大学院で研究者のマネゴトをしていた2007年、初めて海外での研究発表の機会をいただきました。場所は中国大連。前月にはベトナムに行っていたので海外が久しぶりというわけではありませんが、初めての中国。そしてある程度自信がある英語が通じないであろう初めての場所。<br /><br />研究発表はさんざんでしたが（泣）、合間合間に大連市内を観光、そして列車に乗り瀋陽往復もしてきました。その模様をレポートします。<br /><br />■全日程■<br />●9/23（日）：東京⇒（航空機）大連、大連市内観光<br />●9/24（月）：国際会議出席<br />　9/25（火）：大連トラム⇒国際会議出席<br />　9/26（水）：大連⇒（鉄道）金石灘⇒（鉄道）大連<br />　9/27（木）：大連⇒（鉄道）瀋陽⇒（鉄道）大連<br />　9/28（金）：大連⇒（航空機）東京<br />

中国・大連観光と瀋陽往復鉄道の旅（１：出国～大連市内観光編）

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2007/09/23 - 2007/09/24

887位(同エリア1053件中)

旅行記グループ 2007年9月大連

ずーくさん

大学院で研究者のマネゴトをしていた2007年、初めて海外での研究発表の機会をいただきました。場所は中国大連。前月にはベトナムに行っていたので海外が久しぶりというわけではありませんが、初めての中国。そしてある程度自信がある英語が通じないであろう初めての場所。

研究発表はさんざんでしたが（泣）、合間合間に大連市内を観光、そして列車に乗り瀋陽往復もしてきました。その模様をレポートします。

■全日程■
●9/23（日）：東京⇒（航空機）大連、大連市内観光
●9/24（月）：国際会議出席
　9/25（火）：大連トラム⇒国際会議出席
　9/26（水）：大連⇒（鉄道）金石灘⇒（鉄道）大連
　9/27（木）：大連⇒（鉄道）瀋陽⇒（鉄道）大連
　9/28（金）：大連⇒（航空機）東京

エリア

大連(中国)

旅行の満足度: 3.5

観光: 3.5

ホテル: 4.0

グルメ: 3.0

交通: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 10万円 - 15万円

交通手段: 鉄道高速・路線バスタクシー徒歩

航空会社: JAL

旅行の手配内容: 個別手配

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朝イチのスカイライナーに飛び乗って、成田空港に到着したのは午前8時過ぎ。アジア方面へのフライトは午前中が多いので、どうしても早起きしなければならないのが辛いところです。

搭乗するフライトは09:45発の大連行き日本航空797便、B767-300型機。いつもはマイレージの都合でANAを利用することが多いのですが、今回はチケットが取れなかったので珍しくJAL利用です。

成田国際空港空港
JA8264号機は1998年に登録されたベテランさん。

大連には予定通り12時頃に到着。入国審査を済ませると、ロビー内には今回参加予定の国際会議のデスクが出ていたので、そこに立ち寄りタクシー待ちの列に加わることに。いきなりドライバーさんと交渉するより心の負担が少なくなりました。
タクシー代30元（端数をちょっとおまけしてくれました）で、これから5泊お世話になる大連駅前のラマダホテル大連に到着。車内から眺める車窓は、どこまでも続くマンションばかりで、この街の大きさと人の多さを実感。

13時過ぎとかなり早めだったのですが、チェックインできました。値段ははっきり覚えていませんが、1泊6000円前後だったと思います。
部屋はダブルルーム。ソファとデスクもあって機能的には十分です。アメニティもちゃんと揃っていました。
ラマダホテルは何よりその立地が魅力だったので選びました。

眼下には大きな勝利広場、その地下にはこれまた広大なモールが広がり、ショッピングや飲食を楽しむことができます。知られたところではKFCや吉野家、餃子の王将などなど。中国の王将ってどんな感じなんでしょうね！
その右側を向けば、上野駅がモデルになったとも言われる大連駅。中国東北地方の拠点駅として、全国各地とを結ぶ列車が発着するまさにターミナルです。
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部屋でちょっと休憩した後、さっそく大連の街を歩いてみます。

まずは大連駅。実は4日後にここから列車に乗るので、その下見も兼ねてやってきました。駅入り口が2階にある構造はまるで空港のターミナルのようです。

大連駅駅
大連駅前から長江路を北東方向へてくてく。

大連市内には路面電車が3路線あり、この長江路には203系統が走っています。他の路線には新型車両も走っているようですが、ここ203系統は旧型車両ばかり。レトロ感ある走りを見せてくれます。
広い交差点に到着。左方へ線路を跨いでいる橋は勝利橋で、これを越えると旧ロシア人街が見えてきます。
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旧ロシア人街へやってきました。

ロシア風情街旧市街・古い町並み
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屋根の形が特徴的なロシア建築が並んでいます。これらは昔からあるものばかりではなく、2000年ごろまでに復元されたものもあるとのこと。なるほど、多少テーマパークのような雰囲気にも見えます。

ロシア風情街旧市街・古い町並み
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地元の方々に混じって、ロシアからと思われる方々の姿もちらほら。

ロシア風情街旧市街・古い町並み
通りを奥まで進んでいくと、正面に現れるのが旧大連市自然博物館。元々市役所や満鉄本社、ホテルなどとして利用されていた歴史ある建物ですが、現在は使用されていないそうです。
あちこちでキリル文字を見かけたのですが、読めないのが残念でなりません…
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勝利橋まで戻り、そこから今度は上海路を南へ。

500mほど進むと、大連の中心部、中山広場に到着。この周囲にも、かつて日本統治下で使用されていた歴史ある建物がいくつも並んでいます。

中山広場広場・公園
中国工商銀行は、もともと旧朝鮮銀行の建物。
旧ヤマトホテルは、現在は大連賓館という現役のホテルとして使われています。
旧大連市役所。こちらも中国工商銀行として使用されています。
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中山広場から中山路を少し西へ進むと、友好広場に到着。

友好広場広場・公園
はるか遠くに、は丘の上に建つ大連テレビ台の巨大なアンテナが見えます。リフトで丘の上まで登れるそうですが、結局行きませんでした。
そのまま中山路を歩いて、ホテルには16時前に戻ってきました。

翌日は国際会議の初日、そしていきなりの発表本番。まぁさんざんなデビュー戦だったわけですが（泣）いずれにしても私の役目は2日目にして早くも終わり。3日目以降もまた空き時間を見つけて観光に繰り出したいと思います。