ユーロスターで、スウィーツと小便小僧だらけのブリュッセルへ　古き良き水の都ブルージュにも立ち寄って　◆ベルギー◆

2012/06/23 - 2012/06/24

ロンドンからブリュッセルまで、ユーロスターで約２時間。

近くて行きやすい場所ほど、後回しになってしまうもので…

キャンペーンにつき切符が往復６９ポンドと格安だったため、やっと行く機会に恵まれた。


ベルギーと言えば、チョコレートにワッフル…

最近めっきり甘いものが苦手なわたしも、甘い香りに包まれたブリュッセルの街なかではスイーツの誘惑に完敗。

小便小僧や小便少女のけなげな姿には、口がぽかーーん。。


２日目にはベルギーの水の都・ブルージュにも立ち寄り、古い石畳の街並みをぶらり。

スウィーツと小便小僧は見飽きたけど、久しぶりにヨーロッパの建物はやっぱり美しいんだなと感じたベルギーの週末。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝６：３０、我が家の最寄りのVictoria駅。

クイーン即位６０周年記念＆オリンピックに向けて、構内にたくさんのユニオンジャック。

地下鉄でKing's Cross駅へ出て、徒歩でSt.Pancras International駅へ。

ユーロスターの駅構内にも、五輪がぶらり。

チケットは往復６９ポンドと格安だったのに、行きも帰りも１等車両で心地よかった。

ラッキー♪

２時間後、ブリュッセル南駅へ到着。

駅構内に、タンタンを発見！

英語読みだとTINTINですが…カタカナでは書けません　笑

地下を走るトラムで、グラン・プラス最寄りのBeurs Bourse駅へ。

ブリュッセルの駅は、あんまりキレイじゃない。

グラン・プラスに向かって歩いてたら、Jean-Philippe Darcisというショコラティエを発見。

日本人スタッフが対応してくれた。なんと日本円もOKらしい！

アールグレイのガナッシュがおいしかった。


※[Jean-Philippe Darcis HP] http://www.darcis.jp/

続いて、かわいさに引き寄せられてソフトクッキーのお店へ。

かわいい缶に、好きなだけ詰めていいわよ♪と。

ごめんなさい、見てるだけでお腹いっぱい。。

グラン・プラスの周辺はスウィーツだらけ。

チョコレート、クッキー、ヌガー、キャンディー、ワッフル…

甘いものがキライなベルギー人なんて、いないのかな。

”世界で最も美しい広場”とも言われるグラン・プラスに到着。

広場をぐるりと囲む迫力のある古い建物たち。

時間をかけて、じっくり眺めて。

１５世紀に建てられた市庁舎。

東側の建物は、金の装飾がキレイ。

セルクラースの像の隣に、きれいなレリーフ。

さて、お腹が空いてきたのでグラン・プラス周辺でランチ。

レストランの前で、小便小僧ならぬビール小僧が客引き。

色がリアルすぎて…笑えない。。

グラン・プラス周辺はぼったくりレストランが多いようなので、有名店の『Chez Leon』へ。

圧倒的にアジア人のお客さんが多かった。

わたしは、ムール貝のガーリックハーブソテーをオーダー。

身が大きくておいしかった〜。

ベルギービールが飲みたくてしょうがなかったけど、禁酒旅行につきガマン。

夫は、ムール貝の白ワイン蒸しをオーダー。

こちらのムール貝は小ぶりで、味も普通。

値段はムール貝だと１品２０〜３０ユーロと、ちょっと高め。

だけど、ぼったくられるよりはいいか。

続いて、デザートのワッフルを食べに有名店『Dandoy』へ。

店内は、ワッフルをオーダーする人でいっぱい。

甘いものがめっきり苦手になったわたし、、

意を決して、ベルギーワッフルのベルギーチョコレート掛けをオーダー。

最初のひとくち、ふたくちはおいしいんだけど、後がツライ。。

心臓がバクバクしてくる甘さ。

ブリュッセルの街角。

チョコレート、人混み、ときどきタンタン。

人混みにまぎれて歩いていくと、見つけた！

世界３大ガッカリの１つでもあるブリュッセルの小便小僧。

ナニが残念って…

洋服着ちゃってて、大事なモノが見えなかったのがガッカリ。

街のあちこちに、小便小僧の姿。

レース屋さんのレースにも小便小僧。

続いて、小便小僧の妹分の小便少女、ジャンネケ・ピス。

こちらは小便小僧と違って、大事な部分がぱっくり見えちゃってるッ！

これは、オンナとして隠さずにはいられない。

この達成感のある表情もたまりません。

次に向かうは、タンタンのブティック。

絵本やフィギュア、Ｔシャツなど、かわいいグッズがたくさん。

映画のタンタンはあまりおもしろくなかったけど、今度はアニメを見てみたくなった。

おみやげに、タンタンのポストカードを購入。

１枚1.25ユーロ。

道の看板の下にときどき掛かっている、ネームプレート。

日本人の名前も見つけたんだけど、どなたですかー？

素敵なアーケードの中に、チョコレートのオブジェ。

ブリュッセルのストリートに、謎の目玉人間あらわる！

謎の段ボール巨人も！

極めつけはこちら、全裸のナチュラリストの集団！

大事なモノが見えちゃうので、これ以上は拡大できません。。

この旅のお宿は、ヒルトン・ブリュッセル・シティ。

最近、ホテルに迷ったらヒルトンにするのが定番。

お隣はクラウンプラザ、すぐそばに巨大なシェラトン。

なんとも小ざっぱりとした殺風景な部屋。

テレビも旧式だったし、ちょっぴり古い印象。

でも、その他はとっても快適。

某ガイドブックでレストランを探していた夫が発見！

どうやらブリュッセルに「ヨーロッパの中でも天下一品のラーメン屋」があるらしい。

ラーメン大好きなわたし達、噂のラーメン屋『やまと』に潜入！

カウンターには地元の人がたくさん〜。

３０分ほど並んで、わたしは醤油ラーメン、夫は味噌ラーメンの大盛りをオーダー。

麺がモチモチで、おいしい！

スープは醤油も味噌もやや薄いけど、食べているとちょうどいいのかなぁという感じ。

ロンドンにも日本人が営業するラーメン屋さんが数軒あるけど、どこも学食っぽくって、もう１度食べに行こうという気にはなれない。

わざわざデュッセルドルフのラーメン屋まで食べに行ったことのある夫も、『やまと』はお気に入り。


※[やまと・海外版ぐるなび]http://www.gnavi.co.jp/world/europe/brussels/w508404/

翌日、あいにくの雨模様なので、お昼までホテルでのんびり。

１２時過ぎの電車で、ブルージュへ約２時間のショートトリップ。

切符は事前にインターネットで購入すると、なんと半額！

ブルージュのお買い物ストリート。

ブリュッセルと同じくらい、たくさんのお店にたくさんの買い物客。

ブルージュのシンボル、マルクト広場の立派な鐘楼。

マルクト広場に立ち並ぶ、たくさんのレストラン。

馬車がよく似合う街並み。

さっそく、ランチタイム♪

わたしはドーバーソールを。

考えてみれば、イギリス以外でも食べられるのね。

夫は、またもや大好きなムール貝のポット。

２日連続で、よく飽きないなぁ…

こちらは市庁舎。

壁か？と思うぐらい、巨大でのっぺりしている。

「水の都」といわれる所以を探りたくて、運河を探して散歩。

天気が悪いけど、ボートで運河巡りを楽しむ人も。

レンガ造りの建物に、運河…

癒される空間。

ブルージュのほうが、ちょっぴり田舎ぽくって好きかな。

ブリュッセルと同じく、スウィーツ天国。

お土産屋さんにて、壁にずらーっとお酒のビン。

ベルギービールもごまんと種類が豊富。


このあと、天気がどんどん悪化して土砂降りの雨に。

滞在時間は３時間ほどだったけど、ブルージュは訪れる価値のある街だった。

もうちょっと気持ちよくお散歩したかったけど…

２０時、ブリュッセル南駅から、ユーロスターでロンドンへ。

五輪マークに迎えられて、なんだかホっと安心。

これまでは電車を降りてからすぐ家に帰れたのですが、オリンピック前だからか厳しい入国審査が設けられていて（ブリュッセルの駅で済ませたはずなのに）、ずらーりと長い行列。

いつも、イギリスの入国審査にはため息が出ます。


ベルギーだけを観光する機会は少ないかもしれないけど…

ブリュッセルは、パリやロンドンを訪れる際には立ち寄りやすいコンパクトな街だなぁ。

少なくとも、甘党ならば夢のような街でしょう^^