2012/07/11 - 2012/07/16
103位(同エリア489件中)
Kさん
念願叶って、真夏のシルクロードを列車と駱駝に揺られながら旅して参りました。羽田から北京経由で西安へ向かい、西安から寝台列車で敦煌入り。日本でも乗ったことのない寝台列車...。なんとか目的地に辿りつけましたが、色々あったなぁ(-.-)
砂漠でラクダの背中に乗せてもらいながらお散歩していると、気分はかつての行商人(笑)ロマンあふれる旅となりました。
ビックリしたこと、イライラしたこと、嬉しかったこと。今回もたくさんありました。おもしろい写真もたっぷりですよ^^
とーっても長いですが、どうぞお楽しみください♪
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
- 航空会社
- 中国国際航空 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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7/11(水) DAY1
羽田空港6:30集合。
初めて中国国際航空(AIR CHINA)を利用します。CA184にてまず北京へ向かいます。意外にも混んでるみたいで、並び席が確保できず(+o+)心細いなぁ。 -
あの飛行機みたいです。
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えっ、なんか小型じゃない?!お隣の大韓航空がでっかく見えるんですけど。確かに小型機で、機内に通路は一本しかありませんでした(^_^;)座席A,B,Cの反対側はJ,K,L。これって普通ですか??
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機内の様子はというと、クッションなし、個人画面なし。おまけにリクライニング機能が故障中でマジしんどい(-.-)食事中には飲み物もらえず、食後に配給。飲みたかったりんごジュースはないし、常温保管でスプライトがまずい(>_<)しかも、機内にハエが飛んでるよ...とだいぶがっかりな感じでした。
不満たっぷりなフライトでしたが、正午前に無事北京到着!!でたー、階段...。小型機にはやっぱりこれかぁ。
日本との時差が+1時間発生いたしました。時計直さなきゃ。北京首都国際空港 (PEK) 空港
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バスでターミナルまで運んでもらいました。北京空港内はめちゃくちゃ広くて、後でモノレールにも乗せられました。
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北京空港にて。一度荷物をピックアップして再チェックイン。国内線乗り継ぎカウンターがよくわからず、重いスーツケースを転がしながらウロウロしました(;_:)その後は乗継まで時間があるので、腹ごしらえ&お買いもの♪
実は、北京空港には高校2年時の修学旅行で一度降り立っておりました。でももう随分前のことなので懐かしい気にもならず。というか、北京空港の記憶は、床でUNOして暇つぶししてたことだけですから。悪天候で飛行機がなかなか飛ばなくてねー、あの頃からお天気運悪かったんだった、あたし(笑) -
早くもラーメンが恋しくなり、以前もどこかの空港で食べた「味千ラーメン」と餃子をいただきました。店員の態度は悪いし、玉子の味付けもどうもチャイナ的で残念。
そんなつもりは決してなかったけど代謝がよかったのか、Kは汗ダラダラでした。暑いよー。冷房入ってるの?...もしや北京も節電中?? -
機内の炭酸がまずかったし、汗もかいてるし、ということでどうしてもシュワシュワしたかったので、カードで100円ちょいのコーラをお買い上げ。手持ち人民元がなかったんですよね(-.-)両替しようと思ってINFORMATIONのお姉さんに聞いてみたけど、意味不明。4Fに両替所なんかないじゃん<`ヘ´>日本で確保しておけば...次回はそうします。
空港内に足裏マッサージ店を見つけたけど、微妙に時間が迫ってたので、通常30分のところを15分に短縮できないか交渉してみたものの、挫折。融通が利かないってイライラしたけど、冷静になって考えてみると、そりゃそうか。旅行で妙にテンションが上がって、態度がでかくなっちゃった<(_ _)> -
不思議なこと。トイレに入るたびに便座が上がってるんです、Kだけ。ここ女子トイレですよね?!って何度も不安になりました。後に気付きましたが、人が出るたびに掃除されていた模様。中国滞在中、洋式トイレでの便座アップ率ほぼ100%でした〜
暗い空港GATEからまたバスに乗らされ、飛行機の元へ。今度はCA1201で北京から西安へ飛びます。海外旅行での国内線移動って初かも♪ -
16:30西安着。北京で飛行機渋滞して離陸が30分ぐらい遅れたのにもかかわらず、ほぼオンタイムな到着でビックリ。でもなかなか飛行機から降ろしてもらえず、周囲の中国人方もイライラのご様子。何か放送が入ってたけど、説明が全く理解できず余計腹立たしい私たち。一体なんだったんだろ?
荷物も無事発見でき、日本人ガイドさんと合流。第一印象は「アキバにいそう」な感じでちょっとテンション下がりましたが、日本語がお上手で、まるで日本人と話しているようでした。お世話になります<(_ _)>西安咸陽国際空港 (XIY) 空港
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ドライバーさんとガイドさん。微笑んでくれると可愛いんだけど、気性が激しいんだよね、ドライバーが。しょっちゅう前の車煽ってましたから(-.-)安全運転プリーズ!
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西安市内の様子。都会でした!高いビルはいっぱいあるし、現在も建設中だったり。時間帯も影響してか、道路は大渋滞(^_^;)無茶なドライバーが多くて、絶対運転はできなそうな感じでした。しないけどね(笑)
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信号には残り秒数が表示されています。何気に便利じゃない?
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お巡りさんが交通整理中。暑い中お疲れさまでございます<(_ _)>
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西洋人も結構いらっしゃってました。
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陝西(せんせい)省西安市。かつて長安と呼ばれ、西周、漢、隋や唐の時代の首都であり、1000年の歴史がある街です。日本の平城京・平安京が手本とした古都ですよね!東西に4km、南北に3kmの城壁で囲まれていて、東西南北それぞれに立派な門があるそうです。
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城壁と人々。
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車窓より。
中央奥に見えるのが大雁塔(だいがんとう)です。大慈恩寺の境内にあり、652年に唐の高僧玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典や仏像などが保存されているそうです。名前は、菩薩の化身として群れから離れ、地上に落ちて死んだ1羽の雁のために塔を建てて埋葬したことに由来。煉瓦造りで当初は5層だったが、701年の武則天の時代に改築され10層となったものの、後に戦乱などで上の3層が崩れてしまい、現在は7層。高さ64mで最上層まで登れるらしいです。少し左に傾いてました!中国版ピサの斜塔ですね。大雁塔 建造物
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日本と微妙に違う漢字、読めそうで読めない漢字多々あり。
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イスラム街へ。初め西安にイスラム文化があるなんてピンとこなかったけど、なるほどね。シルクロードを通って中東から入ってきたんですね!スカーフを被った女性やを見かけたり、風情ある建物がたくさんあって、どことなく異国情緒が漂ってました。
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こちらでも警察は110番らしいです。
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露店が並んでいて、現地人やら観光客やらで賑わってました。みんな何を食べ歩きしてるんだろ?イスラムだから豚肉料理以外かぁ。
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乾物なんかが所狭しと並んでました。
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イスラム街を抜けると鼓楼が見えてきました。
鼓楼とは、明朝初期の1380年に建てられ、高さは33m。大きな太鼓があって、かつては夕方になると太鼓を叩いて時を告げていたようです。表からは3層に見えるけど、実は2層なんだとか。鼓楼 建造物
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チャイナな雰囲気が気に入りました☆
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鼓楼の向かい側には、鐘楼があります。
鐘楼は東西南北に交差する大通りの中心にあって、まさに西安のシンボル的存在です。鼓楼と同じく明の時代1384年に建造され、高さは鼓楼より少し高い36m。こちらは朝に鐘を撞いて時を知らせたそうです。鐘楼 建造物
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鐘楼を背に。
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太鼓型のベンチ発見!
この周辺をしばし散策しましたが、そこには日本では見られない光景が広がっていました。おっさん共が、見たくもない太鼓腹を出してウロウロしてるんですよ(-.-)そりゃ暑いのはわかるけど、大して変わらなくない?! -
観光のあとは待ちに待ったお食事です♪わーい。
まずはしゃぶしゃぶのお野菜たちのご登場。 -
恒例の「現地ビール瓶とわたし」ショット(笑)
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ちょっと、お箸の長さがだいぶ違うんですけどー
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牛肉と羊肉もご登場!それでは、いただきますか^^
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初めてしゃぶしゃぶにカリフラワーやじゃがいもを投入しました。黒酢のタレにつけて食べたらおいしかったです。好吃(ハオチー)♪♪
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ガイドさんのおかげで人民元もゲットできたし、お腹もいっぱいになったところでホテルへ向かいます。途中キレイにライトアップされていたのは...鐘楼かな??
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西安では古都新世界ホテルに宿泊。4つ星らしく、なかなかゴージャスなお部屋↑ベッドふかふかじゃん♪
シーアン グランド ダイナスティー カルチャー ホテル ホテル
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旅行の必需アイテム、「中国語編」と共に。
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文房具完備なお部屋、初めてでびっくりしました!
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スーツケースよ、行方不明にならずにちゃんとついてきてくれてありがとう(^_^)v
本日の歩行量:11,000歩。蒸し暑くてベタベタになりながらもよく歩いた!明日はいよいよ...。 -
7/12(木) DAY2
早上好(ザオシャンハオ)!いいお天気で朝から暑そうです。
昨夜到着時には暗くてわかりませんでしたが、こんなところにあったんですね、我がホテル!んっ?なんだか巨大な像が見えますが。なんだろー? -
朝食。どれもおいしそうで取りすぎちゃいました(>_<)昨日飲めなかったリンゴジュース片手に♪いただきます!
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ランチョンマットに昨日訪れた鼓・鐘楼が載ってました。なるほどね〜
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集合時間まで時間があるので、ホテル内を散策。
さっきお部屋から見えた巨大像の説明。どうやら真ん中が秦の始皇帝様らしいです。 -
手が込んでますね〜good job!!
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どうしてこういうことするかなー(^_^;)指折れてました。
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さて、本日は西安から敦煌入りするわけですが、空路ではなく陸路でね^^ほぼ一日かけて目的地へ向かいます。
9:30にホテルを出発し、15分ほどで西安駅に到着しましたが、何この人・ヒト・ひと!?!?いや〜中国的風景に圧倒されました。 -
初寝台列車にテンション上がっております!でもガイドさんは駅の中に入れないし、乗り場までちゃんと辿りつけるのかなぁ(>_<)こわいよぉ。
西安駅 駅
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荷物検査や、ボディーチェックを受け駅の中へ。わたしたちの列車はどれかしら?
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一般待合室にて。みなさん大荷物を持ってどこに行くんでしょうか?
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これに乗ります。いや、何が何でもこれに乗りたい...一日に一本しかないので(-.-)
勝手がわからずしばし様子を伺ってましたが、ホームへの道順が全く見当もつかなくて焦り出す。大声を張り上げて何度も行ったり来たりしてアナウンスしてる怖そうなお姉さんはではなく、優しそうなお兄さんを探しながら指さし会話帳を引っ張り出し、「乗り物」ページの「ホーム」と「〜はどこですか?」を必死に指で示して、身振りで「まっすぐ進んで左」だと教えてもらえました。指さし会話帳様、いつもありがとう(;_:) -
突き当りを曲がるはずが、手前で左に曲がってしまったら先ほどのお兄さんが追いかけてきてくれて、正しい道を示してくれました☆ずっと見ててくれたみたいで嬉しかったです。謝謝<(_ _)>
辿りついたのは、一等寝台利用者用の待合室。先ほどのとは打って変わってこちらは冷房完備で静かで快適でした。トイレはばっちかったけど(-.-)
売店のやる気のないお姉さんとも指さし会話帳で会話しました。ただペットボトルのお茶が欲しかっただけなのに、teaも通じず、「お茶」「〜が欲しい」を示しました。なかなか手ごわいぞ、中国人。持っててよかった〜 -
ありえない...。都心だけなのかもしれませんが、日本の駅がいかに利用者にやさしいかが身に染みました。重いスーツケースをかかえて階段の上り下りはキツイって(+o+)文句をブーブー言って息切れしながらもK591号の待つホームへ辿りつきました!
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to敦煌。無事に到着しますように☆頼むよ、運転手さん!
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11号車を目指します。
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着いた〜8号室の29(下ベッド)&30(上ベッド)です。
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ここがわたしたちのお部屋。意外とキレイで一安心。座り心地は良くないけどね(;_:)とっても疲れそうです。長旅なのでね...。
貸切を願ってましたが、そうもいかず後からやかましい家族連れ(大人2×女児×1)がやってきました。本当は学生さんらしきメンズと相部屋だったけど、どうやら交換した模様。女性同士ってのはよかったけど、電話ばっかりしててほんとうるさいんだけどー<`ヘ´>相部屋の人と筆談で交流できたら、なんて淡い期待をいただいておりましたが、一瞬で諦めました。 -
給湯器です。とっても不安ですが、何度かお世話になるかと。
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お手洗い発見!
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芳香剤もあるし、一応水洗だし想像以上にキレイでした。あの穴の下は...もちろん線路です(笑)
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10:54。意外続きでびっくりでしたが、定刻発車でした。動き出しも静かで滑らかだったし^^いざ出発です!
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バイバイ、西安。
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元気な二人。
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乗ったばかりですからね^^
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世界の車窓より(笑)大自然が広がっておりました。
K591号は西安から敦煌まで1,809kmを22時間半かけて走行する快速寝台列車で、咸陽や蘭州、万里の長城の西端である嘉峪関(かよくかん)などに停車するみたいです。
先は長い...。とっても。 -
すごい色の川。
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トンネル多々あり。
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通路の様子。しょうがないけど、決して広くはありません。
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お母さんが爆睡しちゃったようで、暇そうな同室のちびっ子と。指さし会話を試みたところ、あっさり無視されました(^_^;)せっかく構ってあげようと思ったのに。
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なんだか絵になります^^
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西安市内でもたくさん見かけましたが、こんな田舎のお家にも、ソーラー電池がのってるんですよね!ビックリ。でもそうでもしなきゃ電力を賄いきれないか。
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あっ、車内販売だ!他にもご飯時にはお弁当や、果物なんかも売られてました。一度も買いませんでしたけど。
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これから開発されるのでしょうか?
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西安から330km地点の天水らしき駅に到着。さようなら〜
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車掌さんが回ってきて、切符と引き換えにこのカードを渡されました。誰がどこで降りるかを把握するみたいです。下車時にはまた切符と交換するので、なくさないようにちゃんと保管しとかなきゃ。
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わたしたちは終点までなので寝過ごす心配はないけど、途中で降りる人たちもちゃんと起こしてもらえそうですね。
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いつの間にかみーんな寝ちゃって静かでした。
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することもないので、自分撮り(笑)
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見慣れたコンテナが!!どこへ行くんでしょうか。
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暇なのでまた廊下に出て撮影。
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喉かですねー
本当にすることがなくて、暇だねーって話したり、ガイドブックを読んだり、ウトウトしたり。飲んだり、食べたり、ウトウトしたり。廊下で撮影したり、トイレ行ったり。座りっぱでおしりは痛いし、もう一刻も早く着いてほしかったです(>_<)
大したことをしていなくてもお腹は空くもので、Kは18時には夕食タイム♪日本から持参したカップラーメンをいただくことに。お部屋ににおいが籠ったら文句言われそうだったので廊下で食べることにしました。あの給湯器からは熱々のお湯が出てきたので、とりあえず勇気を出して食べました♪お湯だから大丈夫だよね?!
食べてたら、醤油味のカップラーメンが珍しいのか、通る人々にジロジロみられてめっちゃ不快(^_^;)でも美味しかった〜
食堂車も隣にあったんですが、混んでたんですよ、これが。予想外な展開でしたねー。麺類なんかが食べられたみたいです。一日乗ってたけど、結局一度も利用することはありませんでした。ちょっと後悔。 -
上段の様子。
こちらは日が長くて、21時頃ようやく暗くなってきました。歯磨き・トイレも済ませ、寝る準備万端!今どきの小学生よりも消灯時間が早そうですが、暇疲れでもうぐったりだったのでおやすみなさい☆念のため貴重品を抱えて眠りました。
Kは下段だったので電車のガタガタが体に伝わってきて最初はなかなか寝つけなかったけど、寝台車も悪くないかも?いやいや、夜中に暑くて何度目が覚めたことか(-.-)前言撤回! -
7/13(金) DAY3
AM4:00。同居人が降りるようで起こされた。ここはどこ??随分長い間停車していたので、大きな駅みたい。1,446km地点の嘉峪関でしょうか?
すっかり目が冴えてしまいましたよ(^_^;)駅を離れると、視界を遮るものがほとんどなく、見上げると夜空にお星さまがたくさん輝いていました。お月様も♪あれはカシオペヤ座かな?モンゴルほどではなかったけど、きれいな星が見られました。 -
目覚めたら、砂漠に近づいてきたんじゃない?な光景が広がってました。もうすぐかな〜(^O^)わくわく。
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こんな感じで寝てました^^
before -
after
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なんだ、あれ?
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風力発電のようです。なかなか壮観☆
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うるさい方々が去られたので、スーツケース広げて荷物整理ができました♪助かった〜。
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夕食でお腹を壊さなかったので、朝食もカップラーメンです。ちょっとお湯がぬるくなってたのが気になる(^_^;)
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駅の売店で買ったお茶。普通のジャスミン茶かと思ったら、
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砂糖が4%も入ってて甘いの(>_<)二度と買いませんから!
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緑一切なし!
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切符が返ってきました。もうすぐ到着みたい♪
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この辺は所どころ植物が存在してます。
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お家が見えてきました。
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予定通り、むしろちょい早い9:25に敦煌着。
着いたー!!やっと地上に降りられたことに感激(;_:)長かった...。本当に長かったよ。敦煌駅 駅
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乗客たち。こんなに乗ってたんだ!!
はぁ。また階段の上り下りが待ってるじゃん(>_<) -
敦煌駅です。ガイドさんともすんなり合流できました〜
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敦煌市は、甘粛(かんしゅく)省北西部の都市で、かつてシルクロードの分岐点として栄えたオアシス都市です。名前の意味は「大にして盛ん」とのこと。西域への出入り口として賑わっていたんでしょうね。
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葡萄が名産で、ワインもおいしいそうです。買って帰ろうかな?
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敦煌はコンパクトな街で、観光名所もまとまっています。
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一旦お部屋に立ち寄り、リフレッシュ。敦煌では太陽大酒店に2泊します。
手違いだか何だかよくわかりませんが、日程が明日分と入れ替わったので、今日は陽関(ようかん)、玉門関(ぎょくもんかん)、漢代長城、河倉城(かそうじょう)、西千仏洞と白馬塔を見学するそうです。楽しみ♪Grand Sun Hotel Dunhuang ホテル
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市内の様子。
まずは、陽関(ようかん)に向かいます。 -
左手に見えるのは...きゃー、砂丘だぁ!!
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奥にある丘というか、山が涅槃像に見えません??
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陽関博物館に到着しました。2003年に国家事業の一つとして建設されたそうです。太陽ギラギラだよ。
陽関 建造物
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陽関とは、敦煌市街から70km南西にある、かつての関所。2200年前の前漢時代に設けられ、後で訪れる玉門関(ぎょくもんかん)とともに西域に通じる交通の要地でした。今は関所跡は見られませんが、当時の狼煙台が高台に残っているとのことなので、それを見に行きます。陽関。あの玄奘三蔵も天竺から帰国した際にここを通過しているそうですよ。
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中国の郵便ポストは緑でした。
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なんか閑散としてるんですが。
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WHO ARE YOU?シルクロードの開拓者とも言われる張騫(ちょうけん)様です。前139年に漢の武帝の命令で西域の脅威であった匈奴を制圧しようと、大月氏国に(現アフガニスタン)派遣された外交使者です。10年がかりで旅をし、西域諸国との交易路を開拓されました。途中匈奴に囚われ大変な目に遭われたみたいです。お帰りなさい!
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狼煙台はまだですか???暑くて倒れそうなんですけど(>_<)
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空がキレイでした!
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こちらの方は王維(おうい)様です。後程ご紹介しますね。
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目的地へ行くには徒歩、電気自動車、そしてロバ車の選択肢があり、迷わずこちらを選びました^^
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重いだろうけど許してね(>_<)
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旅に出ると、よく動物に乗せてもらってます。象さんとかお馬さんとか。ロバさんは初かな?
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イチオシ
いい感じじゃない?
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ガイドさんは電気自動車でビューと行ってしまわれました。わたしたちはロバ遣いさん先導のもと、のんびり進みます。一応屋根はあるけど、足が...サンダル焼けしそう(>_<)
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イチオシ
ロバさん、頑張って!!
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イチオシ
ロバ車下車。辺り一面に砂漠が広がっていました。どこまで続いてるんだろ、ゴビ砂漠。西の果て...って感じがしますね。
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石碑堂。陽関に関する有名な漢詩が刻まれた碑がたくさんあった模様。日本語の、せめて英語の説明文があればなぁ。さっぱり読めませんよ(ー_ー)
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仕事とはいえ、暑い中大変ですね(^_^;)お疲れ!
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ここ陽関は、王維の漢詩「送元二使安西(元二の安西に使いするを送る)」で有名です。先ほどの銅像が王維氏です。
お友達の元二氏が安西(現在のウイグル自治区)に派遣される際に、王維が咸陽(長安)で綴ったとされています。最後の行「西出陽関無故人」が特に有名で、「陽関から西へ出れば、もう親しい友人もいないんだから、さぁもう一杯」と言ってお酒を飲み交わしたそうです。
七言絶句。確か高校の漢文の授業で習ったような...。 -
敦煌の名産品が詠まれている漢詩がありました。王翰(おうかん)という初唐時代の詩人による、戦場へ赴く兵士たちの悲壮を綴った涼州詩(りょうしゅうし)の「葡萄美酒夜光杯」という行に“夜光杯(やこうはい)”が登場しています。祁連(きれん)山脈から切り出された夜行石とも呼ばれる原石を薄く削りだしてつくるので、月明かりにかざすとうっすら光るらしい☆夜光杯...素敵な響きですね。
ちなみに、材料に鉄分が含まれているので、本物は磁石にくっつくそうですよ。 -
奥に見えるのがかつての狼煙台です。煙を出すのに、オオカミの糞を燃やしたんですよね!
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この時代の建物の多くは土煉瓦でできているため、時代と共に風化して土に還りつつあるので、一応柵で囲って近づけないようになっています。時を経てもこれだけ残ってるってすごいことですよね。
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なーんにもないの。
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周りを歩いてみました。2000年前にタイムスリップしてみたい♪一瞬だけね。
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遠くには昔の兵営を再現したパオが見えました。
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ロバが!ロバが暴走してるんですけど!!暑いからかなぁ...。ロバ遣いが必死に追いかけてました。ガイドさんは「精神病じゃない?!」と言っていた。
ねぇ、あのロバってさっきわたしたちが乗ってきたロバさんじゃない? -
落ち着きを取り戻してくれたようで(そう信じたい)、帰りも乗せてもらいました。ちゃんとお金払ってるんだから最後までよろしくお願いしますよ?
終始安全走行でスタート地点で降ろしてもらいました。謝謝。 -
陽関観光の後は、ランチタイム♪ブドウ園で地元の家庭料理を食べさせてもらいます。
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ラーメンという名のうどんが出てきて、具をたっぷりのせていただきました!辛かったり、トマトがジューシーで美味しかった☆最後に茹で汁が出てきて、ガイドさんが栄養があるからって言うから飲んでみたけど、Kは微妙と感じました。おかわりは要らないな〜
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ランチのあとは、漢の時代の長城を見に行きます。
ラクダのご飯、その名もラクダ草がたくさん生えてます。とげとげしてて痛かった(>_<)よくあんなの食べられるなぁ(-.-) -
脅威であった匈奴の侵入を防ぐため、今から2000年前の、秦の少し後の漢時代に作られたそうな。土と葦を重ねて層にしたそうです。最も高いところで4m。風化が進み、今は2m程度しか残っていませんが、こんなにも残っているものなんですね!どれだけ頑丈なんだか。ぜひとも大切にしていただきたいものです。
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暑いあつい騒ぎながらも、だいぶ開放的な気分の二人♪
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北京近郊の万里の長城とは様子が違いますよね。あちらのは、明の時代にできた煉瓦造りです。
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これ、何だと思います?狼煙用に使われた葦の化石だって!そんなの残ってるんだ〜(+o+)
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漢長城をあとにし、玉門関(ぎょくもんかん)に到着しました。敦煌市街の北西100kmに位置しており、最初に訪れた陽関とともにかつて重要な関所兼軍事基地でした。
玉門関 史跡・遺跡
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石造りのように見えるかもしれませんが、実は土を固めて作られております。1辺25m、高さ10mの真四角で西側と北側に入り口あり。玉門関の名前の由来は、新疆ウイグル自治区のホータンで産出された「玉石」がここを通って中国に入ってきたことから。
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三蔵法師様が天竺へ旅立たれる際にここを通られたそうですよ。西暦629年のこと。
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あまり舗装状態のよろしくない道を西へ20km進み、次の観光スポットへ。
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ここは河倉城(かそうじょう)跡。なんだか今にも崩れてしまいそうな建物跡のようですが、一体何ですか?
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漢時代の軍需食糧倉庫だったそうですよ。壁に空いた穴は通風孔だとか。幅40m程の倉庫が3つ連なっていたそうです。
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次は西千仏洞へ向かいます。寝ぼけてたら、キャラバンかと勘違いしそうなオブジェ登場(笑)
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わかります??トルネード発生してるの!
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再び涅槃像です。左が頭で、中央部が胴体に見えません?
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西千仏洞です。世界遺産である莫高窟(ばっこうくつ)の西側にあるためにこう呼ばれているそうです。
西千仏洞 史跡・遺跡
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高さ20m程の崖に、石窟が170m続いています。現存する石窟は16で、そのうちの9窟は比較的保存状態がいいとのこと。
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係員のお姉さんにカギを開けてもらうまで入れません。中に入ってみると、仏像が結構激しく破壊されていたり、壁画の修復具合がお粗末だったりと、仏教美術好きな人間としてはだいぶがっかりでした(ー_ー)!!
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気を取り直して。次は白馬塔です。
白馬塔 建造物
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高僧鳩摩羅什(くまらじゅう)が4世紀に敦煌を訪れた際に、経典を運んできてくれた白馬が死んでしまったため、その死を悼むために建立されたと言われています。高さ12m、9層です。
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見えるかなぁ...鳩摩羅什様の後ろに白馬が描かれてるんですけど。
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白馬塔のあと、ガイドさんに連れられ本物の夜光杯が買えるお店へ。当初は、夜光杯をつくっている工場を見学する予定でしたが、閉まってたのでプラン変更。ちゃんと磁石についたし、澄んだキレイな音も響かせてくれたので、ガイドさんにも助けてもらいながら値引き交渉(^_^)760元をもう限界だという560元まで値引かせゲットしてきました♪
でも、「明日もっといいお店に連れて行きますよ?」ってガイドさんそれはないでしょう(^_^;)あんたがなかなかの値段だって言うから買ったのに<`ヘ´>
高額なお買い物の後は、敦煌夜市へ。まだ明るかったけど!お土産屋さんがずらーと並んでました。 -
彫刻刀ですか...。小学校の図工の時間を思い出しました(笑)
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今夜の夕ご飯は、地元の人々に交じって市場でいただきます。いろーんなお店があって迷ったけど、砂鍋料理に決定♪
沙州市場 市場
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砂鍋とは、日本でいう土鍋のことらしい。メニューがありすぎてよくわからんけど、Kはオーソドックスに牛肉入りのを頼みました。1つ10元なり。
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「なんで砂鍋っていうの?」ガイドさん経由で聞いてもらってけど、「そんなの知らないわよ」な感じでおかみさんに冷たくあしらわれ(-.-)お忙しいところ邪魔してごめんなさいね<(_ _)>
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おじさん、暑い中ありがとう!
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いただきます!麺状の干し豆腐やはるさめ、パクチー、そしてお肉がたっぷりでおいしそう♪
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青島ビールで乾杯です!!
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ガイドさん^^
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別の屋台からシシカバブを買ってきてくれました。その他にも、牛肉入り揚げパンや、砂糖が入った揚げパンも食べさせてくれて、
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もう満腹です(>_<)
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食後に癒しを求めてお散歩。
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念願の足裏マッサージですよ。サービスで出てきたお茶の後味がセロリっぽくて(^_^;)嫌いなんだから勘弁してよー
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砂地をサンダルで歩き回ったから汚いのよね(+o+)しっかり洗わせてください...ってなんでそっちの樽にお茶葉入ってるの?!
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至福の時☆
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いや〜謝謝<(_ _)>最高の癒しですよ。
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ちょっと様子おかしくない?!(笑)
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21時過ぎて、やっと暗くなってきました。
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敦煌市の中心にある「反弾琵琶伎楽天(はんだんびわぎがくてん)」像です。莫高窟の112窟壁画をモデルにつくられています。器用ですよね、琵琶を背中に回して弾きながら舞ってるんですから。
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お土産を求めてお茶屋さんへ。図々しく試飲させていただきました(^_^;)
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さらに図々しく、スイカまでご馳走になりました(^-^;)甘かったけど種がいっぱい...。
本日の歩数は13,300歩なり〜 -
7/14(土) DAY4
グッモーニン♪おそろしく窓が汚いけど、外はいいお天気で既に暑そうです(^_^;) -
今日も朝から食べ過ぎっ!この他にラーメン食べましたから^^
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8:30にホテルロビーに集合したら、ガイドさんが冷たいミネラルウォーターを買ってきてくれてた!近くにコンビニなんてないからとってもありがたかった\(^▽^)/謝謝。
今日は待ちに待った【世界遺産】莫高窟(ばっこうくつ)見学です。この日のために予習をしてましたから♪昔NHKで放送されてた「シルクロード」の取材班団長さんによる講座を受け、57窟と220窟をおすすめされました。見られるかなぁ? -
インドで開かれた仏教が、中央アジアから敦煌へ...。
車で20分ぐらいで「砂漠の大画廊」に到着しました。鳴沙山(めいさざん)の東側の崖に全長1.6kmにわたって石窟寺院が広がっています。楽?穏(らくそん)という僧侶が366年に彫り始めたと言われていて、13世紀まで造営が続けられました。中でも隋と唐の時代の石窟が多いらしいです。ここ莫高窟には、2400体以上の仏像が安置されているので「千仏洞」とも呼ばれます。仏陀の前世の説話が描かれた壁画などもあって、壁画すべてをつなぎ合わせるとなんと25kmにもなり、総面積は45,000?!!1987年に世界遺産に登録されました。
誰だかわからないですよね(^_^;)でも風が強いので砂除けマスクは外せません!!莫高窟 史跡・遺跡
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観光客がいっぱいです。日本人の団体さんも発見。
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順番待ちして記念撮影^^
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元気なおじいちゃん、おばあちゃん達30人ぐらいと同じグループになり、日本語ペラペラな先生がガイドについてくれました。あんな感じで見学します。
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先生の説明がちゃんと聞こえるように、各自イヤホンを借ります。
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敦煌文書研究所によって735の石窟のうち492窟まで一つずつ窟番号が付けられています。どの窟が見られるかは、その時のガイド次第。なので、何度も訪れる人がいるとか。
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莫高窟を象徴する建物、第96窟九層楼(きゅうそうろう)です。695年造営。この中には高さ33mの弥勒大仏様がいらっしゃるんですよ。鼻の孔もめちゃくちゃでかい!写真でお見せできないのが残念ですが、撮影・録画禁止なんでしょうがない(^_^;)でも心無い現地人はちらほら写メってましたけどね。
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1900年に道士の王円籙(おうえんろく)がのちに「敦煌文書」と名付けられた5万点以上の文書や経典を発見した第16窟&第17窟を皮切りに、2時間弱かけて10窟ほど見学いたしました。
隋時代の最大窟第427窟では三世仏(過去仏。現在仏・未来仏)と呼ばれる立身仏像を、第249窟では風神・雨神・雷神を鑑賞。盛唐時代の第130窟では、高さ26mの指が優美な大仏様と身長2mもある巨大飛天画を、普段は下からしか眺められないのですが、2週間前から中間地点も公開されていて、上部がよく見えてラッキーでした☆第148窟には涅槃像がありました。涅槃に入った仏陀を、悲嘆の表情を浮かべた弟子たちに囲んでいる様子が描かれていました。中には、母親が傍に現れたから一度涅槃から目覚めるシーンが!!某漫画のノリですか(笑)第172窟には極楽世界が描かれていて「反弾琵琶」も登場してました。
暗い石窟の中で懐中電灯で照らしだされる数々の壁画は、結構きれいに色が残ってたり、剥奪を免れた金箔なんかも見られて終始感激でした。奥が深いですよ、莫高窟。
予習していた石窟は、どうやら事前予約&特別料金が発生する特別窟らしく、今回は断念。いつかリベンジしたいなぁ(>_<)
ガイドの先生を囲んで。 -
莫高窟見学を終え、ランチです。後ろの現地人がやっぱり騒々しくてねー(-.-)
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じゃがいもとピーマンの炒め物が激ウマで、大量に食しました^^
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イチオシ
食後はお買い物へ。変な日本語発見しました。そせ蛋ほふ味?!意味がわかる方、ご連絡ください(笑)
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一旦ホテルに戻って休憩です。
店員に声をかけらればまた売店へ。今朝一目ぼれしたデザインのTシャツがSサイズしかなくて、明日にはMが入荷されるってことでしたが、こういうことか!ここのスタッフの手描きだったのねwラクダさんをその場で描いてくれました。鳴沙山・月牙泉版Tシャツも合わせて購入し、締めて2,000円なり。しぶとくネゴったけど、1枚千円って高くない?<`ヘ´>パジャマには勿体ないわwせっかくなので大切にします。 -
16:30待ち合わせ。
市内から南に7kmのところに位置する鳴沙山(めいさざん)です。東西に40km南北に20kmにわたって5〜60mの砂山が続いています。斜面を滑り降りるときに砂が鳴くような音を発するからこの名前がついたそうです。昼間付けられた足跡は、翌朝にはキレイに元通りになるっていうからビックリですよね。
変な格好ですみません(笑)でも強風と日焼け対策でみんなこんなだから!!鳴沙山 月牙泉 砂漠・荒野
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いよいよ砂丘とご対面です。ラクダさんもお待ちです!
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美しすぎる光景が広がってました。
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砂除けにカバーを借りました。
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これからラクダに乗りまーす^^
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すごーい、ラクダさんがいっぱい!!
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撮影byガイドさん。
ラクダさんが後ろ足から立ち上がる際はちょっと怖かったけど、座り心地は悪くないよ☆ -
フタコブラクダさんとわたし♪絶対わからないでしょうけど、笑顔です(笑)
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イチオシ
ラクダ遣いのおばさん先導で、5人1グループでお散歩します。
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撮影待ち中に。
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マスク取ればよかったなー
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どっちを見てもこんな光景が広がってます。
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イチオシ
お気に入りショット♪
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ラクダさんは賢い。歩きやすいように、ちゃんと前の子の足跡を踏んでました。...ってことは先頭の子は大変じゃん(^_^;)
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イチオシ
ラクダライド、大人気みたいです(^O^)
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1時間のお散歩を終え、終点地点にて。ラクダさん、お尻が痛くなってきたけど、楽しかったよ!どうもありがとう(^_^)v
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少し歩くと、月牙泉(げつがせん)に辿り着きました。鳴沙山のふもとにある、長さ150m、幅50mで深さは5mの三日月型オアシスです。砂に埋もれることもなく、水が湧き続け、こんな砂漠の中で1000年も枯れることがなかったなんてすごすぎる☆神秘的です。
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Q: 誰?
A: あたし!!(笑) -
さりげなくカワイイ^^
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こちらも素敵☆
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泉の対岸に寺院あり。古来仙人が住んでたとか。文化大革命で一度破壊されたものの、再建されたそうです。
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稜線が美しくて。
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月牙泉は、砂漠の中の第一泉と呼ばれているそうです。
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「愛敦煌」そのとおり!
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記念に砂を持って帰ります。よく見ると茶色一色じゃなくて、赤、黄、緑や黒色が混ざってました。
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ちょっとだけ登ってみることにしました。
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昔はお金を取られたそうですが、今はタダだというので、梯子を敷いたような階段を利用します。だって、足が砂に埋もれて歩くの大変なんだもん(>_<)本当は頂上から砂丘滑りをする人たち用の階段らしいんですけどね〜。帰りは、スキーみたいに滑って一瞬で下山。苦労して登ったのに、なんとも儚かったです(-.-)
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砂丘の中腹あたりからの眺め。
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帰りは、車で帰ります。暑いし、慣れない砂の上をたくさん歩き、もうへとへとなので(^_^;)
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ちゃんと笑顔です(笑)
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あっという間にスタート地点に戻ってきました。
鳴沙山&月牙泉を満喫できました! -
イチオシ
言葉不要。
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ど、どんだけ?!
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そろそろ夕食のお時間です。今宵も市場にやってまいりました。
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これ、何のお肉だと思います?ロバなんですよ(+o+)ガイドさんが、栄養もあるし、とっても美味しいっていうのでトライしてみました。臭みもなくて確かにおいしかったんです☆言われなきゃ分からないぐらい、違和感なく食べられます。
昨日、ロバ車乗ったよね、そういえば(^_^;) -
ガイドさん手配で、なんと、他のお店からワンタンスープと麻婆麺が運ばれてきました!そういうこと気にしないらしく、中国って心が広いと感じました。
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ビールが染み渡ります(^O^)
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食後は、「敦煌神女」という雑技団によるショーを見ます。
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出演予定のお姉さんと。黒目でかっ!!
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踊りあり、武術あり、サーカスあり。
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えっ、本物のラクダ登場する意味あるの?!
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正面から見られなかったので、イマイチ千手観音っぽくなかったけど、華やかでキレイでした。
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鑑賞後は、夜市でお買いもの♪今回は夜市な雰囲気を味わえました。
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鳴沙山の砂を持ち帰るために、小瓶をゲット。瓶の内側に器用にデザインが施されていて感激。サービスで名前も書いてもらいました〜☆
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本日は2万歩近く歩きました。疲れ果てたので、ぐっすり寝られそうですzzZ。
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7/15(日) DAY5
えっ、雨降らないんじゃなかったっけ?!敦煌に恵みの雨をもたらした雨女です(笑) -
味のうっすいオレンジジュースに朝からテンションダウン↓
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昨日に引き続きラーメンをいただきます!今回はピリ辛編w
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なに、この色?!コーヒーっぽくないんですけど(^_^;)たしかここ4つ星ホテルのはずなんですが?
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今日で敦煌とお別れです。列車で帰るのは耐え難いので、国内線で西安までひとっ飛びよ☆
敦煌空港 (DNH) 空港
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ガイドさん、とってもお世話になりました(;_:)最後に地元のプラムまでくれました☆謝謝!
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そんなに早く到着したわけでもないのに、チェックイン開始の気配はなく、まだお掃除中でした。
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南方航空CZ6895で西安へ帰ります。
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待合室にて。向かい側に相当旅慣れてるであろう素敵な日本人おじいちゃんがいらっしゃいました。郷に入っては郷に従えということなんでしょうか?人民解放軍なTシャツの上に漢字がびっしり書かれたシャツを羽織り、首にはチャイナ的なポーチを提げていてとっても「粋」でした。あんなお年寄りになれたらいいなぁ^^
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ゲートを出ると、飛行機のそばまで運んでくれるバスもなく、徒歩で向かいます(>_<)
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GOOD-BYE敦煌!!
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あれ、敦煌駅じゃん?近いんですね。
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中国南方航空。
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2回目のご搭乗です。例の修学旅行時に、北京から鄭州(ていしゅう)という都市への移動の際にお世話になったんですが、Kは事件に巻き込まれまして(-.-)離陸後、機体の気圧調整器が故障したとかなんとかで、Uターンして北京に引き返し、缶詰め状態のまま修理完了を待ち、同じ飛行機で再出発したという経緯があったので、若干ビビッてました(>_<)今回は何も起こらないよね?!
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機内食にセロリがたっぷり出てきてがっかりだったけど、比較的ご飯も美味しく、広々とした座席にも満足でした。2時間弱で無事西安に到着。
初日に会ったガイドさんと再会の予定でしたが、事情によりお休み。代理の人に迎えてもらいました。このガイドさんがちょっと問題でね(^_^;)
今日のメインイベントである【世界遺産】兵馬俑へ向かいます。 -
正式名称は、秦始皇兵馬俑博物館って言うらしい。
日曜日ということもあって、ジモティーもたくさん訪れてました。秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡
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大行列の末、電気自動車で兵馬俑坑へ向かいます。
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1号坑に着きました!
兵馬俑坑とは、秦始皇帝陵の東側1.5kmのところにあり、1974年に井戸を掘っていた農民、楊(よう)さんによって偶然発見されたそうです。始皇帝の死後の生活を守るために、遺体と共に埋葬された兵士や軍馬をかたどった陶製の像がたくさん見つかっています。これまでに4つの坑が見つかっていて、最初に発見されたこの1号坑が最大です。総面積14,260?。 -
1号坑には、6000体もの兵士俑や軍馬俑が埋葬されているそうですが、発掘数は1000体ぐらい。11の壁に仕切られていて、始皇帝陵に背を向けるように東向きに整然と、38列にわたって隊列を組んでいます。
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歴史の教科書で見たとおりの光景がそこには広がってました(>_<)
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イチオシ
兵士俑は、高さがそれぞれ180cm前後で、表情、髪型や服装がみんな違うとのこと。そして、残念ながらもう剥落していますが、造られた当初は、赤や緑の彩色が施されていたらしいです。
これほどのものを造らせてしまう始皇帝の権力は絶大だったのでしょうね。 -
主要部隊は横3列で構成され、204体あるそうです。
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側方部隊も。横からの攻撃にも備えます。
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VIPは一段低いところから見学できるそうです。いいな〜
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軍馬俑発見!
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今日はお休みでしたが、修復作業が継続されています。
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一体一体に番号が付けられています。
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修理が終わった兵馬俑たちと。
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修復してもらえてよかったね!
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次は3号坑で、ここは規模が最小ですが、全軍の指揮を執る司令部だったそうです。馬と兵士の間には木製の戦車があったそうですが、ほとんど原形をとどめておりません(>_<)
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ゆるキャラ発見。
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兵馬俑発見者の楊さんです。今じゃ大金持ちだそうです。自分の畑から世界遺産が発見されたら...人生だいぶ変わりますよね(^_^)v
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2号坑です。こちらは1976年に発見されました。
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4つの陣営に分かれていたそうです。
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弓矢の部隊、跪射俑(きしゃよう)
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鞍馬と騎兵
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立射俑。戦の最前線で弓を構える兵士の姿。みなさんほぼ実物大だそうです。背高いね〜
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青銅器等その他出土品も展示されていました。
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ガイドの説明がイマイチで、復習しないと(^_^;)
お土産やさんでは、兵馬俑記念的なお菓子を買おうと思ったけど、「生産地:アルゼンチン」だったのでやめました(-.-)
来るときは電気自動車で運んでもらったけど、帰りはそのサービスがないらしく、猛暑の中歩かされるはめに。帰りこそ乗せてほしいのに<`ヘ´> -
この総画数57の漢字読めますか??幅広麺、ビャンビャン麺の「びゃん」だそうです。
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カーネル・サンダースのお店はこう書きます。
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兵馬俑の次は、始皇帝陵を見学の予定でしたが、ガイドはやる気ないし、暑さでバテバテだったこともあって、車窓から眺めました。もう少し涼しかったら頑張って見学したんだけどなぁ(>_<)情けない。
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華清池(かせいち)に到着しました。西安市の東約30kmに位置し、唐の時代に造られた離宮です。玄宗皇帝と楊貴妃がここで温泉に入ったり、宴会と歌舞に明け暮れていた場所として有名です。
「池」は本来「温泉」を意味し、現在も温泉が湧いてました〜!華清池(驪山温泉) 温泉
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驪山(りざん)の麓に位置しています。
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洒落たごみ箱
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飛霜殿。源泉が引かれていたため、冬でも暖かく屋根に霜もつかないということからこう名付けられたそうです。玄宗皇帝と楊貴妃の寝殿です。
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飛霜殿の反対側の池はステージになっていて、夜になると長恨歌に基づいたショーが開催されるそうです。
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白居易作の長恨歌です。これも昔授業で習った気がいたします...。
漢の武帝とその夫人という設定になってはいるものの、唐の玄宗皇帝と楊貴妃のラブロマンスが綴られていて、華清池はその舞台でした。 -
石榴がなってました☆石榴は西安市の花だそうです。
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ライチ好き、絶世の美女の楊貴妃像が見えてきました。
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ちょっと熱めな温泉が湧いていて、浴びるときれいになるそうですよ♪
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楊貴妃のためにつくられた「貴妃湯」です。
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別名海棠(かいどう)湯とも呼ばれています。バラ科の花びらを2枚合わせた形に似ているから名付けられたそうです。
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「蓮華湯」は玄宗皇帝専用のお風呂で、白大理石造りです。
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さすが大きいですね!
華清池には他にも見どころがあったみたいだけど、なんせやる気のないガイドなので早々に切り上げられてしまい、望んでもいない宝石研究所へと拉致られました(^_^;)本物と偽物の見分け方を教わったけど、少なくとも中国で買うつもりはないからご心配なく(-.-)時間返せ! -
中国最後の晩餐です。チャーハンとスープと紫キャベツのサラダが美味しかった♪
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日本語勉強中のアルバイトちゃんと。頑張ってね!いろいろと。
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初日と同じホテルに帰ってきました。
最初のチェックイン時には言われなかった予約金を払えと言うので、文句言ったら結局チャラになったものの、お部屋のランクが下がってました(^_^;)なんだ、この仕打ち?!
ガイドの説明がよくわからなくて、楽しみにしていた兵馬俑見学は少々消化不良だったし、ショッピングに連れて行ってほしかったのにもう遅いからと断られるし、パッキン完了後のスーツケースの重さを測ろうとしても、備え付けの体重計は電池切れで使えなかったりでだいぶイライラしましたが、眠って嫌なことを忘れることにしました。中国滞在もあと半日しかないので(>_<)
本日の歩数:約10,000歩 -
7/16(月) DAY6
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あっ、今日は大雁塔だ。ランチョンマットの観光地は日替わりらしい。どうせなら兵馬俑がよかったなぁ(ー_ー)
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やっぱり昨日のガイドが迎えに来て、最後の観光スポットへ案内してもらいます(^_^;)家帰ってからまた調べごとしなきゃじゃん。
今日は曇っていて、帽子は要らなそうです^^ -
明時代1378年に修復された城壁の西門(安定門)です。
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ねっ、東西南北にそれぞれ門があるんですよ。
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今はここにおります。
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なかなか入場できないので、ウロウロしてみました。月曜日の朝っぱらから何やらショーが行われている模様。みんな会社は?!
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西門がシルクロードの起点だと言われております。
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ガイドに見放され、自由に見学してくださいとのこと。もう勝手にするわ<`ヘ´>
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さっきの人だかりはこれかぁ!雑技披露中みたいですね。
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中国ゴミ箱コレクション第二弾(笑)
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幅が14mもある城壁は、サイクリングも可能。もっと時間があれば乗りたかったなぁ(;_:)
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ガスっぽい感じがいい味出してます。
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毎年一周約13kmの城壁を3周するマラソン大会が開催されているらしいですよ。
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下には公園が広がっていて、おっさんが太極拳してました!これぞ中国の朝^^
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それにしても広いなー。何もかも規模がでかいですね!
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兵馬俑と一緒に。
観光中の日本人のおじ様が撮ってくれました。 -
シルクロードへと続く道が、このお土産物やさんの窓から見えるらしい!って今知ったんですけど(>_<)ほんと使えないガイドだよ<(`^´)>金返せ!
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敦煌に行く前にここに寄りたかったなぁ(~_~;)
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自由行動を済ませ、帰ってきました。
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シルクロード交流2100年を記念して、1988年に建てられたキャラバン像です。唐の時代にはちょうどこの辺りにもう一つの城壁があり、こちらが西域への起点だったそうです。
全ての観光が終了し、西安空港へ向かいます。早くこのガイドとさよならしたいよー -
帰りも北京経由です。
チェックインカウンターにて。マイレージのマの字も知らないガイドが、北京では荷物をピックアップしなくていいと言うので、何度確認したことか...。最終的には信じましたけどね。疲れるわー。もう後は勝手に自分たちでやりますから、どうぞお帰りください(^_^)/~西安咸陽国際空港 (XIY) 空港
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敦煌空港で出会った粋なおじいちゃんの真似(笑)敦煌Tシャツに身を包み、首からは、さっきお店で買ったチャイナドレス型のポーチです♪
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小腹がすいたので、チャイナスナックをゲット。まぁまぁなお味でした☆
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何事もなく、北京空港着。
乗り継ぎ時の荷物検査では、機内食で出てきたお水を持ってたことをすっかり忘れ、チェックにひっかかり、搭乗券になんかマークされて焦りました(^_^;)お手間取らせてしまってすいませんでした。
ありったけの人民元を使って免税品を購入し、やっぱり便座が上がっているトイレで用を済ませ、羽田へと向かう飛行機に乗り込みます。寒いのにブランケットが品切れでもらえず、代わりに渡されたのは枕2コ!抱えてなさいと言われ従ってみると、確かに温かいんですよ、これが^^発見でした。 -
やっぱり飛行機渋滞に巻き込まれ離陸が遅れました(^_^;)滑走路増やしなよー。
今年は日中国交正常化40周年。記念すべき年に念願の敦煌・西安観光ができて本当によかったです。最後の最後で危うく中国を嫌いになりかけましたが、出会えた多くの「いい人」たちのおかげで今回も充実した旅行ができたと締めくくることができました。帰り際に投函してもらった絵葉書も無事届いたし^^お世話になったみなさん、どうもありがとうm(_ _)m謝謝。 -
ちなみに、こちらが夜光杯。
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鳴沙山の砂が入ってます☆
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敦煌ショーのエンディングで出演者がばら撒いてた飾り物。後ろのおっさんが取り損ねてわたしの元に降ってきたの♪縁起物らしいので、何かいいことあるかな☆
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