2012/01/25 - 2012/02/07
365位(同エリア625件中)
tymyさん
雨期のこの時期に見られる鏡張りとなるウユニ塩湖!
この眺めを見るために2週間の休暇を取り、コツコツ貯めた小遣いをつぎ込み、マイアミでのパスポート紛失事件を乗り越え、高山病でもへこたれず、地球の裏側までやってきたのです!!
それだけの事をする価値は...充分なくらいあったのでした!!
ココまでの旅は「ペルー・ボリビア七転び八起きの一人旅!④ (いよいよボリビア行けるかウユニ編)」を!
http://4travel.jp/r/?r=mag_new&u=%2Ftraveler%2Ftymy%2Falbum%2F10671363%2F
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ラパスを19時に出発したtodoツーリスモのウユニ行きバス。
比較的程度の良いバスでセキュリティ面でも安心との事なので金額は少しお高め。乗客は外国人観光客ばかりです。
軽食・ドリンクサービスのあとは寝るだけしか有りません。ウユニまでは約10時間の長旅です。 -
ボリビアの道路状態はかなり悪い。
夜行バスなので走行中に寝ないと次の日つらくなるのですが、このスゴイ揺れの中ではとても寝られません。
特に僕の座っているシートは後ろから2番目。振動がもろにシートに伝わってくるんです。
もうろうとした状態のなかシートに揺られていると、いつの間にか外は明るくなり、いよいよウユニの町へ到着です。
結局13時間ほどかかりました。 -
日本人が多く利用する「穂高TOUR」でツアーを申し込みました。
一泊二日、塩湖のまっただ中にある塩のホテル「プラヤ・ブランカ」に宿泊するツアーです。
ラパスから一緒に来た大学生二人と同じツアーにしました。クルマには全部で7名乗れます。他の4人も日本人で女の子だけの4人組。卒業旅行できたらしいが最近の子はアクティブだ。 -
ツアーでまず向かったのは通称「汽車の墓場」。
ウユニの町外れにあり、クルマで少し行けば見られます。
昔々ウユニ塩湖の塩を運ぶのに使っていたらしいけど、何十年も前から放置され朽ちた汽車がココには眠っているのです。 -
遙か彼方に続く線路。
男は何故か大の字ポーズで線路に寝そべり写真を撮るのです。
女性はやっぱりジャンプで一枚。これが定番のようです。 -
ウユニの町を出る前にこれも定番のお土産屋さん。
塩でできているカップや灰皿等、ウユニっぽいお土産がたくさん並んでいます。 -
町を出ると荒野が広がります。天気は良いし気持ちも高まる一方です。
約15分ほど走ると塩湖がちらりと姿を見せ始めます。
クルマには若い方が多いので盛り上がり方がスゴイ!つられて僕もかなりのハイテンション! -
そして車は湖岸に到着。
空と水の状態は良さそうです。
ウユニ塩湖のすばらしい眺めを見るためにはいくつかの条件があるんです。
それは雨が多すぎるとクルマが入れなくなり、少なければ鏡張りにはならない、更に天気が良くないと青い空が湖面に映らずイマイチ。
それら全てをかなえるには運も必要とされるのです。 -
湖岸からすぐのところでいったん停車。
ココだけでも感動もののすばらしい眺めです。
そして更によい眺めのポイントを目指し移動です。
10cmほど貯まった水の上をクルマはすべる様に進んでいきます。 -
キタ━━━━\(゚∀゚)/━━━━ !!!!!
-
見渡す限りこの眺め。
歩いても歩いても延々と続く絶景。
何もないのにいつまでも眺めていられる。
言葉ではなんと言えばいいのだろうか。 -
足もとは少し水がはっている状態。
予想外だったのは日射しの強さ。上からはもちろん鏡となった水面からも強烈な照り返し。
日焼け止めは塗っていたけど、それでは防ぎきれず火傷みたいになっちゃいました。 -
シャッターを何度押した事だろうか。
天地の境目がわからない不思議な景色。流れていく雲により刻々と変わる眺め。
ついには写真に収める事を諦め立ち尽くす事しばし。 -
ドライバーは更なる絶景ポイントを探しクルマを走らせます。
屋根に乗って走るとこれが又最高! -
午後になり塩のホテル「プラヤ・ブランカ」に到着。
このホテル、電気・ガス・水道がありません。
だから欧米人や女性には敬遠されるようです。
この日の宿泊客約20名くらいですが、1名を除き日本人ばかりでした。
同じツアーの若い女性陣は少し高級な湖岸のホテルへ去っていきます。 -
ホテル前にあるモニュメント。
世界各国の国旗がたなびいています。
ここを訪れたツーリストは皆自国の国旗前で記念撮影。
「プラヤ・ブランカ」はツアーの休憩場所・食事場所としての役割も担っているため、多くの人が集まってくるんです。 -
塩湖の中にある「プラヤ・ブランカ」。
不便な環境の見返りに得られる物、それは夕日と満天の星空、そして朝日です。
雲が多くなり心配だったのですが、雲の切れ間から見える太陽はとても感動的でした。 -
夕日を見るために各々外に出ていた日本人同士、気がつけば大人数が集まりやはり意味なくJUMP!!
-
日が沈んでもしばらくは辺りを見渡せるほどの明るさが続きます。
夜になり天気が良ければ、湖面に映った星空と実際の夜空の境界線が無くなり、まるで宇宙の真っ只中にいる様な幻想的な光景が見られるはず。
天に祈り満天の星空を待ちます。 -
プラヤ・ブランカは塩のブロックを重ねて造られています。
壁や仕切りはもちろんの事、テーブルやイス、ベッドにいたるまで塩でできているのです。
そして中央には塩の像が何点か展示されてます。 -
部屋は3ベッドを詰め込んだ決して広くはない造りです。
僕は学生さん二人組と同部屋。
長いバス旅と昼間からはしゃいだせいなのか、少し休憩のつもりが寝てしまいました。
目を覚ますと夜食の時間。
大きな塩のテーブルで皆一緒にいただきます。この日はパスタとスープ。まぁ美味しくはありませんね。 -
この日の夜は、残念ながら雨。
一晩中降り続きました。
星空はお預けですが、これは又ココに来いという事なんでしょう。
朝、外に出るとまだ少しだけ雨が降っていました。 -
簡単な朝食を済ませ外に出ました。朝から少し雲の多いこの日。
雨は止んでいたので昼の迎えが来るまでウユニの絶景を堪能しなくては。
歩き続けてしばらくすると、雲はなくなり青い空が出てきました。 -
今日も鏡張り日和です!
夜空は見られませんでしたが、この眺めの中に自分がいる事で充分満足。
やっぱウユニすげ〜!! -
絶景!
-
通称塩のホテル「プラヤ・ブランカ」
お昼にはここから去らなければいけないんです。不便だったけど、色んな人と知り合いになれたし、泊まって良かった。 -
ウユニの町に帰ってきました。
今日はここで一泊。明日は飛行機で一気にラパスまでひとっ飛びです。
さすがに歳をとると10数時間掛けての夜行バスはきついのです。
因みに飛行機だと1時間。$100以上しますけどね。 -
早朝Linea Aerea Amazonas(アマソナス航空)オフィス前に集合です。
フライトは9時45分、8時過ぎにオフィス前からシャトルバスで空港に向かいます。
しかし、当たり前の様に遅延、9時にもう一度集まれとの事、近くのレストレンで朝食をゆっくりとりました。 -
空港までは15分ほど。
ターミナルとは言えない様な小さな建物の前にバスは横付けされます。
飛行場にしては静か〜な場所です。
飛行機も全く見あたりません。 -
ターミナルで暇をもてあましていると、遠くからプロペラの音。
90分遅れての到着です。ラパスから来た乗客を降ろし、我々がすぐに乗り込みます。
10数人も乗ればいっぱいになるほどの小さな機材です。 -
離陸をしてすぐになにやらパイロットの動きに異変が!
お互い顔を見合わせて首をかしげたり、マニュアルを取り出してスゴイ勢いでページをめくったりとなんやら不穏な空気。
30分ほどマニュアル見たり無線でやりとりしたりと超不安にしてくれた所で飛行機急降下!
イヤァ〜!墜落か!と思い手に汗握り、あらゆる神や仏に祈っていたら目の前には滑走路が見えてきました。ホェ〜。
たった1時間のフライトがこんなに長く感じるなんて。
でも無事ついて良かった。
写真はマニュアルを見まくる副操縦士です。 -
恐怖のフライトを終え、空港からはタクシーでラパスの町へ戻ります。
ラパスの中心街はすり鉢状の地形なので、空港のあるエルアルトの町からラパスに入るにはその全体を見下ろしながら下っていきます。
この眺めは昼も夜もなかなか見応えがあるんです!
旅のメインイベントを無事終え、少々感傷的な気分で「一番ホテル」にもどってきました。
つづく
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