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 万里の長城 初日の出鑑賞と世界遺産 天壇公園 祈念殿 初詣の旅<br /><br /> せっかく貯めたマイレージが流れてしまうなぁと、何気なしに某キャリアのホームページを見ていたら見つけました。現地空港からの参加プラン。繁忙期とはいえ北京まで二人分のマイルは持っている。費用も幾分割安。勢いで参加しました。<br /> 万里の長城から初日の出は見えるのでしょうか。<br /><br />旅行日程<br />12/30 NH955で北京へ 20:30北京着 北京泊(ホテル ニューオータニ長富宮)<br />12/31 午前:紫禁城観光 午後:頤和園観光 北京泊<br />1/1 早朝:万里の長城・八達嶺観光(初日の出)<br />   午後:天壇公園・祈年殿参拝 北京泊<br />1/2 HN956で成田へ<br /><br />写真は天安門

「万里の長城」から初日の出は見えるかな

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2009/12/30 - 2010/01/02

878位(同エリア5310件中)

2

27

Choco

Chocoさん

 万里の長城 初日の出鑑賞と世界遺産 天壇公園 祈念殿 初詣の旅

 せっかく貯めたマイレージが流れてしまうなぁと、何気なしに某キャリアのホームページを見ていたら見つけました。現地空港からの参加プラン。繁忙期とはいえ北京まで二人分のマイルは持っている。費用も幾分割安。勢いで参加しました。
 万里の長城から初日の出は見えるのでしょうか。

旅行日程
12/30 NH955で北京へ 20:30北京着 北京泊(ホテル ニューオータニ長富宮)
12/31 午前:紫禁城観光 午後:頤和園観光 北京泊
1/1 早朝:万里の長城・八達嶺観光(初日の出)
   午後:天壇公園・祈年殿参拝 北京泊
1/2 HN956で成田へ

写真は天安門

旅行の満足度
3.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
2.5
ショッピング
3.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
航空会社
ANA
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
利用旅行会社
ANAセールス
  •  12/31早朝、紫禁城手前でバスを降りました。バスを降りた瞬間に売り子さん達が駆け寄ってきます。使い捨てになるでしょうが、防寒対策を忘れた方は早速入手できます(苦笑)。<br /> ところで、この辺りは黒塗りの車が各交差点に止まっています。聞くところによりますと、公安関係者らしいです。すべての人が監視されています。疑われることはしないのが得策でしょう。

     12/31早朝、紫禁城手前でバスを降りました。バスを降りた瞬間に売り子さん達が駆け寄ってきます。使い捨てになるでしょうが、防寒対策を忘れた方は早速入手できます(苦笑)。
     ところで、この辺りは黒塗りの車が各交差点に止まっています。聞くところによりますと、公安関係者らしいです。すべての人が監視されています。疑われることはしないのが得策でしょう。

  •  天安門広場<br /> 防寒用品は確かに直ぐ入手できますが、多少荷物になっても日本から持って行くべきです。大部分が石畳のため足先から冷えてきます。あと首回りの対策も忘れずに。<br /> 50万人入るとも言われるこの広場。足元の石一枚につき二人が入るとして石板が数万枚。計算上は確かに収容できます。

     天安門広場
     防寒用品は確かに直ぐ入手できますが、多少荷物になっても日本から持って行くべきです。大部分が石畳のため足先から冷えてきます。あと首回りの対策も忘れずに。
     50万人入るとも言われるこの広場。足元の石一枚につき二人が入るとして石板が数万枚。計算上は確かに収容できます。

  •  天安門に登って広場を見ました。<br /> 広場の周りにある建物は左が博物館、中央が毛沢東の記念館、右が人民大会堂だそうです。<br /> カメラ以外、荷物は持ち込み禁止です。そしてここにも公安関係者が多数配置されています。怪しい動きをすると注意されます。記念写真を撮ろうと変な姿勢になったら注意されました(苦笑)。

     天安門に登って広場を見ました。
     広場の周りにある建物は左が博物館、中央が毛沢東の記念館、右が人民大会堂だそうです。
     カメラ以外、荷物は持ち込み禁止です。そしてここにも公安関係者が多数配置されています。怪しい動きをすると注意されます。記念写真を撮ろうと変な姿勢になったら注意されました(苦笑)。

  •  午門<br /> ここから入園料を取る城内です。見学した建築物すべてを記載することはできませんが、有名な場所を観光順に紹介したいと思います。

     午門
     ここから入園料を取る城内です。見学した建築物すべてを記載することはできませんが、有名な場所を観光順に紹介したいと思います。

  •  太和門<br /> 太和殿の前にある太和門。始めこれが「太和殿」だと思っていました。

     太和門
     太和殿の前にある太和門。始めこれが「太和殿」だと思っていました。

  •  太和殿<br /> 前三殿と呼ばれる紫禁城の中心的建造物の一つ。皇帝の即位や葬儀など重要な式典を行った場所。現存する中国最大級の木造建築物だそうです。

     太和殿
     前三殿と呼ばれる紫禁城の中心的建造物の一つ。皇帝の即位や葬儀など重要な式典を行った場所。現存する中国最大級の木造建築物だそうです。

  •  大和殿前の広場<br /> 文武百官が伏拝して皇帝の下知を待つ場所。ココを埋め尽くす家臣数ってすごいですね。太和殿側から見下すと自分が偉くなった気がしました。あの映画で使われた坂本龍一の曲が頭の中に流れてくると思います。

     大和殿前の広場
     文武百官が伏拝して皇帝の下知を待つ場所。ココを埋め尽くす家臣数ってすごいですね。太和殿側から見下すと自分が偉くなった気がしました。あの映画で使われた坂本龍一の曲が頭の中に流れてくると思います。

  •  太和殿の内部<br /> 天井に球形の鏡があり、皇帝の器でない者が玉座に座ると鏡が落ちてその者を殺すという伝説があるそうです。

     太和殿の内部
     天井に球形の鏡があり、皇帝の器でない者が玉座に座ると鏡が落ちてその者を殺すという伝説があるそうです。

  • 中和殿<br /> 二つ目の前三殿。式典での皇帝の控室。思いのほか小さいです。

    中和殿
     二つ目の前三殿。式典での皇帝の控室。思いのほか小さいです。

  •  保和殿<br /> 最後の前三殿。宴会や科挙の最終試験場とされた殿。皇帝が住居した時代もあるそうです。

     保和殿
     最後の前三殿。宴会や科挙の最終試験場とされた殿。皇帝が住居した時代もあるそうです。

  •  乾清宮<br /> もともとは皇帝の寝所。後に政務をおこなう場所に変わりました。

     乾清宮
     もともとは皇帝の寝所。後に政務をおこなう場所に変わりました。

  •  乾清宮内の宝座<br /> 皇位継承が問題なく行われるよう次期皇帝の名前を収めて封をしたものを、この額下に収めておいたそうです。

     乾清宮内の宝座
     皇位継承が問題なく行われるよう次期皇帝の名前を収めて封をしたものを、この額下に収めておいたそうです。

  •  皇極殿<br /> 乾清宮を模しているため、そっくりな形をしています。現在は故宮が所蔵する宝物の展示場所の一つとなっています。

     皇極殿
     乾清宮を模しているため、そっくりな形をしています。現在は故宮が所蔵する宝物の展示場所の一つとなっています。

  •  皇極殿に展示している宝物の一つです。

     皇極殿に展示している宝物の一つです。

  • 城内の通路。<br /> 実はトイレの前。トイレはそれなりに綺麗でした。<br /> 今回の観光ではこのほかに「九龍壁」や「暢音閣」・「閲是楼」などいろいろ見て回りました。

    城内の通路。
     実はトイレの前。トイレはそれなりに綺麗でした。
     今回の観光ではこのほかに「九龍壁」や「暢音閣」・「閲是楼」などいろいろ見て回りました。

  • 景山公園<br /> 紫禁城の北側にある公園。紫禁城の北門「神武門」から見えます。ただ、今回のツアーでは行けませんでした。ここから撮影した絵葉書等を目にしたことがあると思います。

    景山公園
     紫禁城の北側にある公園。紫禁城の北門「神武門」から見えます。ただ、今回のツアーでは行けませんでした。ここから撮影した絵葉書等を目にしたことがあると思います。

  • 頤和園 仁寿門<br /> 皇帝とその一族の庭園が起源で、もっとも有名な故事は西太后に関することでしょう。ここに多数ある岩は太湖石といって、太湖(江蘇省・浙江省)の湖底から引き揚げた岩です。現在はもう採ることのできない貴重なものだそうです。

    頤和園 仁寿門
     皇帝とその一族の庭園が起源で、もっとも有名な故事は西太后に関することでしょう。ここに多数ある岩は太湖石といって、太湖(江蘇省・浙江省)の湖底から引き揚げた岩です。現在はもう採ることのできない貴重なものだそうです。

  • 昆明湖と万寿山の仏香閣<br /> 昆明湖は完全凍結です。スケートができるくらい凍っていました。

    昆明湖と万寿山の仏香閣
     昆明湖は完全凍結です。スケートができるくらい凍っていました。

  • 長廊に描かれた絵<br /> 見難いかもしれませんが、題材は三国志でかの劉備玄徳に天下三分の計を語る諸葛亮孔明と思います。そのほかにも三国志由来と思われる絵がたくさんありました。

    長廊に描かれた絵
     見難いかもしれませんが、題材は三国志でかの劉備玄徳に天下三分の計を語る諸葛亮孔明と思います。そのほかにも三国志由来と思われる絵がたくさんありました。

  •  1/1 現地時間で7:30頃の万里の長城 八達嶺<br /> 5:00頃にホテルを出ました。北京からバスで1時間以上かかりました。途中の高速道路は渋滞しやすく、個人でいられる方は時間に余裕を持たれた方がいいでしょう。

     1/1 現地時間で7:30頃の万里の長城 八達嶺
     5:00頃にホテルを出ました。北京からバスで1時間以上かかりました。途中の高速道路は渋滞しやすく、個人でいられる方は時間に余裕を持たれた方がいいでしょう。

  •  だいぶ明るくなってきました。ご来光は拝めるのでしょうか。<br /><br /> 寒すぎて足先が痛くなってきました。この時期、マイナス20度を下回ることもあるそうです。<br /> ところで、寒すぎるとカメラのバッテリーが急激に低下します。今回は予備のバッテリーを購入し、電圧が下がったらすぐに交換しました。そして交換したバッテリーはポケットで温めます。しばらくすると回復するので、再交換できます。

     だいぶ明るくなってきました。ご来光は拝めるのでしょうか。

     寒すぎて足先が痛くなってきました。この時期、マイナス20度を下回ることもあるそうです。
     ところで、寒すぎるとカメラのバッテリーが急激に低下します。今回は予備のバッテリーを購入し、電圧が下がったらすぐに交換しました。そして交換したバッテリーはポケットで温めます。しばらくすると回復するので、再交換できます。

  •  結構登りました。<br /> 八達嶺は入場すると左右(南北?)二方向に進めます。観光客の少ない斜面のキツイ方をあえて選んでみました。人がいないのはいいですが、我々を撮ってくれる人もいません(汗)。そんなこともあろうかと、三脚を日本から持参しました。重い思いをした甲斐がありました。

     結構登りました。
     八達嶺は入場すると左右(南北?)二方向に進めます。観光客の少ない斜面のキツイ方をあえて選んでみました。人がいないのはいいですが、我々を撮ってくれる人もいません(汗)。そんなこともあろうかと、三脚を日本から持参しました。重い思いをした甲斐がありました。

  •  かなり明るくなりました。<br /> ネタをバラしますが、冬季万里の長城(八達嶺)から日の出を見ることは困難のようです。中国では一般に暖房を石炭で取るため、北京市街で発生する煤煙が視界を遮ってしまうからです。日の出が見える条件は「十分に晴れていること」「風が強いこと」だそうです。

     かなり明るくなりました。
     ネタをバラしますが、冬季万里の長城(八達嶺)から日の出を見ることは困難のようです。中国では一般に暖房を石炭で取るため、北京市街で発生する煤煙が視界を遮ってしまうからです。日の出が見える条件は「十分に晴れていること」「風が強いこと」だそうです。

  •  現地時間8:30頃。そろそろ集合場所に戻りましょう。<br /> これは今から来て、逆側に進んでいく人たちです。おそらく大部分が中国の方と思います。彼らは我々日本人と違い、初日の出を愛でる風習はないのではないでしょうか。初日の出を見ようと集まった観光客の大部分は日本人だったからです。

     現地時間8:30頃。そろそろ集合場所に戻りましょう。
     これは今から来て、逆側に進んでいく人たちです。おそらく大部分が中国の方と思います。彼らは我々日本人と違い、初日の出を愛でる風習はないのではないでしょうか。初日の出を見ようと集まった観光客の大部分は日本人だったからです。

  •  天壇公園<br /> 公園内で祈年殿に行く途中に資料室みたいな所に行きました。そのこでラストエンペラー愛新覚羅溥儀の親族(元皇族)にお会いしました。日本円で1枚1,2万位で我々のために書や絵を書いてくれるそうです。世が世なら数百万だそうで・・・。なんと、お買い上げされている方もいました。帰国後、鑑定団に出すのかと陰口を言う人もいました(大笑)。

     天壇公園
     公園内で祈年殿に行く途中に資料室みたいな所に行きました。そのこでラストエンペラー愛新覚羅溥儀の親族(元皇族)にお会いしました。日本円で1枚1,2万位で我々のために書や絵を書いてくれるそうです。世が世なら数百万だそうで・・・。なんと、お買い上げされている方もいました。帰国後、鑑定団に出すのかと陰口を言う人もいました(大笑)。

  •  祈年殿<br /> 皇帝が天に対し、五穀豊穣の祭祀を行った場所です。ガイドブックの中には「祈念殿」と記載されているものもありますが、額には『祈年殿』。瑠璃色の瓦が空に映えて非常に綺麗でした。<br /> 参拝にはルールがあって、何歩でどちらの足から上がるとか、通路のどちら側を歩くとかあるそうです。しかも男女が違うそうです。残念ですが、その作法は全く持って忘れてしまいました。

     祈年殿
     皇帝が天に対し、五穀豊穣の祭祀を行った場所です。ガイドブックの中には「祈念殿」と記載されているものもありますが、額には『祈年殿』。瑠璃色の瓦が空に映えて非常に綺麗でした。
     参拝にはルールがあって、何歩でどちらの足から上がるとか、通路のどちら側を歩くとかあるそうです。しかも男女が違うそうです。残念ですが、その作法は全く持って忘れてしまいました。

  •  祈年殿内部です。内部には玉座があり、装飾された柱にはそれぞれに意味があるそうです。天壇は祈年殿のほかに「皇穹宇」や「圜丘」などの史跡もありますが、今回は行けませんでした。ちなみに、地壇という史跡もあるそうです。<br /> 今回の観光はこれで終わりです。その後、お土産屋さんや王府井に行きました。あまり良い記憶はありません。翌早朝(1/2)吹雪の中、北京を出発しました。

     祈年殿内部です。内部には玉座があり、装飾された柱にはそれぞれに意味があるそうです。天壇は祈年殿のほかに「皇穹宇」や「圜丘」などの史跡もありますが、今回は行けませんでした。ちなみに、地壇という史跡もあるそうです。
     今回の観光はこれで終わりです。その後、お土産屋さんや王府井に行きました。あまり良い記憶はありません。翌早朝(1/2)吹雪の中、北京を出発しました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • nao0880さん 2012/07/24 17:16:11
    マイナス20℃
    Chocoさん、こんにちは。
    訪問ありがとうございます。

    2010年1月、私も北京を訪れていました。
    10日前後のことです。気温はマイナス16℃。

    王府井のメイン通りも人が少なかったように感じました。
    缶ビールを買って、飲み始めると手が凍りそうでした。

    東南アジアも訪れてみたいです。
    ではまた。

    Choco

    Chocoさん からの返信 2012/07/24 23:04:59
    RE: マイナス20℃
    nao0880さま

    はじめまして。
    よろしくお願いいたします。

    北京ですれ違いみたいな感じですね。

    1月1日の17時ごろ(現地時間)、ツアーで王府井に連れていかれました。
    チョロチョロしていましたが、その時は結構人がいました。
    百貨店かなんかは金製品を買う人が群がっていたのを覚えています。
    ただ我々は寒いし、する事ないので本屋で暖を取ってました(苦笑)。

    nao0880さまは中国の経験が豊富であられるようですね。
    いろいろと教えてください。

    訪問ありがとうございました。


    > Chocoさん、こんにちは。
    > 訪問ありがとうございます。
    >
    > 2010年1月、私も北京を訪れていました。
    > 10日前後のことです。気温はマイナス16℃。
    >
    > 王府井のメイン通りも人が少なかったように感じました。
    > 缶ビールを買って、飲み始めると手が凍りそうでした。
    >
    > 東南アジアも訪れてみたいです。
    > ではまた。

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