2018/09/01 - 2018/09/03
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tangerine23さん
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2018年9月、Memorial Day祝日と併せた3日間で、テネシー州を巡りました。
テネシー州第一の都市ナッシュビル(Nashville)、第二の都市メンフィス(Memphis)。どちらも音楽の街ながら、カントリーとブルース、それぞれ異なる音楽シーンの中心地。
音楽性の違いは街の雰囲気にも影響するのか??何かを感じた2泊3日の旅。
※この旅行記は当時を思い返しながら、2024年5月に書いています
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
3連休、暇を持て余したジョージア州在住の私は、お隣の州だし余裕っしょ、と軽いノリでテネシー州を目指しました。
前回7月の旅行ではミシシッピ州でブルースの名所を少しだけ巡りました。今回はまず、ブルースの本丸、メンフィス(Memphis)を目指します。 -
南のミシシッピ州側からテネシー州に入ります。ビジターセンターにはElvis Presleyのゴールドディスクが飾ってあったり、ご当地有名人扱い。いや実際超有名人ですけど。
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メンフィス郊外を少しだけ走りました。このひろーい敷地の奥がグレイスランド(Graceland)と呼ばれる、Elvisの家。意外とフツーに街中なんですね。
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ちょっとElvisについて何も知らなすぎるので、今回は外から様子見するだけとしました。すっかり観光地化され、シャトルバスが出入りしています。
さっくり通過してメンフィスへと向かいます。なにせ自宅から既に6時間半。時間無いんすよ。 -
メンフィスには2大ギターブランドの内の1つ、ギブソン(Gibson)の工場があり、音楽の街らしく地元ミュージシャンがこぞってギブソンギターを買い求めたとかなんとか。
そういうことなら工場見学とかしたい、ぜひしたい。 -
えーー。なんかこのビル、売りに出されちゃってるんですけど。
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奇しくも昨年(2017年)、メンフィス工場を規模縮小して移転していました。
それどころか本年(2018年)、債務超過で倒産してました。
仮にもギターの2大トップブランドですよ!世は無情なり。経営再建頑張って下さい。 -
気を取り直して、メンフィス観光のメインストリートである、ビールストリート(Beale Street)にやってきました。先程のギブソン跡地とは目と鼻の先。
日本語でビールストリートと書きますが、Beer Streetで検索しても出てきません。Bealeです。
【Beale Street】
https://maps.app.goo.gl/LRWBwLfxDy5hfDKh6
前回のミシシッピ旅行ではBirthplace of the Blues(ブルース生誕の地)を訪れましたが、ここビールストリートはHome of the Blues(ブルースの家)だそうです。
ブルースくん、ミシシッピで生まれた後、ちょい北上してここに住んだということでしょう。 -
「ビールストリートは小さなブロードウェイだ!全てのエンタメと食べ物がここにある!」
だそうです。
ブロードウェイってニューヨークのブロードウェイだと思いますが、ほんとかー? -
Elvis重点的に推してく。
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ブルース界の大将、B.B. Kingに威圧されました。
「お前ちょっとツラ貸せや」 -
大将に睨まれちゃあ逃げられません。
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誘い込まれるように【B.B. King's Blues Club】へ。
https://bbkings.com/memphis/
https://maps.app.goo.gl/FFGtaHGmSRA7XWHeA
先程の、ビールストリートの西側ゲートから歩いてすぐです。
メンフィスまで来て、ブルースの生演奏を聞かずに帰れますか。そら帰れないでしょう。 -
オクサマのオーダーはハンバーガー。ポテトの量が凶悪。
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私はフィッシュ&チップス… ナマズのフライとポップコーンシュリンプ、もちろんポテトと共に。
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大量のポテトと闘っていると演奏が始まりました。
若干ロックに寄りつつも、年季の入った素晴らしいブルースです。ステージ横の席で見てましたが、ハモンドオルガン&レスリースピーカーがしょわしょわ良い音鳴らしてました。
素晴らしい演奏には少量でもチップを払うと喜ばれますのでぜひ。
さて、しばしビールストリートを散策します。 -
メンフィス出身、Jerry "The King" Lawlerのレストラン。
そのJerry、昔よく見てた、深夜放送のWWEダイジェスト番組でおもしろ試合解説してました。現役時代はよく知らない。 -
「ベーコンづくり」とのことです。みなまで言わぬ。
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先程の元ギブソンビル辺りまで戻ると、メンフィス音楽史に関する博物館があります。
【Rock n Soul Museum】
https://www.memphisrocknsoul.org/
https://maps.app.goo.gl/gwQvPUwiAwXGFytk8
2024年現在、入場料は$14/person… まぁ、こんなもんでしょうか。 -
馬で引くプラウ。
Rock n Soulと言いながら、こんな感じでメンフィス開拓の歴史から説明してくれる奥ゆかしい展示となっています。 -
人が集まるとメシ屋が出来て、メシ屋にはミュージシャンが来るよ、ってことですかね。
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今でも、年季の入ったシブいカントリーバンドでたまに見かけるバケツベース。
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こういうレトロなジュークボックスは一家に一台ほしい。ただ1/3ぐらいのサイズでいい。
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B.B. Kingのサイン入りギター(GibsonのB.B. Kingモデルですね)
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もちろんElvisのジャンプスーツも展示。
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著名人のサイン入りでかピック。
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Ozzy Osbourneとドラ息子。
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Al Kapone。えっ、アルカポネ?まじで?と思ったらなんかよく知らんラッパーの人でした。
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ブルーストレイルの青看板。
この青看板は前回のミシシッピ州旅行で良く見かけましたが、テネシー州にもあったんですね。
(前回旅行→ https://4travel.jp/travelogue/11902625)
ネイティヴミシシッピアンがメンフィスにたくさんレコーディングしに来て有名になったよ、B.B. KingとかElvis Presleyとかね。とのことです。 -
日も暮れ始め更に活気が増すビールストリート。
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この時間になるとほとんどの店が競い合う様に生バンド演奏を始めるので、非常に騒がしくなりていとをかし。
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ランチしたB.B. King's Blues Clubのネオン。
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夜の生演奏はこちらのお店にて。結構狭い。そしてバンドが近い。
【Rum Boogie Cafe】
http://rumboogie.com/
https://maps.app.goo.gl/VfMqeu6SeqXSn3aq6 -
ラッパ系のバンドでした。
ついつい飲みすぎたっぽく、あまり記憶も写真も残っていません。
夜のメンフィスですが。ビールストリートから2,3本横の通りのホテルまで歩いて帰りました。人が多いし、同じ方向に帰る人もちらほらいるので、あーメンフィス思ってたより危うくないな、という印象でした。もちろん危険地帯はあると思いますが。
ということでDAY1終了。 -
DAY2はThe アメリカンダイナーなお店でアメリカンブレックファストします。
【The Arcade Restaurant】
http://www.arcaderestaurant.com/
https://maps.app.goo.gl/YYqk5Z7WDqXhDNCY8 -
こういう繁華街近くのダイナーは飲みすぎたおっさん共(私含め)が朝早くから集まってコーヒー飲みながらパンケーキ食ってる、という印象があります。すいません偏見です。
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メニューは2018年当時です。2024年現在、たぶんx1.3ぐらいの値段にはなってるはず。
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オクサマはパンケーキ、私はフライドチキンステーキをお願いしました。なんだよ朝からフライドチキンステーキって。そもそもフライドチキンステーキってなんだよ。アホか。
しかしこの揚げ鶏にグレービーとタバスコひたすらぶちまけて食うとかなり幸せになれます。人間、アホになるほど幸せになれるんです。 -
さすが1919年から続くレストランだ。面構えが違う。
朝から十分なカロリーを得たところで、次の街へ向かいます。 -
ギリシャのアテネにやってきました。
うそです。ナッシュビル(Nashville)です。メンフィスからはおよそ3時間ちょいのドライブ。
【The Parthenon】
https://www.nashvilleparthenon.com/
https://maps.app.goo.gl/WQB1qszhCsyNhsP77
アメリカ発音だと「ぺーすぃのん」?
このパルテノン神殿、正確に再現された1/1原寸大レプリカだそうです。でかいです。テネシー州100周年を記念して1897年に建てられ、損傷と修復を経て未だに立っているそうな。 -
軒下の彫刻とか中々見事。
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ナッシュビルは「南部のアテネ」と呼ばれているそうです。
中はちょっとした博物館になっているそうで、アテネ像とかあるらしいですが、しっかり入場料取られます。
$10/personだそうです。$10かぁ…
スキップ。 -
ナッシュビルのダウンタウンにやってきました。
パリピがドナドナされてる。 -
「カントリーミュージックの殿堂博物館」を訪ねます。でかい。立派。窓がピアノになってる。
【Country Music Hall of Fame and Museum】
https://countrymusichalloffame.org/
https://maps.app.goo.gl/TUVgr9jMxwAwtAxC6 -
こういった「殿堂」系は歩道に星埋め込みたがる傾向があります。ジミヘンめっけ。
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私、カントリーは詳しくないのですがChet Atkinsだけは知ってました。ギターの名手。
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ゴールドディスク・シルバーディスクが無限に追加されていくのでしょう。デジタル配信主流の昨今ですが。
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ビンテージストラト。
この博物館、カントリーに関して予習不足過ぎてあんまりピンと来ず、早々に退散しました。 -
斜向かいには超巨大アリーナが。
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ここからが本当の飲み屋街。ビールストリート同様、各店が競い合う様に爆音生演奏してます。
【Broadway】
https://maps.app.goo.gl/Vji1D4UYk1CthDf59
ん、ビールストリートが「ここは小さなブロードウェイ」って自称してましたが、このブロードウェイのこと?わからん。 -
どこかの店の店内。
白人ばーーーーーっかり。 -
ほんと黒人の方々、ぜーんぜんいない。ぜーんぜん。
ナッシュビルは白人のパリピがきゃっきゃうふふする街、というパブリックイメージがあるのでしょうか。
その昔は全く同じ曲でも、白人が歌えばカントリー、黒人が歌えばブルースと区別されたそうです。ここはカントリーの街。そういうこと? -
100%純血アジア人の私はなんとなーく居心地が悪く、早々に退散しました。
街を見下ろす通称「バットマンタワー」。
これにてDAY2終了。 -
DAY3はあまり無理せず、ちょっとだけ寄り道しました。
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こちらはジャックダニエル蒸留所、中央に立っておられるのがジャックです。いつもお世話になっております。
【Jack Daniel's Distillery】
https://maps.app.goo.gl/44ynRsS57U5kgTqj8
https://www.jackdaniels.com/en-us/visit-distillery
ジャックダニエルといえば、原酒をカエデの炭で濾過してから樽熟させる製法で、「テネシーウィスキー」と言われるカテゴリの代表です。逆に他のテネシーウィスキー知らないっす。 -
見学ツアーに参加しました。
画像は消防車。アルコール燃えたら大変ですから。 -
ジャックダニエルの泉。敷地内には天然水が湧いています。良いウィスキーは良い水から。
森に囲まれた静かなロケーションです。 -
泉のそばにもジャック。
「Jack on the Rocks」
ウィスキーをロックで注文する時は「Whisky on the rocks」と言います。そういうダジャレです(わかって -
なかなか年季の入った施設です。
もちろん中で原酒づくり工程を見学することが出来ます。基本、材料はモロコシと麦で、それを大量に煮ている訳ですから、あまーい匂いが漂います。
発酵中のウォッシュのタンクを開けてくれました。鼻つーん目しぱしぱ。アルコールですから。 -
熟成貯蔵庫だったかと。
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試飲ありのツアーに申し込めば最後にちょっとずつ飲ませてくれます。Barrel Proofっていう右から2番目のヤツが美味かったので一瓶買って帰りました。
ちなみに、この蒸溜所があるテネシー州ムーア郡はDry County(禁酒郡)となっており、酒類の販売が出来ないはずなのですが、なにせ歴史ある蒸留所ですので特別に許可してもらっているとのことです。 -
これにてテネシー州の旅も終了。
メンフィスもナッシュビルも予習不足で、ただただ酒飲みに行って戻って来た様な感じになってしまいました。次行くことがあればもう少し深堀りしたいと思います。
走行距離はおよそ930マイル(1488km)。今回もよく走った。
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