2012/03/30 - 2012/04/08
145位(同エリア228件中)
悠々屋さん
3年前からずっと行きたかった台湾。
東北大震災被災地への台湾からの温かい支援を知り、行きたい気持ちもヒートアップ。
行きたい場所調べも熱が入り、結局台湾ぐるり一周10日間の旅に。
初めての台湾、北京語はもちろん英語もたいしてできないけれど、思い切って行ってきました。
<行程>
○1日目 桃園国際空港→関子嶺温泉 [関子嶺統茂温泉会館]
○2日目 関子嶺温泉→烏山頭水庫・八田與一紀念公園→台南 [台南大飯店]
○3日目 台南→高雄 [高雄金典酒店]
●4日目 高雄→花蓮→太魯閣→花蓮 [花蓮統帥大飯店]
※写真は、太魯閣渓谷の錐麓大断崖沿いで撮ったものです。
○5日目 花蓮→蘇澳→台北 [天成大飯店]
○6日目 台北市内観光(パワスポ巡り&淡水) [天成大飯店]
○7日目 台北市内観光(茶藝館巡り) [天成大飯店]
○8日目 台北市内観光→鹿港→台中→台北 [天成大飯店]
○9日目 水楠洞→九分→十分→台北 [天成大飯店]
○10日目 台北市内観光→桃園国際空港
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- マンダリン航空 JAL
- 旅行の手配内容
- その他
-
[高雄金典酒店]
・高雄港の朝焼けを見たいと思い6時前に起床。昨夜からの雨は上がったが、雲に覆われていて視界は不良。
・今日は12:40高雄発の国内線で花蓮へ移動。空港到着前に寄りたい観光地は1つだけなので、体力温存のため2度寝することに。
・9時ごろまた起きて、朝食会場へ。
・朝食は39階のレストラン(6時半〜10時)。ちょうど晴れ間ものぞき始め、窓際からは市内や高雄港の絶景が広がる。
・ビュッフェ形式だが、品数がとても多い。和洋中さまざまな料理、お粥や点心はもちろん、フルーツも豊富。
・大皿が壁の裏側にも並んでおり、ここまで多品種大量の料理が揃ったのは初めて見ました。
・食後は66階にあるビジネスセンターを見学。雰囲気的には空港の上級会員向けラウンジといった感じ。コンシェルジュが常駐し宿泊客のニーズ対応するほか、PCや新聞などビジネス向け設備も充実。
・10時半ごろチェックアウト。鮮烈な記憶を残した1泊でした。 -
[メイ瑰聖母聖殿主教座堂]
・旅行前に高雄の観光情報を調べて発見した、歴史あるカトリック教会です。ちなみに、「メイ(王扁に攵)瑰」は薔薇を意味します。
・ホテルからタクシーで移動。ノートに「金典酒店→メイ瑰聖母堂(sightseeing)→中央公園駅」と書いて運転手さんに見せたところ、理解していただけたようです。
・場所は、愛河が海に注ぎ込むあたり。外は蒸し暑さを感じますが、グアムほどの不快感は感じませんでした。
・教会は、石造りの重厚な建物でとてもどっしりとした印象を受けます。
・清代にキリスト教が解禁されて初めて台湾に建立された歴史ある教会で、国家三級古跡指定を受けているほか、東アジア三大教会のひとつとも呼ばれているそうです。
・残念ながら内部は撮影禁止なので写真はないですが、西洋風の天使像があるなど、オーソドックスな教会のイメージ通りだったと記憶しています。
・10分ほど見学をし、タクシーでKRT中央公園駅へ。そのままKRTで高雄国際機場駅まで移動。 -
[KRT高雄国際機場駅]
・改札を出ると、国際線は左・国内線は右に分かれます。日本の地下鉄と同じ感覚で案内板が掲示されているので安心です。
・国内線は2番出口が最寄りの出口になりますが、かなり距離があり重い荷物を運ぶのは結構大変です。
・実は5番と7番出口の中間くらいの壁の裏手に、スーツケース等を乗せるキャリーが置いてあり、私はこれを使いました(何も考えずに歩いていたら国際線方面に向かっており、引き返そうと思った瞬間、キャリーが目に入りました)。 -
[華信航空カウンター]
・国内線チケットは現地旅行代理店(山水旅行社)に手配してもらいました。
・代理店からは「出発時刻の30分前までにチェックイン要。チェックインの際にパスポートとeチケット控え(代理店からPDFで受領)が必要。リコンファーム不要」という連絡をもらっていました。
・出発時刻は12:40。現在は11:20。少々早いですが、まずは華信航空のカウンター探し・・・なのですが、空港内の案内図を見ても華信航空のカウンターが表示されていませんし、各社のカウンターが並んでいるエリアを歩いても見つけることができませんでした。
・空港インフォメーションもスタッフが離席中。途方に暮れて各社カウンターエリアをとぼとぼ歩いていると、復興航空カウンターの脇にあるスタッフルーム的な部屋が目に入りました。
・思い切って中の人に声をかけたところ、「ごめんごめん、まだ時間あるから休んでたんだ〜」「いまから準備するからもうちょっと待っててね」的な返事。
・見ていると、復興航空のカウンターの1/4くらいのところに間仕切りをおいたほか、「←復興|華信→」という案内板も設置。あっという間に華信航空カウンターの出来上がりです。
・復興航空に間借りしている印象。一日に一往復しかない路線なので、コスト削減のためにこうなるんだなあと納得。
・そんなこんなで11:30前にチェックイン完了。
・次は、もうすこし奥にある荷物預け所(行李托運)でスーツケースを預けます。こちらも航空会社別になっているので、華信航空のカウンターにて念のため「to花蓮?」と確認して預けました。
・ちなみに飛行機の座席は適当にあてがわれてしまうようで、一番最初にチェックインしたにもかかわらず前から9番目でした。この位置だと主翼がかなり視界に入りましたので、空からの景色を楽しみたい方は6番目より前の窓側座席の希望をチェックイン時に伝えるとよいと思います。 -
[高雄国際機場内の店舗]
・チェックイン後、搭乗まで1時間近く時間があったので昼食場所探しも兼ねて空港内を散策。
・私が確認できた範囲では、国内線側はレストランとお土産屋さんがひとつあるだけで、コンビニもありません。
・2階には国際線と国内線を結ぶ動く歩道があり、これを使って国際線側へ移動。
・国際線側はさすがに店舗が多く、複数のレストランのほか銀行やコンビニ(ファミマ)もありました。
・ファミマには、日本のコンビニでは見かけない珍しいミネラルウォーターも売っていて個人的にテンションがあがりました。また、台湾一の米どころ・池上米を100%使った池上弁当らしきお弁当を発見したのでこれをランチにすることに(NT$65)。
・そんなこんなで時間もたち、そろそろ搭乗の時間です。 -
[搭乗・フライト]
・国内線の検査場検査はいたって簡単。日本と同じ感覚です。
・検査場を通ると待合所があり、待合所からはバスで飛行機まで移動しました。
・待合所には売店が1つ。中央にある柱には黄金の龍が巻きついていて、いかにも中華な感じです。
・バス乗車時間は放送も入りますが、電光掲示板にその旨が表示されるので時折チェックしましょう(写真の「登機Boarding」)。
・一日一便しかないからか、バスは大混雑。機内も満席のようでした。
・飛行機は沖合を飛ぶので、陸地も見たい方は向かって左側の座席がお薦めです。
・私の座席は9Aでしたが、エンジン真横でした。3A(D)〜6A(D)当たりの座席が機窓を眺めるのにはオススメな気がします。 -
[太魯閣観光−花蓮航空站]
・1時間弱のフライトで花蓮空港に到着。
・総大理石のとてもゴージャスな空港です。
・機内預け荷物を受け取り、国内線出口を出たところでガイドさんと合流
・今日は太魯閣観光ガイド兼タクシー運転手さん(6時間)を旅行代理店(山水旅行社)手配で予約してあります。
・ちなみにお値段はNT$5,000。
<太魯閣観光について>
・個人旅行の場合、太魯閣観光をどう手配するのか悩むと思います。私もかなり悩みました。
・バスは本数が少ないので現実的ではないですし、花蓮駅前でタクシーを捕まえて交渉する方もいるようですが、数時間も一緒に行動することを考えると意思疎通が難しいとストレスがたまるのでそれも嫌だなと。
・ツアー利用も考えましたが、いずれも午前中からスタートします。ツアーが集中すれば太魯閣は混むでしょうし、なにより私の行程ではお昼過ぎに花蓮に入るので、ツアーのスタート時刻に間に合いません。
・自分が行きたい場所を運転手さんに伝え、あとは現地をよく知る運転手さんにお任せすればいいと考え、旅行代理店に手配をお願いした次第です。
・結果、確かに安くはない価格ではありますが、大満足の太魯閣・花蓮観光になりました。 -
<太魯閣観光スポット>
私が観光したスポットは以下の通りです。なお、花蓮空港待ち合わせ、花蓮市内ホテル送りこみまでで6時間ちょっとかかりました。
○東西縦貫公路ゲート(記念撮影) → 写真はゲート近辺の案内地図です。
○銀帯瀑布(車内から撮影)
○燕子口で旧道沿いを散策(ガイドさんは車で先回り)
○錐麓大断崖沿いで車道脇散策(ガイドさんは車で先回り)
※九曲洞は崩落のため閉鎖中
○慈母亭付近を散策
○緑水にあるアミ族の方が経営する喫茶店(ワニの形をした岩が見える場所です)
※緑水遊歩道は「危険だ」というガイドさんの判断で散策できず
○天祥で祥徳寺天峯塔まで散策
○岳王亭のつり橋散策
○長春祠まで散策
○大理石工場・販売店見学
→ ガイドさんに勧められたのであまり乗り気なく行きましたが、目の保養にはなります。売り込みもそれほどきつくなく、何も買わずに観賞だけしてきました。
○七星潭散策
○慈恵堂・勝安宮見学
○花蓮扁食店にてワンタンスープ -
[銀帯瀑布]
・東西縦貫公路ゲートを出発してから車で5分ほど、最初の観光スポットがこの「銀帯瀑布」。
・わかっている人に車を止めてもらわないと、なかなか気付きません。
・やはりガイドさんは頼りになります。。。 -
・トンネルの崩落箇所
・台風によって、トンネルの屋根部分がごっそりなくなっています。
・自然の猛威、恐るべしです。 -
[燕子口①]
・ガイドさんの計らいで、縦貫道のすぐわきにある旧道を歩かせてもらうことに。
・さっと停めてさっと車が発進出来る、タクシーの良さを活かした観光です。 -
[燕子口②]
・トンネル内では、すぐ横をバスが通り抜けていくシーンも。
・旧道は崖まで寄れるので、迫力ある太魯閣の絶景をじっくり味わえます。 -
[燕子口③]
・まさにマーブルな色調の太魯閣峡谷
・名前の由来となった燕の巣穴らしき窪みも。
・個人旅行なので全体時間などを気にせずゆっくりと眺望を楽しみ、写真を撮りました。 -
[燕子口④]
・曲がりくねった先のポイントを撮影。
・人の小ささと対比された峡谷のスケール感がすごかったです。 -
[錐麓大断崖①]
・高さやく600mの大絶壁が1200mも続くという錐麓大断崖。
・その断崖沿いで車道脇散策を楽しみました。
・燕子口散策終了後、東屋のような場所でガイドさんにピックアップしてもら、またタクシーで少し移動。
・錐麓大断崖沿いで降ろしてもらい、またも車道脇を散策開始。 -
[錐麓大断崖②]
・大断崖は、なるほど確かに大きすぎて写真に収まりません。。。
・バスが止まっているエリアで、ガイドさんから空を見上げるよう指示があり見上げると、なるほど、断崖に囲まれたなかに浮かぶ青空の形が、台湾の形そっくりに(写真のとおり、台湾を寝かせた感じでした)。 -
[九曲洞]
・太魯閣観光の目玉の一つ、九曲洞は崩落のため閉鎖中でした。
・写真左側に見えるトンネルのさらに左側(峡谷側)に遊歩道があり、閉鎖されていなければそこを散策できたようです。
・太魯閣で最も素晴らしい景色が見れる場所と聞いていますが、今回は残念ながら通過です。 -
[慈母亭①]
・写真は慈母橋と慈母亭
・名前の由来については、「台湾2代総統蒋経国(蒋介石の後継者)がここを視察した際に、なくなった母親(慈しみ深い母=慈母)を思い出したため」とか、「初代総統蒋介石が公路建設現場で起きた工夫とその母親の悲劇を悼み名付けた」など、諸説あるようです。 -
[慈母亭②]
・太魯閣峡谷を流れる立霧渓はここで向きを90度変えるとともに、峡谷の形もなだらかなU字から切り立ったV字へと変わるそうです。 -
[慈母亭③]
・慈母橋から撮った慈母亭
・その姿は、王様ガエル(冠を載せた蛙)に似ているとガイドさんが説明してくれました。
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