2012/06/05 - 2012/06/06
13位(同エリア115件中)
ベームさん
13日目、6/5。
ブラウンシュヴァイクからヴェルニゲローデを経てゴスラーに行き2泊します。
ゴスラー:人口4万6千人。922年、東フランク国王ハインリヒ1世が町を建設。ハルツ山系の北辺。968年近郊の山で銀鉱が発見され、発展を遂げる。この鉱山・ランメルスベルク鉱山は1992年まで採掘が続けられている。世界遺産。
1050年にハインリヒ3世が皇帝居城を設けドイツ帝国史上でも重要な都市となった。
1176年、赤髭王フリートリヒ1世のイタリア遠征に際しハインリヒ獅子公は協力の代償としてゴスラーのランメルスベルク鉱山を要求した。フリートリヒ1世はこれを拒否、為にハインリヒ獅子公は兵を出さず兵力不足のフリートリヒ1世はイタリアで敗北。両者の対立が始まり、ついにフリートリヒ1世は皇帝に対する不服従の罪でハインリヒ獅子公を帝国追放、領地没収に処した。
1267年ハンザ同盟加入。1290年帝国自由都市。
ヴェルニゲローデとともに魔女の町としても有名です。
14日目、6/6。
日帰りでクヴェトリンブルクに行きゴスラーに戻りました。
ヒルデスハイムから始まりブラウンシュヴァイク、マグデブルク、ヴェルニゲローデ、クヴェトリンブルク、ゴスラーとハルツ山地周辺の歴史ある町、ドイツ揺籃の地を巡る旅は終わりました。駆け足でなくもっとゆっくり見た回りたかったです。それと連日の気が滅入る曇り空、心残りの旅となりました。
今回は二日間にわたるゴスラーを一つにまとめました。
写真は聖ヤコブ教会のピエタ。照明の効果もあり鬼気迫るものがありました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ハルツ山地周辺の町。
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13日目、6/5。
ゴスラー駅。
ヴェルニゲローデ発15:18のREでゴスラー着16:03。 -
ゴスラーのホテル、ニーダーゼクジッシャーホーフ。
駅前にあるなかなか堂々たるホテル。1泊65ユーロ、朝食10ユーロ。
2泊しました。
ニーダーゼクジッシャーとはニーダーザクセンのこと。ゴスラーはニーダーザクセン州にあります。ヴェルニゲローデはザクセン・アンハルト州です。 -
ホテル。
ツインの部屋でした。
旅行記とは全く関係ありませんが二つの州の名前が出たついでに。日本でようやく検討されつつある洋上風力発電基地、ドイツではニーダーザクセン州が北海の島の沖あいに一番最初に造ったそうです。ザクセン・アンハルト州では州の電力需要の52%を風力発電で賄っているそうです。
どうりでドイツを北に行くほど風力発電用の風車が目立つわけです。
日本は周りを海で囲われているのに遅れていますね。福島の原発事故があったのに、効率一辺倒の思想から抜けられません。 -
ホテルの部屋から、ゴスラー駅前。
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早速市街地に向かいました。
メインストリートローゼントーア通りの入り口。
コメルツ銀行が入っています。 -
ホテルアハターマン。
城壁の跡を利用した老舗ホテルです。 -
面白いブロンズが通りの入り口近くに建っています。
ステッキを持つ紳士と日傘を持つ淑女。
後記
後日frau himmelさんの旅行記によりますとこの横に戸籍役場があり、この像は結婚届を済ましたカップルとのことです。 -
メンヒェハウス博物館。
近代美術の博物館です。 -
通りの中ほどに聖ヤコブ教会があります。
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聖ヤコブ教会。
11世紀。 -
聖ヤコブ教会。
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以下聖ヤコブ教会。
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後陣と祭壇。
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綺麗な装飾を施されたベンチ。
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ピエタ。
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聖クリストフォロス。
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商店街を抜けるとマルクト広場に出ました。ホテルから10分ほどです。
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マルクト広場。
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中央の噴水から色違いの石が放射状に敷かれています。
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カイザー・ヴォールト。
ひときわ目に着く建物。元仕立て職人のギルドハウスだったという。今はホテル・レストラン。1494年。 -
2階のファサードには歴代神聖ローマ帝国皇帝の像が並んでいます。
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これは皇帝ではありません。ドゥカーテン・メンヒェン(小人)といいお尻からドゥカーテン金貨をひねり出しています。ゴスラーの富を誇示しているそうです。
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足場でグルグる巻きにされた哀れな市庁舎。中には入れませんでした。
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市庁舎は工事中で入れませんが階段の上までは行けます。
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市庁舎の階段の上から撮ったカイザー・ヴォールト。
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同じくマルクト広場。
毎年4月30日の夜から5月1日にかけてのヴァルプルギスの夜には、この広場は魔女に仮装した人達で大賑わいになるそうです。広場の真ん中には大きなかがり火が焚かれ、仮装した大勢の人が踊り狂います。 -
市庁舎に面して建つカイザーリンクハウス。
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シューホーフ、靴屋のギルド会館。
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広場の中央に噴水があります。
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金色の鷲が羽ばたいています。
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鷲は帝国自由都市の紋章です。かって帝国自由都市であったドイツの町を訪れると双頭の鷲の紋章が町の入り口の門とか市庁舎などによく見かけます。
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ベルク通り。観光ミニバスがやってきました。
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市庁舎の裏にあるマルクト教会
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マルクト教会。1170年。
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ブルスト・トゥッフ。
ホーアー通り、マルクト教会の前にあります。 -
ブルスト・トゥッフ。
ホーアー通りとシュトーベン路地に挟まれて3角形(台形)の形をしています。
かって都市貴族パトリチアの屋敷で1521年建築。現ホテル。 -
ブルスト・トゥッフ。
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その隣のベッカー・ギルトハウス。
パン職人組合の家。現商工会議所。1501年。 -
ベッカー・ギルトハウス。
1557年と書かれています。 -
壁面の彫刻には面白いものがあります。
ハンマーで石を砕いています。鉱山で栄えた町らしいですね。 -
ベルク通りを進みます。
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ジーメンスハウスに突き当たりました。
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ドイツの大企業ジーメンス発祥の地と言っていいでしょう。鉄道車両、情報通信、電力などが主力でいま本社はミュンヘンにあるそうです。
ジーメンス家はもともとは17世紀にここでビール醸造業を営んでいたが19世紀に今の企業の基となる事業を始めたそうです。 -
子供のころジーメンスという名は聞いたことがあります。日本と関係が深かったのでしょう。frau himmelさんの旅行記を読みますと、昔日本の古河鉱業とジーメンスが合弁で会社を作った時その名を古河のフとジーメンスのジをとって富士電機としたそうです。
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ジーメンスハウスの向かいにあるホテルツア・ベルゼ。
1573年。
ゴスラーの古い木組みの家の壁面に太陽の装飾がされているのが多いです。 -
オーベレ・ミューレン通りをゴーゼ川の方に下ります。
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この灰色の色合い、ゴスラー独特のものです。
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ゴーゼ川。
川というよりも水路と呼ぶのが似つかわしいほどです。
ゴスラーの名はゴーゼ川から来たようです。 -
おそらく家の床は水面下でしょう。少しの増水でも浸水しないかと心配ですが長年こうなっているのですから大丈夫なのでしょう。
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橋の上に家があります。
エアフルトのクレーマー橋の小型版ですね。 -
ケーニヒス・ブリュッケ/王様の橋。
1160年頃とプレートに書いてあります。1160年頃といえばかのバルバロッサ/赤髭王フリートリヒ1世の時代です。赤髭王はこの橋を渡って皇帝居城に向かったのでしょうか。 -
マルクト教会が見えます。
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王様の橋の近くのレストランで王様になった気分で豪華な夕食。
ドイツの地方料理ケーゼ・シュペッツェレ、ワイン、コーヒーで16.3ユーロ。 -
食事をしたレストランヴォルトミューレ。
店内もクラシックな調度の店でした。
今日はヴェルニゲローデ、ゴスラーと歩き疲れたのでホテルに帰ります。明日は日帰りでクヴェトリンブルクに行きゴスラーに戻ります。 -
ホテルの窓から見た落日とゴスラー駅。
駅の時計は9時25分を指しています。おやすみなさい。 -
14日目、6/6。
大聖十字救貧院。
グローセス・ハイリゲス・クロイツ、大きな聖十字架という名の昔の救貧院です。ホーアー通りにあります。1254年。
今日は朝からクヴェトリンブルクに行き16時ころゴスラーに戻ってきて残りを見て回りました。 -
大聖十字救貧院。
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楽器と人形博物館。
これもホーアー通りです。 -
楽器と人形博物館。
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ホーアー通りの突き当りにドームフォアハレ/ドーム入り口の間が建っています。
11世紀、ハインリヒ3世により建てられた聖堂教会の遺構で唯一残っている玄関ホール。 -
ドーム入り口の間。
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中に入れませんので外からガラス越しに撮りました。
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皇帝居城カイザー・プファルツ。
ドーム入り口の間の前に立ち右手を見ると広い芝生の向こうにどっしりと構えています。 -
皇帝居城。
1050年、皇帝ハインリヒ3世により。
ハインリヒ3世:1017~1056年。ザリエル朝第2代国王、神聖ローマ帝国皇帝。 -
皇帝居城。
宮殿の前にはプロイセン国王でドイツ統一後の初代皇帝ヴィルヘルム1世(左)と赤髭王フリートリヒ1世、ならびにハインリヒ獅子公の象徴ブラウンシュヴァイクの獅子像が建っています。 -
バルバロッサフリートリヒ1世。
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従兄弟同士でありながら対立した赤髭王と獅子公(の象徴)を同じところに持ってきたのはどうしてでしょう。恩讐の彼方にということですか。
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二つの像の間にドーム入り口の間が見えます。
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マルクト教会の塔。
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トリプルショット。
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「カイザー・プファルツ
最初の建築は1005~1015年。今の宮殿は1050年、ハインリヒ3世により建てられた。1868~1879年にかけ改築」。 -
中に入ろうとしたら受付で”閉館まであと20分ですよ”と冷たく言われた。いや親切心だったかもしれません。後から来た男女がそれでもと切符を買って入って行った。私もそうすればよかったと後で後悔、わずか数ユーロの出費を惜しんだわけではないのですが。
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周りをうろうろ。
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裏手。
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街に戻ります。
途中で見かけたガラス工芸の店グラススタジオ。 -
グラススタジオ。
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グラススタジオ。
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マルクト広場では18時からカイザーリンクハウスのグロッケンシュピールが始まります。
もうじき。 -
始まりました。
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ランメルスベルク鉱山の発見から採掘の様子です。
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電動ドリルまであります。
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夕食のレストランでワインを頼んだらこんなので出てきました。
300mlのヴュルツブルクのボックスボイテルの瓶です。飲みきれませんでした。 -
夕食の後ホテルに帰る道すがらぶらぶら古い街並みを歩きました。
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薬局です。ショーウインドウにお肌の化粧品の広告があります。
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こんな所と思う狭い道にも自動車が入ってきますがほとんど一方通行です。ごとごと音を立てて車は石畳の上を走っています。
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面白い噴水を見つけました。人形の足元に鑿と槌があるので鉱山に関係があるのでしょうか。
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フランケンベルガー修道院教会へ続く門。
これでゴスラーならびにハルツ地方の旅は終わりです。明日はゲッティンゲンからハン・ミュンデンに向かいます。
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この旅行記へのコメント (3)
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- frau.himmelさん 2012/07/13 13:47:34
- 私の名前にビックリ!
- ベームさん こんにちは。
今日はゴスラー編にお邪魔しました。
とても懐かしく拝見しました。
突然私の名前が出てきてビックリ! ジーメンスハウス、大きな建物でしたね。
それにしても、ずいぶんいろんな所にいらっしたのですね。
私はツアーでしたし、あそこで旅仲間が迷子になるというアクシデントもあり、なんだかゆっくり見れませんでした。
もう一度、個人旅行で歴史の宝庫、ゴスラーを訪れたいです。
himmel
- ベームさん からの返信 2012/07/14 23:06:40
- RE: 私の名前にビックリ!
- himmelさん、
今晩は。
すみません。himmelさんなら許していただけるだろうと勝手にお名前拝借しました。
ゴスラーは私ももう一度行きたいです。まだ皇帝居城とランメルスベルク鉱山が残っていますので。
旅行記、今日ミルテンベルクを仕上げようやくあとゲルンハオゼンを残すのみとなりました。いつもご訪問、ご投票有難うございます。
ベーム
- frau.himmelさん からの返信 2012/07/15 13:22:30
- RE: RE: 私の名前にビックリ!
- ベームさん こんにちは。
> すみません。himmelさんなら許していただけるだろうと勝手にお名前拝借しました。
いえいえ、大変光栄です。私もしょっちゅうベームさんのお名前つかわせていただきますから…。
私達は、他の方の旅行記を参考にしたり、ネットでいろいろ情報を調べたりして、結構大変な思いをして旅行記を仕上げているんですよね。
特にベームさんの旅行記は、綿密に下調べされた素晴らしい旅行記だと思っています。
どうか、↓のコメントなぞ気になさらず、ベームさんらしい、いつもの旅行記を楽しみにいます。
himmel
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