)
ばねおさん
10日間に亘るコートダジュールのドライブ旅行を終え、TGVでパリへ。
明るい陽光に包まれた南仏とは一変し、着いたパリは暗い雨の中だった。
今回のパリ滞在の目的の第一は、5月1日のパリの情景をこの眼で捉えること。
フランスの5月1日は少し特別な日。
その(1)幸せを運ぶすずらん
その(2)メーデー
パリには幾度となく来て滞在しながら、あいにく5月1日に出会っていなかった。
さらに今年は大統領選の決戦投票を控えて、例年にない展開となっていた。
また、東日本大震災の追悼コンサートやチャリティ等でさまざまな支援を行っているパリの人々の活動も稿を改めて旅行者の視点から紹介したい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
近年のパリ滞在でよく利用するのが、バスティーユ広場に近いシタディーヌ。
マレ地区や、最近のお気に入りスポットであるサンポールもほど近い。
近くにはスーパーもあるが、自炊滞在型にはとてもありがたいマルシェが近くで開かれていて食材の調達にはたいへん便利。
イエナのマルシェほどではないが、種類は豊富で、広くて買いやすいスペースが確保されている。
今回、そこで見つけたのがこの看板。 -
ブルターニュのクレープ屋さん。
今回はじめて気づいたが、不定期な出店なのかも知れない。
めずらしく行列で、本場物とみた。
あいにくと食事後で、味を確かめることはできなかったが
女性客が並んでかなりの人気。 -
夫婦で手際よく注文をとりながら
クレープを焼き上げていく様子は
見ているだけでも小気味よい。
ほかにもブルターニュの産物をいろいろ並べていた。 -
こちらは同じマルシェの花屋さん。
5月1日のすずらんの日を前にして、重点販売中。 -
5月1日に自分の大切な人、愛する人に幸せを運ぶスズランを贈るという風習は
歴史的にはかなり遡り、由来には諸説があるようだ。
贈られた人には一年間幸運が来るという。 -
切花だけでなく鉢植えもある。
森に自生しているものは根を残して摘まなければならないと聞いているので
これは栽培したものであろう。
あとで知ったことであるが、フランスのすずらん栽培はナントが圧倒的多数を占めているとのこと。 -
マルシェの片隅でのにわか売店。
まだ5月1日前なので、ひっそりと目立たぬように...
ちなみに5月1日のすずらん売りは誰がやってもOKで
売り上げに税金もかからないとの由。
但し花屋さんから一定の距離は制限される
というのがルール。 -
こちらは街の花屋さん。
-
-
ほかの花々との組み合わせブーケもある。
-
組み合わせもさまざま。
-
-
さて、いよいよ5月1日当日。
天気は晴れ。
宿を出たところで、早速すずらんを数種類抱えている通行人に出会った。
ちょっとポーズをお願いした。
何がそんなに珍しいのか、といった表情。 -
このお方も
難しそうな顔をしながら
当たり前のようにすずらんを持っている。 -
当日、街に出て最初に見つけたすずらん売り場がここ。
赤十字のすずらん売りであるが
なぜか人通りの少ない裏道にひっそりと設けられていた。 -
聞くところによれば
赤十字の売り上げの上位を
この日のすずらん売りに依っているとのこと。
それにしては少し淋しすぎませんか。 -
さて、あちこち取材に行く前に
パリで音楽の勉強を続けているMさんと
バスティーユ広場前のカフェで待ち合わせ。
半年ぶりに再会する彼女のために小さなすずらんの花束を用意していったのだが
彼女もまた小さな花束を持参してきた。
5月1日のすずらんは
Bon Muguet ボンミュゲ(幸福のすずらん)と呼ぶことを教わった。
ミュゲはすずらんである。 -
バスティーユ広場に面して、仲良し家族が売店を設けていた。
この温もりなら幸せを運んでくれるに違いない。 -
可愛らしいデザインは娘さんのアイデア。
-
メーデー会場であるバスティーユ広場には
いつの間にか人が増えてきた。 -
広場の周囲にはすずらん売り場が軒並み開店中。
マダム三人寄れば、おしゃべりに余念がない。 -
バスティーユ広場から16区のヴィクトル・ユゴー広場に移動。
ここからトロカデロ広場までの道筋を辿ることにした。 -
あれやこれやと
どうやら注文の厳しいマダム。 -
大切な人に贈るのですから
幸せが逃げないようにしっかりと包んでくださいよ。
はい、はい。 -
大きなパラソルを張って、準備万端。
売り方もさまざま。 -
誰にあげるのかな
贈る相手がいるって、それだけで幸せなこと。 -
こちらは父子のすずらん売り。
無店舗型
移動販売です。 -
さあ、おひとつ幸福をお持ちなさいな。
-
愛嬌も大切。
ここには幸せを運ぶすずらんしか置いていません。 -
こちらはゆったりと構えています。
幸せは自分で掴むものですよ
とでも言われそう。 -
売り手も買い手も少年。
お互いちょっとやりにくそう。
オマエ誰に贈るんだ?
うん、ちょっとね.. -
メトロの出入り口にも
すずらん売人が配され
水も漏らさぬ体制が敷かれていた。 -
たくさんの品揃えが自慢です。
どのようなタイプの幸せにも応じられます。 -
まずは品定めから
-
う〜ん、いろいろあって迷うなあ。
-
補助輪付きの自転車から飛び出してきて
僕も選びたいと
自己主張。 -
こちらのマダムは数束お買い上げ。
やはり、義理チョコのように義理すずらんもあるのだろうか。 -
何というシブさ。
どうしてこんなに花束と似合ってしまうのだろう。 -
こちらのカップルも
ホレ、わしも持っとる、と
サングラスのムッシューが得意げ。 -
こちらの売店には森のスズランと銘打ってある。
森に自生するスズランは香りが強く、パリでは希少性がある。 -
トロカデロの集会へ向かう行進の途中でも
すずらん売り場があると
つい足を停めてしまう。
文字通りすずなりの人。 -
こちらは大統領選の決戦投票を控えて
サルコジ支持者集会が開かれるトロカデロ広場。 -
政治集会の場でも
もちろんすずらん売りが出ています。
どこかの国のようにヤボではありません。 -
すずらんを選ぶのに
いずれも真剣なまなざし。 -
こちらはなぜか不人気な売り場。
-
誰よりも幸福のすずらんを欲しがっているひとが
あちらにいます。 -
サルコジさんも気が気でない。
皆さ〜ん。
すずらんの日は毎年ありますが
大統領選は5年に1度ですよ〜
ぜひ私に幸福のすずらんを! -
さて、バスティーユ広場近くに戻り
メーデーに参加する人々のなかにも
すずらんが揺れていました。 -
分かりますか
女性の胸元にご注目 -
こちらのマダムにも
胸元にはすずらんが一挿し。
みなさんどうぞお幸せに!
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この旅行記へのコメント (3)
-
- yunさん 2012/08/14 22:57:51
- すずらん と クレープ
- ばねおさん こんばんは
パリ記アップ♪
リクエストに応えていただきありがとうございます♪
5月1日 すずらん溢れる街の様子。
小さな花束を小粋に抱えるムッシュー達。
日本ではまずお目にかかれない「組み合わせ」ですね。
白くて小さくて俯き加減・・・
控えめな「すずらん」が主役を務める春の一日は、とてもパリらしい。
途中にリラの花も見つけちゃいました。私、好きなんです♪
いつか、この日に訪問してみたいです。
そして、すずらん栽培の中心地というナント。
ラ・マシンを訪れてみたいのでこちらも訪問熱望の地です。
行きたい所が多過ぎて・・・
次回、パリのマルシェでクレープを頬張る日を思い描きました。
すずらんを渡したい人を想いつつ。
yun
- ばねおさん からの返信 2012/08/15 18:47:26
- RE: すずらん と クレープ
- yunさん こんばんは
yunさんに褒められてすっかり舞い上がっていましたが
いつまでも空中に漂っている訳にもいかず、
とりあえず着地しました。
> 白くて小さくて俯き加減・・・
まるでyunさんの様、と言葉を続けたほうがよろしいでしょうか
> 途中にリラの花も見つけちゃいました。私、好きなんです♪
> いつか、この日に訪問してみたいです。
リラの花が咲く頃とは、すなわち良い季節の到来を意味しているそうです。
4月〜6月にかけてのパリは、まさに花の都。
イタリー広場の桐の木、街のマロニエ。
花粉症の人は苦手らしいですが、綿毛がキラキラと飛んでいます。
> そして、すずらん栽培の中心地というナント。
> ラ・マシンを訪れてみたいのでこちらも訪問熱望の地です。
ラ・マシンとは驚きましたが、yunさんのインタレスティングの幅の広さを
あらためて認識しました。
> 次回、パリのマルシェでクレープを頬張る日を思い描きました。
> すずらんを渡したい人を想いつつ。
ぜひ、5月1日を照準に当てて、左手にクレープ、右手にすずらんを実現してください。(左右どちらでもよいとは思いますが)
贈ってもらう場合には、すずらんとリラの組み合わせが絶対ですね。
ばねお
- yunさん からの返信 2012/08/15 21:37:10
- 右手 左手
- > いつまでも空中に漂っている訳にもいかず、
> とりあえず着地しました。
これっこれです。ばねおさんの表現センスが楽しくて!いいなっ!
> 白くて小さくて俯き加減・・・
> まるでyunさんの様、と言葉を続けたほうがよろしいでしょうか
そうなんですょ。旅先で大失敗をすると・・・
顔面蒼白、消えそうに小さくなり、ひたすらショボンと俯く私です。
>左手にクレープ、右手にすずらんを実現してください。(左右どちらでもよいとは思いますが)
はい、左右両手がクレープにならないように頑張ります。
yun
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