1992/02/14 - 1992/02/15
364位(同エリア1012件中)
がおちんさん
20年に及ぶ内戦が終結し、和平の道を歩み始めたカンボジアを旅したときの記録です。
子供のころ、アンコール遺跡の写真を見て「いつか行ってみたい」と憧れたジャングルの国は、冷戦時代を背景に戦乱に巻き込まれ、ポル・ポト派による大虐殺が行われた悲しい歴史を持つ国でもありました。
クメールの人々がどのような暮らしをしているのか見たくて、ホーチミンからバスに乗り、国連カンボジア先遣隊(UNAMIC)が活動するプノンペンへと向いました。
※写真は内戦で破壊されたチュルイ・チョンバー橋(通称・日本橋)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
-
1992年2月14日(金)
朝6時、サイゴンのレックスホテル前から、プノンペン行きの国際バスに乗り込む。
値段は30200ドン(約2.5ドル)と格安。 -
ベトナムの田舎で見られた、2頭立ての牛車。
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ベトナムとカンボジアを結ぶ国際バスは、日野の路線バスだった。
車内には停止ブザーなんかもついたまま。
遠い南国で頑張っているなあと、感慨深く記念撮影。
この気持ち、サンドイッチ売りの姉さんにはわかるまい。 -
朝飯にサンドイッチを購入する。
1本5000ドン。 -
国境のMoc Baiでは、かなり入念なバスの検査(特にベトナム側)があり、国境を越えるのに2時間以上待たされた。
昼飯にフォーを食べる。1杯2000ドンだが、美味しかったのでおかわりを頼むと、なぜか2杯目は200ドンにしてくれた。 -
カンボジアに入り、国道1号線をひたすら走る。
車窓には、写真のような小さい家がポツンポツンと点在していた。 -
メコン川の船渡し場にて。
暑い午後の日差しの下、スイカを売り歩く女性。
頭に載せて、器用なものだ。 -
牛を連れて歩くカンボジアの少年。
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家の前の木陰で涼んでいた子供。
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おもちゃ売り。
子供にしたら、宝箱のように思えるだろうな。 -
サイゴンから10時間半かかってプノンペンに到着。
長かったなと思ったけど、復路は16時間半もかかる羽目になる。
バスで知り合った華僑の人から、セントラルマーケットの角にあるSante Pheap Hotelを教えてもらい、チェックイン。
すぐに街へ出かける。 -
ガソリンスタンドにて。
ドラム缶から直接給油する。 -
なんかタバコの臭いがすると思ったら、ヤッパリ!
いや、本当に危ないって。
急いでその場を離れた。 -
街角にある立ち飲み屋。桑田佳祐似の兄さんがパンツ一丁で営業していた。
「ワイン」だというが、養命酒のような味だった。洗面器に入っているのは柄杓一杯が50リエル。瓶詰めは350リエル。(780リエル=1USドル)
シクロのおじさんがキューッとひっかけていく光景、どこかで見たと思ったら、映画・天井桟敷の人々のワンシーンに柄杓でワインを飲むシーンがあった。フランスの植民地だっただけに、スタイルも似たのかな。
でも、いったい何の酒だろう? -
プノンペンの中心にある中央市場。
ちょっと行ってみよう。 -
市場の入り口。
買い物客でにぎわっている。 -
時計売り場。
カンボジアでは金ピカの品が人気あるようだ。 -
食料品店。
缶詰はタイ製の品が多い。
クラッカーをゲットしておく。 -
こちらは豚の丸焼き。
皮がカリカリしてて美味そうだった。 -
セントラルマーケットで女性に声をかけられた。
彼女はLさん。友人が結婚するのでプレゼントを買いにきたそうだ。
「友達になって」と言われ、「もちろんです」と答える。カンボジアに着いたばかりなのに、こんな嬉しい展開ってあるかな?とも思ったが、誘われるままにバイクで彼女の家に行くことにした。
Lさんはずっとサードギアのまま走るので運転を代わり、ギアの使い方を教えるが、言葉の壁が邪魔をして意味がよく伝わらず、二人で笑った。
家では家族を紹介され、夕食をご馳走になった。あまり会話にならなかったけど、とても楽しい時間を過ごせた。
どうもありがとう、Lさん。 -
1992年2月15日(土)
朝のプノンペン。
南国ムードの漂うなか、出勤に向う人々が見えた。 -
市場の近くにあった、ぶっかけ飯屋。
いろいろ頼んでも350リエル。
安くて美味しい。 -
朝食をとる、シクロの車夫。
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今朝はトンレサップ川に掛かる、チュルイ・チョンバー橋(通称・日本橋)へ行く。
1966年に日本の援助によって建造された橋だが、内戦で破壊されたままになっている。 -
対岸のチュルイ・チョンバー地区には小船で行くか、大きく迂回しなくてはならない。
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壊れた橋を眺めていると、戦争の愚かさを思い知らされる。
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トンレサップ川。
雨季になるとメコン川の水が入って来て、上流にあるトンレサップ湖まで逆流するそうだ。 -
日本橋を見た後は、シクロに乗ってオールドマーケットへ向う。
昨日、船渡し場で目撃した、頭にモノを載せて運ぶ姿をもう一度見てみたいのだ。 -
途中、火事に出くわした。
洗濯物を取り込んでいる場合じゃない。
早く逃げて。 -
人々も心配そうに見守る。
幸い、大事には至らなかったようだ。 -
オールドマーケットに到着。
早速、頭で運ぶ人がいた。 -
ここにも。
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野菜を運ぶクメール女性。
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とうもろこしを食べながら運ぶ人。
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かなり重そう。
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フリーハンドで行く。
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大きなカゴを載せて歩くオバサン。
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瓜を売るお姉さん。
笑顔がイイ。 -
ライスペーパーを売る、クメールのおばあさん。
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はにかむ仕草が可愛かった、パイン売りの女性。
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「写真を撮って欲しい」と頼んできた人。
帰国後にプリントを送ると、お礼の手紙が届いた。 -
カンボジアの人は肌の色が濃いから、笑うと白い歯が目立つ。
だから笑顔がとても素敵に見えるのだ。 -
おばあさん、休憩中?
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辛い時代が去り、笑顔が戻ったカンボジア。
一日も早く、昔のように豊かな国を築いてほしい。
プノンペン・虐殺の悲劇とクメールの微笑み〜カンボジアの旅1992(その2)に続く
http://4travel.jp/travelogue/10679695
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