横浜の波止場から神戸港までワンナイトクルーズ

2011/08/25 - 2011/08/26

「五岳と温泉の群馬」ツアーから横浜への途次、指定史跡・重要文化財でユネスコ世界遺産に暫定登録中の富岡製糸場を見学する。
明治維新政府が、国策として急いだ器械による製糸工場の導入と推進に
富岡が選ばれたのは１）養蚕が盛ん　２）広大な敷地の確保　
３）外国人指導者の受け入れ　４）水の確保　５）燃料の亜炭が近くで採れる事だったとか。

荒川を渡り、競技前原ICの‘ららん藤岡‘で昼食を済ませると、蒸し暑い群馬を後に埼玉を抜け、競技場、官庁、ビジネスタワー、近代的なビル群..
（.スカイツリーも遥かにうっすらと.）,板橋区の謂れ・小さな木の橋、
高島平団地等、右に左に忙しく見つつ出航に遅れぬよう外環をハイスピードで突っきって。東京港トンネルへ入る。

桟橋にずらりと並んだパシフィックビーナスの乗り組員はフィリピン
の若い男女。
片言の日本語で話しながら９階の船室までスーツケースを運ぶ仕草は
人懐っこい。

カジュアルなドレスコードでフルコースの夕食を愉しんだ後、
ショーやイベント、ゲーム、手作り教室、バー等で思い思いに夜を過ごす。
大型船で揺れはしないがに横たわると、コトコトと微震のような響きが
背中に伝わる。

翌朝は好天気、プールで遊ぶ親子の姿を眺め、
紀伊半島にさしかかる頃、ブリッジ見学に参加。
その間、汗した衣服を洗濯機にかけておいて、クリーニング完了。

程なく神戸港．．．．名残を惜しみつつ、ブランチを味わう。
デザートもたっぷり。
折しも知り合いの坊やの誕生日、ショップでアメリカ帆船のミニチュア
「カテイーサーク」を見つけて購入。

下船前に突然の雨、ＪＲ新快速で３５℃の新大阪へ。

エリア 横浜(神奈川)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 日本旅行

明治の近代化に大きな足跡を残した製紙場。

技術伝修生として１５〜２５才の若い娘が募集され、習得後はそれぞれの
地元で指導者として活躍し、近代産業の幕開けを担った。

８月２３日には天皇・皇后も視察されたとボランテイアガイドから写真を
ゲット。　　皇后様がお育ての蚕や絹のエピソードを聞く。

爾来115年間、官営から民営に移管された後も創業し続け、停止後もよく保存
管理されてきたことの意義は大きい。

作業場に明かりと通風をと大きく開けられた窓

入り口付近に建てられた記念碑

能率と清潔に配慮した工場内

技術指導した外国人技師の住まい

水の確保に役立った清流

亜炭が採れた山か？

荒川を渡り

高圧線の林立する都会へ

橋と道路の交錯

港が近い

何とか間に合いそうだ。比較的すいていた。

横浜港に着くと多数の輸出待ちの車が。

嬉しいことに港は快晴

横浜港は初めてだ

出港を待つ

１６時に出航の銅鑼が鳴り、

強い風でテープが中々岸壁に届かない

頭上にはサブボート？

ボートデッキでウェルカムドリンクを頂きながら陽気な出航のセレモニー。

岸壁を離れる気持ちは格別

広いダイニングの指定席でデイナーを頂く

洗練されたデイッシュが次々と供される

日没はメランコリー

幻想的

バスルームつきの船室

船内にはランドリーもある

ラウンジでは好きな時にドリンクとケーキが楽しめる。

希望して操舵室を見学

海図の説明

操縦してみたい

デッキにはプールもある

ブランチが和風で美味しかった

陸地が近づいてきた。

紀伊水道を通過

徳島辺りか？淡路島か？

神戸港に到着