2012年ドイツの旅【8】世界遺産「シュパイヤー大聖堂」

2012/06/11 - 2012/06/11

いままで訪れることが出来なかったドイツの世界遺産を巡る今回の旅。
ロマネスク様式建築の代表的なシュパイヤーの大聖堂を訪れました。

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

2012/06/11
宿泊先のハイデルベルクを朝出発し、世界遺産のマウルブロン修道院を訪問した後シュパイヤーへ向かうべくマンハイムへ戻りました。

14：04マンハイム中央駅発S４でシュパイヤーへ向かいました。

Sバーンの車内の鉄道路線図
これをデジカメに撮ってこの地方の路線網がやっと掴めました。
もうこれで大丈夫！
（昨日シュパイヤーへ向かうのに行ったり来たりしてしまったのも路線網が把握出来ていなかったため結局行けなかった）

Sバーンの車内の鉄道路線図

14：30シュパイヤー駅着
マンハイムからは0：24分でした。

シュパイヤー大聖堂までの道は4traのトラベラーさんの旅行記を参考に事前に調べてきましたのでスムースに向かえます。
postplatzを中央街門の方へ向かい大聖堂を目指します。

中央街門　Altportel
高さ55mはドイツで最も高い街門の一つ。
1230年〜1514年にかけて下部、上部が建設されました。

マキシミリアン通り

市庁舎

市庁舎隣のinfo
「日本から来た」というとinfoの若い女性は「私の友達が新潟にいます」と明るい笑顔で日本語の観光案内とシュパイヤー皇帝大聖堂のガイドパンフレットをくれました。
本当にドイツはどこに行ってもinfoの人は対応が良く嬉しくなります。

旧造幣所　Alte Munze
1748年建設

三位一体教会
閉まっていたので内部は入れず。

旧市庁舎
1726年から1726年建設

シュパイヤー大聖堂、皇帝大聖堂（カイザードーム）
ドイツで最も重要な最大のロマネスク様式の教会
1030年以前にコンラート2世が建築をはじめ1061年に落成。
西面、東面に4本の塔を持っています。
1981年ユネスコ世界文化遺産登録

正面入り口上部に十字架型の車輪窓があり、その中央にイエス・キリストが位置しています。
車輪窓の窓枠は現世の象徴として四角形が使用されています。

正面入り口上部の５つの像は大聖堂の守護聖人ステファヌス、大天使ミカエル、聖母マリア、洗礼者ヨハネ、訪問者ベルナルドゥス

正面玄関ホール
皇帝大聖堂と言われるように入口にはコンラート2世の像が建っています。

正面玄関ホール

玄関扉にはブロンズ・レリーフ

旧約聖書の話が描かれています。

正面入り口から入り、身廊から見た内陣方向

内陣方向から正面入り口扉方向〜上部にパイプオルガンが見えます。

この大聖堂のクリプタ（地下聖堂）にはドイツ皇帝4人、皇后3人の墓所があります。

旧約聖書創世記　アダムとイブの追放

新約聖書　受胎告知

新約聖書　イエス・キリストの生誕

上部のフレスコ画

旧約聖書　出エジプト記？

正面祭壇

窓はステンドグラスは使わず自然光を取り入れています。

側廊
ドイツロマネスクの特徴である柱廊とアーチ型天井

アプシス

大聖堂庭園に建つオリーブ山の模型
かつては大聖堂の回廊の中央に置かれていましたようです。

シュパイヤー大聖堂中央は礼拝堂
赤い砂岩でできた巨大なバリシカ式聖堂

東面、中央は後陣、アプシス

シュパイヤー大聖堂、巨大な壁面です。
短時間のシュパイヤー訪問、またいつか来られることがあれば是非来たい所となりました。

シュパイヤー駅に戻り、Sバーンで直接宿泊先のハイデルベルクへ向かいました。