安達太良高原でイギリスの香りを嗅ぐ

2012/06/21 - 2012/06/21

事の発端はイギリス人からのメールだった。
Why don't you get a real Triumph insted of a copy ?
（なぜキミはコピーじゃなく本物のトライアンフを手に入れないのかね？）



W650はW1の流れをくむバイクだと日本人は信じているが、英国人は Triumph の模倣だと強く思い込んでいるようである。もっとも、W1は独創的なデザインだったのかという疑念は話を複雑にしてしまうので、今回はそっとしておこう。
さて、オリジナルかコピーかという命題に対しては、実は解は存在しないということをダイナミックに言いきってしまいたい。
そもそも主観的な議論は平行線をたどるだけなので、不毛な論争は無意味である。



森の中を疾走する２台のW650は妖精のようだった。
ヒラリヒラリとカーブをかわし、新緑の柔らかい光の先にレストランを発見した時は、ここはヨーロッパじゃないのかと一瞬わが目を疑った。
そんな気分にさせてくれるW650からは、やっぱりTriumphのDNAがにじみ出ている。

エリア 岳温泉(福島)

• 同行者: 友人
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 団体旅行