2012/08/18 - 2012/08/19
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Mr.Joeさん
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夏休み、夫婦でミュンヘンからウィーンまでドライブをしてきた。
ニュージーランドやハワ イで運転したことはあるけど、ヨーロッパは初めて。
iPadのナビゲーションで、快適(?)に、夏のヨーロッパを楽しむことができた。
今回(1/6)は、出発から2日目まで。ミュンへンでレンタカーを借りて、教会や街を巡り、ノイシュバンシュタイン城の麓・ホーエンシュバンガウへ向かう。
【行程/7泊9日】8月18日(土)〜26日(日)
1日目 成田⇒⇒ミュンヘン
2日目 ミュンヘン(レンタカー貸出)→エッタール修道院→オーバーアマガウ→ヴィース教会→ホーエンシュバンガウ
3日目 ノイシュバンシュタイン城・ホーエンシュバンガウ城見学→リンダーホフ城→フュッセン
4日目 ホーエンシュバンガウ→ザルツブルグ
5日目 ザルツブルグ→サンクトギルゲン→サンクトヴォルフガンク→ハルシュタット
6日目 ハルシュタット→メルク→デュルンシュタイン→ウィーン(レンタカー返却)
7日目 ウィーン市内散策
8日目 ウィーン⇒⇒ミュンヘン⇒⇒
9日目 ⇒⇒成田
<表紙写真はエッタール修道院>
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
出発前夜[8月17日(金)]
自宅を夜8時に出発し、成田ビューホテルに前泊する予定。
ところが荷造りも終わったところで、妻が「あっ!」と叫んだ。
2つのうち1つのスーツケースをよく見ると、蝶番が壊れている。
このまま出かけようか迷ったが、急遽新しいものを買いに行くことに。
近所のスーパー3件を回って購入したスーツケースがこれ。
ショッキングピンク!!目立つから、いいかな。
荷物を詰め替え、ドタバタしながら8時半頃自宅を出発した。
東名高速の大和トンネル付近の渋滞にはまりながら、10時半ごろホテルに到着した。 -
1日目[8月18日(土)]
自家用車はホテルに預け、9時10分のシャトルバスで空港へ。
今回のフライトは、12時40分発LH715便ミュンヘン行き。ANAのマイレージで特典航空券を取得した。もちろんエコノミー。
この便は、A340を使用している。座席配置は、2-4-2。エコノミーしか乗れない夫婦にとって、窓側2列の飛行機は貴重な存在。もちろん、窓側の2席を確保した。 -
房総半島と三浦半島???
フィンランド上空で撮影した写真だけど、よく似ている。 -
ドイツの街が見えてきた。
それにしても、平坦な地形だ。 -
ミュンヘン空港に着陸。
成田をほぼ定刻に出発したLH715便は、定刻より早い17時30分頃ににミュンヘン空港に到着した。 -
レンタカーは、ドイツの道路事情を確認してから運転したいので、空港ではなく中央駅で借りることにした。翌日は日曜日なので、中央駅周辺の道路は空いているだろうという計算。ドイツの高速道路や運転マナーを観察するために、ルフトハンザバスでミュンヘン中央駅へ。
-
空港を出て、アウトバーンへ。
100km/hで走るバスを、ベンツ、BMW、アウデイそしてポルシェが、もの凄いスピードで追い抜いていく。こんな道、運転できるのだろうか?不安がよぎる。
バスは、街中に入ると、クラクションを鳴らし、かなり乱暴な運転をする。ドイツの運転マナーは良いと聞いていたのに…。 -
車内でiPhoneを使って、明日から使うナビゲーションアプリの確認をする。かなり正確でひと安心。
空港を18時過ぎに出発したバスは、19時ちょっと前に中央駅に到着した。 -
ミュンヘンのホテルは、中央駅北口徒歩3分のKing's Hotel Center。ここに決めたのは、AVISの駐車場の隣だから。前面道路の交通状況を確認できる。バスタブはなかったが、ヨーロッパらしいデコレーションで快適なホテルだった。
-
19時半、ホテルを出て市内散策へ。
途中、交差点で立ち止まり、信号の点灯順序、車が右左折する様子を観察。
歩行者信号が青になっても渡らず、ジッ〜と交差点を見ている夫婦の姿は、滑稽だったろう。
カールス門にやって来た。 -
広場で果物の屋台を発見。
これって、桃?!
饅頭をつぶしたような、変な形をしている。 -
カールス門をくぐり、歩行者専用のノイハウザー通り、カウフィンガー通りをのんびり歩く。
-
新市庁舎に20時ころ到着した。仕掛け時計が動くか、しばらく待っていたが、さすがにこの時間は動かなかった。
-
新市庁舎の威風堂々とした外観を見て、ホフブロイハウスへ。
-
ミュンヘンと言えばビール。ビールと言えばホフブロイハウス。ということで、建物内部へ。
20時過ぎ、ホフブロイハウスは、人人人…で一杯。話し声と音楽でうるさいこと。
やっと空席を見つけ着席した。 -
私はオリジナルのビール、妻はビールをレモネードで割ったRadlerを注文。
Radlerはちょと甘くて、ベルギーで飲んだチェリービールみたいで、妻のお気に入りになった。
両方とも1リットルサイズで、お酒に弱い夫婦は半分飲むのがやっとだった。 -
料理は、ミュンヘン名物の白ソーセージとチキンサラダを注文。
白ソーセージは皮をむいて食べる。
「魚肉ソーセージみたい」というのが、二人の感想。
帰りは、近くの停留所から19番のトラムに乗って、ホテルへ帰った。 -
2日目[8月19日(日)]
今日はレンタカーでノイシュバンシュタイン城の麓のホーエンシュバンガウまでドライブする。
7時、ホテルで朝食。
朝食後、妻をホテルに残して、ドライブコースを視察。ドイツの信号は、赤→黄→緑→黄→赤と点灯する。左折信号は、最初に直進と同時に点灯し、途中で赤になる信号と、日本と同じ様に直進信号が赤になったあと点灯する信号と2種類あることを確認した。
日曜日の早朝なので、車はあまり走っていない。これなら大丈夫。 -
8時半、中央駅の2階にあるAVIS営業所へ。ところが、AVISの受付だけ3組が並んでいる。30〜40分待たされただろうか。
予約シートを渡して、15位で手続きが完了。任意保険に加入し、ガソリンを空で返却する手続きをした。
鍵をもらい駐車場へ。事前に調べておいたマルス通りの駐車場だ。ホテルのすぐ隣だ。
駐車場でベンツAクラスのオートマ車に対面。以前、日本で乗っていた車なので、少し安心。
ダッシュボードにiPadを装着して、最初の目的地エッタール修道院をお気に入りの中から探して、ルートセット。ホテルから荷物を積み込んで出発。 -
今回利用するナビアプリはSygic Eupope。iPadとiPhoneの両方にダウンロードした。
日本で、目的地はお気に入りに登録し、ルートもセーブしておいた。英語の音声案内だけど、何度もシュミレーションしたので、大丈夫。
オフラインで使えるので、電波状況や通信料の心配なし。車線表示、制限速度やスピードカメラの警告が出て、なかなか使い勝手が良い。
特に、ドイツ・オーストリアの道路は、制限速度が頻繁に変わる。一般道路は制限時速100km/hだが、街中は50kmや30km/hに数百メートルの距離で変化する。このアプリは、常に制限速度が表示され、速度オーバーすると警告音が出る。速度制限の厳しいヨーロッパでは大変重宝なナビアプリだ。
しかも、通常のアプリのように地図情報が自動更新される。 -
ミュンヘンからエッタール修道院までは、85km、約1時間。(GoogleMap調べ)
予定より1時間遅れの、10時30分に出発した。
駐車場を出て、2つ目の信号左折、中央駅を陸橋で超えて最初の信号を右折、しばらく路面電車と並走し、陸橋を左折して国道2号線へ入る。この道が工事中で大渋滞。アウトバーンA95号線へ入るのに、30分近くかかってしまった。 -
A95号線は、交通量が多く、2車線の区間が多い。
制限速度が80kmから100kmへ、そして無制限へ。
後方を確認して、左車線へ出て、隣の妻の顔色を見ながら、アクセルを踏み込む。メーターが、120、130、140、150と上がる。後方からもの凄いスピードで車が迫ってくるので、走行車線へ戻る。180km/hが目標だったが断念した。
そのあとは120〜130km/hのスピードでおとなしくアウトバーンを走った。 -
アウトバーンの出口渋滞を抜け、制限速度100km/hの一般道へ。
対向車と自分の左側ですれ違う。しかも100km/h近いスピードで。
左側ですれ違うことは、日本ではないので、怖い。
左が怖いので、どうしても右に寄ってしまう。
この左右の感覚は最後まで慣れることがなかった。 -
アウトバーンの出口でも渋滞に巻き込まれてしまい、当初の予定より1時間半遅れの12時ちょっと前に、エッタール修道院に到着した。門をくぐると、12時の鐘が響き渡って、とても良い雰囲気。
この修道院は、ガイドブックにはあまり載っていないが、想像以上に規模が大きく、その姿に圧倒されてしまう。
神聖ローマ皇帝ルートウィヒ4世(バイエルン国王)が、1330年に建造したそうだ。 -
内部はロココ調の丸天井にたくさんの彫刻。明るい。
荘厳で重々しいけど、内部は明るくて、爽やかだ。
しばし、ベンチに腰掛け、雰囲気にひたった。 -
オーバアマガウへは、5km,5分。(GoogleMap調べ)
当初の予定ではリンダーホフ城に行く予定であったが、翌日行くことにし、オーバーアマガウへ向かう。
今回のドライブ旅行の距離と所要時間は、GoogleMapで調べ、行程を作成した。しかし、少しタイトなスケジュールになってしまったようだ。
エッタールを12時45分に出発し、オーバアマガウへは13時頃到着した。 -
この村は、10年に1度開催されるキリスト受難劇で有名。
家々のメルヘンチックなフレスコ画がかわいらしい。 -
ランチは.通りがかりの「Hotel Bold」で。
出窓や庭に花々が咲き乱れていて、とてもきれい。 -
眺めの良い日陰のテラス席に座った。
外の温度は30度以上。日差しが強く、ピリピリと肌を刺すよう。こんな天気がこの旅行中続いた。
でも、日陰に入るとさわやかな風に包まれる。 -
私が注文したのは、ミックスグリル。山盛りのポテトがついてボリュームたっぷり。
妻はサラダプレート。大きなボウルに生野菜と焼いた牛肉が沢山入って、さらにガーリックトースト付き。
昼からこんなに食べられないと思ったが、おいしくて、ポテト以外完食してしまった。
<写真>サラダプレート -
ヴィース巡礼教会へ、36km,30分。(GoogleMap調べ)
オーバーアマガウを14時頃、出発。見晴らしの良い草原地帯を快調に走る。 -
バイエルンアルプスの麓、牧歌的な風景の中を走っていると、突然世界遺産の教会が姿を現す。その姿は、かわいらしい。
-
14時40分頃、ヴィース巡礼教会に到着した。
祭壇の「鞭打たれるキリスト像」は有名。
このキリスト像が涙を流し始めたとの話が、「ヴィースの涙の奇跡」として広まり、巡礼者が集まるようになったらしい。 -
内部は、やはりロココ調。白い丸天井や白い壁に、青色を多用したフレスコ画。エッタールも見事であったが、ここもすばらしい。
-
ノイシュバンシュタイン城の麓の村、ホーエンシュバンガウまでは、22km,35分。(GoogleMap調べ)
しばらく走ると聖コロマン教会が、左の山の中腹に小さくノイシュバンシュタイン城が見えてきた。 -
シュロスホテルリスル(Schlosshotel Lisl)の駐車場に16時頃に到着した。
チェックインするとアップグレード、別館のイェーガーハウスを案内された。
写真右の建物の最上階の角部屋。屋根裏部屋のような部屋だった。
このホテルに2泊する。 -
別館イェーガーハウスは内装も豪華だし、ホテルリスルより宿泊料金も高い。
唯一の難点は、エレベーターがなく、この階段を使って、重い荷物を4階から6階まで持って上らなければならないこと。 -
部屋は広く、ゆったりしている。
ベッドの上の東側の窓からは、ノイシュバンシュタイン城が…。 -
遠く、山の中腹にノイシュバンシュタイン城が見える。
ただ、修復中のため仮囲いに覆われてしまっている。
楽しみにしていたライトアップもなかった。
本当に、がっかり!! -
ソファのスペース。
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バスルームには、大きなバスタブとセパレートされたシャワーブース。
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ソファの上の窓とバスルームからは、ホーエンシュバンガウ城が間近に眺められる。
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バスタブに浸かりながら、ライトアップされたホーエンシュバンガウ城を眺める。
なんて贅沢なんだろう!! -
ホーエンシュバンガウの街をブ〜ラ、ブラ。
ここは博物館。 -
ここのカフェはオシャレ。
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夕景のアルプ湖。
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この塔は、なんだろう??
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夕食は、ホテルミューラーのカフェで軽く。
右はピルス、左はキング・ルードヴィヒ・デュンケル。 -
食事は、一人前のトマトスパゲティを二人で分け合った。
この日は、ホテルへ帰って就寝。
☆ミュンヘンからウィーンへ≪熟年夫婦のドライブ旅行記≫ 2/6へ続く
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