2005年大晦日～2006年お正月　雪のプラハ　１２月31日

2005/12/31 - 2006/01/05

2005年の大晦日に　たどり着いたプラハ。

400年という長い年月の間　戦火をまみえる事も無く　周りを強国に囲まれ　多様に支配される歴史を耐え忍んできた　国、チェコ共和国。

1991年にチェコスロバキアは、チェコ共和国と、スロバキア共和国とに　分離独立を果たします。
無血による独立が　なされたことは、他に例を見ない　この国の国民性を知らしめる革命でした。
ビロード革命以来、チェコはプラハやチェスキー・クルムロフといった観光地を持ち、工業化も進み、急速に解放され、その変貌を　新聞の連載で　読んでからは　欧州に旅行出来るようになったら　絶対　一番に行こうと　思っていた　国です。

初めての中欧チェコ・プラハの旅行記です。

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

大晦日　１０時５０分関空発の ＫＬＭで　アムステルダムへ。

上空は　雪景色。

雨に変わり　悪天候。

チェコ航空に乗り換えます。

一時間半で　プラハ・ルズィニェ空港着。
雪です。

空港から　エアポートバスcedaz　で カレル橋から　すぐの
ホテル・ドゥーム・ウ・クラーレ・イジーホ前で降ろして貰います。

エアポート・バスは　旧市街の殆どのホテルの前へ　送迎可能です。

入り組んだ路地の一角にある このホテルは　１４世紀の建物で
かつては　修道院だったそうです。

お部屋の中は　とても暖かくて　外気の寒さを忘れてしまます。

部屋に荷物を置くと　歩いてすぐの　旧市街広場へ。

世界遺産の　天文時計の前や 広場は　人で一杯。
あちこちで　爆竹の音。　

市庁舎の天文時計です。

ティーン聖母教会。

聖ミクラーシュ教会。

宗教改革者　　ヤン・スフ像

1372年生まれ。カレル大学総長であった彼は　教皇制度や教会の制度を否定し、教会の堕落を痛烈に批判。

教会の権威を否定した　公会議でも一切の妥協を拒否したため、異端とされ1415年火刑に処されます。

その後のボヘミヤ王国、　カトリックとプロテスタントとの長い戦いが　始まります。

火薬塔へと歩きます。

スメタナホールのある　市民会館

火薬塔から　ナプシコーピエ通り

左側、1348年にカレル４世が創設した神聖ローマ帝国最古の大学です。

ゴシック様式の大きな出窓だけが　現在残っている　建物 カロリヌムです。

ぐるりと　巡って旧市街広場へ戻って来ました。　

夢の中を彷徨っているような　大晦日のプラハ。

お祭りのボルテージは　上がります。

かたや　ひっそりとした路地裏を通り　ホテルに戻ります

１１時過ぎまで歩き回りましたが　エネルギー切れです。
　
ホテルに戻り　就寝。　通りから聞こえる　爆竹や　歓声も 遠のいていき　あっという間に 眠りに　引き込まれたのでした。

写真：部屋の窓から見える路地。