2012/05/20 - 2012/05/20
9位(同エリア77件中)
Sanacoさん
- SanacoさんTOP
- 旅行記16冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 95,793アクセス
- フォロワー4人
テネシーウィスキーJack Daniel'sの蒸留所見学ツアーに参加してきました。
Jack Daniel'sはテネシー州南部Lynchburgで誕生しました。
この辺はむしろウィスキーよりはバーボン(ケンタッキー)の蒸留所やワイナリーのほうが多いのですが、知名度としては、このJack Daniel'sだけでテネシーウィスキーの名を世界中に知らしめています。
この蒸留所はまだ現役で、豊富な湧き水(これがこのウィスキーの要だそうです)を元に世界中で消費されるこの有名ブランドのウィスキーを造り続けています。
- 旅行の満足度
- 4.0
PR
-
テネシー州南部Lynchburg
ナッシュビルから1時間半のドライブです。
途中の風景はまさしく「田舎」がぴったり当てはまる感じ。この辺は丘陵地帯なので、農場よりは牧場地帯が多いです。 -
イチオシ
ビジターセンター
森と牧場地帯を抜けると小さい町Lynchburgに到着。ウィスキーのラベルには人口300人と書いてありますが、今はもう少し居ると思います。
ビジターセンターと駐車場はかなり大きいのですが、行った日は車が一杯とまっていました。 -
ビジターセンター内の展示エリア。
ここはMr. Jack Danielの生涯やどのようにしてウィスキーが造られるのか、Jack Daniel'sの特徴などが展示されていました。
入口そばにある受付でツアーの申込みを行い、順番が呼ばれるまで展示を見ながら待機します。
ちなみにこのツアーは無料です。 -
Jack Daniel'sの酒造方法
右から原材料、発酵、フィルターと言った主な方法が表示されています。
ツアーではこれらの実物を見たり出来ます。 -
おみやげ物屋さん?
Jack Daniel'sのTシャツとか・・・ -
Jack Daniel'sのソースはテネシー土産かな。
-
これはJack Daniel'sの特徴である「Mellowing」という工法を紹介しています。
発酵しアルコール飲料となったウィスキーを、メープルの炭がぎっしり詰まったこの樽の中でゆっくりとろ過することで、特徴的な味をだしているそうです。 -
ツアー開始
まずは5分ほどのビデオを見ます。
コカコーラに行ったときもそうでしたが、こういうやり方が通常なんですかね? -
まず最初に見たのは「Mellowing」に使う炭をつくる工程。この組み立てられた木を燃やし、炭にするそうです。
最初これを見たとき、小さいころに行ったキャンプファイアーを思い出しましたw -
この施設の左側で先ほどの木を燃やします。
-
火を取り扱うので、昔は消防車とかを常備していたみたいですね。ちょっとしたクラシックカー展示状態ですw
-
Mr. Jack DanielがここLynchburgに蒸留所を作った理由がこの湧き水。
この辺(というかテネシーの東側)は主にライムストーンが地盤となっているため、あちこちにこういう洞窟や湧き水があったりします。
チャタヌーガ近辺に行くと1000近く洞窟があって、まだ人が未踏なものも結構あるとのこと。 -
イチオシ
今はポンプである程度くみ上げられているそうですが、それ以外原料の水には何もしていないそうです。すごく澄んでいてきれいな水でした。
-
Mr. Jack Danielの銅像
創始者本人は160cmくらいの身長だったそうで、この銅像も実はちょっと身長を高くしているそうです。それでも見栄えが良くないのでこの岩の上に置いたとかw -
工場を作った当時の事務所
この中にある金庫が中々開かないので腹を立てたJack氏は思い切りその金庫を蹴飛ばし、足を切る怪我を負ってしまったそうです。その怪我が悪化し、破傷風で亡くなったとのこと。。。
なんともいえないエピソードでしたw -
この工場で3種類の原料(とうもろこし、ライ麦、麦芽だったと思う?)と湧き水を使い発酵させる工程を行います。
-
ちなみにツアー客はかなり居ました。なぜかバイカーさんたちが多かったかな。
-
思った以上に工場の中は広い。
説明では、包装、ラベル貼り等の作業以外はすべてここでウィスキーを造っているとか。ここ以外で樽保管所が50箇所以上あるそうです。 -
次はMellowingの工程の工場に。
樽の上蓋をバタバタ煽ってもらいましたが、すごいウィスキーの匂いで酔いそうになりました。。。 -
イチオシ
ギネスブックにも載っている、世界最大のJack Daniel'sのボトルだそうですw
-
最終工程として、ウィスキーを樽に入れ、熟成させます。ここでは、その樽も一つ一つ手作りで作っていました。また、樽は1回しかウィスキー用には使えないので、いろんな形で再利用しされているそうです。
これもその一つ??ゴミ箱になってますが。。。w -
蒸留所の周りの風景
湧き水が川になってますねー。ほんとに水は豊富なんですね。 -
一緒にツアーに参加したバイカーさんたち。
ツーリングにはいい時期だったのか、結構居ました。
まぁ来ている場所が場所なので、納得。
ちなみに、通常は試飲とかが出来るんですが、LynchburgがあるここMoore郡はドライカウンティ(禁酒郡)でお酒が飲めません。
一応この蒸留所は例外的に作るのを認められ、お土産としてウィスキーや製品を売ることは認められていますが、行った日が日曜日で、今度は州法で酒の販売が禁止されていて、おみやげ物屋さんも閉まってました。
なので、ツアー終了後はレモネードを試飲できることになっています。
このレモネードにもエピソードがあり、この蒸留所は禁酒法のため、一旦過去に廃業させられています。Jack Danielの甥に当る人が、なんとかここを再開させようと、いろいろな活動をし、最終的には政治家になって、特別にここで作る事を認めさせました。それまでの間、この甥がやっていた事業がレモンの農園だったそうで、そのためレモネードが試飲できるそうです。 -
蒸留所見学ツアー後に行った近くの州立公園で、鹿を発見。
思わず撮っちゃいました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アメリカ の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
24