2012/06/28 - 2012/07/02
1399位(同エリア4760件中)
チョビさん
美ら海水族館の大水槽に驚き、八重干瀬の珊瑚礁に魅せられた旅も今日で終わります。
沢山の旅の思い出は、カメラに収めました。
また、来年戻ってくるからな。
さよなら宮古島。 のはずでしたが・・・・。
まさかのまさかの予想外の結末が待っていました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
羽田行き最終便まで、まだ時間があります。
かみさんは、空港の売店で、最後の土産購入に余念がありません。 -
早々に搭乗手続きを済ませた後、搭乗口付近のソファに座って撮り貯めた絵や動画に見入ったり、家族にメールを送信したり。搭乗案内が始まるのを待っています。
出発予定時刻が近づくにつれ、さして広くない待合室のソファも徐々に埋まってきました。 -
東京行き19時35分発、JTA022便。
宮古から羽田への直行便は、1日1便、この022便だけです。
思えば宮古島を訪れた時は毎回、この最終便を利用しています。
当然、今回も最終日に余裕を持って行動できる022便で帰るつもりでした。 -
カメラに収めた八重干瀬の動画を見ていた時、突然、搭乗口の掲示板に、5分遅れが掲示されました。
僅か5分の遅れですから、まだ誰も気にしてない様子です。
しかし、時が経つにつれ、出発時刻の20分前になっても搭乗案内が始まりません。
こりゃ何かあったかな・・・。
ここで、いきなりJALからのアナウンスが入ります。
「現在、定刻出発に向け不具合を整備しています。出発まで、もう少々お待ちください。」
定刻出発に向け整備中と言われても、いまから搭乗を開始したところで、定刻に間に合うわけがありません。
こりゃ、帰宅がかなり送れそうだね。などと、かみさんと、たわいない会話が続きます。
更に時は経過し、出発時刻から1時間近くが経ち、ひょっとすると・・・という思いが過ぎります。
そして・・・私の記憶では、20時頃だったと記憶しています。
再び、JALからのアナウンスが始まりました。
「これまで出発に向け、整備を続けてまいりましたが022便は、欠航いたします。
お客様方には、大変御迷惑をおかけしまして真に申し訳ありません。これより1階カウンターにて本日の宿泊先と明日の搭乗御予定について、説明いたしますので・・・。」
かみさんに大急ぎでカウンターへ行ってもらい、私は両肩、両腕に荷物を抱え、後追いでカウンターへ急ぎます。
乗客は、300人ほどいたでしょうか。
我々は、何とか前列20番目くらいに並ぶことができました。
JAL社員も、突然のアクシデントに混乱しています。
乗客の中には、月曜に重要な仕事を控えた方もいたことでしょう。
皆さん憤懣やるかたないといった表情で、空港職員とやりとりしています。
列に並びながら、私が一番感心したのは、誰一人JAL社員に詰め寄ったり、大声で騒ぎ立てる乗客が一人もいなかったことです。
うーん、やっぱり日本人は偉い!。
東北大震災直後に、日本人の冷静さやルールーを厳守する姿が諸外国に報道され、賞賛されましたが、まさにその通りでした。
これが、やたらと自己主張の強い、お隣の○○人民共和国や大○民国だと、こうはいかないでしょう。
改めて、日本人の冷静さを感じました。
約1時間待って、ようやく受付に辿り着きました。
斡旋先のホテルの中に、二度目の宮古島旅行の際に利用したことのあるアトールエメラルドがあったので、迷わずそこに決めました。
また、翌日の午前中に羽田直行の臨時便が飛ぶことになり、何とか、それに乗れることになりました。
後列に並んだ方は、おそらく当日中に手続きが終わらなかったのではないか。
航空会社の方も深夜まで、さぞ大変だったことでしょう。
タクシーで臨時の宿まで移動する途中、運転手から「欠航ですか?。ついてないですね。」と同情されたので、こんなことって度々あるんですか?と聞いたところ、「年に一度あるかなぁ。最近、記憶にないねー。」と申しておりました。
恐らく、欠航は1パーセント以下の確立だと思います。やれやれ・・・。
ホテルに着くと22時を過ぎており、ホテル周辺のレストランも営業が終わっていたため、夕飯は、やむなくコンビ二ご飯です。
部屋に戻りカップラーメンを食べながら、「シギラベイのご飯とは、大違いね。」とかみさん。
就寝する頃には、23時を回っていました。
仕事、行きたくねぇー。などと、かみさんと冗談を交わしていたら、本当に宮古から帰れなくなるなんて・・・。
-
翌日、再びタクシーで宮古島空港へ。
今度はライドオンタイムで羽田直行の臨時便に乗ることができました。
離陸してしばらくすると、眼下には、慶良間の島々が。
-
1日遅れで我が家に帰ると愛犬のチョビが嬉しそうに迎えてくれました。
私たちが家を空ける間、御近所のかみさんの友人に面倒を見て頂いておりました。
寂しがりやの彼女は、大好きなかみさんに飛びつき、嬉しくてたまらない様子です。
「遅くなってごめんね。こんなはずじゃなかったんだけどねぇ。」
「ウォーン ウォーン」
なにはともあれ、無事に帰ってこられたことに感謝し、これにて我が家の夏の旅も完結です。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
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